和歌山まで足を延ばし…大阪方面へ引揚げようと列車に乗り…鳳駅で下車した…
鳳駅の近くには「和泉国一之宮」という格式を誇る大鳥大社が在る…辺りの住所は「鳳」なのだが、古い由緒の大鳥大社の「大鳥」との関係性は不明確だ…
↓鳳駅から歩いて…住宅街のような場所に、公園か何かのように大鳥大社の境内は姿を見せる…
↓日本武尊を祀るという大鳥大社…境内に銅像も在った…
↓社殿に歩み寄って参拝した…
↓境内の木も好い感じだ…
↓何か微妙な天候の中だったが、何となく雰囲気が好い境内だった…
こういうような、方々の社を訪ねてみるというのは、なかなかに面白い…
枚岡神社(2019.02.24)
近鉄奈良駅から大阪難波方面を目指す列車に乗り、奈良県と大阪府との境界を越えて大阪府寄りに入った辺りに枚岡駅が在る…枚岡駅には優等列車は停車しないようだが…
↓その枚岡駅の間近に、古くからの由緒を誇る神社が在る…
↓手水鉢の辺りに鹿…
↓<なで鹿>と名付けられた像も在って親しまれている…
↓鹿に関しては、御祭神の1つである武甕槌命(たけみかづちのみこと)が「鹿に乗って旅立った」という故事に因むそうだ…
↓地元で親しまれているように見受けられる神社だが、「神武天皇の時代に起こった」と伝えられている…
↑奈良の春日大社が創建されようとした際、この枚岡神社の御祭神の分霊が勧請されていたということが在って、<元春日>という呼び方も在るという…
↓建物の全体の感じは、やや眺め難い感じであった…
然程、広壮な感じではない場所だが…永く敬愛されている神社が醸し出す雰囲気は色濃い感じだった…
↓「神徳輝乾坤」と在る…「神の功徳は天地に輝く」というようなことであろう…
↑なかなかに趣が在ると思った…
枚岡神社の「枚岡」については、古くは「平岡」と書く場合も在ったらしい。が、現在は「枚岡」で統一されているようだ…
実は…この枚岡神社を訪ねた後、奈良へ戻り、御祭神の分霊を勧請したと伝わる春日大社を訪ねてみたのだった…春日大社の鹿は、この枚岡神社に少し関係が在るのかもしれない…
こういう「少し意外かもしれない繋がり」を知りながら、何箇所かに寄ってみるというのが、意外に面白いかもしれない…
↓その枚岡駅の間近に、古くからの由緒を誇る神社が在る…
↓手水鉢の辺りに鹿…
↓<なで鹿>と名付けられた像も在って親しまれている…
↓鹿に関しては、御祭神の1つである武甕槌命(たけみかづちのみこと)が「鹿に乗って旅立った」という故事に因むそうだ…
↓地元で親しまれているように見受けられる神社だが、「神武天皇の時代に起こった」と伝えられている…
↑奈良の春日大社が創建されようとした際、この枚岡神社の御祭神の分霊が勧請されていたということが在って、<元春日>という呼び方も在るという…
↓建物の全体の感じは、やや眺め難い感じであった…
然程、広壮な感じではない場所だが…永く敬愛されている神社が醸し出す雰囲気は色濃い感じだった…
↓「神徳輝乾坤」と在る…「神の功徳は天地に輝く」というようなことであろう…
↑なかなかに趣が在ると思った…
枚岡神社の「枚岡」については、古くは「平岡」と書く場合も在ったらしい。が、現在は「枚岡」で統一されているようだ…
実は…この枚岡神社を訪ねた後、奈良へ戻り、御祭神の分霊を勧請したと伝わる春日大社を訪ねてみたのだった…春日大社の鹿は、この枚岡神社に少し関係が在るのかもしれない…
こういう「少し意外かもしれない繋がり」を知りながら、何箇所かに寄ってみるというのが、意外に面白いかもしれない…
天王寺駅(2019.02.27)
「大阪環状線」の駅でもある天王寺駅は、両隣の駅に通じる軌道の上に乗降を行うホームが設けられている。それは承知していて、乗っていた列車がその箇所に到着し、下車してみた。
天王寺から和歌山へ向かう列車に乗車しようと乗場を探したが…出くわした乗場は、「少し勝手が違う?」という感だった…
↓「行き止まり式」になった軌道が並んでいる場所が在った!
↑「天王寺までの運転」という列車や、「天王寺始発の列車」がこの一画を使って運行されている様子だった…
↓乗車しようとしていた列車が、ゆっくりと駅に入って来た…
↓何か…「酷くカッコウ良い感じじゃないか!!」と様子に見入ってしまった…
こういうような…「未だ知らない、見栄えが良い駅」というのは…方々に存外に多く在るような気がする…
天王寺から和歌山へ向かう列車に乗車しようと乗場を探したが…出くわした乗場は、「少し勝手が違う?」という感だった…
↓「行き止まり式」になった軌道が並んでいる場所が在った!
