凍っている…:千鳥が池:常盤公園:旭川(2023.12.10)

↓早朝に通り掛かり、見掛けた様子に眼を瞠った。凍っている…
10-12-2023 early morning X-Pro2 (17)

↓気温は0℃を少し切る程度だったと思う。水面が「氷」になっていて、氷上に街灯の光が跳ね返っている。
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↓こうした氷の様も美しいかもしれない。
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風が微弱であるためか、0℃を切る割には酷く寒いという様子でもなかった。

<7 ELEVEN>…(2023.12.10)

↓早朝にぼんやりと佇んで眺めた。
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↑深夜から早朝に動き回っているタクシーが駐車スペースに在る。運転手さんが買物をするか、御手洗を利用しているのであろう。薄暗い早朝に灯りが漏れる店舗の上空に薄っすらと月が見えていた。

最近、この種のコンビニは広めな駐車スペースを用意する例が如実に増えたように思う。

<LAWSON>…(2023.12.10)

↓早朝に昭和通を歩けば、横断歩道の向こうが煌々と明るい。コンビニが営業中だ。
10-12-2023 early morning X-Pro2 (2)

↓この御店は随分と以前から在るような気がする。
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この種の御店は街角に在って、歩いて立寄るというようなイメージだが、最近は古くからの御店がそういう感じで、相対的に新しい場所は広めな駐車スペースを設ける例が多いようだ。それはそれとして、暗い早朝に、こういう御店の灯りが見えるのも好い感じだと思う。

凍て付く路面…(2023.12.10)

早朝に散策をした。

↓こういう様子に出くわした。
10-12-2023 early morning X-Pro2 (26)
↑相対的に交通量が少ない道路に雪が残り、気温上昇でシャーベットのように、または雨で表面が柔らかく融けたようになり、その後の気温低下で凍ってしまったという様子であろう。カチカチの氷が路面に貼り付いてしまっている。

気温が0℃を割り込んだ中で、こういう具合に凍った箇所が方々に散見した。慎重に歩くことが求められる。

旭橋…:早朝(2023.12.10)

旭川に何軒か在る「馴染んだ宿」と呼び得る場所の一つ、旭川駅に近く、昭和通に近い宿でゆったりと過ごし、迎えた早朝に散策に出た。

「12月」という時季、「早朝の散策」と言っても、何やら「深夜の徘徊」という雰囲気にもなるかもしれない。早朝6時前が妙に暗いのだ。

↓旭橋の辺りに至った。
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↓早朝の「よい子はまねをしないでね」という具合で、この1932年竣工という橋梁の真正面の写真を撮ってしまった。
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↓旭川で大変に気に入っている風景の一つだ。
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↓幾つもの川が交わる辺りに拓けた旭川の街では、こういう大きな橋梁は、街を象徴するような存在感を放っているかもしれない。
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↓嘗ては、この橋の真中に路面電車が走っていたらしい。
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↓なかなかに好い風景だ。
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この旭橋の場所へ行き易い宿で久し振りに過ごし、思い付いて0℃を少し切った気温の中で出てみたが、好かったと思う。

藤田邸…(2023.12.09)

『氷点』という小説を読んだ。小説は「辻口家の人々の物語」ということになる。そして一家の“娘”である陽子がヒロインということになるであろう。一家の主は病院長を務めている医師の辻口啓造で、<外国樹種見本林>の傍、リスも居る林が半ば庭のような場所に在る邸宅に一家が住んで居ると設定されている。

実際、<外国樹種見本林>の傍に邸宅という感じの家が在るのではない。そこは創作である。が、作中の邸宅の外観等に関してモデルとなった建物は存在する。作家の作品や人生を紹介する<三浦綾子記念文学館>のウェブサイトで話題になっているのを読んだ。

↓この建物をモデルとしたそうだ。
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作中、辻口啓造の病院は父親が開いたモノで、邸宅も父親が建てたということになっている。そういう訳で、和洋の建物を組合わせたような、酒造会社を営んでいた方が1930(昭和5)年に建てたという家が好いイメージということで参考にしたのだそうだ。三浦綾子は、この家を訪ねて英語を習った経過や、催された句会に参加したということが在ったのだそうだ。

↓「なるほど!」と少し見て、直ぐに移動した。
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↓右側が和風で、左側が洋風というように見える。昭和初期に邸宅という風情だ。
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こういう場所を一寸見るのも、なかなかに興味深いものだ。

