御堂筋…:阪神百貨店(2023.12.30)

↓大阪の繁華な、同時に幅の広い道路の御堂筋だ。大阪では南北に延びる道路を「筋」と呼んでいる。
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↓御堂筋の街路樹に夥しい数のイルミネーションを施すのが、大阪の冬の風物だ。なかなかに美しい。
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↓阪神百貨店の建物なのだが、今年はプロ野球の阪神タイガースが大活躍であったことから、応援御礼の懸垂幕が掲げられていた。
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少し愉しみながら景色を眺めて過ごした一時だった。

注連飾り…(2023.12.30)

↓何かの会社のビルだと思うが、少し控え目なような気もする注連飾りが在った。
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こういうモノが飾られている様子に出くわすと、「幸い在れ!」と祈りたくなる。

阪神百貨店を望む…(2023.12.30)

「大きな街に灯りが入る様」を何となく眺めたいと思い付いた。何らの用事も無いが、天神橋筋6丁目の宿を出て、ふらりと梅田の側へ歩んだ。

↓大阪の街では「何処にでも、何時でも自転車が現れる?」と思いながら、阪神百貨店の建物が見える辺りで様子を眺めた。
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↓こんな様子を観ると「灯りの数だけ人々の物語というモノが在るのかもしれない…」というようなことも思う。
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年末の休業日という感でもある12月30日の夕方、何やら忙しいのか、長閑なのかは解らないが、大阪駅周辺は酷く賑わっていた。出先でこういう様子に出くわすのも少しだけ面白い。

淡路駅にて…(2023.12.30)

↓淡路駅で列車から下りた。
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↑「天下茶屋行は下りた5号線でお待ちください」というアナウンスが車内で、そして駅で流れた。それを受けてその辺りに佇んでいた。

↓阪急の列車は車輛が美しいと思う。大阪梅田駅を目指して出発した様子も、何やら画になる。
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↓列車は遠ざかった。
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↓程無く「5号線に電車が参ります」と注意喚起のアナウンスで列車が現れた。
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↓阪急では列車が着くホームを「〇号線」と呼ぶのが特徴的だが、それ以上に製造された時期も異なる様々な形式の車輛に関して、悉く丁寧に同じ色が塗られているのが際立った特徴のように思う。烏丸・淡路間で乗車した車輛と形が違う車輛だが、塗装は殆ど同じだ。こういうのも好いかもしれないと何時も思う。
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この淡路駅に現れた列車は準急で、1駅通過で直ぐに天神橋筋六丁目駅に着いたのだった。

串カツ…:<七福神>:天満(2023.12.30)

烏丸から天神橋筋6丁目へ、阪急の列車を乗り継いで移動した。天神橋筋6丁目に宿を取っていて、そこに滞在する。そこでとりあえず動いたが、宿に入ることが叶う迄にやや間が在る。

天神橋筋の商店街を何気なく歩いて、何やらJR天満駅の界隈に出た。

↓こういう御店を眼に留めた。が、未だ準備中だった。後から、開店した頃を見計らって立寄ってみようと思い付いた。
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↓そして辺りを巡って、再度近くを通ると御店は開店していた。
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↓立ち寄った。
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↓どて焼きを御願いした。
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↓「七福神セット」の7点の最初のモノであるエビ餅が登場した。
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↓アスパラ、タコ、キス、子持ち昆布、豚ヘレと6本の串カツだ。
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↓子持ち昆布をもう1本…そして牛カツ3本セットという「定番」を頂いた。
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「他所の地域の人達が勝手に作り上げたイメージ」という一面も否定はし悪いかもしれないが、「串カツ」とでも言えば凄く「大阪らしい」というようなことになるのかもしれない。大阪に着いて、早速にその「らしい」という感じの串カツを頂いた。

夜の淡路駅…(2023.04.03)

