<1107>:幌南小学校前停留所とその周辺:札幌の路面電車(2025.02.16)

↓幌南小学校前停留所に電車が停まっているのが見えた。低床型車輛だ。
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↓乗降が済んで電車は南下する軌道を進み始めた。
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↓歩道橋の下辺りに電車が進んで来た。<1107>だ。
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↓歩道橋を潜る軌道に<1107>は進む。
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↓路面電車に関しては、こういうカーブ区間を走る様子が少し面白い。
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↓歩道橋の下に入る。
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↓歩道橋を潜った<1107>は西へ進む軌道に出た。
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↓西へ進む様を見送った。
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歩道橋から路面電車を眺めるのは面白い。

<3305>:中島公園通停留所:札幌の路面電車(2025.02.16)

↓路面電車で少し南下しようと停留所へ足を運んだ。
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↑停留所名の下に「豊平館前」と在った。これまで余り気にしたこともなかったのだが。

↓電車が近付いて来る。
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↓停留所が間近になると電車は減速する。
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↓間も無く停車する。
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↑1998年初登場の3300形であるが、<3305>は2001年に製造されている。

この<3305>に乗車して幌南小学校前停留所へ移動した。

豊平館(ほうへいかん)…(2025.02.16)

札幌の路面電車に乗り、中島公園通という停留所で下車する。近くに中島公園が在る。

↓その中島公園に少し大きな洋館が在る。
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↓この建物は豊平館(ほうへいかん)という。
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↑建物そのものは1880(明治13)年に竣工したという。周囲の柵や門というような外構工事や庭園が完成したのは1881(明治14)年に入ってからだったという。この豊平館(ほうへいかん)は、明治政府が北海道を開拓してその行政事務等を司るべく設置した開拓使が建設を進めた宿泊施設であった。と言って、大衆的なモノではなく、北海道を訪れた要人等が滞在したということのようだ。

この豊平館(ほうへいかん)は、現在の住所の表示で言えば「北1条西1丁目」に在った。大通公園のテレビ塔が在る辺りの少し北ということになる。その場所で明治、大正、昭和の経過が在るのだが、1958(昭和33)年に現在地に移築された。貴重な明治時代の洋館建築を移築保存ということになった訳だ。

裏側へ廻り込むと出入口が在って、有料だが建物内を見学することも出来る。

↓随分と以前に入ったような記憶も在ったが、入って中を見学した。
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↑個人的な記録や趣味という範囲での写真撮影は差し支えないようだった。

↓ゆとりが在る設えであると思った。
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↓昭和初期の時計が据えられていた。丁度12時となったが、趣の在る音が鳴った。
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↓客室はこうしたリビングの奥に少し小さな寝室を設けるような設えであるようだ。宿泊施設として使う2階に計10室設えられている。
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↓館内に在った若干の展示品で少し驚いたのはこれだった。皇室で用いる菊の御紋が入った椅子だ。
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↑豊平館(ほうへいかん)が完成して開業となって間も無かった1881(明治14)年に明治天皇の行幸でここが利用された。その後、皇太子時代の大正天皇が1911(明治44)年に、皇太子時代の昭和天皇が1922(大正11)年に各々行啓に際してここが利用された。3代の天皇の足跡が記された建物だ。

↓2階から覗く戸外だ。
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↓往時は蠟燭を使ったのであろうが、蠟燭型ランプが入ったシャンデリアが据えられていた。
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↓何か趣深い。
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↓2階から階段を見下ろした。
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↓見学後に改めて建物を見上げた。
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明治期からの歴史が刻まれた興味深い建物だ。中島公園移築後、結婚式場として利用されていてなかなかに好評であったという。1980年代以降は修理も行われて現在に至っている。

時にはこういう場所へ足を運んでみるのも面白いと思った。

<A1211>:西4丁目停留所付近:札幌の路面電車(2025.02.16)

