
↑左が大阪梅田駅で乗車の列車である。右は尼崎駅で待機中であった各駅停車だ。急行から下車して、急行が停車しない駅を目指す場合に利用出来るようになっている。私鉄では頻繁に見掛ける運行体制だと思う。
↓大阪梅田駅で乗車の列車は西宮駅を目指して発車した。

↑ゆっくりとホームを歩きながら列車を見送った。
↓遠ざかる列車は阪神の1000系電車だ。阪神なんば線が開通するような頃に初登場した型だが、美しい車輛だと思う。

↓そして各駅停車が残った。5700系電車だが2015年に初登場している。写真の「5725」の車番が見える編成は順次増備されて来た車輛で、2023年に登場という新しいモノだという。

↑この型は「ジェットシルバー5700」というニックネームも在るらしい。ステンレスの銀色に見える車体の車輛だ。
阪神は加減速性能に優れた車輛の導入に力を入れている。普通列車の停車駅が多く、駅間が短めであることから、後続する優等列車に追い付かれ難いように加速、減速の性能が求められるということになる。そうして登場した車輛が「ジェットカー」という愛称で呼ばれている。「従来の車輛をプロペラ機に例えるなら、この車輛はジェット機に匹敵する程の加速、減速の良さである」という比喩で登場した愛称なのだそうだ。「ジェットシルバー5700」は、その系譜であるという意味が込められているようだ。
「“棲む”かのような気分で滞在」と尼崎の宿に連泊して長閑に過ごしていた中、阪神の列車に色々と親しんだ。更に親しむ機会を設けたいと思いながら、色々と振り返っている。
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