今般、大阪・京都間を阪急の列車で往復する場面が目立った。京都方面に出ることを画したものの、京都市内に連泊する程好い価格帯の宿が見つけられず、大阪の地下鉄の天神橋筋六丁目駅辺りに宿を取ったからだ。天神橋筋六丁目駅から淡路駅、乗換えて烏丸駅や京都河原町駅、そして逆方向という動きが目立った訳だ。

早朝から京都に出て、京都から長浜を訪ね、京都に引揚げた後に阪急の列車に乗った。

↓烏丸駅から乗り込んだ大阪梅田駅を目指す列車が淡路駅に着いたので下車した。
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↑阪急の列車は、製造年次が異なる車輌、仕様が異なる車輌、殆ど全てが同じような色で、整然と揃っている。そういう「拘り」が感じられる車輌だった。

↓下車した列車を見送って、少しすると同じ乗場に列車が現れた。
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↓天神橋筋六丁目駅を経て地下鉄に乗入れ、天下茶屋駅へ向かう列車だ。この区間では、地下鉄に阪急の車輌が乗入れているが、逆に阪急の軌道に地下鉄の車輌が乗入れている例も在る。現れたのは地下鉄の車輌だった。
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自身が観た範囲で、明確に阪急の車輌と様子が異なる車輌が阪急の軌道に現れるのは、多分この淡路駅を挟む辺り、天神橋筋六丁目駅・北千里駅の区間位ではなかろうか。

そんなことを思いながら、この日の想い出を胸に地下鉄と阪急とで相互乗入の車輌に乗込み、宿に近い天神橋筋六丁目駅へ移動したのだった。

朝に…:都島橋周辺にて(2023.04.05)

天神橋筋六丁目駅の辺りから、特段に目当てという程の何かが在るのでもなく歩き始めた。

↓商店街の大きなアーケードを横目に歩き始めた。何となく都島の方へ歩が進んでいたようだった。
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↓高目な位置に「たばこ」の看板で、序でに低目な位置に「TELEPHONE」の看板も在る。
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↓公衆電話が在って、煙草の自販機が並んでいた。「窓口」なる看板も在るが、それがよく判らなかった。
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何時の間にか、煙草の自販機も使わなくなった。煙草を求める際には「専らコンビニ」という按配になっているかもしれない。

↓都島橋という橋が在った。
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↓橋の上に佇んでみた。右側に、やや盛りを過ぎた桜が視えた。
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↓河川敷が歩道、自転車道路という様相で下りられる坂道が在った。桜も見えて好かったが、何やら「バーベキュー禁止」という、河川敷を管理する機関による看板も在った。
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こういう場所では、花見を愉しむというのも在ろうが、少し暑い頃に爽やかな飲物でも飲みながら何かを頂くというのも好さそうで、放っておくとバーベキューを使用という人達が現れるということなのであろう。

住宅、オフィスビル、店舗、何かの公的な施設と、雑多なモノが織り交じって在るような地域であった。「街のど真ん中」という風情でもないが、それでも「過ぎる程に静か…」な街から訪ねている自身の目線では、十二分に賑やかだと思った。

こんな具合に、何処かの街で「特段に目当てという程の何かが在るのでもなく歩く」という程度のことをするのが心地好いと思う場合が在る。

淡路→高槻市:正面展望:阪急…(2023.04.04)

大阪の天神橋筋六丁目駅傍に滞在し、滞在中には阪急の列車等を利用して京都方面に連日出ていたような感じだった。関西方面の様々な街は、多様な鉄道路線等が在るので、圏内の何処に在っても相互に行き交うことに不便は少ないと見受けられる。

天神橋筋六丁目駅は地下鉄の堺筋線の北端に相当するのだが、天神橋筋六丁目駅以北は阪急の軌道になる。軌道は北千里駅に到る。途中の淡路駅で乗り換えると、京都河原町駅へ通じる軌道を行き交う列車に乗車可能だ。この天神橋筋六丁目駅・淡路駅の経路を経て、京都河原町駅や手前の烏丸駅とを往来していた。