↓西4丁目停留所に近い交差点に佇むと路面電車が現れた。
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↓「ポラリス」というロゴではない。「ポラリスII」だ。
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↑1月から営業運行に就いたばかりの<A1211>と不意に出くわした。

↓連接方式の車輛である。
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↑A1200形の系譜、改良型ということで「A1210形」と分類されているそうだ。座席が少し増えたようだ。

↓この方式の車輛は交差点を通過する場面の感じが少し面白い。
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↓交差点を曲がって、<A1211>は西へ向かう軌道に入った。
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3輛在るA1200形に対し、A1210形は順次導入を進めて計5輛になる計画であるそうだ。この連接方式の車輛に出くわす機会が増えて行きそうである。

地下街または地下鉄駅へ…(2025.02.16)

↓地下鉄すすきの駅に近い地下街の出入口だ。
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↑階段の奥に扉が在って、扉の奥が明るい。何となく面白い眺めであると思いながら、提げていたカメラを使った。

この後、すすきの駅で地下鉄に乗車してさっぽろ駅へ移動したのだった。

<1104>:幌南小学校前停留所周辺:札幌の路面電車(2025.02.16)

幌南小学校前停留所に近い、路面電車の南北に延びる軌道が東西に延びる軌道になって行く交差点を覆うような様子の歩道橋に上ってみた。

↓西側から東側へ低床型車輛が進んでいるのが見えた。
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↓<1104>だ。連接ではない形で低床型ということにした1100形である。
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↓歩道橋を潜るような辺りへ進む。
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↓カーブを通って歩道橋を潜る。
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↓<1104>は南北に延びる軌道に入った。
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↓この辺りから<1104>は北上することになる。
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1100形に関しては数が増えたので、最近は見掛ける機会が増えた。

<塩豚角煮ジンジャーカレー 肉増し>…(2025.02.16)

早めの昼食の後、飲物は頂いたが、食事らしい食事は摂っていなかった。夕べに少し愉しく過ごし、宿へ引揚げようとしていた中、道草をした。

↓こういう場所だ。
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↑気軽に手早く食事を摂ることが出来る場所だ。

↓<塩豚角煮ジンジャーカレー 肉増し>を「ライス200gの4辛」で御願いした。自身にとっての程好い量と辛さである。
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↑ゴロゴロと肉の角煮が入っているカレーは美味い。そして少し生姜を加えているのも好い感じだ。

チェーン店だが、自身が住む街の御近所には見受けられないので「他所で一寸変わったモノを頂く」という気分になる。時にはこういうのも悪くない。

<SNOW MIKU 2025>=<雪ミク電車>:西4丁目停留所とその付近:札幌の路面電車(2025.02.16)

↓停車中の<3302>に大胆なラッピングが施されている。
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↑西8丁目停留所からこの電車に乗り、西4丁目停留所で下車したのだった。

↓乗降を終え、信号を待ちながら電車が動き始めた。
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↑大胆にキャラクターの画が入っているが、これは2011年から毎年冬に運行している<雪ミク電車>だ。今季も登場していた。バーチャルアイドルの冬季版のキャラクターということで、札幌のソフトウェア会社が創ったキャラクターだ。

↓交差点に入り、すすきの停留所へ南下する軌道に入った。
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この<雪ミク電車>を見ると「冬の札幌…」というように、少し強く感じる。

ベーコンチーズエッグオニオンバーガー…:<SHOGUN BURGER SUSUKINO>(2025.02.16)

札幌駅到着の後、一息入れて買物をして、北海道庁辺りを通りながら街中を南下し、三吉神社に参拝した。そこから路面電車と徒歩で一寸移動した。

↓こんな看板が見える辺りに至った。
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↓少し気に入ってしまっているハンバーガーの御店だ。
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↑昨年9月に開店したということだが、10月12月に立寄った経過が在る。

