X-Pro2にXF10-24㎜F4を装着…(2023.07.23)

札幌の街で路面電車の写真を撮っていた。提げていたX-Pro2にはXF35㎜F2を装着していた。車輌を少し大きく画に入れる場合にはこの組合せが好いと思っている。

路面電車の写真を撮る場合、一日乗車券を手に乗車して移動しながら撮り、一頻り撮った後にはまた次の行動に向けて移動する。

電車事業所前停留所で<8511>に乗車し、次の行動に移ろうとしたのだが、その時に一寸考えた。路面電車の写真以外の写真に関しては「広角寄りの方が使い易い?」と思ったのだ。

↓乗車していた<8511>が空いていたので、こういうことをした…
23-07-2023 X100F (47)
↑レンズを換えたのだ…そして何となく眺めて、X100Fを出して写真に収めてしまった。

この少し後、各停留所からの乗客が増え始めたので、巧いタイミングで「カメラの写真」を撮ったということになる。全く「だから?」というような話しだが、気に入って使っているカメラのようなモノは、持っている、眺めるだけで何か嬉しいのである。

“NIKKA”の「キング・オブ・ブレンダーズ」…:札幌 すすきの(2023.07.23)

↓眼に留まって、何となく写真に収めてしまった…
23-07-2023 X-Pro2 (2)
↑余りにも有名な<ニッカウヰスキー>の看板だ。テレビドラマ等で、この看板が出て来ると「劇中人物が札幌に在る」というようなことが判る程度に知られていると思う。

19世紀のスコットランドにローリー卿(William Phaup Lowrie)という人物が在って、ブレンデッドウイスキーを広めたと伝えられるそうだ。その人物をイメージしたデザインであるという。

<ニッカウヰスキー>がウイスキーの製品を出し始めて少し経った1940年代に、「ウイスキーをブレンドするスコットランド人の男」というようなデザインを用意してボトル等に使用しようと計画したが巧く行かなかったようだ。その後1965年に「新ブラックニッカ」を発売した際にボトルのラベルに採用したという。「キング・オブ・ブレンダーズ」という名が付けられているそうだ。以降、この「キング・オブ・ブレンダーズ」は「<ニッカウヰスキー>のシンボル」のようになって行ったようだ。

この看板…「何時迄もそこに在って欲しい…」というような代物だと思う。

721系電車…:新札幌駅(2023.07.24)

札幌駅から新千歳空港駅へ向かう快速列車に乗込めば、最初の停車駅が新札幌駅で、乗車時間は10分を少し切る…

↓札幌駅で乗った列車が新札幌駅に到着した。721系電車だった。
24-07-2023 X100F (10)

この列車は、少し以前に小樽・札幌間で乗車した経過が在ったのだが、小樽駅で「新千歳空港行の快速」と案内されながらも小樽駅・札幌駅の区間は各駅停車で運行される列車だ。札幌駅以遠について、快速列車として所定の駅だけに停車する形で運行される。

721系電車は札幌駅が高架駅ということになった1988(昭和63)年に登場している。新札幌駅に現れる様子も眼に馴染んでいるが、随分と長い間に亘って活躍している感じだ。この新札幌駅を通る列車に関して、最近は721系電車が少し少な目になっているような気がしないでもないのだが。

新札幌駅については、かなり長い間に亘って親しんでいるのだが、今後も利用はし続けるであろう…

<A1203>&<8511>…:電車事業所前停留所周辺:札幌の路面電車(2023.07.23)

電車事業所前停留所辺りには、広めな駐車スペースも在るコンビニが在り、一寸した休憩に利用し易い。御手洗を拝借可能で、飲物を求めて店舗脇で一寸頂くようなことも出来、店内の回収箱に缶やペットボトルを入れるというのも可能だ。そして身軽に、「再起動…」という感じで動けば好い。加えて、電車事業所の傍に行けば停まっている車輌を眺めることも可能で、更に「交差点」の傍であることから、行き交う車輌を眺めるにも好い。

↓そういう程度に思って寛いで、「さて…」と動き始めると、交差点に連接構造のA1200形が現れた。
23-07-2023 X-Pro2 (44)

↓カーブの箇所を走行する連接構造の車輌を観るのは面白い。<A1203>だ。
23-07-2023 X-Pro2 (46)
↑この日は、A1200形の3輌(または3編成)を「全て観た」ということになった。