↓淡路駅で列車に乗込むと座席は全て埋まっていて、何となく立ったのだが、先頭車両の正面が展望出来るような場所に佇むことになった。
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↓所謂「阪急京都線」ということになる。大阪梅田駅から大阪府内を北上する軌道だ。
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↓地上に敷かれた軌道も、高架の軌道も混在している。列車はなかなかに速い!
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↓駅が視えて来る。
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阪急の列車―と言うより、関西の各私鉄ではよく在ると思うが…―特定の駅に着く前に「〇〇より先、△△、□□へ御越しの御客様、迎えのホームに参ります特急が先に到着致します」という案内が為される場合が在る。各駅停車の列車、そして相対的に停車駅が多目な列車が在って、他に停車駅の少な目な優等列車が走っている。行きたい駅に「先に着く列車は?」とドンドン乗換えながら進むのが、阪急を含む各私鉄の列車を利用する流儀になっている様子だ。「特急」と名が付く列車について、別途料金券や指定席券が必要な会社も在るが、その限りでもない場合が多い。阪急では「特急」について、別途の何かが求められるのでもない。

↓乗っていた列車は左端の線に入って停車しようとしている。
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↓次第に減速しているのが判る感じだ。
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↓ホームの様子がよく見えた。
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↓停車した高槻市駅で下りた。京都側各駅に関して「先に着く」という案内が在ったからだ。
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こういうような「乗換えながら進む」というのが「鉄道網」という在り方のように思う。阪急の列車は、なかなかに利用し易く、営業している地域を訪ねると利用してみたくなる。今般、天神橋筋六丁目駅傍に滞在したのも、実は「阪急の列車に乗って動き廻りたい」という希望も在ったからだったかもしれない…

大阪梅田駅…(2023.04.05)

天神橋筋六丁目駅辺りから都島方面へフラフラと歩き、都島駅で地下鉄に乗って中崎町駅に到った。実は…中崎町駅の側へ歩こうとして、思い違いで都島駅側へ歩を進めてしまったのだったが。

↓中崎町駅辺りから少し歩き、大阪梅田駅の辺りに到った。
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↓阪急の列車に乗るためには、建物の上階に向かう必要が在る。
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↓改札機が酷く沢山設置された大きな改札口が在る。ここから乗場に出ると、各方面との間を往来する阪急の列車に乗車出来る訳だ。
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↑当然のように「交通系IC」は利用可能だ。今般、大阪・京都間で阪急の列車を利用した場面では多用した。(他の交通機関でも使用したが…)

↓京都方面は改札口から右側の「1号線」から列車が出ている。阪急では何故か「X号線」という言い方をしている。
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↓こういう按配に置かれている公衆電話…意外に見掛けない感じもする。随分以前からなのだと思う。観光宣伝関係のポスターが色々と掲出されている。
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↓出発する列車の後尾となる側がズラリと並んでいる。
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↓奥へ歩を進め、出発する列車の先頭となる側が並ぶ様を眺める。
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↓この列車で京都へ移動する。阪急の列車は、街中の四条通に着くのが気に入っている。
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今般、天神橋筋六丁目駅傍に滞在し、そこから淡路駅を経て京都河原町駅や烏丸駅に出て、同じ経路で引揚げることを何度かした。そうしている中、独特な風情の大阪梅田駅で列車に乗ってみたいというようなことを思ったのだ。そして確り実現した。

「大阪を前へ」…(2023.04.05)

大阪では府知事と府会議員、市長と市会議員というように4つの選挙の運動期間中であった。選挙運動の宣伝カーにも何度か出くわし、地下鉄駅の出入口でチラシを配っているような様子も見た。

↓都島辺りを何気なく歩いて眼に留めたポスターだ。
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↑活動していない地域でも知名度が高いのかもしれない<大阪維新の会>のポスターだった。

大阪で発祥し、国会や他地域での展開という中、大阪以外で活動する部分では<日本維新の会>というようにも名乗っていると思ったが。大阪方面に足を運んだ際に、この<大阪維新の会>のポスターを、実は見た記憶が無かった。今般は選挙に関連して掲出されていたのが眼に留まったのであろう。

