鮭ぶしらーめん みそ…:<一蔵>(いちくら)(2025.01.05)

↓旭川で夕刻に街へ出た。
05-01-2025 evening X-Pro2 (14)

↓少し知られている御店で夕食を摂ることにした。
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↓好い感じな味噌ラーメンだが、スープが少し特別だ。
05-01-2025 evening X-Pro2 (12)
↑北海道の鮭を鹿児島の枕崎へ送って「鮭ぶし」を造り、それを使った出汁を使うラーメンなのだ。

↓「鮭ぶしらーめん みそ」というモノだが、北海道と鹿児島との協働という要素も加わって興味深い。佳いラーメンだ。
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時にはこういうような感じも好いと思う。

朝に…:11階の眺望:旭川(2025.01.06)

↓こんな様子を眺めた。出発の少し前、宿の居室の窓だ。些か雪が交る感だ。
06-01-2025 X-Pro2 (1)

必ずしも好ましくないコンディションの中での活動となった。フットワークはやや重く、思うように動けなかった側面も在る。また別の機会というものも在ることであろう。

旭川駅にて…:737系電車等(2025.01.05)

多くの乗客の出入りも交えて岩見沢・旭川間を進んだ列車はゆっくりと旭川駅に到着した。

無事に着いたので下車しようとすれば、折り返しの列車に乗車しようという人達が溢れ、続々と乗込んでいる。「あの…着いたので下りたいのですが…恐縮です…」と会釈をして出口を通して頂くような感じだった。

↓「ここまで運んでくれて有難う!」と737系電車を眺めた。雪の故に見知った感じとは様子が異なった737系電車だ。凄く雪が付着する。
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↓独特な冬季の感じだと思う。
05-01-2025 X-Pro2 (19)

↓振り返ると冬季限定の独特な車輛が見えていた。
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↓こうして無事に旭川であった。
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<サキソフォン吹きと猫>…:夕べ(2025.01.05)

↓冷えた夕べも彼らの様子は変わらない。
05-01-2025 evening X-Pro2 (4)

↓次第にロード―ヒーティング箇所とそれ以外の箇所との段差が大きくなっている。そして道路面の様子も多様だ。
05-01-2025 evening X-Pro2 (5)

↓周辺の様子を一回り眺めてしまう。
05-01-2025 evening X-Pro2 (6)

↓何時もこういうような様子だ。何か今夕はこれが妙に観たかった。そして観て善かった。
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居室…(2024.12.09)

旭川駅に着いた時点で、何か強い眠気を感じていた。

↓そうした中でここに到着する時の安堵感は大きい。
09-12-2024 X100F (59)
↑勝手に「別宅」と呼ぶ程度に馴染んだ宿の居室だ。

↓毎度変わらない「何時もの」という様子が有難いのだ。
09-12-2024 X100F (60)

↓今般、旭川では「居室で寛ぐ」という時間が、滞在時間の多くを占めた。そういう場合も在る。
09-12-2024 X100F (61)

居室…(2024.12.06)

旭川では駅のロッカーに嵩張るモノを預けて身軽に動いた。所用を足し、昼食を愉しみ、辺りを歩いて過ごした。やがて「程好い時間帯」となったので、預けたモノを引き取った。

↓馴染んだ宿に足を運んだ。
06-12-2024 X-Pro2 (96)

↓見慣れた感じの居室だ。
06-12-2024 X-Pro2 (97)
↑「全く同じ部屋」ではなく、利用の都度に部屋番号は違うが、「全く同じ」と錯覚する。

↓旭川へ出向く場合、この宿の居室を確保出来ると、覆いに安堵する。
06-12-2024 X-Pro2 (98)

こういうような場所は有難いと思う。

旭川駅を発つ…(2024.12.10)

↓特段に慌てるような羽目に陥らない程度に、ゆったりと朝の旭川駅に入った。
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↓稚内駅へ向かう列車が現れるのを待つ。
10-12-2024 X-Pro2 (4)