↓開店数分前に御店の前に到ったので少し待ち、一番乗りで入った。
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↓鹿の角を使ったらしい照明器具が面白いと思った。
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↓直ぐにレモンサワーが出て来た。これを頂きながらメインのハンバーガーを待つ。
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↓こういう具合に供された。「ベーコンチーズエッグオニオンバーガー」である。
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↓その名の如く、ベーコンとチーズに目玉焼き、食べ応えが在るタマネギ焼きと和牛肉を使用というハンバーグが入っている。そこにトマトやレタスも入っている。これに気に入っているハラペーニョをトッピングだ。何やら「高層建築?!」というハンバーガーだ。
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↑少し崩れてしまいはしたが、豪快に齧った。様々なモノが組み合わさった美味さが醸し出されていた。見たとおりの大ボリュームで、凄い食べ応えであった。

この御店も既に「札幌の一寸御気に入りな場所」と呼んで差し支えないかもしれない。10月12月に続き、今回も大満足だ。

札幌駅を発つ…(2025.02.17)

↓札幌での所用を無事に足したので、北へ引揚げる途に就こうと札幌駅から旭川駅へ移動するということにした。出発列車の案内を見て乗場へ移動する。
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↓乗車する列車は<ライラック>だ。
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↓先頭車の脇に北海道内各地のイメージのイラストが入っているのが一寸好い。
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↓以前は「自由席=指定席」または「自由席>指定席」であった札幌・旭川間の特急列車だが、何時の間にか「自由席<指定席」になった。そうなると?自由席が混み合うだけである。指定席が満席になる場合も在るが、結局は札幌から旭川ではなく、途中の岩見沢や美唄との往来に使うような利用者も多く「態々、指定席を取るような乗車時間でもない」というのが多いのだ。
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↓とりあえず自由席に陣取った。身軽な感じでの乗車である。
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↓好き旅路に盃を傾けるという感じだ。
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こうして北上の途に就いたのであった。

新札幌駅を発つ…(2025.02.17)

所用が無事に済んだ。

↓新札幌駅へやって来た。
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↑程々に年季が入った駅名標が愛おしく思う。札幌駅へ移動し、ロッカーの荷物を引き取り、北へ引揚げる行程に入って行くことになる。

↓反対側のホームに現れたのは「北広島行」という普通列車の731系電車だった。
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↑札幌圏の電化区間では珍しくはない車輛なのだが、「北広島行」というのが個人的には耳新しいような気がした。そういう行先が登場したのは比較的近年であったように思う。

↓731系電車の「北広島行」が発車した。
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↓札幌駅へ向かう列車が姿を見せた。
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↓列車は減速しながら停車位置へ進んでいる。
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↓間も無く停まる。721系電車だ。
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朝の新千歳空港行のように車内は混み合っていなかった。普通に着席出来た。

余計な事を加えておくが、僅かに10分に満たない乗車時間で札幌駅に着くのだが、所用を足して着席で移動の安堵感、コンディションが好く元気に動いていたこと、気持ちが昂って余り眠っていないような感でもあること等々が相俟って、何となく居眠りに陥りそうになった。札幌駅が近付いた辺りでやや慌てた。

スープカレー…:<一灯庵 サンピアザ>(2025.02.17)

新札幌駅界隈で昼食を摂ろうとした。

↓JR新札幌駅、地下鉄新さっぽろ駅に直結の商業施設の地下に飲食店街が在る。その中の一軒に立寄った。
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↑偶々、立寄る間隔が少し開いていた。久し振りだ。

↓スープカレーの御店だ。
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↑タイカレー風のグリーンという辛口のスープを大盛で米飯が少な目、チキンをメインの具材でベーコンをトッピングというように御願いした。

↓こういう具合に供される。
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肉や野菜がタップリで「食べる」という感覚のスープというのが「スープカレー」だと思う。北海道内ではポピュラーなモノであるというが、殊に冬季は身体が温まる感じがするメニューだ。

