雪の朝…:旭川(2024.12.07)

旭川で所用を足し、所用と無関係な時間も愉しく過ごすことが叶った。そこで満足して引揚げるということにもならない。更に別な所用で移動するという計画だ。

↓旭川で朝の戸外に出た。勝手に「別宅」と呼ぶ馴染んだ宿は駅から近いのだが、少し強めに降っていた雪で何やら歩く際に苦戦を強いられた。
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↑愛層の好いおっちゃんが居る場面が多く、何となく気に入っていて利用する機会が多いコンビニの向こうに、10階建て以上の建物が林立しているのだが、降る雪でその大きな姿が霞んでしまっている。

こういう様子を見ると、「これが地球の雪というモノだ!」とでも言い放ってみたい気分になる。往年のアニメの『ガンダム』で、地球の自然現象を知らない部下達が雷鳴に怯える時、広い見聞を有する老練なランバ・ラル隊長は「これが地球の雷というモノだ!」と豪放に言い放つ。そんな様子が頭を過る。

往年のアニメの件は如何でも構わないが、10階建て以上の建物が見え悪い程度に、少し派手に降る雪には慣れているつもりでも驚かされる。

夕べに見上げた…(2024.12.06)

早朝に稚内駅を発ち、列車で南下して旭川駅に至り、所用を無事に足し、昼食を愉しみ、一息入れてから街を彩るイルミネーションも愉しみ、やがて夕食も愉しみ、勝手に「別宅」と呼んでいる宿を仰ぎ見るような辺りに佇んだ。「実に充実しているではないか…」と、何程の製菓を上げているのでもないとも思われる中で勝手に強い満足感を得て、何かそういう感じに気分が包まれた中、凍った足元に意を配りながら歩いていた。

↓旭川駅の東側の建築群をぼんやりと見上げた。
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何かの折りに初めて辺りの宿泊施設を利用したような頃には、辺りにコンビニの1軒も見当たらないような様子であったと何となく憶えている。が、最近はそういうような様子でもない。旭川駅の整備に合わせて、或る程度開発が進んだ感じの場所になっている。旭川駅からも遠くないので、色々と居心地は好い辺りだ。

そういう個人的な思い入れこそ無いでもないが、何か画になるので、カメラを提げていると写真を撮ってみたくなる。

♡と翼と…:平和通買物公園:旭川(2024.12.06)

↓こういうのを「撮影スポット」と呼ぶのだろうか。この旭川のイルミネーションに何時の頃からか登場した。
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↑幻想的なイルミネーションの中で過ごすと、心に翼でも着いて辺りを飛ぶのかもしれない。これを観てそんなことを思った。

雪や氷で足元が悪い場合も在るが、旭川の夕べに輝くイルミネーションはなかなかに好いかもしれない。

光降る…:平和通買物公園:旭川(2024.12.06)

↓屋根が設えられた通路は、少し降っている雪から免れて歩くことが出来るので好い。
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↑が、現在は“光”が降っている。

↓こういうような感じだ。
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↓ロードヒーティングによる融雪水で濡れた路面に、“降る”ような光が跳ね返っていた。
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こういう「光降る」という中での夕べも好いかもしれない。

ロードヒーティング稼動中…:平和通買物公園:旭川(2024.12.06)

↓雪が交る夕べに何気なく足を停め、提げていたカメラを使った。
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↑恒久的な「歩行者天国」という設えになっている通で、左右の端はロードヒーティングが施されて雪が積もり悪い。そして融雪水で湿る。そこに街の灯りが映り込む。

「週末の夕べ」という少し華やいだ空気も感じられるような中だった。

<サキソフォン吹きと猫>…:夕べ(2024.12.06)