↓エスカレータで乗場に上る。
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↓停止位置、言い換えると乗車すべき位置を案内図で確かめる。
10-12-2024 X-Pro2 (6)

↓待つ列車は、札幌駅を発って、旭川駅を経て稚内駅へ向かう。旭川駅に到着し、下車する人達が下りた後に乗車する。少し待たなければならない。
10-12-2024 X-Pro2 (7)

↓札幌駅から向かって来た列車が見え始めた。
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↓ゆっくりと近付いて来た。
10-12-2024 X-Pro2 (10)

↓屋根の下に入ると、少し大きく減速する感じだと思う。
10-12-2024 X-Pro2 (11)

↓少し見慣れた雰囲気のキハ261系ディーゼルカーだ。
10-12-2024 X-Pro2 (12)

↓指定席に辿り着き、モノを棚に上げていれば「間も無く発車します。閉まる扉に御注意下さい」という車内放送が聞こえた。
10-12-2024 X-Pro2 (13)

↓列車は北へ続く軌道に乗るべく動き始めた。車窓を愉しみながら、旅の安全に杯を傾けようという感だ。
10-12-2024 X-Pro2 (14)

この「朝の列車」というのも、少し独特な雰囲気であると個人的には思う。「昼の列車」や「夜の列車」の場合には、旭川駅で車両が少し長く待機していて、それに乗車する。「朝の列車」の場合は、列車が現れるのを待って、乗車後に直ぐ発車である。

朝に…:11階の眺望:旭川(2024.12.10)

↓宿の居室から窓の外を眺めた。降雪は免れている。穏やかな感じだ。
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↑少しだけゆったりと過ごし、列車に遅れないように旭川駅へ足を運び、列車で北上するという予定だ。

こういうような感じの「朝の一時」というのも意外に気に入っている。

H100形…:旭川駅(2024.12.07)

↓朝の旭川駅に佇むとこの車輛が現れた。
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↑今般は乗車しないが、H100形で、2輛連結だ。見えている側が後尾側となって走っていて、旭川駅に着いた場面だ。跳ね上がった雪が少し派手に貼り付いた感じが面白い。

この車輛を見掛ける機会が大きく増え、かなり見慣れたと思う。

<西倉倉庫>…(2024.12.06)

↓昼食をゆっくり愉しんだ後、旭川の街を歩き廻った。石材の壁が重厚な建物が見えた。
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↓「№4」と大書されているが、これは石材の壁の倉庫だ。屋根に瓦も使われているようだ。
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↓昭和初期の1927(昭和2)年に起こった倉庫業者の倉庫で、現在でも倉庫業を続けているという。この倉庫は「現役」なのだ。
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↓窓の辺りは煉瓦で設えられている。凝った造りのように見えた。
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↓反対側の通に廻ってみた。倉庫が並んでいたが、トラックが停まっていて、辺りでフォークリフトが動き回っていた。「現役」という雰囲気が色濃かった。
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旭川は交通の要衝で、物流の要ということになって倉庫業が盛んであったという経過も在る。そういう「地域のプロフィール」を感じさせるようなモノが、街中にさり気なく在るという様子が好い。ここの倉庫は「昔ながら」な石材の壁というのが味わい深いと思う。

<第一市場>:旭川銀座商店街(2024.12.06)

↓独特な存在感が放たれる。歩を停めて見入ってしまい、提げていたカメラを使う。
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↑濡れた路面に建物が映り込む。

↓建物の壁も、難解かに亘って手を施したように見えるが、何度も手が施されていて、何が如何なっているのかが判り悪いような様子になっている。
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↓正面側に廻り込んだ。
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1918(大正7)年に<第一市場>という場所が出来たという。その流れを汲む市場ということになる。「市場」としては旭川市内で最古と目されるそうだ。

この<第一市場>が在る辺りは「旭川銀座商店街」となっている。「銀映座」という映画館に由来するらしいが「銀座」と呼び習わされ、「旭川銀座商店街」ということになって行ったそうだ。

↓何か「地域の歴史」が何気なく横たわっているかのような、少し不思議な様子の場所だと思った。
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辺りを通ると、提げているカメラを「使わずには居られない」というような気がする場所だとも思う。

