
↓1913(大正2)年、北九州の門司に完成したビール工場で製造されたビールの商標が<サクラビール>であったという。

工場を建てた会社の創立が操業開始の前年となる1912(明治45/大正元)年で、1943(昭和18)年に大日本麦酒株式会社に合併となった。<サクラビール>は31年間の歴史を刻んだことになる。
北九州の門司の工場は稼働し続けた。戦後はサッポロビールの工場となり、2000(平成12)年迄稼働していたのだという。それを踏まえて、サッポロビールでこの<サクラビール>を、過去の銘品を現代風のアレンジにして製造しているという訳である。
モノは程好くほろ苦いラガービールという体裁だ。意外に好い感じだと思う。味も好いのだが、缶のデザインが気に入った。そういう訳で写真に収めた。
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