旭川駅を発つ…(2025.05.13)

稚内へ引揚げる場合、旭川駅で朝の列車に乗る場合が多いと思う。が、今般は昼の列車に乗ることにした。午前中を旭川で過ごした。美術館を訪ねて展覧会を鑑賞というような場面も在って、好い感じに午前中を過ごすことが叶った。ハンバーガーの昼食も愉しんだ。

そして旭川駅へやって来た。

↓用意の切符を取り出して改札口へ歩を進める。
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↓稚内駅へ向かう列車の案内も出ている。
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↓美術館や劇場のような場所を想わせる通路の感じが凄く気に入っている。
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↓各乗場への通路の在る階層へエスカレータで上る。
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↓今般は3番乗場を利用するので左へ進む。
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↓エスカレータで乗場へ上る。
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↓このエスカレータの辺りが美しいと思う。
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↓家具製造というような木工が盛んな街でもある旭川ということで、駅の通路のような場所に木材が色々と使われている。
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↑美しい空間が創られていると思う。

↓乗車位置の案内が掲出されている。
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↓列車は既に待機中だった。列車の後尾側だ。
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↓こちらが列車の先頭側である。
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↓今般は3号車の指定席を取った。
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↓荷物と上着と帽子は棚に上げた。
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↓飲物を引張り出し、席でゆったりと寛ぐ。
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↓札幌からの列車が着いて乗り継ぐ人達が乗り込むというような動きも在ったが、別な飲物も出した。
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「間も無く発車します。閉まる扉に御注意下さい」という案内が流れて、列車は動き始めた。旭川駅から稚内駅を目指す列車に乗ると、気持ちが弾むと同時に、やや大きな安堵感も覚える。黙って乗っていれば、車内で如何して居ようとも稚内迄連れて行ってくれる訳だ。実際、居眠りに陥ることも多々在るが。

「旭川での休日」というような様子で過ごした好い時間の記憶を胸に、悠然と稚内へ引揚げたのだった。

宵に見上げた…(2025.05.11)

旭川の街で夕食を愉しみ、ゆったりと歩いて宿へ引揚げた。

↓何気なく歩を停めて見上げた。既に眼に馴染んだ眺めに安堵感のようなモノを覚える。
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所用で出た際に列車が運休で代行バスを利用した経過が在ったことから、列車に何となく乗りたかった。それだけのことで、出来てしまった時間を利用して列車で旭川に入った。北鎮記念館の資料展示を見学し、地元に所縁が深いスタルヒン投手の像を観て、北海道護国神社に参拝し、<喫茶シンカイ>という御店で珈琲とウイスキーを頂いて寛ぎ、そして宿に入り、やがて夕食である。「多少勝手知った(つもりになっている)他所」というように呼んでいる旭川で、「予定らしい予定のない休日を過ごす住民」という雰囲気で過ごしていたかもしれない。

思い付きでこういうようなことをするのも悪くないかもしれない。そんなことを想いながら、見上げた側へゆっくりと歩を進めた。

ホッキョクグマ…:旭川・旭山動物園(2025.05.12)

↓見事に御休み中で、動き回っている様子は観られなかった。
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2023年11月2020年1月と過去にホッキョクグマが動き回っている様子は観ていた。ここまで見事に御休み中というのも、これはこれで貴重かもしれない。

↓方々で見受けられる熊の大きさを紹介しているパネルが在る。ホッキョクグマは大きいが、エゾヒグマもなかなかに大きいと判る。
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↑こういうような形で知識を伝えているのも好いと思う。

動物園を訪ねると、人気の在る動物がじっと休んでいるというのも多い。他方で、色々と豊かな表情が観られる場合も少なくない。何れも訪ねたその時々の出会いというものだ。

今般、来訪者が多い最盛期でもなく、平日ということで、更に好天でも在って、旭山動物園の園内でゆったりと過ごすことが叶った。好い時間の過ごし方が出来たと思う。

アムールヒョウ…:旭川・旭山動物園(2025.05.12)

↓格子状の柵の直ぐ傍に在る動物が眼に留まると驚く。
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↑美しい毛皮に身体が包まれたアムールヒョウが眠っていた。