721系電車…:新札幌駅:朝(2025.02.17)

↓朝の新札幌駅に到着した。
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↑ホームに下りて、列車の後尾側に歩を進め、一息入れながら車輛を眺めた。721系電車だ。

朝、札幌駅から新札幌駅へ移動しようと千歳線の列車が出ているホームに上った。眼前に新千歳空港行の快速列車が待機中だ。未だ乗れると思い、歩を進めて空いている扉を潜って車内に入った。

721系電車では、各車輛にデッキ状の箇所が3箇所在って、クロスシートが並ぶ客室が2つ設けられている。そのデッキ状の箇所に足を踏み入れた。漸く入り込んだという感じだった。空港へ向かう列車なので、大き目な荷物を持った国内外の旅行者で溢れていた。

乗込んだのは進行方向右側の扉であった。新札幌駅で下車する際には進行方向左側の扉が開く。乗客達や彼らの荷物が一杯で進み悪いように見受けられた。右側の扉の傍に立っていた。

そして驚いたのだが、腰より少し低い程度の高さに、小さ目なキャリーケースが床にでも置いているような感じで横になって置かれていた。不思議だと思ったが、かなり大きなキャリーケースの上にそうやって置いているのだ。荷物の主は、互いに英語で話している、御夫妻と3人の児童達という御一行と見受けられたが、彼らの荷物で左側扉へ進む通路は完全に塞がれていた。

721系電車は客室に座って乗車という時は快適だが、乗客が多い時は窮屈だ。そして身動きし悪い程度の混雑度だ。と言って、札幌駅から新札幌駅は10分を少し切るというような乗車だ。それでも通路が荷物で塞がれているのでは下車出来ない。

間も無く列車が新新札幌駅に着く時に「Excuse me. I shall go out...」と声を出した。通り道をふさいでいた荷物の主が、それらを何とか動かしてくれたので何とか通り抜けられた。「Thanks!」と言って下車した。

↓そういうような様子だったので、ホームに佇んで一息入れたくなったのだ。そうやっていれば、列車は先を目指して動き始めた。
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↓朝なので新千歳空港へ向かう人達が多かったのだと見受けられた。そういう時間帯、この721系電車は少し不便かもしれない。
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721系電車は少し数が減っているというように聞くが、それでも未だ存外に出くわす機会は多い気がする。

鳥居と路面電車と…:札幌三吉神社の境内(2025.02.16)

札幌三吉神社を参拝した。

↓境内から鳥居を見れば、鳥居の向こうに路面電車の軌道が敷設された南1条通が見える。
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↓南1条通を往く路面電車も見える。
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↓路面電車が往く様を眺め入ってしまった。
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↓鳥居の真前を路面電車が通り過ぎる。
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↓そして路面電車は見えなくなった。
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一寸面白い様子が観られることに気付いた。好かった。

札幌三吉神社…(2025.02.16)

所謂「電車通」、路面電車の軌道が敷設されている南1条通を少し歩いた。

↓西8丁目停留所の傍に神社が在る。
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↑何か「冬らしい」という風情の神社だ。時季としては高目なプラスの気温で積雪は些か緩んでいたが。

↓<三吉神社>という神社だ。
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1878(明治11)年に秋田県出身の方が「大平山鎮座三吉神社御分霊」を奉斎し、翌1879(明治12)年に現在位置に遷座しているのだという。勝利成功、事業繁栄の神であるという「藤原三吉神」等を御祭神としている、札幌では長い歴史を誇る神社ということになる。

札幌に限らず、北海道内には各地の人達が移っている経過が在ることから、方々の神社の「御分霊」が祀られたことを起こりとする神社が見受けられる。この三吉神社もそうした例の一つだ。