↓停車して乗降が行われる。加えて、この電車事業所前停留所では、乗務する運転士さんの交代が行われる場面も多く見受けられる。
23-07-2023 X-Pro2 (47)

↓反対側の軌道に路面電車が近付いて来るのが視えた。<8511>だ。
23-07-2023 X-Pro2 (51)

↓<A1203>は発車し、<8511>と擦違う。
23-07-2023 X-Pro2 (53)

↓こういう「新旧車輛が擦違う」というような様を眺めるのが好きだ。
23-07-2023 X-Pro2 (54)

↓到着した<8511>に乗車した。眼前に「優先席」が在った。
23-07-2023 X-Pro2 (55)

札幌都心に在って、少し暑い日ではあったが、好天の下で「路面電車を眺める散策」に興じる機会が設けられた。凄く善かったと思う。

<1106>…:電車事業所前停留所周辺:札幌の路面電車(2023.07.23)

↓電車事業所前停留所で、乗っていた<1106>から下車し、停まっている車輌を振り返った。
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↓好天の下、新しい車輌の形が映えると思った…
23-07-2023 X-Pro2 (41)

↓<1106>は静かに発車した。
23-07-2023 X-Pro2 (42)

札幌に在る場面で、少しばかりの時間を設けて、路面電車に乗りながら車輌を眺めるというようなことをするのは愉しい。

紫陽花…(2023.07.24)

所用を足そうと新札幌駅周辺を少し歩いた。

↓花を眼に留めた…紫陽花だ。
24-07-2023 X100F (12)

↓路傍に咲くというような感じか…
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↓時にはこういう花にも眼を向けたい。
24-07-2023 X100F (14)

733系電車とキハ261系ディーゼルカー…更に789系電車…:札幌駅(2023.07.24)

札幌駅に極近い宿を出た。所用を足した後、札幌駅から旭川駅へ列車で移動するという予定だった。

多少嵩張るモノをロッカーに預け、必要なモノだけを持って動き廻ることにした。そして移動の為、改札口を潜ってホームに上った。

↓左の733系電車は新千歳空港へ向かう。右のキハ261系ディーゼルカーは函館へ向かう。
24-07-2023 X100F (6)
↑色々な行先の列車が集まる大きな駅は、何となく心弾む。

↓眼を転じてみれば、旭川駅から到着した特急列車と見受けられる789系電車が「回送」に向けて待機していた。
24-07-2023 X100F (8)

何やら少し忙しい感も否めない時間帯の札幌駅だ。新千歳空港へ向かう列車は直ぐに来るので、ホームで待機していた列車は見送って一息入れていた。出先では、そういう程度の「ゆとり」は持ちたい…

<ラムカレーライス>…(2023.07.23)

<ガラスのピラミッド><海の噴水>のモエレ沼公園から、宿を取った札幌駅周辺へ引揚げようとした。

モエレ沼公園辺りのバス停で「バスセンター行」のバスに乗車した。札幌都心部、大通公園の東隣りのような辺りにバスターミナルが在って、それを「バスセンター」と称する。序に、地下鉄東西線の大通駅の東隣りにバスセンター前駅というのも在る。辺りは少し馴染んでいる辺りだ。

モエレ沼公園から30分程もバスに揺られる。JR苗穂駅辺りを通り過ぎて、バスセンターへの道筋に入った時に気付いた。「この経路なら、バスセンターに入る少し前に<サッポロファクトリー>の辺りを通過?」と思った。やがてそのサッポロファクトリー前の停留所で下車した…

<サッポロファクトリー>はビール工場であった旧い建築を一部に取り込んだ商業施設である。大通の北東で、寧ろ札幌駅に寄った辺りである。

↓「彼」が迎えてくれる御店に足を運んだ…
23-07-2023 X-Pro2 (138)
↑<サッポロファクトリー>に入っているインド料理の御店である。「彼」はこの御店の創業者で、インドから来日した経過の在る方だ。

↓団体の皆さんが入って来る少し前という中で御店に入り、雰囲気の在る店内の様子を写真に収めた。
23-07-2023 X100F (48)

↓なかなかに好いと何時も思う。
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札幌に在って「一寸、食事を…」という場面では、この御店は自身の中で「有力な選択肢」でもある。展開している何軒かの御店に関しては色々と入替りも在るが、現在時点ではこの<サッポロファクトリー>に入っている御店が最も長く営業を続けていると見受けられる。