↓来園者が多く通り過ぎて静かというのでもないと思うが、見事に眠っていた。
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アムールヒョウというのも希少な種類の動物となっているようだ。動物園のような場所で育てるというようなことが大切になっている訳だ。

それにしても表の毛皮は美しいと思った。

キリン…:旭川・旭山動物園(2025.05.12)

↓近い辺りで観ると意外に迫力が在る。
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↑少し背が高い木の葉等を食むというキリンだ。高めな位置に餌を置く。それをキリンが食む様子が観易いようになっている。

↓餌の辺りから少し離れて歩くと、独特な体形の姿が見える。
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↑動物の分類という見地では、キリンは牛に近いらしい。ずんぐりした牛とは全然似ていない姿のキリンだが、草や葉を食むということで、身体の構造等は似ているということになるのかもしれない。

↓動物に纏わる知識等を解説するパネルが展示されている場所が在った。キリンの長い首だが、中の骨は人間と同じように7個の骨で構成されているそうだ。
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知られているようで、詳しいことを知るでもない動物が展示されている動物園というのは面白い。

永山武四郎胸像…:<北鎮記念館>(2025.05.11)

↓旭川に司令部が設置された第七師団の設立に関わって、初代の師団長となった永山武四郎(1837-1904)の胸像だ。
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↓軍服着用である。常磐公園の入口に在る平服姿の像とは雰囲気がかなり異なる。
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北海道で長く色々と活動したという永山武四郎は広く顕彰されていて、方々に色々なモノが見受けられる。この<北鎮記念館>は第七師団の経過等を伝える資料館で、初代の師団長である永山武四郎に纏わるモノも取り上げられているということなのであろう。

軍票…:<北鎮記念館>(2025.05.11)

↓やや変わったモノかもしれない。少し眺め入っていた。
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↑1900年代から1940年代迄、日本の軍隊が方々で用いた「軍票」を集めたモノである。

軍隊が動けば、様々なモノが必要になる。纏まった人数が動き回るので当然のことだ。

そういう必要なモノを、動いている現地で得ようとする。強引に徴発ということにもなり難いと、債権と債務が在ることを示す「紙幣のようなモノ」を用いるということになった。それが「軍票」である。

見た感じが往年の紙幣によく似ている。そういうモノの他方、国外で用いているので現地の通貨を単位とした金額等が刷り込まれているモノも見受けられる。

戦争というのは、莫大な資金が費やされる。費やす資金の末端部分がこういう「軍票」のようなモノということになるかもしれない。モノを得ようと、軍隊がこれを使えばそれは債務で、受け取った側は債権を持ち訳だ。が、その債権が巧く回収出来ないという場合も生じてしまうかもしれない。そうなれば徴発と差は無いことになってしまうが。

何か複雑な想いでこの展示を観た。

拳銃…:<北鎮記念館>(2025.05.11)

↓資料展示のような場でもなければ、拳銃を眺めるという機会は無いと思う。一寸、見入ってしまった。
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↑何れも旧軍で多用されていた型だ。左のブローニング銃は、広く用いられていたベルギーの自動拳銃だ。中央の「94式」は1930(昭和5)年に開発、採用された自動拳銃だ。右の「14年式」は1925(大正14)年に開発、採用された自動拳銃だ。

この種の余り見ないモノを眺めるのも興味深い。

スキー…:<北鎮記念館>(2025.05.11)

積雪地域では、或る程度スキーが盛んであると思うが、旧軍がオーストリアの将校を招聘して日本の将兵がスキーの指導を受けたという経過等を経て普及して行ったというようである。

テオドール・エードラー・フォン・レルヒ(1869-1945)というオーストリアの将校は1910年に来日した。1913年迄滞在している。スキーを伝えた際の階級に因んで、日本では「レルヒ少佐」と呼ばれる。最初は新潟県で活動した。やがて北海道にも訪れている。その際には昇任していて、「レルヒ中佐」というように呼ばれる場合もある。帰国後も軍人であり、最終階級は少将であったそうだ。

