733系電車…:札幌駅(2023.03.06)

札幌駅周辺の宿に陣取っていて、そこを出た後は所用を足し、所用の後には札幌駅から列車に乗って旭川を目指す予定だった。

宿を出る直前に思ったのは、所用の際に最低限必要なモノを持ち、他は駅でコインロッカーに預けてしまうと、旭川へ向かう列車に乗るまでは身軽で好いということだった。

↓身軽になって、改札を潜ってホームに出た。
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↓朝9時を挟むような頃、千歳線の列車を利用する場合には、特段に列車の発車時刻を事前確認せずに駅へ足を運ぶと、程無く乗車すべき列車が現れる感じだ。
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↓新千歳空港駅へ向かう快速列車だ。ロングシート内装の733系電車が登場する割合が凄く増えたように思う。混み合う場合も少なくない区間で、ロングシート内装の方が利用し易いかもしれない。
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この千歳線だが、最近は北海道日本ハムファイターズの新しい本拠地球場が開業する関係で、輸送の課題が出て来ている感じである。「如何いう様子に?」と余計な事も思いながら、列車に乗ったのだった。

映り込む<JRタワー>…(2023.03.06)

札幌駅の北口側を歩き廻り、横断歩道に佇んで辺りを見廻した。

↓こういう様子が眼に留まった。
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↑硝子張りなビルから少しだけ南東側に在る背が高い建物が映り込んでいる。<JRタワー>だ。画の右側には、建物の北寄りに在る別な建物と見受けられるモノが映り込んでいる。

↓横断歩道を渡って、また見上げた。信号機が近いので、硝子張りな壁面に<JRタワー>が映り込む様子が、より一層不思議に見える負うな気がした。
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↑信号機はLEDランプ使用の少し新しいモノで、その左に住所を示す看板が見受けられる。「北7西3」となっている。この「南北と東西の何れかの後に数字を付したモノが2つ組み合わさる」という標示は「札幌の流儀」という感じかもしれない。南北の後には“条”で東西の後には“丁目”である。が、こういう看板では“条”や“丁目”が省略される。

以前、他地域出身で、北海道内で仕事をしている方が話題にしていた。「札幌の人は、一緒に街を歩くと、直ぐに“北へ”、“東へ”と東西南北の方角が言葉の中に出る。他所の街ではそういう例が思い当たらず、少し驚いた」としていた。地域によっては“北”、“南”というような街の中の地区を示すような表現が話し言葉に出て来る場合も在るかもしれないが、それよりは寧ろ「〇〇通」とか「〇〇駅周辺」という言い方になるかもしれない。札幌の場合は本当に、方角を示す語が当たり前のように人々の口を突く。

硝子張りなビルに大きな建物が映り込む不思議な様子を視ながら、札幌の街での少し独特な流儀に想いを巡らせた。

一杯の珈琲と…一服と…(2023.03.06)

札幌駅に午後4時頃に着いた。

コインロッカーに預けたモノを引っ張り出し、旭川へ向かう列車に乗ろうと思ったが「次の列車?午後5時発?」という様相だった。忙しい札幌駅は、発車待機の時間も短い感じなので、午後4時50分を少し過ぎた辺りに車輌が現れると想定し得る感じだ。ということは?30分や40分は間が在る。何処かで一息入れたいと思った。

↓札幌駅の北口側には、少し以前に一寸立寄ったカフェが在ったことを思い出した。席で「こういうモノ」を引っ張り出して、「点けて」も差支えが無いという場所だ。
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↓珈琲を、この御店のスタンダードなブレンドを御願いした。
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↓駅から少しだけ北に離れる辺りの店である。駅構内の珈琲を頂くことが叶う場所のように混み合うのでもない。しかも“一服”が「可!!」である。
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結果的に1日を所用でやや忙しく過ごしたので、「列車に乗るだけであれば、慌てずに一息入れて…」という“御導き”とでもいうようなことが在ったのかもしれない。出発前に悠然と寛いだ。こういうのも凄く好い。

公衆電話ボックス…:札幌駅北側(2023.03.06)

札幌で予定の所用の他に予定外の用足しも在って、旭川へ向かう移動開始が思ったよりも少し遅れた。自身の行動の中、余り例が無いことかもしれないが、予定のモノも予定外のモノも無事に用が足りて安堵していた。