<高砂酒造>…:旭川(2023.12.09)

↓宮下通を歩いていて、この建物が眼に留まると、思わず足を停めて眺めてしまう。
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↓今般、買物に立寄るというようなことはしていないのだが、建物を眺めるだけでも少し愉しい。
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↓明治期の建物であるらしい。独特な様式の建物だ。
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こういうような「長い経過」を感じさせてくれる建物は好い。

看板代り?(2023.12.09)

時折雨も交じったが、酷く強いのでもないことを幸いに、旭川の街を歩き廻っていた。

↓こういうモノが眼に留まった。
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↑車輛の整備や修理を手掛けているらしい場所の前だった。酷く目立つ。

↓<スバル360>らしい…
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<スバル360>は1958年から1970年までの12年間に亘って39万台余りが製造されたそうだ。「てんとう虫」という通称で親しまれた軽自動車だ。

こういうモノを見掛けるのは愉しい。

道産豚肉 ゆず味噌焼セット…ピルスナー…:<大雪地ビール館>(2023.12.09)

宮下通の<上川倉庫>の煉瓦造の倉庫は、色々な用途に利用されている。

↓こういうように利用されている建物も在る。
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↑「11号倉庫」と呼ばれていた建物が改装されたそうだ。

↓中へ入って席に着いて、何となく見上げると「倉庫であった建物」という様子が少し判る。
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↓雰囲気が好い。
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↓「地ビール館」を名乗っているが、最近は「クラフトビール」という場合が多いかもしれない。ビールと各種料理を供するレストランだ。「ランチビール」というモノ、これは「ピルスナー」という種類なのだそうだが、頂いた。
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↑ビールなので程好い苦味が在るが、何か「爽やか!」というように感じた。

↓「ランチメニュー」から「道産豚肉 ゆず味噌焼セット」を択んだ。ゆずの香りや味が入った味噌で絡めて豚肉を炒めたモノで、好かった。
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↓こういうように供される。敢えて、米飯は少な目で御願いした。
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↓こういう華やぐ飾りも登場する、そして似合う時季だ。
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今般、この宮下通の<上川倉庫>の辺りが凄く気に入った。

<上川倉庫> 事務所棟…煉瓦造の倉庫の壁…(2023.12.09)

↓旭川の宮下通を歩くと出くわす光景だ。
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↓雨が交じり、濡れた路面に旧い建物が映り込んでいる。
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↑味わい深い2階建ての木造建築は、<上川倉庫>という会社の事務所である。旭川市内に現存する木造建築としては最古と目されるそうだ。

旭川に初めて鉄道が通ったのは1898(明治31)年であったそうだ。滝川から延伸した軌道が到達したのが最初だ。以降、鉄道が交差する場所となって、物流拠点ということになる。農業、醸造業、建築業、木材業等の産業関係、旭川に立地した軍の師団に関連する事柄等、輸送需要は高まり、それに応えた<上川倉庫>が手掛けた倉庫事業は大変に栄えることとなった。

↓明治時代後期には煉瓦造の倉庫が続々と建てられた。
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↓そうした倉庫の一部、6棟が現存し、色々な用途で利用されている。
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↓旭川駅の東側、現在は背が高い宿泊施設が建つ辺りに倉庫群が在ったということになる。
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↑モノの輸送手段として鉄道が重用されていた時代が長かった訳だが、そういう中では駅に近い辺りの倉庫群は有効に活用されたようだ。

↓煉瓦を積み上げた壁が見事で、何となく眺め入ってしまった。
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↓明治時代の職人達が丁寧に積上げたのであろう。
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↓こういう窓の感じが面白い。
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時にはこういうモノを眺めるのも好い。旭川の歴史の一面が感じられる場所だと思う。

階段…(2023.12.09)

↓少し急な階段だ…
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↑真直ぐと延びる感じで、通から扉を開けて屋内に入ると真直ぐ2階へ向かうというようになっている。

旭川駅の近くに理髪店が在る。何度か利用している場所だ。この長い階段は観る都度に少し驚く。廻り込んだ場所にエレベータが在るらしいが、それを利用してみたことはない。専らこの階段を使う。

旭川駅到着…(2023.12.09)