↓凄く気に入っている「ラムカレーライス」を御願いした。
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↓確りスパイスが利いたインドの流儀のカレールーでラム肉が使われている。サフランライスにカレールーである。
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暑い日、身体を動かす展開が続いていた中、スパイスが利いたインドの流儀のカレーは身体に力を与えてくれるような気がする。

この御店のカレーは凄く気に入っているので、また札幌を訪れる機会には立寄りたい感だ。

>>Home - Taj Mahal Indian Restaurants, Sapporo, Japan
>>サッポロファクトリー公式WEBサイト_札幌市

<1106>…:幌南小学校前停留所周辺:札幌の路面電車(2023.07.23)

↓幌南小学校前停留所に佇めば、路面電車が接近して来た。これに載せて頂こうと、接近する様子を観ていた。
23-07-2023 X-Pro2 (34)

↓観て「んっ?」と首を傾げた。新しいタイプの車輌と見受けられたが、色が違う。黒の脇が白ではなく緑のようだ。そしてヘッドマークのようなモノを掲げている。
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↓近付けば、車輌の通常は白い部分を半ば塗潰したかのように緑色にラッピングを施していた。
23-07-2023 X-Pro2 (37)

↓近年、増備が続けられている1100形の<1106>である。ヘッドマークには「中央区」と在る。路面電車の軌道が敷設されている、札幌市の行政区の1つである。
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↓乗込んでみれば「中央区の歩み」というような掲示物が見受けられた。「区制50年」ということで、路面電車をラッピングするようなことをしているようだ。
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札幌五輪が催され、政令指定都市として区制が布かれたような頃から50年である。路面電車の軌道上には、それよりも以前から稼働している車輌も見受けられる訳だが、それと同時にこの1100形のような新しい車輌も在る。こういうのが酷く面白い。

北34条駅にて…(2023.07.23)

さっぽろ駅で乗車した電車から下車した。
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↓北34条駅だ。
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以前、札幌に縁が薄い方が札幌の地下鉄路線図を見た御感想を口にしていたのを聞いた記憶が在る。「札幌の地下鉄路線…何か“数字”が並んでいないか?」という御感想だ。

南北線のさっぽろ駅以北の部分だが、北12条駅、北18条駅、北24条駅、北34条駅、麻生(あさぶ)駅というようになっている。“12”、“18”、“24”、“34”と駅名に使われている数字が路線上に並んでいるかのような感じに見えるかもしれない。

↓改札口を潜ってバス乗場を目指す。
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↓直ぐに到着した…
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↓「待つこと暫し…」で、もう直ぐで乗車したいバスが現れるという時間帯に至った。この辺で並んで待つようにという掲示が在ったので、その辺りに佇んだ。
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↓バスが現れた。
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↓「モエレ沼公園西口」という停留所を通ると聞き、このバスに乗車してみたのだった。
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今般、モエレ沼公園を訪ねてみようと、利用した記憶が殆ど無い駅へ地下鉄へ向かい、駅前で全く利用した記憶が無い路線バスに乗車してみたのだった。札幌という街には馴染んでいるのだが、札幌の中でも縁が薄い場所、立寄った経過が無い場所も少なくない。

こういうのも少し面白い…

>>路線図・構内図/札幌市交通局

<A1202>…:幌南小学校前停留所周辺:札幌の路面電車(2023.07.23)

幌南小学校前停留所の辺りで、南北に延びる軌道と東西に延びる軌道とがカーブ区間で結び付いていて、それらを跨ぐように交差点辺りの広い範囲を鳥瞰出来る歩道橋が在る。この歩道橋に上って路面電車を眺めるのが好いのだが、現在は改修工事が行われていて、上がって動き廻ることがし悪く、観易い範囲が大きく限定されてしまっている。少し残念だ。

↓そう思って辺りに佇んでいれば、西側から東側へ向かって来る、特徴的な外観の路面電車が視えた。
23-07-2023 X-Pro2 (28)

↓すすきの停留所から幌南小学校前停留所への移動で乗車した<A1201>と同型のA1200形である。<A1202>だ。
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↓<A1202>は、工事中の歩道橋の下に在るカーブ区間に進入しようとしている。
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↓連接構造の故にカーブでの見え方が面白い。
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↓南北に延びる軌道に半ば踏み込んだ感である。
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↓<A1202>は静かに進んで行った。
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このA1200形は、とりあえず見掛けると愉しいという車輌だと思う。

サンタクロース…(2023.07.23)