<上川倉庫> 事務所棟等…(2024.12.06)

↓旭川駅の北側で東西に延びる宮下通を歩き廻ると、この辺りに至る。
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↓一画の古い建物を遺して利用している上川倉庫である。
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↓旭川市内に現存する木造建築としては最古と目される<上川倉庫>の事務所棟である。
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農業、醸造業、建築業、木材業等の産業関係、旭川に立地した軍の師団に関連する事柄等、貨物の輸送需要が高まり、それに応えた<上川倉庫>が手掛けた倉庫事業は大変に栄えたそうだ。そんな歴史を伝える建物が「普通に街の中に在る」というのが好い。旭川を訪ねる都度という程度に眼を向ける場所だ。

車窓…:貨物列車積載仕様のコンテナ(2024.12.06)

稚内から旭川へ列車で南下し、車窓から見えている様子が「旭川市の域内」と気付く。そして少し経つと見える光景が在る。

↓これである。
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↑貨物列車積載仕様のコンテナが積上げられ、コンテナを積む貨車も並んでいる。

旭川以北、稚内迄の区間で貨物列車積載仕様のコンテナそのものは見掛ける。稚内でも時々見る。が、何れもトラックで運ばれているモノである。貨物列車は旭川以遠では石北線で運行されているが、宗谷線では運行されていない。

↓そういう意味で、貨物列車積載仕様のコンテナに加えて貨車、更に貨物列車を牽引している型の機関車が車窓に見えると「旭川に来た!」という気分が高まる。
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↑思わず、提げていたカメラで写真を撮った。コンテナや貨車は写ったが、機関車は一寸タイミングが合わなかった。

こういうような「移動中の眺め」というのも少し面白いと思う。

しおらーめん…:らーめん山頭火 本店:旭川(2024.12.09)

旭川の宿に入ったが、酷く眠い。直ぐに休もうと思った。が、休む前に些かの空腹を満たしておきたかった。

↓一寸出てみれば、見覚えの在る看板が近かった。
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↓立寄ってみた。
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↓直ぐに席に通された。人気店で、来店客は途絶えず、順次食事を終えて精算して出る人達が在って、所謂「回転が好い」という様子だった。そんな様子を見ながら、何を頂こうかと考えた。
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↓<しおらーめん>を御願いした。
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↓個人的には「クド過ぎない感じの豚骨スープのラーメン」というように感じる。
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↓麺とスープとの絡み方も好い感じだ。
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自身は頻繁にラーメンを頂くのでもないが、時にはこういう感じも好い。

深夜に…:11階の眺望:旭川(2024.12.09)

旭川駅到着の後、直ぐに馴染んだ宿に入った。居室で居眠りという感じになり、そこからとりあえず空腹を満たすべくほんの少し近くに出て、引揚てから直ぐに眠った。

↓日付が改まる少し前に眼が開いた。窓から静かな暗い街を眺めた。
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↓少し角度を転じた。左側の<SUPERHOTEL>は看板や建物外装が、何時の間にか変わった感じだ。
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数時間眠って、何か深夜に眼が冴えるような、時々生じる状態であったが、日付が変わって程無く再度眠った。そして早朝に起き出している訳だ。

旭川駅到着…(2024.12.09)

札幌での所用を足し、稚内へ引揚げる訳だが、移動の途次で旭川に道草をする。そんな訳で札幌駅・旭川駅間で列車に乗った。

↓乗車した列車が旭川駅に到着した。
09-12-2024 X100F (55)
↑789系電車の<ライラック>だ。旭川駅へ向かう列車の場合、列車の後尾側、5号車と6号車とが自由席なので6号車に乗車して到着した。

途中…

「只今、扉に氷が挟まっています。扉が閉まらないので処理致します」

「只今、氷の処理を致しました。3分程遅れての発車です。御急ぎのところ申し訳ございません」

「終着旭川、定刻より4分程遅れて到着です」

という感じだった。

積雪と低温の中を進み、概ね1時間半の行程で3分や4分の遅れである。立派なものだと思う。

↓「ここまで運んでくれて有難う!」という気分で車輛を眺めた。
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何やら酷く草臥れた感じで、駅から宿に向かい、直ぐに休んでしまったという様子だった。