↑「天王寺までの運転」という列車や、「天王寺始発の列車」がこの一画を使って運行されている様子だった…
↓乗車しようとしていた列車が、ゆっくりと駅に入って来た…
↓何か…「酷くカッコウ良い感じじゃないか!!」と様子に見入ってしまった…
こういうような…「未だ知らない、見栄えが良い駅」というのは…方々に存外に多く在るような気がする…
大阪梅田駅…(2019.04.03)
近江八幡から京都を経て、大阪に寄ってから奈良へ引揚げようとした時…訪ねてみたい酒造会社が大阪府の北寄りの高槻市内に在ったことを不意に思い出した。<青春18きっぷ>が利用可能なJRの駅では…摂津富田が最寄り駅だ…
で…その摂津富田に至り、辺りを動き回り、色々と銘酒も仕入れて雰囲気の好い神社にも寄って愉しかったが…大阪方面へ向かおうとすれば、阪急の駅である富田の方が動き回った辺りから近かった…そういう訳で<ICOCA>を取り出して阪急の列車に乗車し、大阪梅田駅に至った…
↓行き止まり式ホームの辺りで、下車したばかりの列車を眺めた…花が飾られている…小さ目な鉢植えが沢山並べられている訳だ…
↓乗って来た列車は、直ぐに折り返し運転で京都河原町へ向かう…
↑大勢の乗客が列車に向かっている様子が見受けられる…
↓各ホーム―阪急では「〇号線」と呼んでいる…―に各々の行先へ向かう列車が待機している…何時も忙しそうな駅だ…
今般、この駅を利用したのはこの時の1回だけだったが…何度でも立寄ってみたくなる独特な雰囲気が在る…
で…その摂津富田に至り、辺りを動き回り、色々と銘酒も仕入れて雰囲気の好い神社にも寄って愉しかったが…大阪方面へ向かおうとすれば、阪急の駅である富田の方が動き回った辺りから近かった…そういう訳で<ICOCA>を取り出して阪急の列車に乗車し、大阪梅田駅に至った…
↓行き止まり式ホームの辺りで、下車したばかりの列車を眺めた…花が飾られている…小さ目な鉢植えが沢山並べられている訳だ…
↓乗って来た列車は、直ぐに折り返し運転で京都河原町へ向かう…
↑大勢の乗客が列車に向かっている様子が見受けられる…
↓各ホーム―阪急では「〇号線」と呼んでいる…―に各々の行先へ向かう列車が待機している…何時も忙しそうな駅だ…
今般、この駅を利用したのはこの時の1回だけだったが…何度でも立寄ってみたくなる独特な雰囲気が在る…
三輪神社:高槻市富田町(2019.04.03)
大阪と京都を往来する際、大阪府の北寄りに在る高槻が通り道になる。この高槻の市内に富田という地区が在る…
この富田という地区は古くから酒造業が盛んである等、なかなかに面白い地域である…酒造業に関しては、商品の輸送により有利な地域の役目が大きくなり、富田のような地域は相対的に酒造業者の数が少なくなるというようなことになった…が、富田には現在でも2社の酒造業者が在って、各々に好い製品を今でも造っている…
↓その富田になかなかの伝統を誇る神社が在る…
これは酒造業者の間での信仰も見受けられる三輪神社である…
↓三輪神社については、奈良県の大神神社の流れを汲む神社とされている…
>>大神神社(おおみわじんじゃ)(2019.02.24)
↓境内は桜が好い感じだった…
↓地域の盛衰を永い間に亘って見詰めて来た社…独特なムードが在った…
この富田という地区は古くから酒造業が盛んである等、なかなかに面白い地域である…酒造業に関しては、商品の輸送により有利な地域の役目が大きくなり、富田のような地域は相対的に酒造業者の数が少なくなるというようなことになった…が、富田には現在でも2社の酒造業者が在って、各々に好い製品を今でも造っている…
↓その富田になかなかの伝統を誇る神社が在る…
これは酒造業者の間での信仰も見受けられる三輪神社である…
↓三輪神社については、奈良県の大神神社の流れを汲む神社とされている…
>>大神神社(おおみわじんじゃ)(2019.02.24)
↓境内は桜が好い感じだった…
↓地域の盛衰を永い間に亘って見詰めて来た社…独特なムードが在った…
<国乃長>(くにのちょう)(2019.04.03)
関西の各府県では酒造業の伝統が豊かであると見受けられるが…灘を擁する兵庫県、伏見を擁する京都府に比して、大阪府は申し訳ないが「印象が薄い」という気がしないでもない…
しかし!今日の大阪府の版図にも酒造業が盛んに行われた経過が在る地域や、そういう伝統が現在にも受け継がれている例は幾つも在る…
↓大阪府の北寄り、高槻市の富田町…
↑JRの摂津富田駅、阪急の富田駅から歩いて10分程度の場所だ…
↓ここを訪ねると…この会社の製品を購入することも出来る…
この会社を知ったのは<あべのハルカス>を訪ねた折りだった…本来は清酒の業者だが、なかなかに好いクラフトビールも手掛けていて、展望室のカフェバーでそのビールを愉しむことが出来るのだ…これを愉しんで気に入り、会社の事や富田の経過を知ったのだ…
富田は水や米に恵まれて酒造業が盛んであった地域だ…古くは「醸の国」とも呼ばれたということで、その地のトップを目指そうという意気で<国乃長>という銘が登場したということだ…
こういうモノとの出会い…嬉しいものだ!
しかし!今日の大阪府の版図にも酒造業が盛んに行われた経過が在る地域や、そういう伝統が現在にも受け継がれている例は幾つも在る…
↓大阪府の北寄り、高槻市の富田町…
↑JRの摂津富田駅、阪急の富田駅から歩いて10分程度の場所だ…
↓ここを訪ねると…この会社の製品を購入することも出来る…
この会社を知ったのは<あべのハルカス>を訪ねた折りだった…本来は清酒の業者だが、なかなかに好いクラフトビールも手掛けていて、展望室のカフェバーでそのビールを愉しむことが出来るのだ…これを愉しんで気に入り、会社の事や富田の経過を知ったのだ…
富田は水や米に恵まれて酒造業が盛んであった地域だ…古くは「醸の国」とも呼ばれたということで、その地のトップを目指そうという意気で<国乃長>という銘が登場したということだ…
こういうモノとの出会い…嬉しいものだ!