暗くなる前に宿に入り、早朝から動いていたので一息入れた。

夕べに至り、戸外へ出ると湿った雪が交っていた。

↓雪交りでも“セッション”が続いていた。
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↓「週末の夕べ」ということで、少し華やいだ気分が溢れていたかもしれない。
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↓「彼ら」が居る平和通買物公園は、左右の端がロードヒーティング化されているようで、雪が積もり悪いようになっている。が、冬の間を通じて融雪水で濡れている場合も多い。
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↓時にはこういうような様子にもなる訳だ。
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見慣れたような様子とは異なる様子を眺めるのも一興だ。

<サキソフォン吹きと猫>…:午後(2024.12.06)

↓これを見掛けると、「旭川に立寄っている」ということを強く実感する。
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↓冬季には、何方かがマフラーなどを「彼ら」に贈るようだ。
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↓音が聞こえそうな気がする。
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↓こういう角度で観るのも好い。
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↓像と同じような体格の人が実際に在りそうな感じもする。そういう大きさだ。
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↓ここの像は「演奏を聴いているらしい猫」という感じの像が添えられているのが秀逸なのだ。
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旭川の街を少々歩き、こうした気に入っているモノを眺めるのは嬉しい。

夕べに…:<蝦夷前やきとりism>(2024.12.06)

このブログで写真を記事化した分だけで意外に多数になっているのだが、旭川で少し長く親しんでいた御店が在った。その御店が閉店し、少し場所を変えて新たに開店ということになった。新たな場所の準備が整い、11月下旬に御店が開いたと聞いていた。

↓「隠れ家的な風情が好さそう」と新しい場所の準備を進めたということだが、辺りの関係無い一画を何周もして、「えっ?あちら側?」ということになり、漸く辿り着いた。
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↓建物の2階の奥に御店が設えられたようだ。
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↓入口が渋い。
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↓御店に御邪魔した。
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以前と変わらず、店主氏御夫妻が朗らかに迎えて下さった。「開店おめでとうございます」ということであるが、結局、こういう御店は立寄ることが出来る時に立寄るというのが好い筈である。今般、立寄る機会が設けられて善かった。

↓出汁で味付けの枝豆と、野菜の浅漬けという御通しを摘まみ、<赤霧島>をロックで御願いした。
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↓御湯割りも好きなのだが、何となくロックが好いような気がした夕べであった。
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↓鳥精である。大き目な鶏肉を確り焼き上げる。凄く美味い、御店の看板メニューのようなモノだ。
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↓長野の善光寺門前町の老舗から取り寄せている七味唐辛子を一寸点けるのが好い。
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↓下味を付けて焼き上げる「漬けササミ」も、この御店の独自の工夫という感じで好い。
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↓熱い器が登場した。
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↓鳥出汁と昆布出汁を合わせたスープである。こういうのが好い。
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↓確り焼き上げた手羽先が凄く好い。「鶏肉を頂いた!」という満足感が高い。
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↓そして鶏挽肉を使ったキーマカレーだ。
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気に入っていた御店は健在で、調理関係の設備が以前より充実し、新たな工夫で色々と面白いモノも登場しそうな感じだ。

時々立寄る出先の街にも、少し馴染んだ場所が出来るというのは好い。そして御店の皆さんに朗らかに迎えて頂けるというのは嬉しい。初回は少し迷ったが、居f後は迷わずにこちらにも寄ろうと思う。

旭川駅到着…(2024.12.06)

稚内駅で列車に乗込み、列車が旭川駅に到着すると、多少身体を伸ばして一息入れながらホームで乗って来た車輛を眺める。

↓これは列車の後尾側だ。稚内に在る者としては「我が街の特急列車」というイメージが少し強いキハ261系ディーゼルカーである。
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↑冬季には、列車の後尾に走行中に跳ね上がった粉雪が付着する。そういう様子が観られる時季がまたやって来た。

↓旭川以遠へ向かう場合、右側の789系電車の札幌行に乗換えることが出来る。
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↑キハ261系ディーゼルカーと789系電車は初登場の時期が近く、中のメカは全く違うのだが、列車の先頭や後尾になる運転台を備えた部分の形状が酷似している。