↓スキーが展示されていた。
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↑左が「墺国式」と呼ばれるレルヒ少佐が伝えた形のスキーだ。(「オーストリア」を「墺太利」と漢字で書き、「墺国」と略する場合が在った。)中央は「露国式」、「樺太式」と呼ばれる、滑走面にアザラシの皮を貼ったモノだ。右は1980年代に陸上自衛隊で用いたモノであるという。

自身は高校生の頃に何回かやって以来、スキーは御無沙汰してしまっている。が、積雪地域では何となく身近なモノであるので、その発展の経過が判るような、こういう展示は面白い。

甲冑と火縄銃と…:<北鎮記念館>(2025.05.11)

各地から北海道に入った屯田兵の中には、嘗ては武士であった「士族」も少なくなかったようだ。

↓そういう人達の中に、こういうモノを大切にしていた人達が見受けられたようだ。
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↑武士の家で受け継がれた甲冑や火縄銃である。祖先から様々なモノを受け継ぎ、その矜持を胸に困難な開拓に取組もうと、こうしたモノを持ち込んで居宅で大事に保管していたという例が在ったようだ。

何か見入ってしまった展示であった。

屯田兵の軍服…:<北鎮記念館>(2025.05.11)

↓平素は開拓に従事し、軍隊の演習にも参加というようなことで、北海道を「拓きながら護る」ということになった「屯田兵」である。彼らに支給された軍服であるという。
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↑中央が軍隊としての任務に就く場合の標準的な制服だ。右は作業用の衣料だ。左は騎兵の服で乗馬用の制服となる。

原野や山林を拓いて畑等とする大変な作業に携わりながら、入植地に駐屯する歩兵隊としての役目も担う屯田兵というのも、なかなかに大変であったと想像するが、そういう人達が着ていたという衣類を興味深く拝見した。

陸上自衛隊員の礼装:<北鎮記念館>(2025.05.11)

↓旧軍の大礼服の展示の脇に在った。比較の意味で陸上自衛隊の制服を展示していた。
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↑これは「礼装」と呼ばれているモノで、改まった席で着用すべく規則も在るようだが、礼装が妥当とされる場面で指示を受けて着用という場合も在るようだ。

旧軍の華麗な大礼服に比べると、地味で実用的な感じだ。自衛隊に限らず、色々な機関の制服に通じるようなデザインだと思った。

こういうようなモノの展示も少し面白い。

大正期頃迄の陸軍の大礼服:<北鎮記念館>(2025.05.11)

↓「華麗な衣装…」と見入ってしまった。
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↑旧軍の軍服と聞けば、昭和期のカーキ色のモノを思い浮かべる。が、明治期、大正期には黒系または黒に見えるような濃紺のモノが使われていて、改まった儀式等の際に着用する大礼服は、なかなかに華麗な装いであったようだ。

↓士官は大礼服を持ち運ぶために、トランクを用意するという場合も在ったらしい。上着や飾りが着いた帽子、更に指揮刀―軍の将校が佩いている場合が在るサーベル―等を一揃えにしてトランクに入れたようだ。
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↓これは将官の大礼服であるようだが、一際華麗だ。
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この種のモノは、観る機会が在るようでいて、意外に機会が少ないようにも思う。興味深く拝見した。

建物…:<北鎮記念館>(2025.05.11)

各地に在る陸上自衛隊関係の機構や施設は様々な経過を経て現在に至っている。旭川にはその陸上自衛隊の駐屯地が在る。北海道内の広い範囲で活動する部隊を傘下に置く「第2師団」の司令部が旭川の駐屯地に設けられている。

この陸上自衛隊の旭川駐屯地であるが、嘗ての陸軍第七師団が使っていた辺りに立地している。そうした意味で、旧軍の歴史を伝えるような一面も在るかもしれない。

↓広い敷地の一部、国道に面した辺りにこういう看板が在る。
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北海道護国神社に近いバス停の直ぐ傍というような辺りである。バス停傍のコンビニ辺りで一息入れていれば天候が好転して来た。

↓看板に示されている<北鎮記念館>である。
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↑この建物は2007(平成19)年に新築されたものであるという。