最近は「季節のモノ」というのが「えっ?」と思う程度に早い時期に現れる場合も在るのかもしれない。

↓それにしても「7月下旬」に「サンタクロース」という様子に酷く驚いた。「夏の盛りへ」という時季に「冬らしい…」というモノに出くわしてしまった訳だ。
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↑札幌駅の直ぐ西側、高架下に近い辺りの路上で見掛けた。

↓何かと思えば、自販機に飲料を補給する仕事をしているコカ・コーラ関係のトラックのパネルに「サンタクロース」が描かれていたのだった。別な角度でトラックを観て、様子が判った。
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↑多分、辺りの自販機で、トラックに乗っている方が作業に勤しんでいたのだと思う。

「サンタクロース」と言えば「赤いコートで白髭のおじさん」というイメージが強い。このイメージの元祖は、クリスマス時季の販促でコカ・コーラ社が創ったポスターに描いたイメージだと聞いた記憶が在る。

妙な時季に、何の予告も無く「サンタクロース」を観て驚いた。が、それはそれとして、人々が各々に愉しくクリスマスを祝えるような、平和な世界の実現を祈らずには居られないという気分にもなった。

<A1201>…:幌南小学校前停留所周辺:札幌の路面電車(2023.07.23)

↓幌南小学校前停留所で<A1201>から下車した。歩道で歩を進めれば、ゆっくりと<A1201>も進み始めた。
23-07-2023 X-Pro2 (14)

↓<A1201>は交差点へ向かう。この交差点では、路面電車は信号停車する場合が多いようにも見受けられる。
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↓北から南への軌道から、東から西への軌道に進入すべくカーブ区間に入る。連接構造の<A1201>がカーブに入る場面の様子は少し面白い。
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↓現在の時点で、カーブ区間でこういう具合になる連接構造の車輌は、札幌ではA1200形が在るのみとなる。
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↓<A1201>は西へ向かう軌道に進み入った。
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なかなかに気に入っている様子を眺めて写真に収めることが叶い、非常に善かったと思う。

<A1201>の後方展望から…:札幌の路面電車(2023.07.23)

すすきの停留所で路面電車に乗り込んでみた。

休日用の一日乗車券を求めて、車内の何処に陣取ろうかと思って辺りを伺えば、座席は埋まっているような様子だった。「さて?」と思えば、車輌の最後尾側が空いていたので、そちらに立つことにした。

↓こういう具合に後方展望が愉しめる場所に佇んだ。
23-07-2023 X-Pro2 (8)
↑すすきの停留所から西へ向かう軌道を進んでいる。反対側の軌道に<1107>が入って停車していた。

↓南下する軌道に入り込むと、<1104>が通り過ぎて行った。
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↓南下して行く様子を観ながら進むのが酷く面白い。<211>が通り過ぎた。
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↓今度は<8511>だ。
23-07-2023 X-Pro2 (12)

登場した時代が全く異なる、様々な車輌が同じ軌道で動き廻っている様子が観られるという路面電車は眺めて愉しいものだ…

<A1201>&<247>…:すすきの停留所周辺:札幌の路面電車(2023.07.23)

地下街から、路面電車のすすきの停留所周辺に出た。

↓<A1201>が連接の車体を曲げながらカーブを切ってすすきの停留所に接近している。<247>は狸小路停留所へ向けて北上しようとしている。
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↓路面の軌道辺りは、建物が落とす影が被らず、走行中の<A1201>は照明を浴びているかのようだ。
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↓すすきの停留所に<A1201>が着いた。様子を観ながら近付くと、未だ発車に向けて待機中だった。これに乗車してみた。
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少し長く停車している間隙に、運転士さんに申出て、休日用の一日乗車券を求めておく。これで自在に乗車可能となる。2回乗車分に相当の400円で休日用の一日乗車券は求められる。「路面電車を眺める散策」というのも、手軽で愉しいものだ。

<仙台風牛たん焼定食>…(2023.07.23)

札幌の地下鉄の大通駅と、1つ南側のすすきの駅との間には地下街が在る。

朝食らしい朝食を摂ったのでもなく、「早過ぎる昼食?」と思ったものの、昼食を供してくれるような御店の多くが「開店の少し前?」という時間帯に地下街に在って、結局は多少寛いでみるべく喫茶店に入った。「そろそろ昼食を供する御店の多くが開き始めるような頃合い…」と喫茶店を出た。