こんなモノにも、不意にカメラを向けてみたくなる場合も在る。

大阪駅→東梅田駅→天神橋筋六丁目駅…(2023.04.02)

早朝に稚内駅を発って、列車を乗り継いで札幌に到り、更に新千歳空港へ向かった。新千歳空港から神戸空港に飛び、神戸空港から三ノ宮駅に移動した。

↓三ノ宮駅で「大阪方向の列車は…」とホームに出て、直ぐに現れた列車に飛び乗った。車内に停車駅の案内が表示される。
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↑「関西のJRの列車」と言えば<新快速>だ。速度が上がる区間では時速120㎞から130㎞程度で運転しているようで、停車駅が少ないので主要駅間の移動が速い。何時も「往年の急行列車や特急列車より速い?」というようなことを思ってしまう。三ノ宮駅の後、芦屋駅、尼崎駅で大阪駅に到る。30分前後だと思う。大阪駅から先も、新大阪駅、高槻駅、京都駅と30分前後である。

↓順調に大阪駅に到った。北海道内で<青春18きっぷ>を使用したが、三宮駅・大阪駅間でも使用した。こういうことが出来るのも好い…
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↓何となくエスカレータを上り、大阪駅の構内の様子を眺めた。
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↓大きな跨線橋のようになっている箇所の手前に改札口で、とりあえず出てみた。
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↑色々な鉄道路線が交錯している大阪駅辺りである。「地下鉄谷町線」は左側へ進み、地下鉄なので多分地下に下りるのであろう。

↓乗換可能な鉄道路線や他の交通手段が多く、それを示すマークが沢山並んでいて目移りしてしまう。
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↓表示を見ながら歩を進め、少しずつ地下へ進んで行く感じだった。
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↓漸く「地下鉄谷町線」の駅へ進む地点に到った。大阪駅の少し東側の地下で、地下鉄の駅名は「東梅田駅」である。
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↑大阪駅が在る辺りは、大阪の中では「梅田」と呼ばれる地区だ。JRの前身の国鉄の、そのまた前身の時代に「大阪のターミナル」として大阪駅という名で駅は出来た。が、他の鉄道会社や地下鉄の駅は「梅田」の名を用いている。後発の駅には「東」や「西」が付される場合迄在る訳だ。

↓東梅田駅に案内地図が掲出されているが、簡単に記憶出来ない程度に煩雑で、少し眺めていて苦笑いも漏れた。
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↑大阪駅でJRの列車を下りて、地下鉄谷町線の東梅田駅へ歩くのであれば、10分弱は要すると考えなければなるまい。今般、もっと探して迷うかもしれないとも思ったが、それは免れた。掲出された案内表示を随時見ていれば迷わない訳だ…

↓東梅田駅で地下鉄の列車に乗車した。
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↓走行中の地下鉄の列車という風情だ。正しくトンネル内である。先頭車輛だったので、様子が視えて面白かった。
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↓東梅田駅、中崎町駅、天神橋筋六丁目駅だ。直ぐに天神橋筋六丁目駅の様子が視えた。駅間は然程長くないようだ。
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↓下りたホームで列車を見送った。
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↓何となく足が停まって、見入ってしまったホーム上の看板だ。「てんじんばしすじ6ちょうめ」と「6」が使われて「ろく」ではない…
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↓壁面に在るこの看板も「6ちょうめ」だった。方々で「X丁目」の「X」が算用数字という例は多く在ると思う。
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この地下鉄の駅に到り、何か「実に長い一日で、長い道程を…」と感慨深くなっていた。大阪辺りで地下鉄を利用するのも少し面白い。そんな思い付きと、京都方面の往来の便を考えて、天神橋筋六丁目駅傍に陣取ることとしたのだった。こうして辿り着いた時の様子を振り返ると、存外に訪ね易い場所であった。機会が在れば是非再訪もしたい。

※ 記事の最初、飛び乗った列車内での表示の画は、兵庫県側に在った時に撮っていることになる。が、全般に大阪駅からの移動に纏わる内容なので、記事は「大阪府」のカテゴリに入れる。