旧軍の第七師団や屯田兵等の史料、または資料がやがて散逸してしまうという危惧が在るとして、1963(昭和38)年に当時の陸上自衛隊第2師団司令部庁舎の中に資料館を設けたという。これが<北鎮記念館>の起源になるようだ。

やがて1964(昭和39)年に遠軽に在った建物を移築して本格的に<北鎮記念館>とした。一部の増改築を行った経過も在ったが、建物そのものが老朽化したので、2007(平成19)年に現在の建物を新築した。現在の建物は「3代目」ということになる。

陸上自衛隊が管理運営する資料館ということになる<北鎮記念館>であるが、屯田兵や旧軍の第七師団に纏わる様々な事柄に纏わる資料の収集や展示が行われている。これらは旭川辺りの「地域の歴史」の大きな一部でも在る。加えて陸上自衛隊の経過や活動を紹介する場ともなっている。

↓<北鎮記念館>の前に、こういう記念写真の「顔出しパネル」というようなモノも置いて在る。
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↓陸軍少尉の大礼服―平時の制服、戦時や作業を行うような場面の戦闘服に対して、改まった儀式等の際に着用する大礼服というモノが在った―である。着用しているイメージでマネキンが飾られている。迎えてくれているかのようにマネキンが立っているが、ここから上に上がって展示を見学出来る。
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館内では写真撮影は構わないということになっている。気になったモノ、記憶に留めたいモノは写真でも撮っておくのも悪くない。

実は長く気になっていた資料館だったが、なかなか訪ねる機会が設けられずに居た。今般は訪ねることが叶って善かった。なかなかに豊富な展示であった。再訪すると、新たに何かに気付くかもしれないので、また機会を設けたいと、見学後数日で思うようになった。

車窓…:貨物列車積載仕様のコンテナ(2025.05.11)

↓貨物列車に積載する仕様のコンテナが多数積上げられているような様子は、個人的には少し注目してしまう。
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↑稚内では貨物列車が走っていない。貨物列車用のコンテナはトラックに積まれている様子を見掛ける場合も在るが、こういうように積み上げられている様子は見掛けない。そういう意味で何となく注視してしまうのだ。

↓貨物列車による様々なモノの輸送というのも、実は存外に大きな役割を果たしているのだと思う。粗末には出来ない筈だ。
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ここまで大規模に貨物列車用のコンテナが積上げられているのは、とりあえず旭川市内の施設ということになるので、この画の様子が車窓に見えると「旭川駅は近い」という程度に思う。

車窓では写真が撮り易いとも言い悪いが、時には撮ってみると好い感じの画になる場合も在る。

IMPORTANT NOTICE=重要なお知らせ…(2025.05.13)

↓旭川駅の「みどりの窓口」の辺りに据えられたモニターに案内の表示が在った。とりあえず英語だ。
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↓そして日本語である。
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札幌等から旭川へ交通系ICを利用して列車に乗車することは可能だ。が、旭川から列車が出ている各路線、美瑛や富良野、北見や網走、名寄や稚内という各方面では交通系ICは利用出来ない。

列車に乗る場合、「とりあえず切符を求めて改札を潜る」というのが普通であった時期が、鉄道の草創期から相当長く続いた筈である。それが何時の間にか「手持ちの交通系ICを使って改札を潜る」が一般化し、「予め切符を求める」というのが「何?それ?在り得ない…」になってしまっているようだ。

交通系ICを少し広い範囲で使える大都市圏等では、何も考えずに、異なる鉄道会社の列車を乗り継ぐ場合でさえも問題なく正しい運賃が引き落とされる形で列車を利用可能なので過ぎる程に便利だ。嘗て、随分と考えながら券売機で切符を求めていたような時代が在ったことが信じられない程だ。

そういう「便利!」の故に「逆に面倒??」も些か生じているのかもしれない。少し前まで、北海道のJR路線では岩見沢迄が交通系IC対応で、旭川は未対応だった。旭川駅で「交通系ICで下車出来ない。如何してくれる!?」と改札口の係員とゴチャゴチャ言い合っている乗客を存外な頻度で見掛けた。最近はそれが少なくなった。それでも旭川駅で交通系ICを使って改札口を潜り、美瑛や富良野へ移動しようとする例は意外に多いようだ。