大阪駅…(2019.04.04)
「奈良から(神戸の)三宮へ…」ということになれば?<阪神なんば線>を介して阪神と近鉄の車輛が相互乗り入れしていて、大阪難波駅を経由して「奈良・神戸三宮」という形で運行されている列車が在る。奈良に泊まった後に神戸の三宮に泊まるということになった段階で…最初に思い浮かんだのはこの経路だったが…今般はJRグループの普通列車に乗り放題の<青春18きっぷ>―成田空港上陸後に辿り着いた静岡で入手し、静岡以西への移動で主に活躍し、関西各府県を動き回った際にも使っている…―を手にしている…そこで、「JR利用で、奈良から神戸」と考えた…
「JR利用」という“限定”で「奈良から(神戸の)三宮へ…」ということになれば?奈良駅から大阪駅へ出る快速列車に乗車し、大阪駅で西へ向かう<新快速>に乗車…これであれば近鉄・阪神による列車で移動するのと然程変わりが無い時間で到達も可能だ…
↓そういう事情で…「そう言えば、一寸久し振りかもしれない…??」という大阪駅である…
↑奈良から着いた列車から下り…エスカレーターを上がり、西へ向かう列車が発着するホームへ別なエスカレーターで下りる…その下りる場面だ…
今般は…愛用の<X-Pro2>に広角ズームを装着した状態で提げていて、眼に留まったモノをドンドン撮るというようなことをしていた…この画もそういう中で出て来た訳だ…
大阪駅の各列車が発着する辺り…“跨線橋”と呼ぶべきなのか、「巨大な建物の中の通路」と呼ぶべきなのか、高架の上に敷かれた何本もの軌道が巨大な駅ビルに支えられるような大屋根で覆われている…列車が行き交い、発着の都度の「この一瞬だけで、例えば稚内のような街の人口(3万5千人に届かない…)に比肩するような人達が構内を動き回っている??」というようなことを思ってしまう…
この大阪駅に陣取って、色々な様子の画を撮るというのも…面白いかもしれない…毎度、そういうような「面白いかもしれない」という“課題”(と言う程に重要でもないのだが…)のようなモノに気付き、そして拙宅へ向かう道すがらに「次は!!」と考えてしまうのだ…
「JR利用」という“限定”で「奈良から(神戸の)三宮へ…」ということになれば?奈良駅から大阪駅へ出る快速列車に乗車し、大阪駅で西へ向かう<新快速>に乗車…これであれば近鉄・阪神による列車で移動するのと然程変わりが無い時間で到達も可能だ…
↓そういう事情で…「そう言えば、一寸久し振りかもしれない…??」という大阪駅である…
↑奈良から着いた列車から下り…エスカレーターを上がり、西へ向かう列車が発着するホームへ別なエスカレーターで下りる…その下りる場面だ…
今般は…愛用の<X-Pro2>に広角ズームを装着した状態で提げていて、眼に留まったモノをドンドン撮るというようなことをしていた…この画もそういう中で出て来た訳だ…
大阪駅の各列車が発着する辺り…“跨線橋”と呼ぶべきなのか、「巨大な建物の中の通路」と呼ぶべきなのか、高架の上に敷かれた何本もの軌道が巨大な駅ビルに支えられるような大屋根で覆われている…列車が行き交い、発着の都度の「この一瞬だけで、例えば稚内のような街の人口(3万5千人に届かない…)に比肩するような人達が構内を動き回っている??」というようなことを思ってしまう…
この大阪駅に陣取って、色々な様子の画を撮るというのも…面白いかもしれない…毎度、そういうような「面白いかもしれない」という“課題”(と言う程に重要でもないのだが…)のようなモノに気付き、そして拙宅へ向かう道すがらに「次は!!」と考えてしまうのだ…
階段のキリン…:大阪メトロ 動物園前駅(2019.02.26)
淀屋橋駅:大阪メトロ(2019.02.26)
近年、「時間を設けて他所で過ごそう」という場合、大阪に拠点となる宿を確保して、市町村や府県の境目を度外視して鉄道利用でフラフラとするということが少し多いような気がする…直接的な契機は、2016年4月に大阪に宿を取って方々を巡ってみたのが好かったということだったような気もしているが…その以前から、大阪に関しては、何となく居心地が悪くないと思っている…
名古屋、奈良、京都と渡り歩き、大津や八幡市に道草しながら京阪の列車で大阪の淀屋橋に至った…大阪では「地下鉄の1日乗車券」が酷く気に入っていて、それを求めて利用しながら移動する…
↓地下鉄の淀屋橋駅だ…
↑何か広々とした感じがする…10輛編成の列車が忙しそうに行き交っているが、大阪の地下鉄の売上について、相当な割合をこの御堂筋線が稼ぎ出しているようだ…
1930年代にこの淀屋橋駅を含む、最古参の地下鉄駅が登場した頃…運行されていた列車は1輛や2輛の電車だったらしいが…ホームの広さは現在と然程変わらない程度で、「無駄!?」に視える程で評判も芳しくなかったらしい…が、地下鉄建設を推進した指導者達は「輸送の主力になって行く筈で、何十年か掛かるかもしれないが、もっともっと長い編成の列車がここを行き交う日がやって来る」としていたそうだ…そういうことで、列車の編成が長くなって行く中、然程大袈裟な工事をせずとも駅は対応可能なようになって行って現在に至っている…ということらしい…
何処かで読んだこういう話しを思い出すのも…20年足らず以前に開業した地下駅で、車輛を増結して輸送力を増強しようとしても、ホームの延長が現行の列車で目一杯なため、増結ということが考え悪い…という事例が在ると聞くからである…
大阪の地下鉄…「大大阪」と呼ばれていたような時代の偉大な遺産かもしれない…
名古屋、奈良、京都と渡り歩き、大津や八幡市に道草しながら京阪の列車で大阪の淀屋橋に至った…大阪では「地下鉄の1日乗車券」が酷く気に入っていて、それを求めて利用しながら移動する…
↓地下鉄の淀屋橋駅だ…
↑何か広々とした感じがする…10輛編成の列車が忙しそうに行き交っているが、大阪の地下鉄の売上について、相当な割合をこの御堂筋線が稼ぎ出しているようだ…
1930年代にこの淀屋橋駅を含む、最古参の地下鉄駅が登場した頃…運行されていた列車は1輛や2輛の電車だったらしいが…ホームの広さは現在と然程変わらない程度で、「無駄!?」に視える程で評判も芳しくなかったらしい…が、地下鉄建設を推進した指導者達は「輸送の主力になって行く筈で、何十年か掛かるかもしれないが、もっともっと長い編成の列車がここを行き交う日がやって来る」としていたそうだ…そういうことで、列車の編成が長くなって行く中、然程大袈裟な工事をせずとも駅は対応可能なようになって行って現在に至っている…ということらしい…