旭川で宿を利用する予定が在ったが、到着予定時刻が申し込んだ際に申し出ていた時刻より2時間弱程度遅れそうな情勢になった。旭川で利用する予定の宿に「少しばかり予定より遅れる」と一報しようと思い付いた。

「何処かに電話?」と札幌駅の北側で何となく探した。札幌駅北口の、新幹線関係で生じている工事の関係上廻り込むような感じになる箇所も見受けられる中を動き廻った。

↓札幌駅北側の「眼前…」で東西に延びる道路が北6条通で、少しだけ北に北7条通が在る。その北7条に交番が在って、近くに公衆電話ボックスが在った。
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↑車椅子でも出入り可能であるようにということだと思う。幅が広い独特なデザインの公衆電話ボックスだ。

↓「少しだけ低目?」と見受けられる位置に電話機が据えられていた。
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↑ポケットの小銭入れから10円硬貨を束にして取出し、旭川の宿へ架電で「予定より些か遅れるが、必ず伺う」と伝えた。(時には「キャンセル?」ということになって、飛び込みで「部屋が在りますか?」という方が現れると、そちらに部屋が廻ってしまい、宿泊出来ないという事態も在り得るらしい。そこで、大きな問題等は無いとも思いながら一報してみようとしたのだった…)

正直、出先で敢えて架電という機会が多いとも思わない。が、時には生じる。そういう時に公衆電話ボックスは有難いが、「何処かに?」と思い付いた時に限って直ぐに見付からないということが往々にして在るかもしれない。

<カムイ>:789系電車:札幌駅(2023.03.06)

所用のために休業日と絡めて時間を設け、少しゆっくりした場面も在ったが、確りと所用を足し、加えて「序に…」と思い立った事案にも取組んだ。当初に思い描いていたた時間帯よりもやや遅めに、札幌駅を出発して北上を開始することとした。

↓午後5時に建つ列車は<カムイ>であった。5輛の中の4輛が自由席だ。
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↑最近は、特急列車の一部が間引きされている場合も見受けられる。午後4時台の1本が運転されていなかった様子だ。そういうことも手伝って、何となく乗客が多かった。

↓こうやって上の方を少し観ると、午後5時少し前の天は未だ暗くない。
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↓列車後尾の車輛に入り、何となく空いていた席に陣取った。
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所用で出掛けるというだけのことだが、列車での移動は気分が弾む。

札幌時計台…(2023.03.06)

札幌駅北口の東寄り側に在る宿で過ごした。同じチェーンの西寄りの宿は何度も利用しているが、東寄り側の宿は初めてだった。それでも居室そのものの造作や丁度は同じような具合で、居心地は変わらない。他のサービスも似たような感じで、朝食が供される時間帯も全く同じだ。供される内容も似ている。

そういうことで、思い付いて動き回り、早目に居室で休んだ関係上、早目に眼が醒めた。朝食が供されるまでも間が在る。そういう時は?散策にでも出るのが好い。

札幌駅北口の東寄りから、鉄道高架の下を抜けて都心部に入り込む。そして未だ暗い感じが残る静かな街を南下する。

↓この辺りに至った…
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↓創建時から場所が余り動いていないらしい時計台である。
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↓遥かな時を超えて、静かに街を見守る風情が何となく好いかもしれない。
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↓辺りを囲むようなビルの谷間に佇む様は、何か寂しそうでもあり、嘗ては必ずしも興味を持って眺めるのでもなかった。が、「周囲は如何であろうと、創建時から場所を殆ど変えず…」というのが、非常に貴重であるような気がして、何時の間にか「時々眺める」というようになった。
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↓近付いて見上げてみた。
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↓真正面の感じも好い。
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↓既に長く時を刻んで来た時計が据えられているのだが、これからも時を刻み続けるのだろうか…
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今般は「広角ズーム」を装着のX-Pro2を提げていた。この種の、交通量も少なくない道路に囲まれた街の名所で写真を撮ってみたい場合には重宝する。札幌駅北口辺りからであれば、この辺り迄出て、また引揚げる往復というような感じが「程好い朝の運動」になるかもしれない…

肴を愉しむ…:<咲か蔵>(Sakagura)(2023.03.04)