↓旭川駅は自身にとっては「出先の駅」だが、このキハ261系ディーゼルカーが旭川駅のホームで停車している様子は少し見慣れている。
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↑他地域へ出掛ける場合、高い確率でこの到着定刻が10時19分の列車に乗車するからである。

今般は20分余り遅れてしまった。途中の駅ではない場所で何やら停車したのだが、エゾシカに衝突してしまったのだという。エゾシカが車輛の下に挟まるようなことにもなり、始末に手間取ったのだ。

旭川駅では、旭川以遠の札幌迄の列車が10時30分に出るので、それに乗換えるというのが定番である。が、今般は11時に出る次の列車を利用せざるを得ない状況になった。そういうように計画していた皆さんは、予定を変更で、駅で案内を受けることになる。

自身は旭川で下車するので、「思ったよりもほんの少々遅い到着」というだけのことである。

↓エゾシカが頻繁に現れる宗谷線で頑張っているこの車輛である。「ここまで運んでくれて有難う!」というように感じながら、暫し眺めた。
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↓何か雨が交じるような様子だった。
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↓若干の雪は残るが、何か湿った感じだ。
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「多少勝手知った(つもりになっている)他所」という感の旭川駅に着いた。振り返ると、今年だけでも3月、4月、5月、7月、9月、10月、11月と、何かで他地域に出る都度に立寄っている。

旭川駅を発つ…(2023.11.06)

↓稚内へ向かう列車の案内が掲出されている旭川駅の改札口にやって来ると、何か「名残惜しい」という気分が込上げるような気がする。今般は「好い休日」を過ごすことが叶ったと思っている。
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↓乗場に出て、札幌方面から北上して来る列車を待ち受けた。
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↓列車が現れた。
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↓少し減速した。
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↓先頭車が眼前を通り過ぎると、程無く停止する。
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↓指定席で嵩張るモノを棚に上げた。
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↓着席すれば列車は静かに動き出す。無事な旅を期して、用意の飲物を空ける…
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時には、馴染んだこの列車に乗車したいものだ。

<北彩都橋>、<氷点橋>…:旭川駅東側(2023.11.05)

↓旭川駅東側の道路を南側へ進む。
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↓<北彩都橋>という橋になっている。これは陸橋で、辺りの開発に際して付けられた「北彩都」に因んでいる命名だ。
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↓その少し先の、駅の南側の川を渡る部分の橋は<氷点橋>と名付けられている。
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↑この橋を渡った先が神楽地区で、<三浦綾子記念文学館>も在り、小説『氷点』の作中にも登場させた<外国樹種見本林>に行き当たることから<氷点橋>という名が起こったようだ。

旭川の地図を見ると、駅の東側に川を渡る道路が在るのが判る。橋なのだが、ここは<氷点橋>と記されている。鉄道の高架下を抜けて「橋が在る…」と思うと、<北彩都橋>の名が見えるのは「間違えた?」と戸惑ってしまう。が、離れた場所に<氷点橋>らしきモノは視えない。そのまま進めば「川の上の部分」は<氷点橋>だ。見掛けは「1本」の橋ではあるが、川の堤防部分で橋が途切れて「2本」となっているので、そういうことになっているのだという。こういうのは「歩道を歩く」という場合については、凄く気になるかもしれない。

↓<氷点橋>を渡った辺りの通は<氷点通>という愛称が付けられているようだ。
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↓通はこういうような具合に他の道路と交差する。
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↓交差点を通り越すと、<外国樹種見本林>や<三浦綾子記念文学館>へ通じる道路に出る。
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思い付いて歩いてみて、沿道に飲物を求める等することも出来るコンビニも目に付く―今般も立寄ってしまったが…―ような、なかなかに好い散策コースに出逢ったと思う。

アムールヒョウ…:旭川・旭山動物園(2023.11.03)

↓ヒョウなのだから当然だが「見事に“豹柄”…」とつまらないことを考えながら見入ってしまった。
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↑高い木の枝に見立てた場所を身軽に動き回る様が面白い。

↓アムール川の流域に棲むとされるヒョウだが、現在では希少な野生動物ということになっている。
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↓美しい姿の動物だと、何回観ても思う。
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オオワシ…:旭川・旭山動物園(2023.11.03)

↓漢字で書くと「大鷲」である筈だ。「大」という呼び方が示すように、なかなかに大きな鳥だ。
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↑通路の真上辺りもケージの一部になっていて、概ね真下からこの大きな鳥を眺められる設えになっている。

