↓御近所の夕べである。日中に雪や氷が殆ど融けた。ほんの少しだけ、しつこく残っている箇所も見受けられるが、然程気にはならない。
↑積雪が見受けられるようになった以前の時季の様子と、余り大きな差異は無い状況になったかもしれない。それでも、歩く場合には不意に氷が現れることに注意はすべきかもしれない。
↓馴染んだ御店に立寄った。
↓着席してハイボールを頂きながら寛ぎ始める。
↓シーザーサラダを頂く。
↓「アレとアレ」という調子で大変に気に入っている組合せを御願いする。
↓多目なイカの塩辛を摘む。
↓タコめしは外せない。
↓左の鳥串、右の豚串と交互に愉しんだ。
この日は、飲みながら何となく御店のテレビで流れていたコンテンツに見入ってしまい、少しゆっくりとしていた。
コンテンツというのは、長崎県の端島という島、所謂「軍艦島」を訪ねるという内容だ。「軍艦島」という通称が知られる端島は、小さな島をコンクリートで固めた場所に高層住宅を建てて多くの人達が住み、炭鉱の活動が続けられていた場所だ。採炭量が細ってしまい、炭鉱を閉じたことから住民達は他所へ移ってしまった。50年程以前のことであるという。
その島を地元で管理している関係者、嘗て住んでいたガイド、そしてレポーター達が、不特定多数の旅行者を入れないようにしている箇所を含めて歩き廻り、往年の様子を偲んで映像を撮るという様子だった。個人的には、この「軍艦島」こと端島での或る出来事を振り返るというような小説を興味深く読んだこともあったので、様子が凄く観たかった。傷んでしまう旧い建物等は敢えて修繕はしないということで、かなり壊れて、住民が在って炭鉱の活動が行われていた頃には見受けられなかった「雑草で覆われた場所」も現れている様子だった。嘗て、多くの人達が行き交った往来であった箇所も、瓦礫が多く散って、高い箇所のモノが落下する危惧が在るとして歩くということにならない場合も在った。
↓テレビを少し真面目に視ていたが、薬味と調味料を兼用にしたような、行者ニンニクの醤油漬を載せた冷奴も頂いた。これが好い。
夕べの一時を随意に過ごすことが叶うような、馴染んだ御近所の御店というような場所は有難い。
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