
↓通常の酒銘のラベルを強い光で透過したかのような「裏」というラベルのデザインが面白い。

↑出荷時期、数量を限っている「裏八仙」と呼び習わされているモノである。
中国で「酔八仙」という故事が伝わっているのだそうだ。「酒仙」が酒を愉しんだと伝えられるように、各々の境地で愉しむというイメージで<陸奥八仙>という銘が登場したそうだ。
↓大阪錫器のタンブラーに注いだ。

↑純米大吟醸で豊かな香りが漂う。
聞けば「華吹雪」という酒蔵好適米が在って、これを「山田錦」と掛け合わせ、「華想い」という酒蔵好適米が登場したのだそうだ。その青森県で高い評価を得ている材料を使った純米大吟醸である。若干の酸味で、所謂「旨辛」という雰囲気が在るのだが、他方で芳醇な感じの酒だと思った。材料由来の旨味が拡がるような感じだ。
↓少し愉しい時間をこの銘酒と共に過ごした。

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この記事へのコメント
6x6
裏八仙、いかれたのですね!
言われたように若干、酸味が強かったような気がします。試飲の際は、もう少しまろやかだったような・・・。
でも旨い酒であることは間違いなく、ラベルを眺めながら呑むと気分も高まりますよね。なんだかんだ言って、僕はすぐ飲んじゃいました。
Charlie
>6x6さん
こんにちは!コメント有難うございます。
実はそちらのブログで拝見して興味を覚え、この陸奥八仙と陸奥男山の「裏」を入手し、休業日にゆっくりと愉しんでいました。
<裏八仙>は青森県の新しい酒造好適米を使って、材料の佳さによる旨さを追い、そういう中で些かの酸味も生じたという感じなのだと思います。自身は些かの酸味を好いと思いました。
結局「四合瓶」ですが、直ぐに空いてしまいました。今度は「一升」と思わないでもないですが、そうすると「より多く呑むだけ」で、直ぐ空いてしまうことに大差は無いとも思います。
東北地方も佳い清酒が方々に在りますね。また、好いモノに出会ったら、こういうような様子で御紹介したいと思います。