↓精悍な風貌だと思う。
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森に棲み、海まで出て遊弋する大きな鳥だ。こんなに間近にはなかなか見られない種類でもある。だから動物園は興味深い。

猛禽類の大きさ…:旭川・旭山動物園(2023.11.03)

↓動物園内でこういうパネルに出くわし、少し見入っていた。
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↑或る程度知られる猛禽類の大きさを、概ね実寸大で示すというパネルだ。

右側の各種は、街で見掛るような機会も在るカラスと際立って違う感じもしない大きさだと思う。左側の各種はかなり大きく見える。

「一寸したモノ」という感じながら、なかなかに面白い。こんな工夫を重ねているというのが、旭山動物園が講評を博している理由なのであろう。

高砂酒造のTシャツ…(2023.11.06)

↓旭川の宿の居室でこういうモノを引っ張り出した。
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↓前日に高砂酒造の売店で求めてしまったTシャツだ。
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↓稲穂と「国士無双」という銘を組合わせたバックプリントが凄く好い。
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早速にこれに着替えて、復路の列車に乗って稚内へ引揚げた訳である…

旭川駅到着…(2023.11.04)

早朝の5時台に旭川駅から列車で出発し、美瑛で1日過ごし、旭川駅に引揚げてみると午後7時台だった。

↓下車して、無事に着いたと、乗って着いた車輌を眺めながら身体を伸ばす。
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↓改札口へ通じる通路へゆっくり進んだ。
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↑それにしても、この新しいH100形を見る頻度が高くなったと思う。

↓駅のような建物に関しては、「夜には夜の風情」というようなモノが在ると思う。
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↓この広場のようになっている場所は、何度見ても何となく壮大だ。
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現在の旭川駅の駅舎については、登場した頃から何となく親しんで、順次整備が進んだ様を見て少しずつ馴染んで来た。今後も利用する機会は生じ続けるのであろう。

見上げる…(2023.11.04)

朝5時台に出て、列車で美瑛に出た。路線バスで<青い池>を訪ね、白金温泉の辺りの<白髭の滝>迄道草しながら歩き、路線バスで美瑛駅辺りに引揚げた。美瑛の街で過ごし、午後4時台から午後6時台は観光協会のバスに乗り、<青い池>のライトアップ等を観に行った。そして列車で旭川へ引揚げた時には午後7時台になっていた。その足で夕食としてラーメンを頂き、宿へ向かってゆったりと歩いた。

↓宿の居室で飲むモノ等を求め、「かなり長く動き廻った感じだ…」とぼんやり佇んでしまった。そして眺めた様子だ。
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↑正面のホテルだが、早朝には電飾看板は消灯となっていた。夕刻から夜に点けるようだ。

朝5時台から夜8時近くまで「出たまま…」というのは、近年の自身の傾向の中では少し珍しいかもしれない。周辺の建物等に「無事に戻った。善かった」と労って頂いているかのような、何か妙な気分で少しぼんやりとした。

時には時間を設けて、そういう程度のことに興じてみるのも好いのかもしれない。

早朝の旭川駅にて…(2023.11.04)

↓現在の時季、早朝5時台は未だ暗いが、旭川駅の東口へやって来た。
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↓様々な時間帯の様子を承知しているのでもないが、早朝5時台というのは「1日の中で最も静かな時間帯?」かもしれないと思いながら、旭川駅の駅舎に入った。
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↓改札口の上の列車案内を見る。左側の上、5時41分の富良野行に乗車すると美瑛に行ける。
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↓券売機で切符を求め、改札口を潜った。
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↓エスカレータを利用して乗場を目指す。
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↓H100形が既に待機中だった。何時の間にか、旭川・美瑛間というような辺り、更に旭川周辺の各線で、このH100形を見掛ける機会が圧倒的に多いと感じられるようになっている。
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↓3輌が連結している様子はやや珍しい。が、先頭の車輌だげで乗降するようになっていた。
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↑列車は富良野を目指すが、美瑛で後側の2輌を切り離す。1輌は富良野へ進むが、残った2輌は美瑛から旭川へ向かう列車となる。通勤や通学の輸送需要に対応する仕組みだ。この日は土曜日で、通勤や通学の利用客は少な目と見受けられはしたが。