雪の朝…:旭川(2024.12.07)

旭川で所用を足し、所用と無関係な時間も愉しく過ごすことが叶った。そこで満足して引揚げるということにもならない。更に別な所用で移動するという計画だ。

↓旭川で朝の戸外に出た。勝手に「別宅」と呼ぶ馴染んだ宿は駅から近いのだが、少し強めに降っていた雪で何やら歩く際に苦戦を強いられた。
07-12-2024 X-Pro2 (2)
↑愛層の好いおっちゃんが居る場面が多く、何となく気に入っていて利用する機会が多いコンビニの向こうに、10階建て以上の建物が林立しているのだが、降る雪でその大きな姿が霞んでしまっている。

こういう様子を見ると、「これが地球の雪というモノだ!」とでも言い放ってみたい気分になる。往年のアニメの『ガンダム』で、地球の自然現象を知らない部下達が雷鳴に怯える時、広い見聞を有する老練なランバ・ラル隊長は「これが地球の雷というモノだ!」と豪放に言い放つ。そんな様子が頭を過る。

往年のアニメの件は如何でも構わないが、10階建て以上の建物が見え悪い程度に、少し派手に降る雪には慣れているつもりでも驚かされる。

夕べに見上げた…(2024.12.06)

早朝に稚内駅を発ち、列車で南下して旭川駅に至り、所用を無事に足し、昼食を愉しみ、一息入れてから街を彩るイルミネーションも愉しみ、やがて夕食も愉しみ、勝手に「別宅」と呼んでいる宿を仰ぎ見るような辺りに佇んだ。「実に充実しているではないか…」と、何程の製菓を上げているのでもないとも思われる中で勝手に強い満足感を得て、何かそういう感じに気分が包まれた中、凍った足元に意を配りながら歩いていた。

↓旭川駅の東側の建築群をぼんやりと見上げた。
06-12-2024 X-Pro2 vol02 (40)

何かの折りに初めて辺りの宿泊施設を利用したような頃には、辺りにコンビニの1軒も見当たらないような様子であったと何となく憶えている。が、最近はそういうような様子でもない。旭川駅の整備に合わせて、或る程度開発が進んだ感じの場所になっている。旭川駅からも遠くないので、色々と居心地は好い辺りだ。

そういう個人的な思い入れこそ無いでもないが、何か画になるので、カメラを提げていると写真を撮ってみたくなる。

♡と翼と…:平和通買物公園:旭川(2024.12.06)

↓こういうのを「撮影スポット」と呼ぶのだろうか。この旭川のイルミネーションに何時の頃からか登場した。
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↑幻想的なイルミネーションの中で過ごすと、心に翼でも着いて辺りを飛ぶのかもしれない。これを観てそんなことを思った。

雪や氷で足元が悪い場合も在るが、旭川の夕べに輝くイルミネーションはなかなかに好いかもしれない。

光降る…:平和通買物公園:旭川(2024.12.06)

↓屋根が設えられた通路は、少し降っている雪から免れて歩くことが出来るので好い。
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↑が、現在は“光”が降っている。

↓こういうような感じだ。
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↓ロードヒーティングによる融雪水で濡れた路面に、“降る”ような光が跳ね返っていた。
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こういう「光降る」という中での夕べも好いかもしれない。

ロードヒーティング稼動中…:平和通買物公園:旭川(2024.12.06)

↓雪が交る夕べに何気なく足を停め、提げていたカメラを使った。
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↑恒久的な「歩行者天国」という設えになっている通で、左右の端はロードヒーティングが施されて雪が積もり悪い。そして融雪水で湿る。そこに街の灯りが映り込む。

「週末の夕べ」という少し華やいだ空気も感じられるような中だった。

<サキソフォン吹きと猫>…:夕べ(2024.12.06)