所用に合わせて札幌まで出て、一寸ゆったりとすれば善いのだが、移動途中の旭川で早起きし、何やら朝から動き回るような感じで「些か草臥れたかもしれない…」というのが正直なところで夕刻に至った。夕刻と言っても午後5時台で、未だ真っ暗でもない時間帯だ。

札幌駅に近い宿に入って一息入れていたが、「早目に夕食を愉しんで、“何時でも御休み頂いて構いません”ということにしよう」と思い立った。そして札幌駅北口の側を少しだけ歩いた。

↓こんな店を眼に留めた。
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↑<咲か蔵>という看板は「さかぐら」と読むようだ。

↓豊富な種類の肴を供する様子であった。
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↓お通しとハイボールを頂きながら、料理を待つことにした。
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↓多分、鴨肉だと思う。お通しが好かった。
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↓「おまかせ黒おでん4点盛り」というモノを御願いした。
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↑日高昆布の出汁であるという。(個人的には利尻昆布も推したいが…)その出汁が滲みたおでんは凄く好かった。

↓「蟹ぶっかけこぼれ寿司」というモノを摘んだ。所謂“軍艦”の寿司に蟹の解し身をたっぷりと載せたというモノだ。
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↑実は…「蟹の身?何年間も摘まんだ覚えが無い…」という様子なので御願いしてみた。好かった。

↓「焼き牡蠣」も摘まんだ。時季なので“御薦め”としている様子だった。厚岸から送られて来ているモノのようだ。
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↑良質なモノはシンプルに炭火で焼くというような調理法で頂くのが好いと改めて思った。

何か「他地域の人達が“北海道!”と愉しむような肴」と「地元の人達が時に愉しむ肴」とを混淆したというような感の料理が供されていた。札幌駅の北西側、便利な場所でもある。記憶に留めたい感の場所だ。それにしても蟹や牡蠣は随分と久し振りだったので好かった…

一杯の珈琲=<フレンチ>とニューヨークチーズケーキと…(2023.03.04)

路面電車のすすきの停留所から然程遠くない辺りに、気に入っているカフェが在る。中はバンド演奏等も出来るような設えで設備や楽器類も入っている。
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↑立寄って一息入れることにした。

↓「ケーキセット」…珈琲とケーキとを御願いした。
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↓ケーキはニューヨークチーズケーキだ。しっとりしていて好かった…
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↓珈琲は深めな焙煎のブレンド…<フレンチ>を御願いした。
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↓こういう感じで寛ぐことも出来るというルールの御店だ。
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↓ここで一息入れると、宿のチェックイン可能時間帯に差し掛かるので、足を向けることとした。
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↓地階のライブハウス的な雰囲気のカフェである。なかなかに気に入っている。
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<1103>…:南1条西5丁目辺り…:札幌の路面電車(2023.03.04)

<A1201>が西側へ去って行ったのを見送った。程無く、西側から東側へ、西4丁目停留所を目指している路面電車が現れた。

↓静かに現れたのは低床型の車輛だ。
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↓<1103>である。
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↑低床型車両を増備して旧車と換えようという動きの中、A1200形よりも製造し易い、連接式ではない1100形が近年は増えている。

↓西4丁目停留所へ向かって進んでいる。
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↓雪が消えてしまっている路面が目立つが、他方で雪が少し降っていた。
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雪が降る中で路面電車が走るような様子は、何か「札幌らしい」というような気がする。

<A1201>…:南1条西5丁目辺り…:札幌の路面電車(2023.03.04)

半世紀以上も札幌の街を走り続けている路面電車を眺めて佇み、腕時計に眼を落し、昼食を摂りに寄りたかった店の開店に何分か間が在ると思っていた。そういうことなら?何となく路面電車でも眺めているのも悪くないかもしれないと思い付いた。

↓何やら横断歩道の辺りに路面電車が現れた。
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↑新しい低床型の車輛だ。車輛を観て、少し首を傾げた。連接式のA1200形に見えるが、新しい車輛として近年は連接式ではない1100形を増備中だった筈だ。

↓見覚えが無いように思ったのはラッピングの故だったと判った。札幌に初めて登場した低床型の路面電車である<A1201>だが、何時の間にかラッピングが施されていたのだった。
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↓ラッピングの<A1201>は西寄りの方へ去って行った。
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或いは?これからは低床型の新しい車輛にラッピングという例も増えて行くかもしれないと思いながら見送った。