都島神社…(2023.04.05)

天神橋筋六丁目駅駅に近い宿から、漫然と歩き始めた。京都へ向かう前に、少し大阪を歩き廻ろうという意図で、特別な目的は無かった。

歩を進め始め、少し経って思い至った。京都へ向かう列車が便利な大阪駅や大阪梅田駅の方向へ向かうような意図も在りながら、逆方向にドンドン歩を進めてしまった。地下鉄の都島駅の辺りに至った。

↓こんな場所に行き当たった…
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↑都島神社である。

↓社殿である。
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この神社は「十五社神社」として1160年に起こったと伝えられる。15の神を祀ったので「十五社神社」と称したそうだ。1943年に地名にちなんで都島神社と称するようになった。1945年の空襲で社殿等が損なわれ、1949年に再建されたということだ。

↓石が敷かれた通路以外の砂地の場所へは「立入を御遠慮願います」となっている。整然と整備されている。
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↓然程大きくはない神社だが、何か街中でこの辺りだけ「凛とした空気感」が漂っているように思った。
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大阪で無事に愉しく滞在していることに感謝の意を表したいと、都島の地に永く在るという神社に参拝した。こういうような出会いも好いと思う。

“梅田”…(2023.04.05)

↓阪急の大阪梅田駅に近い辺りだ…
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↑大きな立体で“梅田”の形になっている。そして“田”の部分は奥行きを活かして「ベンチ?」という設えになっている。

↓少し引くと、こういうような按配で“UMEDA”というローマ字のモノも在る…
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何時の頃からだろうか?地名の文字を少し大きな立体にしたオブジェのようなモノが、方々に見受けられるようになった気がする。一寸、面白いとは思う…

マンホールの蓋…:大阪市水道局:都島(2023.04.05)

下ばかり向いて歩き廻るのでもない。が、時には足元を見る。

↓そしてマンホールの蓋に眼を留める。
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↑大阪市内では幾つかの例を見るような気がするが、この大阪市水道局のモノのデザインが好いように思った。橋が在って、奥に大阪城天守閣や高層ビルが視え、橋の辺りを流れる水路に船が航行している。「大阪の街…」というイメージを巧みに切り取って纏めているような気がした。

足元のマンホールの蓋は、気にも留めずに通り過ぎる場合が多いかもしれない。が、敢えて眼を向けると、好いデザインも散見すると思う。

ジーンズの店…:都島(2023.04.05)

コンビニのようなタイプの御店を除いては、未だ営業開始には早いと見受けられる朝に辺りを漫然と歩いた。

↓多分、ジーンズ等の衣類を扱っているのだと思われるが、「ジーンズ穿きの下半身」を模ったような看板が酷く目立った。
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何か取扱品の形を模った大きく目立つ看板は大阪の繁華街には散見するようだが、公共施設や民間会社や住宅や商店が混在しているようにみえる都島辺りでも、こういう手が込んだ看板が登場するというのが面白かった。

辺りの建物は、1階が店舗で、2階以上が住宅のように見える設えだ。こういう様式も広く普及しているのかもしれない。

Tシャツ…:天神橋筋商店街(2023.04.04)

天神橋筋六丁目駅の傍に在る宿に引揚げて些か寛ぎ、何となく散策に出て、天神橋筋商店街を歩いてみた。

↓「何だ?これは…」と見入ってしまった。衣料品の店で、店頭の目立つ場所に各種のTシャツが掛けられていた。
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↑「知らんけど」、「今しかないで」、「今日は本気やで」というような、「大阪の口語」を大きな文字でプリントしたTシャツが酷く目立った。

↓敢えて店は覗かなかったが、何やら面白いと思い、足を停めて、少し離れた辺りから観ていた…
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こういうような感じも悪くない…

早朝…:淡路駅にて(2023.04.03)