↓「何処かで何かを…」という程度に思いながら歩を進めれば、地下街にこういう御店が在った。
23-07-2023 X100F (38)
↑仙台の流儀の牛たん焼を供する御店で、営業が始まったという感じであるようだった。

↓何種類かの牛たんから択ぶことが出来る。それを主菜ということにした定食が供される。
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↓「“牛たん焼 1.5”、米飯は少な目に…」ということで御願いしてみた。
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↓「なかなかに素敵ではないか!」と笑みが零れるような感じだ。牛たん焼は凄く美味い!
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何年か前に仙台を通り過ぎた際には、牛たん焼を頂いていない…慌ただしく動き廻って、機械を逸したという訳だった。そこで札幌や旭川で頂くばかりなのだが、この牛たん焼は美味いモノだと思う。

「やや早い昼食も兼ねた遅い朝食」としては「細やかな贅沢…」かもしれない<仙台風牛たん焼定食>は満足度が高かった。

一杯の珈琲と…(2023.07.23)

早朝の旭川で散策に出て、何やら汗をかいてしまって、シャワーを浴びて、寛ぎながらTシャツを替えた。そこから列車に乗って札幌へ移動し、地下鉄でさっぽろ駅から大通駅へ南下した。

「こういう調子で、余り動き廻り過ぎると、過度に消耗してしまうかもしれない…」と思った。加えて、朝食らしい朝食を摂ったのでもない。では「早過ぎる昼食?」と思ったが、昼食を供してくれるような御店の多くが「開店の少し前?」という時間帯だった。「昼食替り」とも「これも昼食」とも言える何かを供する場所が無い訳でもなかろうが、「如何したものか?」と大通駅からすすきの駅への地下街をふらりと歩いていた。

↓「在ったじゃないか…こういう場面で、少し休むには好適な場所が…」と小さな笑いが漏れた。
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↑非常い多くの人達が長い間に亘って出入していた様子を伺わせる。ペイントされた文字が擦り減っている。

↓こういう感じで寛ぐことが叶う喫茶店だ…
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↑札幌駅傍の書店に立寄って、眼に留まって求めてしまった文庫本を何気なく出して読み始めた。

↓珈琲はレギュラーサイズとLサイズが在る。Lサイズで御願いした。
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↓札幌都心部に在って、「小さなオアシス」という感の場所だと思う。
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さっぽろ駅にて…(2023.07.23)

「札幌」を敢えて平仮名で「さっぽろ」と書くのが、札幌の地下鉄駅の流儀だ。

↓これが地下鉄南北線の「さっぽろ駅」だ。
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1971(昭和46)年に地下鉄南北線が開業した際、隣接する(当時の)国鉄札幌駅との区別という意図で、敢えて平仮名にしたのだという。話し言葉では何れも同じ音だが、書く場合には漢字と平仮名で違うので混同し悪いであろうということだ。後年、東西線で新札幌駅に隣接した駅を設けた際にも、「さっぽろ駅」と同じ理由で「新さっぽろ駅」としているのだという。

そういうようには聞くが…敢えて「地下鉄さっぽろ駅」と案内でもしたい一部の例を除くと「札幌駅」とする場合の方が圧倒的に多いような気がする。何時の頃からか「サツエキ」(札駅)という言い方をする人達も目立つようになった気さえする。

↓列車が現れた。何時の頃からか、確りとホーム柵が設置されている。
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↑流れる音楽は、1972年の札幌冬季五輪のテーマソングであった『虹と雪のバラード』のサビをアレンジしたモノだ。これがなかなかに美しい…或いは「札幌五輪前後の街の躍進」というような時期が、札幌に所縁が深い人達にとっての「故き善き時代」というような感なのかもしれないと思う場合も在る。

↓列車は静かに減速し、やがて停車する。
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↓車輌に乗込むと、扉の情報にこんな具合に情報が掲示されていた。
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この日は、<ドニチカ>と名付けられた休日用の地下鉄1日乗車券を求めて地下鉄に乗車したのだった。

柱廊のような通路…(2023.07.23)

札幌駅の西側に、「直結」という造りで百貨店が在る。

↓札幌駅西側から駅の中へ向けて外側の通路を時々通る。
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↑通る際、観る都度に美しい外観だと思う。