↓趣深い社殿だと思いながら眺めて参拝した。
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↓「藤原三吉神」は秋田県の山岳信仰から登場したのだという。そういう神を祀る力強い感じがするデザインの社殿であるとも思った。
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↓御朱印も頂いた。「藤原三吉神」の画が入ったモノと、「月替わり」ということで節分の画が入った2月のモノである。
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↑「藤原三吉神」は曲がったことが嫌いで、力持ちであり、弱気を援け、悪を挫くという、破邪顕正の神なのだという。その画が入った御朱印が凄く好い感じだ。画は「力自慢の正義感」というような人物のようだと思う。極々個人的なことだが、母方の祖父母が秋田県出身ということで、秋田県に起源が在る神社の御祭神については、勝手な親近感を抱いてしまう。

自身のコンディションが少し好くなって、元気に歩き廻って神社を訪ねることが叶うようになったのは「感謝すべきこと」だと強く思う。参拝して感謝の意を表した。そういう「一寸したこと」を報告するような感で、眼に留まった神社で参拝というようなことも好いような気がする。信心という程に身構えるようなことでもない。「生かされている」ということに、時には感謝したいという程度のことだ。

読み方が判らない…(2025.02.17)

6輛編成で新札幌駅に現れた721系電車の先頭の扉から乗り込んだ。デッキから客室に入って直ぐ辺りの1人掛けになっている座席が空いていたので着席した。眼前に広告やJRからの御報せが掲出されている場所でも在る。

↓その御報せらしきモノを何気なく見て、一瞬「固まる…」というような気分になった。
16-02-2025 X100F (22)
↑台湾で使っている文字の中国語とハングルが在るのだが、日本語が無い掲示物だった。

掲示物が伝えようとしている内容は、交通系ICが使える線区を地図上で示し、方々の「名前を聞くような街」の線区では使えないので切符を求めるなどして列車に乗車されたいということなのだと思う。

そういうようには「思う」のだが、自身は全く読めない。台湾や韓国からの旅行者が非常に増えている中、交通系ICが使える、使えないとゴチャゴチャするのであろう。

交通系ICは便利だが、何処ででも利用可能でもない。煩雑な様子になっている場所は北海道内だけではなく、色々な地域で見受けられる。実は国内の人でも余り判らないというのは多く在るように思う。

自身の場合、交通系ICを使って列車やバスに乗車可能では無い地域に住んで居て「使える場所に行った際に一寸使う」という様子だったことから、「何処ででも」という感じで使おうとはしない。大概は「とりあえず切符を買う!」である。

国外からの旅行者は、大概は交通系ICが「当然化」している大きな街に着いて、そこから各地を目指す。そうなると「何処でも利用可能」と思い込んでしまうのであろう。少し前迄、旭川駅も利用可能ではなかった。改札口でゴチャゴチャしている人達を時々見掛けたが、画の掲示物の言語を使う人達に限られてはいなかった。そういう場面では、色々な地域の言葉が聞こえた。日本語も含めてである。

それにしても「不思議な掲示物…」という程度に思った。そういうことを思っていれば、乗っていた列車は直ぐに目指していた札幌駅に着いた。

「大変危険です!歩きスマホ」…(2025.02.16)

列車で札幌駅に着き、東改札口へ向かおうと少し歩いた。

↓「お知らせ」というコーナーが設定され、何やらポスターが掲出されていた。
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↓眼に留まったのはコレだ。
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↑「歩きスマホ」の連中のイレギュラーな動きに苛立った場面が何度となく在った。階段等は危なっかしい場合が見受けられる。更に、何やら大きなキャリーケースを引いている状態に「歩きスマホ」のイレギュラーな動きが加わってややこしい。足元が悪いのでもない駅の中でも面倒だが、この時季は足元が悪い駅周辺の戸外にもそういう連中が現れる。普通に足元に注意して歩くべきだ。足元を見ずにスマホの画面に見入っている連中が居る。そういうのが足元の悪い場所で転倒でもして、居合わせて巻き添えになると迷惑千万だ。