この種の情報が掲出されている様を見掛けると、色々と考えてしまう。

「1031AK」…(2025.05.13)

↓朝に荷物を持って宿を出た後、昼の列車迄の時間に駅のロッカーを使った。
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↓何時も御世話になる駅のロッカーだ。敬意を表して鍵の写真を撮っておきたい。
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最近、場所によっては交通系ICを使う、暗証番号を使うというような、昔ながらの鍵を使う方式とは異なるロッカーも散見するようになっていると思う。そうした意味で、如何でも構わないようなロッカーの鍵の写真が多少貴重になる場合も生じるのかもしれない。そんな余計なことを考える。

<大阪タイガース>のキャップ…(2025.05.12)

旭川へ出た際にも、愛用のキャップを着用していた。

↓最近はコレが気に入っていて、何処へ行く場合にも多用している。
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↓正面の「□」のようでもあるマークは「Osaka」の「O」である。
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↓「阪神タイガース」が「大阪タイガース」を名乗っていた頃、「Osaka」の「O」のキャップを使っていた。
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↓このキャップは「大阪タイガース」の時代、1958年、1959年頃のモノをイメージしている。
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もう少しすると、この種のキャップを着用していると暑い場合も在るかもしれないが、未だそういうことでもない。そういうことで、何か非常に気に入ってしまっているキャップを多用している。

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居室等…:<東横イン旭川駅東口>(2025.05.11)

↓午前中に旭川に着いてから動き回り、宿に入ろうと旭川駅の辺りに戻り、ロッカーの荷物を出して歩を進めた。そして見上げた。
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↑既に「見慣れた様子」で、見ると安堵感のようなモノも覚える様子だ。

↓好天で陽射しがやや強めになった感で、木の影が少し面白かった。
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↓眼に馴染んだ感じの居室だ。勝手ながら、戯れに「別宅」と呼ぶ場合も在る程度に馴染んでいる。
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↓今般は2泊した。
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時には他所に出て宿で過ごすのも悪くない。

車中から旭橋を望む…(2025.05.11)

「旭川駅前バスタッチ」という場所でバスに乗車すると「護国神社前」という停留所に向かうことが出来る。停留所の名のとおり、北海道護国神社の辺りである。

その辺りへ向かうとすれは、旭橋を渡って大町という辺りに入って行くことになる。そんなことを考えながらバスに揺られていた。

↓運転士左側の席に座って居た。前方が見えて面白いのだが、旭橋が見えた。
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↑序に時々路上で見掛ける青い看板も見えているが「稚内 249km」に苦笑が漏れた。

↓もう少しでバスは旭橋の上に入る。
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↓バスは旭橋の上を走っている。
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↓こういうように大きな橋を渡っている様子を眺めて写真に撮るというような機会も然程多く在るのでもない。少し面白かった。
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十数分の路線バスでの移動というようなことなのだが、こういうような程度の「一寸面白い」というようなことが生じる場合も在る。

「陸上自衛隊」のTシャツ…(2025.05.11)

↓旭川の北鎮記念館の売店でTシャツを求めた。
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↑宿で早速に引張り出した。

↓左胸と左袖に「陸上自衛隊」とエンブレムのようなマークが入っている。
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↓そして背中にも大きなプリントが在る。「Profession for Peace」は「平和に向けた任務」という程の意味であろう。陸上自衛隊の役目を表現している訳だ。
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↑汗で濡れたような場合に乾き易い化繊のTシャツだ。

北鎮記念館は陸上自衛隊で管理運営している資料館で、陸上自衛隊関係のグッズが売店で売られている。そこでこの渋いTシャツを求めた。旭川では歩き廻って多少汗ばんだということも在り、着替えを全く持っていなかったというのでもないが、求めたTシャツを早速に着用していた。

「女ですもの ずっと綺麗にしていたい」…(2025.05.13)

↓平和通買物公園でこれに気付いた。
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↑やや高い位置の看板は、気付く時には直ぐ気付くが、看過してしまう場合も在るかもしれない。