天神橋筋六丁目駅を5時5分に出る北千里行に乗車し、少し先の淡路駅で乗換えると京都河原町駅へ向かうことが出来る。

↓その淡路駅のホームに着いた。
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↑左の列車から下車して、右の列車に乗換える。何か…美しい眺めだと思った。

↓車内に入れば、扉の辺りに停車駅案内が出ていた。アルファベット表示に切り替わっている。「各駅停車」なので、沿線の全ての駅がスクロールされる。阪急京都線の駅名が全部出て来る…
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今般、この阪急京都線の利用を念頭に天神橋筋六丁目駅傍に陣取ったが、なかなかに好い。

早朝…:天神橋筋六丁目駅にて(2023.04.03)

1時間程度で着く場所で友人に会う約束が在る。約束が9時なら7時半に出れば好いように思う…京都へ向かう予定だった。

ところが、前日に一日中動いていたのに元気で、異様に早く起き出した。そこで…始発の電車で出掛けるということを仕出かした。到着後に散策をするには事欠かない地域へ向かう訳である。

↓5時過ぎの阪急の列車に乗ろうと天神橋筋六丁目駅へ。何か「未だ深夜…」という風情だ。
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↓改札を潜って、列車が現れるホームを目指す。
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↓5時5分に出る北千里行に乗車し、少し先の淡路駅で乗換えると京都河原町駅へ向かうことが出来る。
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↓「阪急電車」という「イメージそのまま!」な車輛の列車が現れた。
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↓流石に混み合ってはいない車内に乗り込んだ。
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↓何時の間にか「やや懐かしい…」という感にもなった<HRC Kyoto>のロゴが入ったバックを使っている。
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何やら「過ぎる程に元気」な気がする…

<7ELEVEN>…:天神橋筋六丁目駅周辺(2023.04.02)

全国各地にチェーン展開しているコンビニの看板は「珍しくも何ともない…」のだが、その種のモノと縁遠い街に在る者にとっては「些か目新しい」というように感じられる場合が在る。

↓思わず写真に収めてしまった。
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↑実は…背後に見えている<東横INN>を探していた中、地図上で目印のようになっていた場所と認知し、少し足を停めた場面で提げていたカメラを使ったということなのだが。

必ずしも慣れていない街を歩く場合、こういうコンビニの看板は好い目印になるように思う。

「ようおこし」…:天神橋筋六丁目駅(2023.04.02)

何度も足を踏み入れている大阪であるが、種々の「大阪の記憶」の中には、「大阪に在るということ」をやや強く意識させてくれるモノが在る。

↓そういうモノの一つがこれだ。
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↑地下鉄駅の御手洗だ。御手洗のピクトグラムに少しだけ手を加え、「男女が会釈して、立寄る人達を迎えている」という画のように見えるのだ。大阪の地下鉄駅ではこういう画が使われている。

今般、通路が入組んだ天神橋筋六丁目駅の中を歩き廻ってこれを見付けた。そして「大阪に在るということ」をやや強く意識した。

「天神橋筋」…(2023.04.02)

↓酷く「大阪的」と思った標識だ…
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↑大阪で「筋」というのは南北に延びる道のことを言うそうだ。古くは「町」である東西に延びている「通」を相互に結び付ける「道筋」というようなことだったらしい。それが「南北に延びる筋」ということになったようだ。

「日曜日の夜9時」で程々に賑やかという感じであった場所だ。さり気ない標識だが、何か美しいような気がした。

交差点の街路樹…:天神橋筋六丁目駅周辺(2023.04.02)

↓酷く目立つ木だ…
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↑四輪車も二輪車も、自転車や歩行者も多い。夜9時頃だが…

以前、稚内にやって来たことが在るサハリンの友人が“ネタ”にしていた。「稚内で何が驚くって?午後9時になると、街から人影が消えるんだ…泊まった宿の部屋で窓から外を眺めていて気付いたんだ」とである。天神橋筋六丁目駅の周辺ではそんなことはない…

賑やかな大阪にやって来たことを、横断歩道の辺りに佇みながら強く感じていた。

鯨…:<HEP FIVE>:大阪・梅田(2022.12.26)