<214>…:南1条西5丁目辺り…:札幌の路面電車(2023.03.04)

到着した札幌駅を出て、西寄りの道を南下して道庁の辺りに至り、更に南下して大通公園を越えると南1条通に至る。

↓南1条通には路面電車の軌道が敷かれている。
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↑交差点辺りに佇んで眺めると<214>が現れた。西4丁目停留所を出て西8丁目停留所を目指している。

↓横断歩道を通り過ぎて西寄りへ進んでいる。
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↓札幌の路面電車では、古風な姿の「200番台」の車輛の外観が好きだ。何れも半世紀以上も走る“老兵”なのだが…
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南1条通は、札幌の路面電車では最も北側に敷かれている軌道ということになる。ということは?日本国内の路面電車で最も北を電車が行き交っている場所ということにもなる。「だから?」という話しだが…

<ペスカトーレ>:<iL-CHIANTI SAPPORO>(イルキャンティ サッポロ)(2023.03.04)

↓ドレッシングやチョコレートを売っている自販機が、何やら目立つ…
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↓ランチ営業もやっている少し気に入った御店で、オリジナルのドレッシングを自販機で売っている訳である。
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↓開店した頃に立寄った。
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↓奥側に進んでテーブルに陣取った。
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↓オリジナルドレッシングの美味しいサラダとスープを頂きながら、料理の登場を待つ…
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↓御願いしたのは、海鮮をトマトソースで和えたパスタである。<ペスカトーレ>だ…
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↓一寸好い感じだ。
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↓食後に珈琲も頂いて寛いだ。
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こういう「イタリアン」は凄く好きだ…

工事中…:<北海道庁旧本庁舎>(赤レンガ)(2023.03.04)

旭川での所用の後、札幌での所用ということになっている。そこで札幌へ移動だ。

そういうように言えば、何やら予定が詰まっているかのようではあるが、実はその限りでもない。旭川でもっとのんびりしていても構わなかったのだが、何となく朝から札幌へ移動してしまった。

↓札幌駅からふらりと街へ踏み出して歩を進めると、これに出くわした。
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↑工事のための覆いに建物の画が描かれている。覆いが無い時には、実際に描かれているような感じで建物が見える。

交っている降雪の中でこの画を観るのも悪くないと思った。

<カムイ>:789系電車:札幌駅(2023.03.04)

旭川駅を発った列車は順調に走り続けた。途中に居眠りに陥ってしまったが、運行時間の1時間25分はあっと言う間に過ぎた…

↓札幌駅に着いた。
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↑画は列車の先頭側だ。

↓忙しい札幌駅の場合、到着した列車は素早く回送し、別な列車がホームを使うようにする例が多い様子だ。列車先頭の<カムイ>という愛称の表示は、素早く<回送>に切り替わる。
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以降は所用の時まで、札幌で細かいことを気にせずに過ごすことになる。

<A1201>&<1108>&<A1203>…:すすきの停留所…:札幌の路面電車(2023.03.04)

電車事業所前停留所で<A1201>に乗車した。このA1200形に乗車したのは暫くぶりだったと思う。電車事業所前から東へ進む軌道に入って、幌南小学校前停留所の辺りで北上する軌道に入り、資生館小学校前停留所で東へ進む軌道に入り、電車はすすきの停留所に至る。

↓すすきの停留所で下車して様子を観ていれば、<A1201>は直ぐに進み始めた。
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↓信号待ちをして動き始めると、<A1201>は連接式の車体でカーブに入り、西4丁目停留所へ通じる北上する軌道に入って行く。
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↓そして直ぐに別な車輛が現れた。一瞬、同型車輛と思ったが、少し違った…
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↓「貸切」ということになっている<1108>だった。
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↑連接式車体のA1200形と少し違う、連接式ではない車体の1100形であるが、こちらも低床型の車輛だ。意図的に両者の正面等の外見は似せたようである。

↓信号待ちをして<1108>が進み始めると、反対側の軌道にも電車が入って来ていた。
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↓反対側の車輛は連接型と見受けられる。
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↓現れたのは<A1203>だ。電車事業所前停留所で<A1201>の反対側を走っていた。
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↓<A1203>はすすきの停留所に停車して乗客の乗降が行われた。
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実は<A1201>の車内でカメラをX-Pro2からX100Fに持ち替えたので、画角が少し変わっている。