↓乗車時にボタンで扉を開ける仕組みになっている。
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↓乗込んだ後もボタンで扉を閉める仕組みになっている。逆に下車時はここのボタンで扉を開けてから下車する。
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↓空いていた席に陣取った。
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この列車で美瑛駅へ移動した。

上川神社…:旭川(2023.11.05)

↓何か壮麗な感じがする場所だ。
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↑かなり大きな鳥居が据えられ、丘陵地形の斜面に複数の石段を連ね、急峻な段になり過ぎないように工夫している。それでも存外に急なのがこういう石段かもしれない。意外に石段は長い。

↓落葉がやや目立つ石段をゆっくりと上ってみた。
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<外国樹種見本林>の辺りに足を運び、見本林を散策した他に<三浦綾子記念文学館>を興味深く見学し、神楽岡地区の日帰り入浴施設でサウナを利用して寛ぎ、更に歩いて至ったのは上川神社だ。

↓神楽岡の辺りは「上川離宮予定地」という史跡とされている。京都、奈良(南都)、東京に対して「北京」(ほっけい)というモノを拓く、皇居の他に明治天皇が住まう宮殿たる「離宮」を築く構想が在った。その場所が神楽岡の、現在の上川神社の境内であったというのだ。
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上川神社は、現在の旭川駅に近い宮下通4丁目から7丁目に相当する辺りで1893(明治26)年に起こったという。街が発展する中で何度か遷り、1924(大正13)年に現在地に遷っている。

↓境内には天満宮も在るが…
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↓上川神社の社殿はなかなかに大きく立派だ。
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↓1992(平成4)年に「百年記念」で回収も施されたそうだ。
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↓御祭神が紹介されている。「上川地方開拓守護・旭川の鎮守」という神社で、北海道開拓、上川地域の開拓に尽くしたとされる人達が祀られているのが特徴的だ。
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↓参拝して、御朱印も頂いた。
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↑さり気なく右下にエゾリスの画が小さく在る。写真は撮れなかった―素早く動き廻るやや小さめな動物なので…―が、社務所の近くでエゾリスを見掛けるという場面も在った。

この神楽岡の地から、街を見守るというような感の神社だと感じられる。が、日頃の参拝ということでは街中から微妙な距離なので、常盤公園に頓宮も設けられている訳だ。

晩秋の好天の日、歩き廻ってみようという中で訪れるには好適な場所かもしれない。この日は過ぎる程度に歩いたのだったが。

晩秋の趣…:旭川駅(2023.11.03)

↓旭川駅の川に面した側に出てみた。
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↑枯れてしまった草花や落葉の一部は片付けてしまい、何か「積雪期を待つ」というような感じになっている。

↓振り返った辺りの木も葉が落ちてしまっている。
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↓何となく辺りに落ち葉が散らばっている。
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思うと、この駅の川の側は冬季には積雪が堆くなって、少し近付き悪い感じになる。晩秋の趣を少々愉しむというのも好いかもしれない。

<焼売酒場 つつみ 旭川本店>…(2023.11.03)

夕食を摂ろうと街へ出た。少しだけ雨が交った感であった。

↓雨に濡れた路面に、辺りの御店の灯りが跳ね返って、何か面白い様子に見えた。
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↓近付いた。振り返れば7月に立寄った経過が在った場所だ。
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↓ハイボールをゆっくり頂き、料理の登場を待った。
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↓トマトのスライスを御願いした。
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↓揚げ餃子を頂いた。
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↓焼いた餃子は何やら薄い皮が付く感じが面白い。
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以前に寄った際にも頂いて美味しいと思った焼売を再度頂くことが叶った。
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↓蒸餃子も好い。
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↓そして独特なソースを点けた水餃子も好かった。
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こういうような、好みの焼売や餃子を随意に御願いしてゆっくりと頂くような感じも、少し好いと思う。なかなかに満足して宿に引揚げたのだった。

<サキソフォン吹きと猫>…(2023.11.03)

↓少し街を歩き、旭川駅側へ進む中で眼に留めた。何時もの“セッション”は継続中だ。
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↓旭川へ立寄る都度に「どうも!また、こちらに御邪魔しました…」とでも声を掛けたくなるような、何となく親しんだ像である。
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↓何度観ても「全くの等身大の像がベンチに座っている」という様子は面白いと思う。
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落葉…:旭川(2023.11.05)