↓未だ辺りの商業施設が営業を始めたばかりというような頃で「日曜日の賑わい」の少し前なので、こういう「構造物の美しさ」という感じの画が撮れた。
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「日曜日の賑わい」の少し前という程度には思った。が、日頃は「過ぎる程に静か…」な街に在るので、札幌都心は十二分に賑やかであるとは感じていたのだった…

<アピアドーム>…(2023.07.23)

↓札幌駅の西寄り南側の出入口辺りに硝子張りな構造物が在る。中に入ってみた。
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↓地下に設えられた商業施設と地上とを結ぶ通路の一部を成している。
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↓エレベータが在るが、階段も設けられていて利用出来る。
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↓様々なテナントが入っているエリアと往来出来るようになっている。
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この場所は地下の商業施設に因んで<アピアドーム>と呼ばれるそうだ。硝子張りの眼を惹く構造物だが、地下の一部に外光が入り込むようになっているという、少し面白い構造物だ。

実は…この<アピアドーム>という呼称を知らず、この傍で待ち合わせをしようと「札幌駅の南口、西寄りの方に在る、硝子張りのモノの辺り」という話しをした記憶が在る。が…<アピアドーム>と言うより、「札幌駅の南口、西寄りの方に在る、硝子張りのモノの辺り」と言う方が判り易いとは思う…

機能や外観が面白い構造物であるが、こうして中に一寸入り込んで写真を撮る分にも興味深い。

札幌駅到着…(2023.07.23)

旭川駅で乗り込んだ列車が札幌駅に到着した。

↓下車してホームに出て、少し身体を伸ばしながら乗って着いた車輌を眺める。
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↓右が乗って着いた789系電車である。左は733系電車だ。
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↑最近は、札幌駅に列車で到着すると、こういうような様子が見受けられる場合が多いような気もする。

旭川・札幌間は列車が便利で好い…

<札幌駅弁 三種の海鮮めし>…(2023.07.24)

朝からの用事が12時半辺りで終了し、移動してもう一つの用事を足し、とりあえず札幌駅へ動いてみれば14時15分頃になっていた。

13時台の時点で「そう言えば御昼御飯は?」という様子ではあった。が、滞在した宿の朝食が思う以上に豊かな内容で、確りと食事したので、余り食事は気にならなかった。加えて、幼児が済んだ後に旭川へ移動して寛ぎ、翌朝の稚内への移動に備えることにしていたが、その旭川で何やら頂くということで余り昼食に関しては気に掛けていなかった。

それでも旭川へ移動する14時30分の列車に乗る前に「何か…」という程度には思ってしまった。

↓こんなモノを入手し、列車に乗り込んで座席で引っ張り出した。
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↑「札幌駅で“駅弁”を求めた」というのも随分と御無沙汰だ。札幌駅には随分以前から“駅弁”を売っている場所が在る。長く脇を通り過ぎるばかりだった。

↓包みを開けてみればこういう様子だ。
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↓蓋を取って“中身”と対面だ。
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↓右から「かにめし」、「いかめし」、「うにめし」と、文字どおりに「三種の海鮮めし」だ。
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↑蟹の解し身を使った「かにめし」、イカに飯を詰めた「いかめし」、蒸ウニを使った「うにめし」が在る。

以前は…この種の駅弁は「迷ったら…全部買ってしまえ!」と2個や3個を求めて平らげたが…今般は「これで十分…美味しゅうございました…」とゆっくり頂いたのだった。

時には思い付きで“駅弁”というのも愉しいものだ。

札幌駅を発つ…(2023.07.21)

バスで稚内空港を目指して移動し、自身としては珍しく稚内空港で飛行機に乗り込み、空に上り、到着した新千歳空港の駅で切符を求め札幌駅に着いたのだった。やや長くなった「乗換列車の待合せ」では列車を眺めていたが、結局は食事を摂るに至った。

↓こういう程度に旭川へ向かう特急列車の運行間隔が開く時間帯になってしまっていたのだ。
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食事も済んで少し経った頃になって、漸く列車が現れた。
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↓自由席に乗車しようと列車の後尾側に足を運んだ。789系電車と733系電車とが並ぶ「最近の札幌駅らしい?」という雰囲気だ。
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↓「SOYA」と宗谷地域のイラストが入った編成だった…
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↓これに乗車してしまえば、「目的地まで御寛ぎ下さい」という感じだ。列車の終点が旭川である…
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この札幌・旭川間の列車移動だが、想定していたよりも1回多かったということになる。が、そういうのも一興であろう。