こういう様子を何となく眺めて過ごすことが好きだ…

<A1203>&<A1201>…:電車事業所前停留所…:札幌の路面電車(2023.03.04)

路面電車が走り回る中央区辺りは、何時の間にか雪が断続するようになっていて、降り方が多少強めな感じにもなった。

↓電車事業所前停留所は、東西に延びる軌道から南北に延びる軌道に入り込んだ辺りに在る。停留所を目指して、連接方式で低床型としたA1200形の1輛である<A1203>が雪の中を進む。
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↓連接の車体がカーブを通る様子は観ていて面白い。
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↓白く明るい前照灯は雪の中でも目立つ。
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↓<A1203>が停留所に入ると、反対側に進んでいる同型車輛が現れた。
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↓現れたのは<A1201>で、何時の間にか広告のラッピングが施されている。
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↑左が<A1203>で右が<A1201>だ。この型の同型車輛が雪の中で並ぶのは面白い。

提げていたカメラは上着で半ば覆うように持ち歩いていたが、今般使用したX-Pro2とXF35mmF2の組み合わせでは「防滴仕様」というようなことで、多少の雪は気にせずに使えると思う。

ブレンド珈琲とチーズケーキと…:珈琲工房 美鈴(2022.12.28)

札幌の街を歩く場合には「地下を動き廻る」ということも出来る。北へ南へ拡がる都心部の真中辺りの大通公園の地下辺りから「地下歩行空間」や「地下街」が在る。特段に信号待ちをする必要もない感じで、雨でも雪でも、暑くても寒くても、思う儘に歩く事が叶う道筋だ。場合によって、人が多く混み合う場合も在るかもしれないが、それは如何ということもないと個人的には思う。

これらの地下街等の中、地下鉄大通駅辺りから南側に延びている地下街を動き廻った。地下鉄南北線で大通駅の1駅南側のすすきの駅が在るのだが、これらの両駅は地下街で繋がっている。地下街?街の商店街か何かのように様々なテナントが入っていて、沿道の商業ビル等の地階に通じる出入口等も設えられている場所だ。静かな時間帯も在るが、テンポが営業するような時間帯は何時でもそこそこに賑わっている感じの場所だ。

↓すすきの駅に近い側に、何やら渋いテナントを発見した。カフェなのだが、寧ろ「喫茶店」と敢えて呼びたいような感じだ。
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↓一寸立寄ってみた。
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↓独りで居心地が好さそうな席を見付けて陣取った。
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↓卓上にこんな札が在った。
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↓御願いしたモノがやって来た…
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↓しっとりとしたcheesecakeを摘まんだ。
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↓こういう感じで過ごして構わない場所で、ブレンド珈琲をゆったりと頂いた。
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北海道内では<美鈴>と言えば、珈琲豆の店として名前が通っている感じだ。このすすきの駅に近い地下街の店のようなカフェも一部に展開しているらしい。何となく「好い感じの場所」に出くわした感だ…

731系電車&733系電車:札幌駅:夜…(2022.12.27)

「夜9時台に札幌駅に在る」という状態?思い浮かぶのは、北海道外に出て、空路で新千歳空港に引揚げ、そこから札幌の街中へ列車で移動したという場合位であろうか?自身にとっては「少しだけ珍しい状態」ということになるかもしれない。

↓新千歳空港駅で乗り込んだのは右の733系電車だ。着いて下車して一息入れ、一寸眺めた。
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↑左側の731系電車は発車の少し前で待機中であったようだ。

こういうような車輌が並ぶ様は、何か「札幌駅らしい?」と個人的には感じる。電気で動く車輌が多数集まるという情況は、北海道内の場合は札幌駅以外では少し考え悪いと思う。

他所から戻って、何となく「札幌駅らしい?」という様子をぼんやり眺めると、遠くへ出ていた旅が殆ど終わったことを少し寂しいと思うと同時に、馴染んだ辺りに戻ったという安堵感も覚える。不思議な感覚だと思う。

<A1203>…:狸小路停留所周辺…:札幌の路面電車(2022.12.28)

札幌の路面電車で西4丁目停留所とすすきの停留所とを南北に結ぶ軌道を敷設して“循環”とし、その南北を結ぶ軌道を敷設した辺りに狸小路停留所が設けられて以降、何か「街の景色」または「雰囲気」が少し変わって来たような気もしている。