何処かで読んだこういう話しを思い出すのも…20年足らず以前に開業した地下駅で、車輛を増結して輸送力を増強しようとしても、ホームの延長が現行の列車で目一杯なため、増結ということが考え悪い…という事例が在ると聞くからである…
大阪の地下鉄…「大大阪」と呼ばれていたような時代の偉大な遺産かもしれない…
街の灯り…:<あべのハルカス>からの眺望(2019.02.26)
少し久し振りに…<あべのハルカス>の展望室を訪ねてみることにした…
動物園前駅の近く、<新世界>のエリア内に在る宿に荷物を置いて身軽になり、地下鉄で天王寺駅に向かい、<あべのハルカス>を目指した。
日が落ちる少し前に展望室に辿り着き、暫く過ごしていた…
↓東寄りは鉄道が視えるのが面白い…
↑右寄りが「ビルの真下辺り」に阿部野橋駅が在る近鉄で、左寄りがJRの天王寺駅辺りである…今般、この東寄りの眺望が酷く気に入ってしまった…
↓西寄りはやや遠くに海が開けている…
↑画の右側に通天閣も視える…上から下までを完全に見下ろす感じになるのが少し面白い…
↓北寄りは…ビルに囲まれている状態の大阪城天守閣が妙に小さく視える…
展望室内に在った時間、写真の3方向をグルグルと巡って、刻々と様子が変わる状況を愉しんでいた…
随分以前に読んだ漫画の劇中人物による台詞だったか?「灯りの数だけ人生が…」というモノが在ったような気がする…こんな街の眺望に、そういう台詞を思い出す他方…「街灯のような灯りが多々在るから…街に住んでいるか来訪中で辺りを行き交っている人々の数よりも、点いている灯りの数は多い筈…」というような、妙な理屈が頭の中を巡る…
展望室に入ったのは?2回目だと記憶するが…こういう場所は、訪ねる都度に視える感じがことなる筈なので、また何時か機会を設けて寄ってみたい感だ…
動物園前駅の近く、<新世界>のエリア内に在る宿に荷物を置いて身軽になり、地下鉄で天王寺駅に向かい、<あべのハルカス>を目指した。
日が落ちる少し前に展望室に辿り着き、暫く過ごしていた…
↓東寄りは鉄道が視えるのが面白い…
↑右寄りが「ビルの真下辺り」に阿部野橋駅が在る近鉄で、左寄りがJRの天王寺駅辺りである…今般、この東寄りの眺望が酷く気に入ってしまった…
↓西寄りはやや遠くに海が開けている…
↑画の右側に通天閣も視える…上から下までを完全に見下ろす感じになるのが少し面白い…
↓北寄りは…ビルに囲まれている状態の大阪城天守閣が妙に小さく視える…
展望室内に在った時間、写真の3方向をグルグルと巡って、刻々と様子が変わる状況を愉しんでいた…
随分以前に読んだ漫画の劇中人物による台詞だったか?「灯りの数だけ人生が…」というモノが在ったような気がする…こんな街の眺望に、そういう台詞を思い出す他方…「街灯のような灯りが多々在るから…街に住んでいるか来訪中で辺りを行き交っている人々の数よりも、点いている灯りの数は多い筈…」というような、妙な理屈が頭の中を巡る…
展望室に入ったのは?2回目だと記憶するが…こういう場所は、訪ねる都度に視える感じがことなる筈なので、また何時か機会を設けて寄ってみたい感だ…
<あべのハルカス>を見上げる…(2019.02.26)
<づぼらや>の看板…:大阪・“新世界”…(2019.02.26)
日本の文物に関心を寄せる国外の皆さん…或いは「関心を寄せる」という程度でもなくとも、何処かで聞いた日本の文物に関連する話しを何となく覚えている…そういう方は存外に方々に在って…ロシアの人達の中にもそういう人達は見受けられる…
そういう人達が…私がとりあえず日本の人間であると判ると、様々な御尋ねを頂く場合も在る。そういう御尋ねに耳を傾けてみると、「なるほど…そういうように視る?」というような感じで「何となく判るような感じ」の話題も在るのだが…「何やそれ?何処から出て来る話し?!」というのも在る…
その「何やそれ?何処から出て来る話し?!」の典型例…「フグを食べたことが在りますか?」というモノ…私は思わず「フグ?!」と訊き返してしまうことも在る。やや「意表を突かれる」という感じだ。“フグ”等というモノに関して、普段から然程意識しているのでもない…
↓そんな「フグを食べたことが在りますか?」という御尋ねを発するロシアの人達に見せてあげたい…というようなことを思い出しながら、この有名な看板を見上げてしまった…
フグというのは…「特別なノウハウを取得した料理人が特別に調理」というような具合の、些かの“神秘性”を帯びた食べ物のように、ロシアの人達には感じられるのかもしれない…というように想像する…
しかし…“新世界”のこのフグの看板は“神秘性”というような感でもなく…「明るく、愉しく、とりあえず目立つ!!」という按配だ…
そういう人達が…私がとりあえず日本の人間であると判ると、様々な御尋ねを頂く場合も在る。そういう御尋ねに耳を傾けてみると、「なるほど…そういうように視る?」というような感じで「何となく判るような感じ」の話題も在るのだが…「何やそれ?何処から出て来る話し?!」というのも在る…
その「何やそれ?何処から出て来る話し?!」の典型例…「フグを食べたことが在りますか?」というモノ…私は思わず「フグ?!」と訊き返してしまうことも在る。やや「意表を突かれる」という感じだ。“フグ”等というモノに関して、普段から然程意識しているのでもない…
↓そんな「フグを食べたことが在りますか?」という御尋ねを発するロシアの人達に見せてあげたい…というようなことを思い出しながら、この有名な看板を見上げてしまった…
フグというのは…「特別なノウハウを取得した料理人が特別に調理」というような具合の、些かの“神秘性”を帯びた食べ物のように、ロシアの人達には感じられるのかもしれない…というように想像する…
しかし…“新世界”のこのフグの看板は“神秘性”というような感でもなく…「明るく、愉しく、とりあえず目立つ!!」という按配だ…
通天閣を見上げる…(2019.02.26)
323系電車:天王寺駅(2019.02.27)
新今宮駅から大阪環状線の列車で天王寺駅に出てみることにした…
↓天王寺駅で下車した際、思わず写真を…新型車だった!!