駅に在っては、空いている壁面全てに“歩きスマホ厳禁!!”」とでもポスターを掲出しても構わないかもしれないという程度に思う場面も在った。尤も、「歩きスマホ」の連中はスマホの画面しか見ないので、その辺の壁全てにポスターを貼っても、見ることが出来ない、しない、する気も無いという状態なのだと見受けられるが。

今般、札幌に出て最も憤りを覚えたのが「歩きスマホ」である。ポスターも見掛けたので、敢えて綴っておきたい話題だ。

札幌駅到着…(2025.02.16)

少し早目な時間帯に旭川駅で列車に乗ったのだった。

↓「好き旅路に盃を傾ける」ということも交えて、少し空いていた車中で寛いで居れば、何時の間にか列車は札幌駅に着いていた。
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↑やや忙しい札幌駅では、列車は直ぐに回送になるようだ。

車中でぼんやりしていてうとうととした時間も交じったので、「ここまで運んでくれて有難う…」と車輛を眺めながら身体を少々伸ばしていた。札幌で少し街を歩き廻ることを思い描いていた。

「忙し過ぎない」という程度に、「所用を足しに出る」という営為を「旅…」という風情にして愉しんでしまうというようなことをするのが気に入っている。

<1107>…:所謂「電車通」…:札幌の路面電車(2025.02.16)

北海道庁の辺りを通り、南下するように街を歩いた。

南1条に到った。路面電車の軌道が敷設されている。所謂「電車通」だ。

↓路面電車が現れた。
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↑連接ではない構造で低床型とした1100形である。<1107>だ。ピカピカの車体に街の風景が映り込んでいる。

プラスの気温になっていたようで、融雪が進んでいる感じだった中、路面電車が現れると「札幌へやって来た」と少し実感する。

<北海道庁旧本庁舎>(赤レンガ)(2025.02.16)

札幌駅の西側の道、家電量販店や大きな書店が在る辺りを南下する。

↓ここに行き当たる。
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↓工事が続いていたが、外観は以前と余り変わらない感じになったと思う。
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2022年9月に建物の真中のドーム状の屋根を外しているのを見掛けて驚いた。2022年12月には建物の画を描いた覆いが被せられた状態になっていた。2024年9月にはドーム状の屋根が載せられた。2024年12月には足場も外されていた。札幌へは何度も足を運んでいて、辺りを通り掛かる機会も在ったので、工事の様子を眺めていた。

↓中に入ったことが全くないというのでもない建物だ。が、中が公開されるようになったら見学をしてみようかと思った。そんなことを考えながら建物を眺めていた。
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この辺りも午前中の時点で、各地から訪れているという雰囲気の方達が少し多く見受けられた。自身も「各地から札幌を訪れている」という一人ということにはなるが。

すすきの交差点…(2025.02.16)

↓相変わらず<ニッカウヰスキー>の看板が目立つ。すすきの交差点だ。こういうように看板が見える辺りでは、記念写真を撮る人達が非常に多く見受けられた。
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↑<ニッカウヰスキー>の看板は「W.P.ローリー卿」という19世紀の人物がモデルらしいのだが、「キング・オブ・ブレンダーズ」と呼ばれるそうだ。看板は1969年に登場したそうだ。そして1986年、2002年、2013年と改装されているそうだ。更に2019年には夜の照明がLEDに切替えられたのだそうだ。

街の都心部の特定地区というイメージを通り越し、「札幌」とでも聞けば思い浮かべるような光景かもしれないこの看板だ。今後も輝き続けて欲しいものだ。

シカゴ・ホワイトソックスのキャップ…(2025.02.16)

幼少の頃、“親父殿”が言っていた気がする。「頭は帽子を乗っける台ではない。使うためのモノなのだ」というようなことである。

自身の頭は?“親父殿”の言に反して「帽子を乗っける台」のようになってしまっているかもしれない。帽子を被る頭は1つだけだ。にも拘らず、多数の帽子を所持している。そして「気分…」で頻繁に様々な帽子を使う。