「かしわ」…:<北海道そば 蕎麦紀行>:「幌加内産」そば粉を使用しております…(2023.07.21)

12時台の昼食後、特段に何かを食べたのでもない。19時半頃になっていた。日頃は夕食を摂るような時間帯だ。

札幌駅から旭川駅へ移動しようとして、札幌駅の改札口の内側に在った。新千歳空港駅で改札口を出ない形の切符を求めていた。求めた時は「30分以内程度で乗換の列車に乗る」という程度に思っていたが、何やら「小一時間は待つ」という様子になった。

列車を眺めながら過ごしていたのだったが、それでも「30分かそれ以上は待つ?」という情勢だった。「旭川に到着後に夕食」と考えていたが、「それでは遅過ぎる?」と感じ始めた。

↓改札口の内側に飲食店が見受けられる。こういうモノを頂いた。
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↑鶏肉が多く使われている。所謂「かしわ」だ…

↓こういう具合に供される。
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↓こんな看板が掲げられている。
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↓入口前にメニューも掲げられている。
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↓「幌加内産」の蕎麦粉を使用していると謳っている。なるほど美味かった…
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↓なかなかにボリューム感溢れる感じだ。「腹一杯」になった…
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札幌駅で、少し好い感じの場所を覚えた…

<海の噴水>…:モエレ沼公園(2023.07.23)

モエレ沼公園には巨大な噴水が在ると聞いていた。<ガラスのピラミッド>を観ていると、その噴水の“プログラム”が程無く始まると判った。

↓足を運んでみれば始まった辺りだった。
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↓噴き上げた大量の水は、風でブレている感じだった。そしてモノクロ写真でもわかる程度の虹も生じた。
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↓下の側も水が噴き出し始めた。
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↓やがて高く噴き上げていた水が停まった。
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↓そして観衆が完成を上げた。また水が高く噴き出し始めた。形は少し変わっている。
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↓水の勢いが増す感じだった。
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↓そして周りの水が停まった。
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そして「15分」の“プログラム”は終了した。思わず拍手してしまった…暑い日に、涼し気な「水のパフォーマンス」をゆっくりと愉しんだ形である。

この後…園内を歩いてバス停―往路と逆の「東口」の側―を目指そうとしていたのだったが、全く思いも掛けずに札幌市内在住の友人に出くわした。挨拶を交わして暫し話して別れた。こういう「嬉しい偶然」も在る。実は午前中にも札幌駅周辺でそういう「嬉しい偶然」が在ったところだ。今般は「持っている…」という感じで過ごすことが出来ていたかもしれない。

本当に「そう言えば…全然、立寄ったことが無かった…」と思い付いてモエレ沼公園に足を運んでみることにしたのだったが、好い思い出になった感だ。引揚げた後、早くも「何時か再訪を…」という程度に考えている。

>>モエレ沼公園-イサム・ノグチ設計 | 公式サイト

<ガラスのピラミッド>…:モエレ沼公園(2023.07.23)

札幌駅傍の宿に荷物を預けて、午後に出掛けてみたのはモエレ沼公園だ。

札幌市というのは意外に広い。馴染んだ街とは言え、馴染が薄い場所や未踏の場所も多々在る。モエレ沼公園もそういう場所の一つだ。

札幌駅から地下鉄の南北線―地下鉄の場合は「さっぽろ駅」とすべきだが…―で北34条駅に向かい、バスに乗ってみた。約30分走って辿り着いたのは、公園の「西口」という辺りだ。<ガラスのピラミッド>なるものを観ようとすれば…1.5km程度は歩く感じになる。なかなかに広大な公園だ。

↓西から東へ向かうと、こういう具合に<ガラスのピラミッド>なるものが視えて来る。
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↓小さな丘陵のようになっていた辺りを上ってみた。何やら不思議な形をしている。
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↓硝子の壁に天の様子などが映り込んでいる。
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↓或いは映り込み、或いは透き通るという不思議な空間が在るのが視える。
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↓硝子の壁に近付いて観てみた。“骨格”のようなモノが透けて面白い。
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↓光線の感じが少し面白かった。
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↓中に入ることが出来る場所を見付けたので、中を通り抜けた。
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↓正面側に廻り込んでみた。
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早朝から動き回っていて、何やら酷く汗もかいていた。噴水を観て引揚げようという感じで、多少早足になった感は否定し悪い。また機会が設けられたなら、もう少しゆったりとしてみたい感じだ。