↓キハ261系ディーゼルカーは回送となる。列車後尾側であった方の運転台に運転士さんがやって来て、車輛基地へ移動することになる。
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↓雪が付着した冬季の様子が、何か凄く似合うような気もする。
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↓旭川の駅名標だ。
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↓駅の東側から外へ出て、宮下通、更に1条通へ通じる通路を進み、一寸振り返った。
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こういうような具合に、「多少勝手知った(つもりになっている)他所」である旭川に着いた訳だ。

ランチ…:<ramo けいなのおばんざい>:旭川銀座商店街(2024.12.06)

旭川に着き、所用を足した。そこから理髪店を利用した。昼食には程好い時間帯になっていた。

↓何度か立寄って気に入っている御店を目指して、慎重な足取りで歩いた。
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↑天候は若干好転して陽射しが心地好い感じもしたが、足元の積雪表面が融けて凍るという感じになってしまって、少し歩き悪いことは否めなかった。

↓食事を愉しむ御店ということが伝わり易いようにと、店頭の掲示物に少し工夫を加えたらしい。
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↓立寄ってみた。
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↓「推し!」というように、眼前に在った。迷わずこれを御願いした。
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↓「家族の一寸した御愉しみ」という風情の、つくねや野菜の鍋である。アッサリしているようで国が深い出汁で煮込まれた具材は好い。
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↓鍋に添えられた大根おろしである。が、これは如何見ても「シマエナガ」だ。
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↑シマエナガは、アイヌ語で「雪の鳥」という意味の「ウパシチリ」と呼ばれるそうだ。冬季にはフカフカの白い羽毛に身体が包まれるのだそうだ。なかなかに人気で、色々なグッズも売られている。

↓食後に珈琲を御願いした。一口、ビスケットも頂いた。
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↓何気なくラジオを置いて、ラジオ放送の音声が静かに店内に流れている感じだ。
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店主氏や居合わせた方と歓談し、少し愉しく過ごした。都心部の端というような位置で、来訪者で賑わうような一画でもないと思われる場所の御店で、地元の人達が立寄る「街角の憩いの場」という雰囲気が好ましい。自身は「やや遠い辺り」から時々訪ねるという、少し変わった感じの存在なのかもしれない。時々立寄る旭川で、「あそこが営業?では寄ろう!」という場所が在るのは嬉しく、有難い。

旭川駅を発つ…(2024.10.08)

↓旭川駅の東改札口だ。稚内へ引揚げる列車に乗るべく、ここを潜る。
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↓左側に掲出されている各方面の列車は、稚内行の特急列車の後は、各行先への普通列車が続く。右側の札幌方向の列車は普通列車が1本出た後、1時間毎の特急列車ばかりという様子になるようだ。日中の時間帯の感じだ。
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↓改札口を潜った。
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↓歩を進めてエスカレータを上る。
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↓乗場に辿り着いた。
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↓2号車の指定席を取っているので場所を確かめる。
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↓この時間の列車は、少し早くから旭川駅で待機しているので、ゆったり乗込んで発車を待てば好い。
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↓朝の列車は、札幌からやって来て短い乗降時間でまた進むのだが、昼の列車は、少しゆとりが在る感じだ。
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↓荷物を棚に上げた。
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↓車内の感じである。
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↓「好き旅路に杯を…」と悠然と過ごしていれば、何時の間にか列車は動き始めた。
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他地域との間を列車で往来するというのは愉しい。毎度観ているような様子も、その都度に新鮮に感じられるのだ。何をするという程のことでもない。漫然と列車に乗って移動するというだけで愉しめる。

旭川駅の南側…(2024.10.08)

↓「食事を摂って…改札を潜って…列車に乗って…」という程度のことを思いながら、旭川駅の建物辺りに至った。南側の東寄りで建物を見上げた。
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↑壁の硝子張りな箇所に天が映り込んで面白い様子だ。