↓米国のMLBのシカゴ・ホワイトソックスのキャップだ。1901年からの伝統を誇る。現行のアメリカンリーグが成立する以前から在るチームだ。
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↓このキャップには「Chicago」(シカゴ)というロゴが敢えて入っている。
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↓定評の在る<ニューエラ>のキャップだ。
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↑札幌駅のビルに在るショッピングモールを冷かしていて、眼に留まって衝動買いという次第だ。「7 3/4」という自身に好適なサイズのモノが在ったという状況も手伝っての衝動買いだった。

↓米国の都市ではサンフランシスコとシカゴを訪ねた経験が在る。かなり古い話しになってしまってはいるのだが。そういう意味で両都市に纏わるグッズを好むという側面が在る。
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近年では日本の選手がMLBに挑戦して活躍という例も少なくないので、MLBのキャップもポピュラーなモノになっていると思う。が、シカゴ・ホワイトソックスで日本の選手が活躍した経過はやや旧い話しなので、このキャップは然程見掛けないような気もする。

訪ねた想い出も在るシカゴに纏わるキャップだ。大切に使おう。

X100F:車中にて…(2025.02.16)

乗っていた列車が札幌市内に入った。

↓何となくX100Fを引っ張り出した。
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↑痛みが激しかったストラップは新しいモノに換えたが、ケースは2017年に求めてからそのまま使い続けている。

↓何かソ連か東ドイツか、そういう「歴史」になってしまっているような遠い国から、随分前に持ち込まれたカメラを想起される場合も在るらしいがそうではない。2017年以来、殆ど毎日のように使用するばかりではなく、風雨や雪に怯まずに戸外へ持ち出していて、凄く年季が入ったということなのかもしれない。
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↓ケースを外してみるが、X100Fは「往年のカメラ」というような外観であると思う。カバーに護られ、中身は然程傷んでいない、
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↓撮影時にはレンズ部分のキャップは外して使用する。
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↓2017年秋以降、このX100Fは何処にでも同行していると言って過言でもない。このブログの撮影地別カテゴリの各地で2017年以降に訪ねている全ての場所にこのX100Fは持参している。
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X100Fは十分な描写性能でフィルムシミュレーションが使えて、防塵性能や低温耐性に関して特段に何かが謳われているのでもないのだが意外にタフなカメラである。ケースで本体を保護しながらであるが、雨や雪の中でも使う場合が在り、加えて冬季の低温の中でも持ち歩く。冬季については、地元の稚内以上の低温という場所にも持ち出している。大変に気に入っているこのカメラは、正常に動く限り使い続けると思う。

夕べに…:<AVANTI 1923>(アバンティ 1923)(2025.02.16)

何度か立寄った経過が在るのだが、少し御無沙汰になってしまった場所を訪ねることを思い立った。

↓夕刻、暗くなり切る前に足を運んだ。
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↓ハイボールを所望した。
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↓何となく寛いだ。
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↓<山崎>のロックも頂いた。
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↓氷を削る「一手間」が加わり、銘酒がより美味くなる。
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やがてハイボールを何杯か頂き、御店の人達と語らって、愉しい一時となった。時にはこういう過ごし方も好い。

<IWOR-UN-PASE-KAMUY>(イウォルン パセ カムイ)=「その場所を見守る尊い神様」:札幌駅前通地下歩行空間(2025.02.16)