好天に恵まれた日曜日ということになった。旭川で思い付くままに歩き廻った。

夏が過ぎる程に暑かった、温い空気が少し長く続くと、紅葉または黄葉の情況が微妙だったと聞く。そしてその紅葉または黄葉の時季は、半ば過ぎようとしている。言わば「終盤」という雰囲気でもあった。

↓緑地に黄色系の葉が散らばっていた。北国では黄葉というのも目立つ。
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↓晩秋の蒼天に、灯りでも灯したように、黄葉の木が散見する。旭川ではこういう都市緑地や道路脇の木々が存外に立派だ。(逆に、日頃暮らす稚内は、諸条件によってやや貧弱になっているのかもしれない…)
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上川神社辺りから街の側へ、概ね南から北へ進むと、都市緑地のように整備された箇所が散見し、各々の呼称等を確かめるのでもないが、散見する木々の様が好かった。

↓やや厚目に黄色系の葉が散らばっていた様子を暫し見入った。
05-11-2023 X-Pro2 (81)

こうした「時季ならでは」という様子は好いものだ。今般、思い付いて旭川を訪ねて過ごし、こうした様子に出遭えたというのは幸いであった。

招き猫…(2023.11.04)

旭川の街中で夕食を軽く摂り、宿へ引揚げようと歩を進めた。

↓こんなモノを眼に留めた。
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↑なかなかに凄い数の招き猫だ。

少し気になったが、如何いう意図で集められて飾られているのかは不明だ。特段に何かが掲出されているのでもなかった。或いは、近所に招き猫に因む名を冠した御店でも在るのか?

こういう少し面白いモノには訳もなく眼が向き、カメラを提げている場合には撮ってみたくなる。

「水道メータ」…(2023.11.05)

好天に恵まれていた旭川に在って、結果的に「精力的に歩いた」ということになった。少しばかり「足取りが重めに」という程度にもなってしまっていた。

眼に留まったコンビニに立寄り、飲物を求めて御店の辺りに佇んで飲みながら一息入れようとした。

↓こういうモノが眼に留まった。所謂「マンホール」よりもかなり小さい感じがした。が、仕組みとしてはマンホールのように金属の蓋で、舗装した地面に開けた何かの目的の穴を塞いでいることに違いは無いであろう。
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↑水道関係の機器が埋められているのだと思われる。蓋のデザインが旭橋であるようで面白い。

「足元に眼を留め、提げていたカメラを使う」というようなことは「歩き廻る」という中で出来ることだ。故に出先でも積極的に歩き廻る。と言って、その距離が酷く長い感じになる場合、何日間も「そう言えば歩いた…」という感覚が残存してしまう。何時迄も凄く若いというのでもないことに気付かされる。

<辛味噌らーめん>…:<山頭火>旭川本店…(2023.11.05)

朝8時台から動き始め、ずうっと歩き廻った。途中に日帰り入浴施設を利用したということは在ったが、歩き廻る距離が自身の基準でやや長くなり、何か足取りが少々重い感じにもなった。

↓宿に向かう前に買物に寄ろうとしていた。その買物への道筋でこの御店を眼に留めた。
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↑なかなかの人気店で、御店の前に行列が出来ている場面も多い。行列の場所まで設えられている。が、午後2時頃というような中途半端な時間帯で、特段に行列も見受けられない。

↓宿の朝食を摂った程度なので、何か空腹であった。立寄ってみた。
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↓「御一人様ですか?」と直ぐにカウンターの空いていた席に通された。
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↓「辛味噌」を御願いした。「辛い」と言って、自身の感覚では「仄かに」というように思う。程好いバランスだ。
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↓この御店のラーメンは洗練されていて完成度が高いように思う。スープと麺とが巧く絡み、具材も適切である。
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時にはこういう一杯も好い…

<上川倉庫> 事務所棟等…(2023.11.05)

↓旭川の宮下通を歩くと、こういう様子が見受けられる。
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↑午後の光線で、寧ろ陰になっている感ながら、旧い建物の輪郭が光線に浮かび上がる感じだ。

<上川倉庫>は明治中期頃に起こり、物流に伴う倉庫業を手掛けて来た会社だ。煉瓦造の倉庫を多く持っていた。その煉瓦造の倉庫と事務所棟とが、建築の歴史という見地でも貴重であることから、現在は店舗や文化施設として利用されている。それが見える辺りを歩いたのだ。

こういう眺めは好きだ。