↓南側は相対的に静かであると思うが、なかなかに好い眺めであると何時も思う。そんな様子が好い感じでもあると思うが。
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豚味噌らーめん:<らーめんえぞふくろう>(2024.10.08)

旭川駅で列車に乗る前、昼食を摂ろうとした。駅に直結する少し大きな商業施設の1階にフードコートが在る。そこで食事を愉しもうと入ってみた。

↓何となく眼に留まった。
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↑北海道内のラーメンの御店は、何やらメニューが多いというのが特徴の一つであるような気もする。この御店もそういう例に漏れないようだった。

↓「豚味噌らーめん」というモノを頂いた。
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↑「味噌ラーメン」とでも聞いた時に思い浮かべるような感じの味噌を使ったスープだが、焼いた豚肉が少し多く載っている。これらが凄く合う感じだ。

自身、然程頻繁にラーメンを頂くのでもない。が、時には好い感じだ。

<外国樹種見本林>:神楽:旭川(2024.10.08)

旭川から稚内へ引揚げる列車に乗る前に時間を設けて、辺りを歩こうと考えた。

↓旭川駅の東側で鉄道高架の下を潜って川に架った橋を渡って進むと行き当たる辺りだ。
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↑旭川に所縁の作家である三浦綾子の記念文学館も直ぐ傍だ。これも小説『氷点』にこの<外国樹種見本林>が登場するからなのであろう。

小説『氷点』のヒロインの一家は、<外国樹種見本林>の直ぐ傍の邸宅に住んでいて、自宅の庭同様に<外国樹種見本林>を散策するようなことも在るということになっている。作中の邸宅はモデルになった邸宅が別な場所に在り小説『氷点』の作中で邸宅が建っているように描写されているような箇所に建物は無い。

↓それでもこういう雰囲気は小説『氷点』の作中に在りそうな感じで、作中人物達が向こう側に現れそうな感さえ抱く。
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↓何時頃設置したのか、古い看板が据えられて「ストローブマツ」が1898(明治31)年に植栽されたというように紹介されている。
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↑森林資源を護り育もうという中、気候に適した樹木を見定めながら取組もうと、1898(明治31)年にヨーロッパアカマツ、ヨーロッパカラマツ、ストローブマツの苗木を初めて植栽して始まったというのが、この旭川市神楽に在る<外国樹種見本林>である。看板が示す「ストローブマツ」は<外国樹種見本林>が開かれた頃から在るということになる。実際、それが判り易いのは、<外国樹種見本林>の入口に近い辺りに「ストローブマツ」が見受けられることだ。その入口辺りから順次植栽して<外国樹種見本林>を拡げたのであろう。

↓「ストローブマツ」の辺りを少し散策してみた。
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↑「ストローブマツ」という木は北米大陸原産の常緑針葉樹で、大きなモノは50mもの高さになるのだそうだ。北海道の立地や気象条件に対する適応性が高く、成長も早いので方々に植栽されるようになっているそうだ。

↓1898(明治31)年に植えられたということなら、125年位を経た木ということになるであろうか。
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↑そういう長い歴史の中、ここでは外国樹種を中心に本州からの移入種、北海道郷土種を含めて約50種の植栽がされているのだそうだ。1970(昭和45)年には国有林の制度である自然休養林に指定され、旭川での人々の憩いの場として親しまれているという。

↓やや短めな時間に終始したが、この<外国樹種見本林>の雰囲気を愉しんだ。
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この場所も、時季を変えるようなこともして、何度でも訪ねたいというように感じる場所だと思う。

居室…(2024.10.07)

↓旭川の勝手に「別宅」と読んでみる程度に何度も利用している宿で、居室に入ってこういう様子を見ると安堵感を覚える。
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↓「何時もの要領…」とデスクの辺りに陣取って荷物を開いて使うモノを出し、使わないモノを仕舞う。
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↓出先の街で馴染んだ宿の居室に入って寛ぐというのは意外に好い。
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旭川駅を発つ…(2024.10.05)