>>モエレ沼公園-イサム・ノグチ設計 | 公式サイト

785系電車と731系電車…:札幌駅(2023.07.21)

午後7時頃の札幌駅に着いたが、旭川駅へ向かう特急列車は午後8時だった。改札口を出ない形で切符を求めていたので、駅の中で暫し待たなければならない。適当に列車を眺めて過ごそうということにした…

↓右の731系電車は札幌駅では頻繁に見掛ける。電化区間の普通列車として活躍している。左の785系電車は見掛ける機会が少ない。
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↓785系電車は札幌駅・室蘭駅間の特急列車で使用されている。正面の電光掲示が「JR」のマークと、列車愛称の<すずらん>のマークに切り替わりながら表示されている。
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785系電車は1990年に初登場した。旭川駅・札幌駅間で活躍した。後に函館駅・新青森駅間の青函トンネルを通る区間でも活躍している。更に新千歳空港駅に乗入れる運用も見受けられた。これらの区間から退いて、残っている車輛は札幌駅・室蘭駅間で走っている。

↓普通列車が発車した後、785系電車の<すずらん>が静かに動き始めた。
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↓走行する様子は少し迫力が在る…
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↓やや暗くなり始めた中、785系電車は室蘭駅を目指して去って行った。
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旭川駅・札幌駅間で活躍した頃、また札幌駅・新千歳空港駅間に乗入れていた頃、この785系電車には何度も乗車している。長く残って欲しい感じがする車輛だ…

見上げた…:大通駅(2023.05.15)

地下鉄が通っているような大きな街では、地下鉄駅、地下鉄駅の通路、大きな鉄道駅の地下、大きなビルを地下で結ぶ通路、テナント等を容れた商業施設的な場所等、何と呼ぶのが精確なのかよく判らない雑多な「地下の空間」が拡がっている。

最近立寄っている幾つかの大きな街に関して、その雑多な「地下の空間」が拡がっているという様子を思い浮かべる。札幌も、そんな雑多な「地下の空間」が拡がっているという様子が見受けられる街の一つであると思う。

新さっぽろ駅周辺で所用を足した後、札幌駅から旭川駅へ移動を始める前に昼食を愉しむ意図で、地下鉄を利用して大通駅へ移動した。

↓大通駅の辺りは雑多な「地下の空間」が拡がっているという様子が見受けられる。昼食を摂りに立寄りたいエリアに近そうな辺りで地上に出ようとして、少し面白い様子を眼に留めた。
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↑地上の光が、照明による人工の灯りに交っているような気がしたのだが、光が入るような形になっていた。そして地上への階段も設置されていた。

↓地上に上ってみると、硝子張りを大胆に採り入れた形で出入口を造っていた。
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何時頃からか、大通駅辺りでは地下と地上とを結ぶ出入口の辺りで、硝子張りを採り入れるような凝った造形をするようになった。少し面白いと思う。

札幌の姉妹・友好都市…(2023.05.15)

↓地下鉄大通駅でこういうモノを眼に留めて暫し眺めた。
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↑札幌市が姉妹都市、友好都市として交流している国外の都市の場所を示し、札幌の時刻(=日本時間)との差が判るようになっている。

米国のポートランド市、ドイツのミュンヘン市、中国の瀋陽市、ロシアのノボシビルスク市、韓国の大田市(テジョン)と交流が在るそうだ。瀋陽市については「友好都市」と呼称し、他は「姉妹都市」と呼称している。

掲出されている世界地図と時計を見ると面白い。

大田市は少し西だが、日韓両国で時差は無いらしい。

瀋陽市の中国は日本時間マイナス1時間だ。

東西に広大な版図を有するロシアは国内で様々な時間帯が採用されているが、ノボシビルスク市の辺りは日本時間マイナス3時間だ。余計な話しながら、北海道から真直ぐ北上したようなサハリン州では日本時間プラス2時間の時間帯が採用されている。

ミュンヘン市は欧州諸国で採用されている日本時間マイナス8時間だ。

ポートランド市は日本時間マイナス16時間である。そして日付変更線が在って「前日」だ。この画の時の札幌市は「4月15日午後1時27分」だが、ポートランド市は「4月14日午後8時27分」だ。

何処かの国で1日の活動を始めるような頃、何処かの国で1日の活動を終えるというようなことが折り重なっているのが地球上の諸地域であるという訳だ。こういうようなモノは意外に好きだ。