暗くなる前に宿に入り、早朝から動いていたので一息入れた。

夕べに至り、戸外へ出ると湿った雪が交っていた。

↓雪交りでも“セッション”が続いていた。
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↓「週末の夕べ」ということで、少し華やいだ気分が溢れていたかもしれない。
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↓「彼ら」が居る平和通買物公園は、左右の端がロードヒーティング化されているようで、雪が積もり悪いようになっている。が、冬の間を通じて融雪水で濡れている場合も多い。
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↓時にはこういうような様子にもなる訳だ。
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見慣れたような様子とは異なる様子を眺めるのも一興だ。

<サキソフォン吹きと猫>…:午後(2024.12.06)

↓これを見掛けると、「旭川に立寄っている」ということを強く実感する。
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↓冬季には、何方かがマフラーなどを「彼ら」に贈るようだ。
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↓音が聞こえそうな気がする。
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↓こういう角度で観るのも好い。
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↓像と同じような体格の人が実際に在りそうな感じもする。そういう大きさだ。
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↓ここの像は「演奏を聴いているらしい猫」という感じの像が添えられているのが秀逸なのだ。
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旭川の街を少々歩き、こうした気に入っているモノを眺めるのは嬉しい。

夕べに…:<蝦夷前やきとりism>(2024.12.06)

このブログで写真を記事化した分だけで意外に多数になっているのだが、旭川で少し長く親しんでいた御店が在った。その御店が閉店し、少し場所を変えて新たに開店ということになった。新たな場所の準備が整い、11月下旬に御店が開いたと聞いていた。

↓「隠れ家的な風情が好さそう」と新しい場所の準備を進めたということだが、辺りの関係無い一画を何周もして、「えっ?あちら側?」ということになり、漸く辿り着いた。
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↓建物の2階の奥に御店が設えられたようだ。
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↓入口が渋い。
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↓御店に御邪魔した。
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以前と変わらず、店主氏御夫妻が朗らかに迎えて下さった。「開店おめでとうございます」ということであるが、結局、こういう御店は立寄ることが出来る時に立寄るというのが好い筈である。今般、立寄る機会が設けられて善かった。

↓出汁で味付けの枝豆と、野菜の浅漬けという御通しを摘まみ、<赤霧島>をロックで御願いした。
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↓御湯割りも好きなのだが、何となくロックが好いような気がした夕べであった。
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↓鳥精である。大き目な鶏肉を確り焼き上げる。凄く美味い、御店の看板メニューのようなモノだ。
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↓長野の善光寺門前町の老舗から取り寄せている七味唐辛子を一寸点けるのが好い。
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↓下味を付けて焼き上げる「漬けササミ」も、この御店の独自の工夫という感じで好い。
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↓熱い器が登場した。
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↓鳥出汁と昆布出汁を合わせたスープである。こういうのが好い。
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↓確り焼き上げた手羽先が凄く好い。「鶏肉を頂いた!」という満足感が高い。
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↓そして鶏挽肉を使ったキーマカレーだ。
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気に入っていた御店は健在で、調理関係の設備が以前より充実し、新たな工夫で色々と面白いモノも登場しそうな感じだ。

時々立寄る出先の街にも、少し馴染んだ場所が出来るというのは好い。そして御店の皆さんに朗らかに迎えて頂けるというのは嬉しい。初回は少し迷ったが、居f後は迷わずにこちらにも寄ろうと思う。

旭川駅到着…(2024.12.06)

稚内駅で列車に乗込み、列車が旭川駅に到着すると、多少身体を伸ばして一息入れながらホームで乗って来た車輛を眺める。

↓これは列車の後尾側だ。稚内に在る者としては「我が街の特急列車」というイメージが少し強いキハ261系ディーゼルカーである。
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↑冬季には、列車の後尾に走行中に跳ね上がった粉雪が付着する。そういう様子が観られる時季がまたやって来た。

↓旭川以遠へ向かう場合、右側の789系電車の札幌行に乗換えることが出来る。
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↑キハ261系ディーゼルカーと789系電車は初登場の時期が近く、中のメカは全く違うのだが、列車の先頭や後尾になる運転台を備えた部分の形状が酷似している。