好天の旭川で辺りを歩き廻り、ランチも愉しんだのだが、今般はそのまま旭川に滞在ではなく、直ぐに札幌へ移動するということにしていた。

↓旭川駅へ向かい、列車に乗ろうと改札を潜って乗場に上る。
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↑札幌へ向かう特急列車に乗車する。隣の乗場は臨時列車だ。10月上旬でもこういう臨時列車は見受けられる。加えて時期を区切って販売される、各列車に随意に乗降が可能な切符の利用期間になっているというような話しも聞く。旭川や札幌では意外に宿が取り悪い様子が夏から続いている感だ。そういう中、札幌の宿を取ることが適ったので、移動することにした訳だ。

↓見慣れた789系電車である。<ライラック>の仕様だ。
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↑隣の臨時列車は人が多過ぎて、順番待ちの列で記念撮影という様子迄見受けられ、敢えて写真は撮らなかった。車輛はキハ261系ディーゼルカーで「ラベンダー編成」だった。

↓789系電車とキハ261系ディーゼルカーは初めて登場した時期が近く、中に据えられた走行するための機構は全く違うが、編成の端になる所謂「先頭車」部分の形状は非常に似ている。
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↓荷物は棚に上げて着席した。列車が走り始める旭川で乗車する分には、自由席も座り易い。
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↑この旭川・札幌間の列車は、沿線の各停車駅から札幌方面へ出る人達が順次乗り込む。自由席は込み合う場合が多いと思う。

↓何となく飲物も用意した。
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乗車距離と乗車時間は「稚内・旭川・札幌」と所定の乗換で進むのと同じである。が、旭川で改札を出て一寸動いてという方が、個人的には好ましい。双方のやり方に関して、料金は異なる。「稚内・札幌」で往復の割引が利く券を求めるか、「稚内・旭川」と「旭川・札幌」の往復の割引が利く券を各々に求めるかの差異が在る。何時の頃からか、自身は札幌方面へ出る場面で「旭川で道草」を定番化してしまっていて、「稚内・旭川」と「旭川・札幌」の券を各々に求める場合が殆どだ。

そういうようなことを考えていれば、列車は静かに走り始めた。

<上川倉庫> 事務所棟等…(2024.10.05)

宮下通を歩いた。旭川駅の北側で東西に延びる通が宮下通ということになる。

↓特徴的な建物を眼に留めた。
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↑旭川市内に現存する木造建築としては最古と目される<上川倉庫>の事務所棟である。

農業、醸造業、建築業、木材業等の産業関係、旭川に立地した軍の師団に関連する事柄等、貨物の輸送需要が高まり、それに応えた<上川倉庫>が手掛けた倉庫事業は大変に栄えたそうだ。

↓そうした<上川倉庫>の建物が残され、利用されている一画である。
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↑今般は特徴的な建物や、敢えて凝った形になっている街灯の影が面白い感じだった。

街にこういうような「画になる建物」が在り続けるというのは好ましいと思う。この建物の辺りを通り掛かると、何時も建物に眼が向く。

<第一市場>:旭川銀座商店街(2024.10.05)

↓独特な存在感が放たれているように思った。
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↓古色蒼然という様子に少し驚かされる。
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↓横に回るとこういう感じだ。<第一市場>という場所だ。1918(大正7)年に<第一市場>という場所が出来たという。その流れを汲む市場ということになるが、市場としては旭川市内で最古と目されるようだ。
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↑辺りは「銀映座」という映画館に由来するらしいが「銀座」と呼び習わされ、「旭川銀座商店街」となっている。

購入品を持ち帰る等の場合に不便なので、結局中に入って買物はしていない。「市場」ということで、家庭で食べるモノが扱われている例が多いらしい。

何か「その辺に何となく」という雰囲気で「市内最古と目される」というような「地域の歴史」が何気なく横たわっているというような感じもする場所だ。

<開運七福神>:旭川銀座商店街(2024.10.05)