「大阪駅の傍の巨大な観覧車」というモノに関心が在った。行くのは簡単だが、1人で行動する中で試しに乗ってみるというのは、何となく行き悪いような気がして年月が経った。

商業ビルの上に据えられた観覧車は、直径75mで、最高到達点が地上106mにもなるモノだ。1998年にビルが開業した時に登場しているらしい。

その観覧車の据えられたビルを目指し、建物に入ってみた。

↓なかなかに大きなオブジェが館内に据えられていた…
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↑赤系の塗装とも相俟って、一瞥して何なのか判らなかったのだが…鯨であった…「実物の鯨?」というような大きさだ…

↓大阪の梅田の天で遊弋する大きな鯨という感なのか?よく観ると奥に小ぶりな鯨も在って、これは「親子」を表現しているようだ…
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鯨はビルが開業した頃から遊弋し続けているらしい…何か非常に面白いと思った…

大阪メトロ+近鉄電車+阪神電車…:なんば駅(2022.12.26)

↓誰が視ても「地下鉄!乗って移動?では入ろう…」という入口である。
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↑そう思って何となく入るのだが、地下鉄の<大阪メトロ>の他、出入口に<近鉄電車>も<阪神電車>も在る。

御堂筋線、四つ橋線、千日前線と3路線が運行されている<大阪メトロ>の「なんば駅」の出入口ではあるが、地下の通路で近鉄や阪神の列車が発着する大坂難波駅にも出入りし易い場所なのだった。

こういうような、様々な鉄道会社の色々な路線が入り交わっている辺りを訪ねるというのは、個人的に存外に好きだ。

この時?地下鉄御堂筋線で梅田へ移動したのだった…

<金龍>…:大阪・難波(2022.12.26)

↓「過ぎる程!?」に目立っている看板だと思った…
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↑店名に「龍」が入っているので、龍の形を設えて看板にしてしまった訳だ。

食事は済ませて「腹一杯…」な状態だったので敢えて寄ることはしなかったが、ラーメンの店らしい。

大坂の難波の界隈は、各々に趣向を凝らした、不思議な目立つ看板が多々見受けられる。また眺めに訪れたい感だ…

回転寿司…:大阪・難波(2022.12.26)

「遅過ぎな昼食」と「早い夕食」との隙間というような、何か妙な時間に食事を摂ろうと歩き廻り、回転寿司の店に入った。利用客が多く集まる時間の“間隙”という感で、直ぐに席に案内されて落ち着いた。

↓率直に、こういうのを久し振りに視たような気がする。
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↑最近は、カウンターに据えられたタブレットを使う、紙に書くで注文し、寿司が順次届くような感じの場所が目立つと思う。本当に「回転寿司」で、小皿に載った寿司がレーンを回っていた。

席に案内されると、店員さんは「スマホにアプリを」と、自身にとっては「全く意味不明…」なことを言い出す。“スマホ”なるモノを持っていない…使わないとすれば、レーンのモノを取って頂くことになる。それで大いに結構!実は同行者が「御無沙汰している“回転寿司”が好いかもしれない…」と言うので、希望を叶えて差し上げようということも考えたのだった。自身は12月に回転寿司の店に入った経過が在ったが、そこはカウンターのタブレットで注文という仕掛けだった。こういうレーンは酷く久々な感じであった。

↓“一貫”の単位で供するマグロが在った…
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↓所謂「光物」系統の魚は好きだ…
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↓眼に留まったネタを色々と試してみた。何れも好かった!
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↓こんな海老も好かった。
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ゆったりと寿司を摘まんでいる間、「御来店です!」という店員さん達の声は途切れず、何時の間にか「御待ち頂ければ…」というような声も交る程度に店は賑わった。辺りでは評判の好い店なのだと思った。肝心の店名を確り記録していない。どうも鮮魚等を扱う会社で手掛けている御店と見受けられた。偶然ながら好い御店に出くわしたと喜んでいる。