↓キハ261系ディーゼルカーは回送となる。列車後尾側であった方の運転台に運転士さんがやって来て、車輛基地へ移動することになる。
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↓雪が付着した冬季の様子が、何か凄く似合うような気もする。
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↓旭川の駅名標だ。
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↓駅の東側から外へ出て、宮下通、更に1条通へ通じる通路を進み、一寸振り返った。
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こういうような具合に、「多少勝手知った(つもりになっている)他所」である旭川に着いた訳だ。

ランチ…:<ramo けいなのおばんざい>:旭川銀座商店街(2024.12.06)

旭川に着き、所用を足した。そこから理髪店を利用した。昼食には程好い時間帯になっていた。

↓何度か立寄って気に入っている御店を目指して、慎重な足取りで歩いた。
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↑天候は若干好転して陽射しが心地好い感じもしたが、足元の積雪表面が融けて凍るという感じになってしまって、少し歩き悪いことは否めなかった。

↓食事を愉しむ御店ということが伝わり易いようにと、店頭の掲示物に少し工夫を加えたらしい。
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↓立寄ってみた。
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↓「推し!」というように、眼前に在った。迷わずこれを御願いした。
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↓「家族の一寸した御愉しみ」という風情の、つくねや野菜の鍋である。アッサリしているようで国が深い出汁で煮込まれた具材は好い。
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↓鍋に添えられた大根おろしである。が、これは如何見ても「シマエナガ」だ。
06-12-2024 X-Pro2 (71)
↑シマエナガは、アイヌ語で「雪の鳥」という意味の「ウパシチリ」と呼ばれるそうだ。冬季にはフカフカの白い羽毛に身体が包まれるのだそうだ。なかなかに人気で、色々なグッズも売られている。

↓食後に珈琲を御願いした。一口、ビスケットも頂いた。
06-12-2024 X-Pro2 (73)

↓何気なくラジオを置いて、ラジオ放送の音声が静かに店内に流れている感じだ。
06-12-2024 X-Pro2 (76)

店主氏や居合わせた方と歓談し、少し愉しく過ごした。都心部の端というような位置で、来訪者で賑わうような一画でもないと思われる場所の御店で、地元の人達が立寄る「街角の憩いの場」という雰囲気が好ましい。自身は「やや遠い辺り」から時々訪ねるという、少し変わった感じの存在なのかもしれない。時々立寄る旭川で、「あそこが営業?では寄ろう!」という場所が在るのは嬉しく、有難い。

旭川駅を発つ…(2024.10.08)

↓旭川駅の東改札口だ。稚内へ引揚げる列車に乗るべく、ここを潜る。
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↓左側に掲出されている各方面の列車は、稚内行の特急列車の後は、各行先への普通列車が続く。右側の札幌方向の列車は普通列車が1本出た後、1時間毎の特急列車ばかりという様子になるようだ。日中の時間帯の感じだ。
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↓改札口を潜った。
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↓歩を進めてエスカレータを上る。
08-10-2024 X-Pro2 (12)

↓乗場に辿り着いた。
08-10-2024 X-Pro2 (15)

↓2号車の指定席を取っているので場所を確かめる。
08-10-2024 X-Pro2 (16)

↓この時間の列車は、少し早くから旭川駅で待機しているので、ゆったり乗込んで発車を待てば好い。
08-10-2024 X-Pro2 (21)

↓朝の列車は、札幌からやって来て短い乗降時間でまた進むのだが、昼の列車は、少しゆとりが在る感じだ。
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↓荷物を棚に上げた。
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↓車内の感じである。
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↓「好き旅路に杯を…」と悠然と過ごしていれば、何時の間にか列車は動き始めた。
08-10-2024 X-Pro2 (24)

他地域との間を列車で往来するというのは愉しい。毎度観ているような様子も、その都度に新鮮に感じられるのだ。何をするという程のことでもない。漫然と列車に乗って移動するというだけで愉しめる。