(実は朝食を兼ねた)ランチを愉しもうと、目指す御店へ向けた歩いていた。

↓こういうモノを眼に留めた。「旭川銀座商店街」の南側辺りである。
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↓「七福神」ということなのだが、何か独特なアレンジの像で面白い。
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↓「七福神」が全員集合で、商店街に入る人達を出迎え、出る人達を見送っているような感になっているかもしれない。
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時にはこういうモノと出会うのも愉しいかもしれない。

ナナカマド…:旭川(2024.10.05)

↓陽光が輝く中で旭川の街を歩いた。旭川駅から然程離れていない場所で眼に留めた。
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↓ナナカマドの赤い実が輝いていた。
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北海道内ではナナカマドは広く親しまれている。市町村の木に指定されている例も多々在る。実は「旭川市の木」でもあるようだ。

余談ながら自身が住む「稚内市の木」というのも在る。桜であったと記憶していたのだが、ナナカマドも「稚内市の木」であるらしい。こういう北海道内の市町村で定めた「〇〇市の木」というようなことに関しては北海道庁で紹介している。下記にウェブサイトに在るページのリンクを挙げておく。
>>北海道と道内各市町村の木と花

序ながら、サハリン等でも「リャビーナ」(Рябина)と言ってナナカマドが親しまれている。ロシアで「リャビーナ」と言えば、日本国内のモノと少し違うセイヨウナナカマドという種類らしい。サハリンの街で「リャビーナ」と聞いて「ナナカマドだな…」と特徴的な実の木を見たことは在るが、種類の区別は出来なかった。

何れにしてもナナカマドは「北国で親しまれる木」という感なのだと思う。秋めいた陽光が輝くような旭川で、ナナカマドを眼に留めたのは好かった。

旭川駅到着…(2024.10.05)

↓朝、稚内駅を発った特急列車が左側に着くと、右側には旭川駅以遠の札幌駅へ向かう特急列車が待機している。乗継で稚内・旭川・札幌という移動が出来るという訳だ。
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↑列車の後尾側で、こういうように眺めるというのが旭川駅では少し気に入っている。

↓稚内駅・旭川駅間で乗車したキハ261系ディーゼルカーだ。
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↓こちらは789系電車である。
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↓何となく駅名標も眺めて、改札口の側へ歩を進めた。
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↓「ここまで運んでくれて有難う」という気分で車輛を眺める。
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↓改札口を潜り、旭川で少し動くべく嵩張るモノをロッカーに預け、旭川駅の西側から戸外に出て振り返った。
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↑陽光が眩しかった。

「多少勝手知った(つもりになっている)他所」という感の旭川駅に着くと安堵感のようなモノも沸き起こる。

水辺に…:旭川駅南東側(2024.10.08)

旭川に在って、早朝の雲が多目な様子から天候が好転した中で歩き廻っていた。旭川駅の東側から、駅の南側を歩き廻った。

↓旭川駅南東の橋の辺りからの眺めだ。
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↑雲の感じと相俟って、水辺の様子が美しいと思った。

↓何か「昔のSF映画」というような雰囲気を思い浮かべる光景であるように思った。
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歩き廻って、景色が興味深い場所は幾らでも在るのだと思う。歩き廻った場所の数だけ、そうしてみた回数の分だけ、興味深い何かに出くわすことが出来るのであろう。

STARBUCKS…(2024.10.08)