↑2016年から2018年の期間で、8輛編成が21本、順次導入されたということだ…偶々、この型には乗っていなかったような気がして、出くわして乗車してみて妙に嬉しかった…
↓聞けば…「最初から大阪環状線での運用を念頭に登場」という車輛は、この323系電車が初めての例なのだという…
↑以前、大阪環状線を利用した際には、適当に年季が入った「少々懐かしい?」とも思えた、東京等でも同型が走っていたという車輛だったが…これは「大阪のオリジナル」ということになる…
大阪環状線に関しては…環状線を廻っている列車の他、環状線の軌道を経由して方々に出入りしている列車も存外に走っている…「面白い…」とも「ややこしい…」とも言えるような感じだ…
それはそれとして、この車輛は美しいモノだった…
↓天王寺駅で下車した際、思わず写真を…新型車だった!!
↑2016年から2018年の期間で、8輛編成が21本、順次導入されたということだ…偶々、この型には乗っていなかったような気がして、出くわして乗車してみて妙に嬉しかった…
↓聞けば…「最初から大阪環状線での運用を念頭に登場」という車輛は、この323系電車が初めての例なのだという…
↑以前、大阪環状線を利用した際には、適当に年季が入った「少々懐かしい?」とも思えた、東京等でも同型が走っていたという車輛だったが…これは「大阪のオリジナル」ということになる…
大阪環状線に関しては…環状線を廻っている列車の他、環状線の軌道を経由して方々に出入りしている列車も存外に走っている…「面白い…」とも「ややこしい…」とも言えるような感じだ…
それはそれとして、この車輛は美しいモノだった…
<9006>=阪急9000系:梅田駅(2019.02.28)
旧 浜寺公園駅 駅舎(2019.02.27)
↓古色蒼然たる趣な建物だ…
↑南海の駅だったという建物である…現在は駅としては使用されておらず、「旧駅舎」と言わなければならないであろう…
1897(明治30)年に浜寺公園駅が開業し、1907(明治40)年に木造平屋建の駅舎が建てられたというが…その駅舎が写真の建物なのだ…
↓南海の軌道や道路を立体交差化するというような整備が進む中、駅を新しいモノに切り替える必要性が生じたというが…「大切な文化財になっている建物を保存して伝えるべきである」という声が高まり、所謂“曳家”で「建物を丸ごと移動」ということをして現在の位置になったのだそうだ…
実は…JR鳳駅前でタクシーに乗り、「阪堺の電車に乗ることが出来る手近な場所へ…」と運転手さんに尋ねると、浜寺公園であることが判った。千円前後で着くということで乗車し、移動の道すがらに運転手さんが、この有名な建物について話題にしていたのだった。
↓中にはカフェが設けられて営業中だが、地域の人達が集まることが出来るような場所が目指されているようだ…
「築110年」というような按配の建物で興味深いが…今般は「目指して視に行った」ということでもなく、「偶々至った」という按配でこれに出会った。思い出すと、以前に阪堺の電車に乗って沿線をチョロチョロしたことが在って、その時も浜寺公園には至った筈だったが、この建物は近くで視なかった…今般は「引き合わせて頂いた…」というような感だ…
「1907年に建って、2019年現在、大切にされている」という建物がこうして在る訳だが…例えば「2019年に建った建物が、2121年頃に大切にされている」ということになるであろうか?不意にそんなことを想わないでもなかった…
↑南海の駅だったという建物である…現在は駅としては使用されておらず、「旧駅舎」と言わなければならないであろう…
1897(明治30)年に浜寺公園駅が開業し、1907(明治40)年に木造平屋建の駅舎が建てられたというが…その駅舎が写真の建物なのだ…
↓南海の軌道や道路を立体交差化するというような整備が進む中、駅を新しいモノに切り替える必要性が生じたというが…「大切な文化財になっている建物を保存して伝えるべきである」という声が高まり、所謂“曳家”で「建物を丸ごと移動」ということをして現在の位置になったのだそうだ…
実は…JR鳳駅前でタクシーに乗り、「阪堺の電車に乗ることが出来る手近な場所へ…」と運転手さんに尋ねると、浜寺公園であることが判った。千円前後で着くということで乗車し、移動の道すがらに運転手さんが、この有名な建物について話題にしていたのだった。
↓中にはカフェが設けられて営業中だが、地域の人達が集まることが出来るような場所が目指されているようだ…
「築110年」というような按配の建物で興味深いが…今般は「目指して視に行った」ということでもなく、「偶々至った」という按配でこれに出会った。思い出すと、以前に阪堺の電車に乗って沿線をチョロチョロしたことが在って、その時も浜寺公園には至った筈だったが、この建物は近くで視なかった…今般は「引き合わせて頂いた…」というような感だ…
「1907年に建って、2019年現在、大切にされている」という建物がこうして在る訳だが…例えば「2019年に建った建物が、2121年頃に大切にされている」ということになるであろうか?不意にそんなことを想わないでもなかった…
<1001>:阪堺電気軌道(2019.02.27)
住吉大社:第三本宮(右)と第四本宮(左)と両者の間の手前に在る木(2019.02.27)
何度か立寄ったことが在る場所でも…改めて訪ねてみたくなる場合も在るというものだ…
↓住吉大社もその「改めて訪ねてみたくなる場合」が生じる場所だ…大阪が今日の大都市になって行く切っ掛けを捉える遥か以前からの篤い信仰を集める場に、独特なエネルギーが渦巻くのを感じる場所であり、同時に地域の人達に身近な社という雰囲気も色濃く感じられる場だ…
↑聞けば文化年間(1810年=文化7年)の造という4棟の本宮が並ぶ…門を潜って入った直ぐの辺りには第三本宮(右)と第四本宮(左)とが並ぶ…
並ぶ第三本宮(右)と第四本宮(左)も好いのだが…間の木が好い…多分…文化年間に建物が出来た頃には、既にこの場に在った…かもしれないと思わせる木だ…
寧ろ「曇り」という感じな時間帯も目立った日ではあったが…住吉大社を訪ねた頃は光線が眩しいような感じになっていて、次第に気温も上がって、恐らくプラス10℃を少し超えていたと思う…
↓住吉大社もその「改めて訪ねてみたくなる場合」が生じる場所だ…大阪が今日の大都市になって行く切っ掛けを捉える遥か以前からの篤い信仰を集める場に、独特なエネルギーが渦巻くのを感じる場所であり、同時に地域の人達に身近な社という雰囲気も色濃く感じられる場だ…
↑聞けば文化年間(1810年=文化7年)の造という4棟の本宮が並ぶ…門を潜って入った直ぐの辺りには第三本宮(右)と第四本宮(左)とが並ぶ…
並ぶ第三本宮(右)と第四本宮(左)も好いのだが…間の木が好い…多分…文化年間に建物が出来た頃には、既にこの場に在った…かもしれないと思わせる木だ…
寧ろ「曇り」という感じな時間帯も目立った日ではあったが…住吉大社を訪ねた頃は光線が眩しいような感じになっていて、次第に気温も上がって、恐らくプラス10℃を少し超えていたと思う…
<X-Pro2>専用レザーケース…(2019.02.27)
<X100F>を入手した際、同時にメーカー純正の“レザーケース”を入手して使っていた…
<X-Pro2>を入手した際、メーカー純正の“レザーケース”の入手を希望したが…札幌の量販店に在庫が無く、とりあえず諦めた…そして少し後に同じ量販店で尋ねたが…「お取り寄せ」になるということで、何となく諦めていた…
大阪で…何気なく札幌にも在る量販店の、「全国最大級の店」と言われる梅田の店に立寄ると…「それらしいモノ」が店頭に?!店員さんに尋ねると在庫も在って求めることが出来る状態だった…
↓直ぐに店員さんに御願いして購入し、とりあえず宿に持ち帰って試用である…
↑見栄えが更に好くなったような気がする!!