久し振りに「非常に“らしい”!!」という感じの回転寿司で、朝に宿でサラダと若干のおかずを摘まんだ程度で空腹であったことにも気付き、何やらたっぷりと頂いてしまった。

何となく「京都に住む者が大坂に一寸遊びに…」という気分で過ごした日だったかもしれないが、こんな食事も含めて、何もかもが記憶に残る感だった。

道頓堀の界隈…:大阪・難波(2022.12.26)

大阪城公園から森ノ宮駅へ出て、地下鉄の長堀鶴見緑地線の列車に乗って心斎橋駅へ移動した。そして御堂筋を歩いて若干南下した。同行した友人は、大阪城公園や周辺に比して、何やら落着きの無い街路のような気がすると感想を漏らしていた。

↓そしてこの「グリコ」が視える辺りに至った。
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↓この「グリコ」が視える様子は「大坂の街中」というようなことで知名度が高い。年末で、何となく人出も多かったが、看板の人物のように両腕を挙げて記念写真を撮っているというような様子も随分と見掛けた。
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↓何やら「中途半端な時間帯…」という感だった。この辺りへ出てみたのは、「とりあえず食事…」という趣旨だった。
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↓少しばかり奇抜な大看板が目立つというのが、この道頓堀の界隈の特徴かもしれない。
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↓「派手!」が創り上げられた感じもする場所だ。
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↓様々な種類の飲食店が見受けられ、目移りが甚だしい。
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↓「大阪の難波」という、他地域にまで流布された“イメージ”が四方八方から降り注ぐようにも思った。
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↓確か「くいだおれ太郎」と言ったか?有名なキャラクターの人形だ。
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暫し、こうしてキョロキョロとしながら歩き廻ったのだった。

豊臣秀吉公像…:大阪城豊國神社(2022.12.26)

大阪城天守閣の辺りから、幾つか選択肢が在る地下鉄の駅を目掛けて歩こうとした。往路はJR京橋駅を利用したので、復路は少し違う駅をと思い、結局は森ノ宮駅を目指すこととした。

↓途中でこの像に出会った。
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↓何となく暫く振りにこの像を見上げたような気がした。
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↑手元の記録を紐解けば、2020年に立寄った経過が在るようだが、大阪城に在る豊國神社(とよくにじんじゃ)の豊臣秀吉公像だ。

この像は1903(明治36)年に大坂城内に登場した。そして中之島に在った豊國神社の境内に遷って広く親しまれていたが、戦時下の1943(昭和18)年に「金属類回収令」で供出されて姿を消したという。やがて1961(昭和36)年に神社が現在の大阪城に遷って以降、豊臣秀吉公像の再興が願い続けられ、2007(平成19)年にこの像が登場した。写真記録に在る嘗ての像の感じも参考にしながら制作された、高さ5.2mの像であるという。「数多の戦に勝利し天下統一を果たした」というイメージであるということだ。

こんな像を眺め、大阪城で少し愉しい想い出が出来たということに感謝し、御朱印を頂いたのだった。

<MIRAIZA OSAKA-JO>(ミライザ大阪城)=旧第四師団司令部庁舎…(2022.12.26)

↓現在の大阪城天守閣と殆ど同時期に登場したという、天守閣の直ぐ傍に在る建物だ。
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↓大阪を本拠地としていた陸軍の第四師団が司令部として使った建物だというが、「如何にも…」というように感じる。
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↓この天井の照明も「1930年代頃のモノ」と強く感じられる。
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この建物は、現在では<MIRAIZA OSAKA-JO>(ミライザ大阪城)と称し、物販や飲食のテナントが入っている。

↓館内はなかなかに趣深い…
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大阪城天守閣の見学に夢中になり「数分で午後3時…」という辺りまで昼食も摂らずに居た。ここの館内で昼食を摂ることを思い付いたのだが、ランチタイムの営業が終わったという時間帯になってしまっていた。そこで、街に出て食事を摂るという相談になった訳である。そういう少し変わった動きもまた、好い想い出かもしれない。