↓衣類や小物等を扱うテナントが多く入った商業ビルで掲出している広告だ。
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↑「女ですもの」は「オジサンが」という男性向け商品に纏わる広告と対になっているのかもしれない。

こういうようなモノに眼を向けることもしながら街を歩き廻るのが好い。

旭山動物園へ向う…:旭川駅前バスタッチ #6(2025.05.12)

旭川駅の北口、東改札口の側から出た辺りにバス停が並んでいる。これを「旭川駅前バスタッチ」と呼ぶそうだ。停留所には番号が振られていて、行先毎に各々の番号の停留所を利用する。

↓6番停留所が旭山動物園へ向かうバスが出る停留所だ。待っているとバスが現れた。
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↑6番停留所は旭川駅の建物を出て直ぐ傍だ。

駅舎の前の「旭川駅前バスタッチ」の各停留所で利用する路線も多い他方、主に旭川市内の各所となるが、方々へ向かうバスの中には少し先の1条通等に在る停留所を利用することになる路線も在る。

↓旭川は「縦横にバス路線が巡っている」という感もする街だ。
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↑バス路線は運行系統番号で区別している。旭山動物園へ向うのは41系統だ。沿道の停留所で乗降可能なバスが主流で、運行本数がかなり少ないものの、旭山動物園と旭川駅との間で殆ど停車しない急行も見受けられる。因みに、今般は旭川駅・旭山動物園間でバスに乗車しているが、片道運賃は500円だった。旭川駅でバスに乗る際に整理券を取ると「0番」だった。

出先の街で、調べて路線バスを使うというのも好いかもしれない。そんなことを思った。

自販機…:旭川・旭山動物園(2025.05.12)

↓動物園内に飲料の自販機が据えられている。
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↑アムールトラの画が入っている。

↓こちらはゴマフアザラシとホッキョクグマだ。
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↓キングペンギンの画も在った。
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自販機は動物園の展示でも何でもないかもしれないが、展示されている動物の画を入れるようなことをしていたのは面白いと思った。園内で動き回ると、水分補給をしたい場合も発生する訳で、こうした飲料の自販機は有難い。

エゾヤマザクラ…:旭川・旭山動物園(2025.05.12)

動物園内に樹木が植えられている。或る種の緑地のように園内を整備している訳で、樹木が在ること自体は奇異でも不自然でもない。寧ろ普通だ。

そういうように動物園内に樹木が在っても、動物園内を動き回る場合に樹木を特段に気にする機会は稀だと思う。

↓が、こういうような様子であれば動物園内の樹木に眼が向く。
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↓エゾヤマザクラが何箇所かに植えられていて、花が好い感じになっている様子も見受けられた。
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↓暫し見入ってしまった。
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稚内を発つ辺りでは、エゾヤマザクラは咲き始めていたが、見頃な場所が多々在るという程でもなかった。そういう中、旭山動物園内で好い感じに咲いているエゾヤマザクラを観た。何か「動物園に花見に行った?」というような、少し不思議な感じもあるかもしれない。が、動物園の展示を愉しんだ傍ら、エゾヤマザクラを見掛けて嬉しかったというのが正直なところである。

こういうのも好い想い出になる。

カバ…:旭川・旭山動物園(2025.05.12)

↓水面上に耳、眼、鼻が直線で並ぶ感だ。水中に身体の殆どが在る中、少しだけ顔を出し、音を聞き、様子を観て、呼吸をするというようになっている。
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↓身体が大きいので深く設えられていると思われる屋内プールのような場所にカバは居た。
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↓基本的に水中に居て、時々顔を水上に出すというような動きのカバだ。
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↓何やら潜水艦のような感じの動物だと思いながら眺めていた。
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↑カバは水中に在ることが多く、夜等に水辺に上っているらしい。

↓階下に降りるとプールの深い辺りが覗くことが出来るようになっている。カバは水中で活発に動き回っていた。独特な身体の形も判る。
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↑カバは水辺の草等を食むようだ。魚等を食するというのではないそうだ。

こういうような、独特な暮し振りを観られるというのは非常に面白い。