もっと全般が身軽になるレンズが好きなのだが…「勝手知った(つもりになっている)ような場所」も在るとは言え、「基本的にアウェイ」な状況下で、眼に留めた面白いモノを撮って愉しむには“広角ズーム”は非常に好いと思う…名古屋に至って以降、この“広角ズーム”を装着したままだ…
↓これからも長く付き合いたいと思うカメラ…大切に使いたい…
それにしても…同じ量販店の全国チェーンでも、「全国最大級の店」と言われる梅田の店はやってくれる…レジでモノを出して精算してくれた店員さんに、札幌の店で「お取り寄せ」でしか入手不可という話しだったことを思わず話すと、その店員さんは少し前まで「フジフィルム製品等の販売担当」で、「これは“定番”な商品だと思うが?一寸、切らしている…拙い…」と些かの在庫を確保するようにしてみたのだということだった…恐らく、私のように他所で入手し損なった経過の在る愛用者が「在るじゃないか!?」と嬉々として求めて行った例が幾分在るのであろう…
何方かと言うと…「“緩急”の“緩”」というつもりで過ごしているが…「実に好いお買い物」だった…
<X-Pro2>を入手した際、メーカー純正の“レザーケース”の入手を希望したが…札幌の量販店に在庫が無く、とりあえず諦めた…そして少し後に同じ量販店で尋ねたが…「お取り寄せ」になるということで、何となく諦めていた…
大阪で…何気なく札幌にも在る量販店の、「全国最大級の店」と言われる梅田の店に立寄ると…「それらしいモノ」が店頭に?!店員さんに尋ねると在庫も在って求めることが出来る状態だった…
↓直ぐに店員さんに御願いして購入し、とりあえず宿に持ち帰って試用である…
↑見栄えが更に好くなったような気がする!!
もっと全般が身軽になるレンズが好きなのだが…「勝手知った(つもりになっている)ような場所」も在るとは言え、「基本的にアウェイ」な状況下で、眼に留めた面白いモノを撮って愉しむには“広角ズーム”は非常に好いと思う…名古屋に至って以降、この“広角ズーム”を装着したままだ…
↓これからも長く付き合いたいと思うカメラ…大切に使いたい…
それにしても…同じ量販店の全国チェーンでも、「全国最大級の店」と言われる梅田の店はやってくれる…レジでモノを出して精算してくれた店員さんに、札幌の店で「お取り寄せ」でしか入手不可という話しだったことを思わず話すと、その店員さんは少し前まで「フジフィルム製品等の販売担当」で、「これは“定番”な商品だと思うが?一寸、切らしている…拙い…」と些かの在庫を確保するようにしてみたのだということだった…恐らく、私のように他所で入手し損なった経過の在る愛用者が「在るじゃないか!?」と嬉々として求めて行った例が幾分在るのであろう…
何方かと言うと…「“緩急”の“緩”」というつもりで過ごしているが…「実に好いお買い物」だった…
桜川駅(2018.05.22)
通天閣:<づぼらや>側から午後に望む(2018.05.20)
大阪城天守閣の朝(2018.05.20)
通天閣:<ワールドスパ>辺りから日没後に望む(2018.05.20)
早朝の大阪ビジネスパーク駅(2018.05.20)
普段から「(日本時間)プラス2時間」な暮らしなので、日本国内では「早寝早起き」な傾向が強まってしまう…
大阪に上陸し、滞在した宿では「早寝」をしたでもない筈なのに、確りと「早起き」になってしまった…宿の傍、桜川駅辺りからなんば駅辺りへ出て、そのまま御堂筋を進んで心斎橋駅に至った…そこで“始発電車”に向けて駅が開くのを待って、1日乗車券を求めて地下鉄に乗ってみたのだった…
↓やって来たのは大阪ビジネスパーク駅だ…
↑列車が走る2本のトンネルと、駅として利用するトンネルの計3本を組み合わせることで登場した空間らしいが…何度視てもクールな感じだ…朝早くの静かな感じの故に、クールさが引き立つようにも思う…
この駅に至り…大阪城公園を若干散策したのだった…
大阪に上陸し、滞在した宿では「早寝」をしたでもない筈なのに、確りと「早起き」になってしまった…宿の傍、桜川駅辺りからなんば駅辺りへ出て、そのまま御堂筋を進んで心斎橋駅に至った…そこで“始発電車”に向けて駅が開くのを待って、1日乗車券を求めて地下鉄に乗ってみたのだった…
↓やって来たのは大阪ビジネスパーク駅だ…
↑列車が走る2本のトンネルと、駅として利用するトンネルの計3本を組み合わせることで登場した空間らしいが…何度視てもクールな感じだ…朝早くの静かな感じの故に、クールさが引き立つようにも思う…
この駅に至り…大阪城公園を若干散策したのだった…
通天閣:恵美須町側から午後に望む(2018.05.20)
道頓堀(2018.05.20)
更に西を目指す<のぞみ>:新大阪駅(2018.05.20)
早朝の難波…(2018.05.20)
結局、普段から「(日本時間)プラス2時間」で暮らしている関係上、加えて出先で気分が昂揚していることも手伝って、滞在していた桜川の宿で早朝4時台に起き出してしまった…
こういう時は…「早朝から散策」というのが好い…桜川駅辺りからなんば駅までの「1駅間」は歩くことも叶うような距離だ。15分程度と思われる…
↓なんば駅周辺に「近付いた?」と思える辺りの光景…
↑日曜日の始発列車が動く前のような時間帯…行き交う車輛の数は少ない…何となく「渋い…」ルックスのタクシーが目立つばかりだ…