↓何度見ても迫力が在り、同時に神々しいと思う。
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↓アイヌが村を見守り続ける存在と考えていたというシマフクロウの彫刻だが、夥しい人達が行き交う札幌駅の地下に降臨して、街と人々を見守っているかのようだ。
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↓夜空を静かに滑空して降下し、川の魚を掴み取るというシマフクロウだが、そういう姿を思わせるデザインが秀逸だ。
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↓札幌へ出ると、コレに「会いたい」という気分になる場合が在る。
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少しばかりコンディションが悪かったというような経過も在ったが、何とか復調してまた札幌に出て動き回っている。この<IWOR-UN-PASE-KAMUY>(イウォルン パセ カムイ)に、そういう経過を見守ってくれて有難うとでも声を掛けたい気分だった。札幌の宿に向かおうと動き回っていた中、このシマフクロウに再会出来たことを少し嬉しく思う。

<東みどりの窓口>…:札幌駅(2025.01.04)

札幌の宿というのは、札幌駅の北側の東寄りに在る出入口から出ると近い。札幌駅に着いて、東改札口を潜って、北寄りに歩を進めた。そうしながら「翌日以降の切符が入手出来た筈…」と思い出していた。

↓その「翌日以降の切符が入手出来た筈…」と思い出した場所である。絶句してしまった。
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↑多分、閉まったのは10分に満たない「ほんの少し前」だ。こういう状況は酷く悔しいものだ。「午後7時」?列車で移動する人は未だ多く居そうな感じの時間帯のように思うが、既に切符を買う窓口が閉まっている。

近くの券売機で求められるとの案内ではある。あれは何を如何いう順番で発注して買うのか、非常に判り悪い。漸く「翌日に札幌駅を発って、稚内駅迄行ける乗車券」は求めた。が、翌々日の朝に旭川駅で特急列車の指定席に乗車する券の買い方が理解不可能だった。そもそも「札幌駅以外からの指定席券が買えるのか、買えないのかが不明」という感じだった。酷く苛立ったので、とりあえず宿へ向かった。そして翌日の朝、改めて窓口で尋ねて、旭川駅で特急列車の指定席に乗車する券を求めることがかなった。

窓口で2分も掛らずに済む買物に関して、券売機では15分も「判らない?」と苛々させられた。もう少し何とかならないものかと思った。鉄道利用に際して、適切な切符を素早く売る窓口の係員というのは、値段が付けられない程度に貴重なのではなかろうかと思う。

居室等…:<東横イン札幌駅北口>(2025.01.04)

神戸空港を発ち、北海道へ戻った。新千歳空港駅で列車に乗り札幌駅に無事に到着した。こういうようになると、旅の「復路」という感覚が強まる。

札幌駅で翌日から使う列車の券を入手する等しようとして少し色々とやっていて、そこから戸外へ出た。12月26日に新千歳空港を発った後、12月28日に訪ねてみた奈良井で「雪の木曽路」という趣で雪の上を歩いたということも在ったが、基本的に積雪と縁が薄いような場所ばかりで歩き廻っていた。そういう意味で「雪と氷の札幌」を歩くのは些か緊張した。転倒への警戒を深めながら慎重に歩を進めた。

↓何度も利用していて、記憶にも強く残る宿の出入口を見ると凄く大きな安堵感を覚えた。
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↓居室に入れば「見慣れた感じ」である。
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↓この札幌の宿は何度も利用しているので、「勝手知った場所へ戻って来た」という感だ。
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↓何処でも使い勝手が同じような感じというのは安心出来る。
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もう少し早く北海道に戻るのであれば一気に旭川迄出たと思うが、「札幌で一息」というような感じも気に入っている。この宿は、今般のような「移動の途次」という様子の中でも利用するが、「札幌で所用」という場面で利用する例も少なくない。気に入っている場所だ。

733系電車…:札幌駅(2025.01.04)

↓新千歳空港で乗車した列車はやや混み合った。札幌駅へ到着し、少し身体を伸ばしながら車輛を眺めた。車輛は回送になうようだ。
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↓粉雪を被りながら箸う列車の様子は「北海道らしい」という感じが強めかもしれない。
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とりあえず明朝からのことを思いながらゆったりとするのが好い。