
↑デザインそのものは民芸品の「てまり」である。
江戸時代中期に武家の女性等が制作するようになった民芸品が手毬であるという。木綿糸等が従前に比して容易に入手可能となったが故に、江戸時代中期以降に盛んになったと考えられるようだ。
「松本てまり」と親しまれているというが、幸福を招く縁起の良い飾り物として愛用され、円満な家庭を築くための「幸福のシンボル」として花嫁が持参したということも在ったのだという。
デザインそのものが美しいマンホールの蓋である。が、これが「人々の幸福を願うモノが幸福を支えるインフラの大切な部品に」という感じなので、非常に興味深い。
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