大阪圏に「全く初めて」足を踏み入れたのは…高校生の頃の修学旅行だった…初めて乗った飛行機で大阪空港に着いて、用意のバスに乗るべく級友達と空港のビルの前に出て、何気なく待機中のタクシーの一群に目を向けた…黒系の車輛ばかりだった…札幌辺りはタクシーは白系の車輛が多いので「地域間の好みの違い?」と強く記憶に残った…そういうのは、最近に至っても変わっていない感だ…
↓色々な建物が集まる辺りを「少しだけ外れる」というのか、「隙間」というのか、限られているように見受けられる区域に高架の道路が色々と見受けられ、独特なムードを醸し出している…
こういう感じ…意外に好きだ…
こういう時は…「早朝から散策」というのが好い…桜川駅辺りからなんば駅までの「1駅間」は歩くことも叶うような距離だ。15分程度と思われる…
↓なんば駅周辺に「近付いた?」と思える辺りの光景…
↑日曜日の始発列車が動く前のような時間帯…行き交う車輛の数は少ない…何となく「渋い…」ルックスのタクシーが目立つばかりだ…
大阪圏に「全く初めて」足を踏み入れたのは…高校生の頃の修学旅行だった…初めて乗った飛行機で大阪空港に着いて、用意のバスに乗るべく級友達と空港のビルの前に出て、何気なく待機中のタクシーの一群に目を向けた…黒系の車輛ばかりだった…札幌辺りはタクシーは白系の車輛が多いので「地域間の好みの違い?」と強く記憶に残った…そういうのは、最近に至っても変わっていない感だ…
↓色々な建物が集まる辺りを「少しだけ外れる」というのか、「隙間」というのか、限られているように見受けられる区域に高架の道路が色々と見受けられ、独特なムードを醸し出している…
こういう感じ…意外に好きだ…
旧 第4師団司令部庁舎=<ミライザ大阪城>(2018.05.20)
大阪城天守閣の脇に、「重々しい洋館」という雰囲気な建物が在る。
↓こういう具合の建物だ…これは「第4師団司令部庁舎」として登場した建物であるのだという…
↑大阪城天守閣は、「昭和」に改元となった頃にその“記念事業”と位置付けられ、「“大大阪”のシンボル」として、天守閣が無くなって久しい城で「“らしい”感じ」を目指して建てられた「和風な外観」である。対して、この建物は「欧州の何処かの国の城館」という風である…
明治時代以降、大阪城の敷地は陸軍が利用していたが、大阪城天守閣の計画が出て、一部が公園化されて行く。その大阪城天守閣建築を目指した多額の寄付が集まった中で、第4師団司令部庁舎もほぼ同時期に建築されている…
出来上がったモノを視た建築家達の中に、「大阪城天守閣の和風な外観に対し、第4師団司令部庁舎も、もう少し和風な意匠を採り入れるようなことをして、辺りの一体感、親和性を高める工夫が在っても悪くないのでは?」という意見を持つ人達が現れたのだそうだ…そういう考え方を受けて、「コンクリート造のビルに、瓦屋根のような和風な意匠を容れる」という“帝冠様式”と呼ばれる建物が方々に登場することになる。1930年代に一寸流行る“帝冠様式”だが…「華美な装飾は無用…」ということになって、“帝冠様式”は1938年頃には廃れてしまう…
実はユジノサハリンスクに、その“帝冠様式”が廃れて行くほんの少し前ということになる1937年に竣工した博物館の建物が在って、なかなかに面白い趣が在るのだが…そんな様式が登場する切っ掛けになったという「第4師団司令部庁舎」は気になっていた…
「第4師団司令部庁舎」は博物館として利用されていた時期が長かったということだが…その利用が終了した後は、少し長く“空き家”になっていたようだ…それがまた利用されることになった。2017年に商業施設化された。1階に土産店等の店舗が入り、2階、3階、更に屋上が飲食店になって、<ミライザ大阪城>を名乗っている…
<ミライザ大阪城>と名乗る商業施設になったということは…“帝冠様式”登場の経過故に、何となく関心が在った「第4師団司令部庁舎」の中を視る機会を設け易くなったことになる。
↓「中はどういう様子?」と館内に足を踏み入れれば…いきなり「らしい!」感じのシャンデリアのような照明器具が迎えてくれる…
↑ここでは「古い建物の趣」を「活かす!」という方向の内装を採用したようだ…
↓土産物や飲食物を売る店舗が、嘗ては色々な用途の部屋になっていたであろう場所に入っているが、廊下の天井は「往年の司令部」という雰囲気が色濃く残る…
立ち寄ったのは「ランチ終了」というような時間帯、そして「ディナー開始にやや間が在る」というような時間帯と「中途半端」だったので、好天の日曜日で人出がやや多く視えた割には、2階以上は閑散としていた…
↓御陰でこういう雰囲気を眺めて愉しむことが出来た…
↑飲食店になっている箇所は硝子張りな扉が付けられていて、廊下に観葉植物も見受けられるが…廊下の感じは、軍服に身を包んだ司令部関係者が行き交っていたであろう時代の外観をかなり伝えていると思う…
↓3階は、2階以上に「昔の感じ?」を伝えているような気がした…
この他に「天守閣が視える屋上」も在るが、立ち寄った時には「営業時間外」で立ち入り出来なかった…
ここの様子を視て…「機会が在れば、ゆっくりと食事に寄るのも好いかもしれない…」とも思ったが…こんなに立派な昭和の初め頃の建物を気軽に覗くことが出来る場所も貴重で、「単純に一寸除くだけでも、また寄りたい…」と思わせてくれる感だった…