↓こういう建物を眼に留めた。
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↓何時頃から在るのか?この旭川駅の南東側に<スターバックスコーヒー>の御店が在ることは承知していたが、立寄ってみたということは無かった。
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↓少し近付いてみた。
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↓入口の側に歩み寄った。最初は「入口??」と思って、少し見回して探してしまった。
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↓中はこういうような感じだ。御店の方が詰めて商品を供する場所が在って、店内での飲食の際には、それを囲むように建物の内外に配された席を利用する訳だ。
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↓こういう感じで寛ぐことにした。
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↓「ニューヨークチーズケーキ」を頂いた。
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↑とりあえず「御店が在るのは知っていたが、立寄ったことの無い<スターバックスコーヒー>の御店だ。歩き廻っていて、一息入れるのに好適というタイミングだ。珈琲を頂いて寛ぐのだ」というように考えていた。ケーキは、その場で眼に留め「誘惑に屈してしまう」というように、そして衝動買いで頼んでしまった。定番なケーキと言えるように思うが、なかなかに美味い。

↓店内用マグカップで供される普通の珈琲も好い。個人的には砂糖やミルクは使わない。
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↓暫し寛いで、建物の少し手前の道路側に出た。結局…「車で動いて立寄る」というようなことが想定されているのであろう。橋の側から徒歩で近付いて立寄るというのは少数派なのかもしれない。
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それでもこの場所が、何となく思う以上に旭川駅の建物の東側に近いことに気付いた。そして普通の珈琲と定番なチーズケーキというのが美味しい場所でもあった。カフェとの好い出会いとなった。

朝に…:11階の眺望:旭川(2024.10.08)

旭川の宿の居室で朝を迎えた。

↓窓が西側を向いた居室だった。未だ暗いが、雲が多目で、少し向こうに霧のようなモノも見えていた。
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↓「暗い」感じが抜けた後も何か霧が多い感じになった。
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↓やがて少し光が強くなった。
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↓天候が好転し始めたというように感じられる状況になって行った。
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列車で稚内へ引揚げることにしていた日だったが、ゆっくりと昼の列車に乗る予定としたので、朝はこの宿の居室でゆったりと過ごしていた。こういうのも時には好い。

限定Tシャツ…(2024.10.08)

↓このTシャツの新しいモノが在った。出先での替え用に持ち出し、旭川の宿の居室で引っ張り出した。
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↓風力発電の風車というのが稚内らしい。限定デザインで、稚内の限られた御店で売られているというモノだ。
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これを着て、長袖ワークシャツを引っ掛けた状態で旭川で少し歩き廻り、列車で稚内へ引揚げたのだった。

雲と天…或いは天と雲…:旭川(2024.10.08)

曇天というような早朝であったが、次第に天候が好転した。昼の列車に乗車する迄の間、随意に過ごすことが叶う。少し散策をしようと戸外へ出た。

旭川駅の東側から、必要なモノだけを持つような形で嵩張るモノは駅のロッカーに預け、身軽になって駅の南側、古くは神楽町であった辺りを目指して歩を進めた。

↓歩を進めようとするが、時々停まってしまった。
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↓見上げた天が凄く好い感じだった。
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↓望んだ天は東寄りだった。朝の太陽が雲の向こうで光を放っているのが判った。
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↓刻々と形を変える雲や、様子が変わる光が面白かった。
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↓凄く面白かった。
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こんな感じで雲と天、或いは天と雲を見上げながら歩を停めることも挟む散策は心地好い。

旭川駅到着…(2024.10.07)

札幌駅で乗込んだ列車は、新千歳空港駅から札幌駅に着く列車との接続の都合で2分か3分遅れて出発したらしいが、順調に進んだ。「好き旅に盃を…」というようなこともして寛いで居たが、車中で居眠りにも陥ってしまっていた。

↓旭川駅へ着いてみれば、少し暗くなり始めるような時間帯だった。
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↑こういうような時間帯の光の加減が好いと思う。

↓左側に札幌へ向かう列車が待機中だった。
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↓乗って来た列車は回送となるようだった。
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↓旭川駅の東側へ出た。午後5時頃が薄暗い感じとなっている。
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移動の途次に旭川に道草というのも、自身の中で定番化している。結局、気に入っているので定番にしてしまったのだと思う。多分、今後もこういうような感じで移動することになるのであろう。