大阪城の天守閣の辺り…「ド定番!」ではあるが…こういう「古くて新しい」が極最近に至って登場というのが面白い…
↓こういう具合の建物だ…これは「第4師団司令部庁舎」として登場した建物であるのだという…
↑大阪城天守閣は、「昭和」に改元となった頃にその“記念事業”と位置付けられ、「“大大阪”のシンボル」として、天守閣が無くなって久しい城で「“らしい”感じ」を目指して建てられた「和風な外観」である。対して、この建物は「欧州の何処かの国の城館」という風である…
明治時代以降、大阪城の敷地は陸軍が利用していたが、大阪城天守閣の計画が出て、一部が公園化されて行く。その大阪城天守閣建築を目指した多額の寄付が集まった中で、第4師団司令部庁舎もほぼ同時期に建築されている…
出来上がったモノを視た建築家達の中に、「大阪城天守閣の和風な外観に対し、第4師団司令部庁舎も、もう少し和風な意匠を採り入れるようなことをして、辺りの一体感、親和性を高める工夫が在っても悪くないのでは?」という意見を持つ人達が現れたのだそうだ…そういう考え方を受けて、「コンクリート造のビルに、瓦屋根のような和風な意匠を容れる」という“帝冠様式”と呼ばれる建物が方々に登場することになる。1930年代に一寸流行る“帝冠様式”だが…「華美な装飾は無用…」ということになって、“帝冠様式”は1938年頃には廃れてしまう…
実はユジノサハリンスクに、その“帝冠様式”が廃れて行くほんの少し前ということになる1937年に竣工した博物館の建物が在って、なかなかに面白い趣が在るのだが…そんな様式が登場する切っ掛けになったという「第4師団司令部庁舎」は気になっていた…
「第4師団司令部庁舎」は博物館として利用されていた時期が長かったということだが…その利用が終了した後は、少し長く“空き家”になっていたようだ…それがまた利用されることになった。2017年に商業施設化された。1階に土産店等の店舗が入り、2階、3階、更に屋上が飲食店になって、<ミライザ大阪城>を名乗っている…
<ミライザ大阪城>と名乗る商業施設になったということは…“帝冠様式”登場の経過故に、何となく関心が在った「第4師団司令部庁舎」の中を視る機会を設け易くなったことになる。
↓「中はどういう様子?」と館内に足を踏み入れれば…いきなり「らしい!」感じのシャンデリアのような照明器具が迎えてくれる…
↑ここでは「古い建物の趣」を「活かす!」という方向の内装を採用したようだ…
↓土産物や飲食物を売る店舗が、嘗ては色々な用途の部屋になっていたであろう場所に入っているが、廊下の天井は「往年の司令部」という雰囲気が色濃く残る…
立ち寄ったのは「ランチ終了」というような時間帯、そして「ディナー開始にやや間が在る」というような時間帯と「中途半端」だったので、好天の日曜日で人出がやや多く視えた割には、2階以上は閑散としていた…
↓御陰でこういう雰囲気を眺めて愉しむことが出来た…
↑飲食店になっている箇所は硝子張りな扉が付けられていて、廊下に観葉植物も見受けられるが…廊下の感じは、軍服に身を包んだ司令部関係者が行き交っていたであろう時代の外観をかなり伝えていると思う…
↓3階は、2階以上に「昔の感じ?」を伝えているような気がした…
この他に「天守閣が視える屋上」も在るが、立ち寄った時には「営業時間外」で立ち入り出来なかった…
ここの様子を視て…「機会が在れば、ゆっくりと食事に寄るのも好いかもしれない…」とも思ったが…こんなに立派な昭和の初め頃の建物を気軽に覗くことが出来る場所も貴重で、「単純に一寸除くだけでも、また寄りたい…」と思わせてくれる感だった…
大阪城の天守閣の辺り…「ド定番!」ではあるが…こういう「古くて新しい」が極最近に至って登場というのが面白い…
ネギ牛すじカレー:大阪 桜川(2018.05.19)
桜川駅傍の宿…以前にも利用した経過が在り、近隣で一寸した食事を摂る場所にも事欠かない…
<新世界>から天王寺に道草で桜川に引揚げた時、以前に滞在した時に利用した店が健在であることに気付いた…
「串カツ盛り合わせ」を摘まんだというだけで、「もう少々…」と思ったので立ち寄った…
↓これが酷く美味い!<ネギ牛すじカレー>だ…
↑米飯に牛すじ煮込みを乗せ、そこにカレールー…その上にネギを散らす…この組み合わせが好い!
或いは、大阪辺りでは肉の各部位を工夫して美味しく頂くというような伝統が在るのかもしれない…
↓街角の小さなカレーライスの店という感なのだが…また機会が在れば寄ってみたい「思い出の店」の“看板メニュー”である…
<新世界>から天王寺に道草で桜川に引揚げた時、以前に滞在した時に利用した店が健在であることに気付いた…
「串カツ盛り合わせ」を摘まんだというだけで、「もう少々…」と思ったので立ち寄った…
↓これが酷く美味い!<ネギ牛すじカレー>だ…
↑米飯に牛すじ煮込みを乗せ、そこにカレールー…その上にネギを散らす…この組み合わせが好い!
或いは、大阪辺りでは肉の各部位を工夫して美味しく頂くというような伝統が在るのかもしれない…
↓街角の小さなカレーライスの店という感なのだが…また機会が在れば寄ってみたい「思い出の店」の“看板メニュー”である…