↓狸小路辺りを歩いていれば、南下する電車が近付いて来たのが視えた。
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↑北上する電車が進む軌道は道路の反対側に敷設されている。歩道を歩いていて「電車に乗ろう!」と直ぐに乗車出来て、下車した場合も気兼ねなくそのまま歩道を歩く事が出来る。なかなかに好い方式だと思う。

↓少し気に入っているA1200形だ…一寸、足を停めて眺め入ってしまった。
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↓2013年に初登場した、札幌では初めての低床型の路面電車がA1200形だ。3車体連接の独特なスタイルが好い…
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↑現在在る3編成で最も新しいA1203が走っている様子を眺めた。

旧い車輌を新しい低床型に入替えようとする中、諸般の事情で1100形を準備してそちらが増備されている。それはそれとして、このA1200形が放つ独特な存在感は気に入っている。出くわすと少し嬉しくなる場合が在る車輌だ。

ところで…最近は札幌都心部で「ビルの建替え」というような動きが少し盛んだ。この狸小路停留所付近でも、古くから「御馴染…」という感のビルを解体し、新たなモノを建てようとしている動きが若干見受けられる。3枚目の画の左側上方は、大きな建物に遮られずに、少し向こうの建物の看板が覗いている。これは大きな建物が解体された状況下であるから見える様子である。

<1109>&<1107>…:西4丁目停留所周辺…:札幌の路面電車(2022.12.28)

西4丁目の交差点、横断歩道の辺りに佇んだ。路面電車の軌道の辺りだった

↓眼前で右から左に<1109>が通り過ぎると、反対側の軌道で左から右に<1107>が動いているのが視えた。
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↓午前中の光線を受けながら、交差点で新しい低床型の車輌が行違う場面だ…
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札幌の1100形は2018年に初登場し、以降は順次増備している。2022年9月に2輌増え、現在は9輌と数が増えた。こういう新しい車輌同士が行違う場面を見掛る機会も増えているのかもしれない。

11番ホーム…:札幌駅(2022.12.30)

札幌駅は10本のホームに各種列車が発着するようになっている。明確に「X番ホームは〇〇線…Y番ホームは△△線…」という色分け、割り当てということになっているのでもない。が、何となく路線毎に使用機会が多い番号のホームの傾向は在ると思う。

何時の間にか、札幌駅も「新幹線に向けて」と方々で工事をしていて、様子が少々変わっている。「1番ホーム」という場所が、その工事で塞がってしまった。そこで「11番ホーム」が出来て供用されるようになった。振り返ると「1番ホーム」が使われていた頃に乗降した記憶は在る。が、「11番ホーム」は縁が無かった。

↓岩見沢駅へ向かう列車に乗車しようとすれば、「11番ホーム」から発車すると判り、足を運んだ。
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↓「11」という番号を見慣れないので、何か酷く新鮮だった。
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↓北海道医療大学駅へ向かう列車が出た少し後、岩見沢駅へ向かう列車が11番ホームに姿を見せた。
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↓731系電車だ…3輛編成のこの車輛は、札幌・岩見沢間では見掛ける機会が多いと思う。内装はロングシートだ。
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偶々ながら、こうやって相対的に新しい場所を利用してみるのも少し興味深いものだ。

「花尻ジンギスカンミックス」:<元祖滝川花尻ジンギスカン>…:札幌・<狸COMICHI>(たぬきこみち)(2022.12.28)

↓少し前に「札幌の新しいスポット」として随分と話題になっていた記憶が在る場所に至った。
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↓建物内が文字どおりに“小路”というような、街の小さな一画を思わせるような具合の設えで、色々な飲食店が入っている。
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↓2階建てで、階段で2階に上がっても、1階のような設えで別な店が色々と入っている。
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↓ランチタイムの営業が始まってそれ程経たない静かな頃に、気になった店に立寄ることが叶った。
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↓テーブルの席も設えられている。
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「ジンギスカン」は「羊肉を焼くモノ」だが、「肉を焼き、調味料を点けて頂く」というやり方に対し、「予め肉をタレに漬け込み、それを焼いて頂く」というやり方が在る。後者を「味付ジンギスカン」と呼び習わす。

滝川では、その「味付ジンギスカン」というやり方が起こった、或いは普及の契機となった人気店が起こったとされている。「花尻ジンギスカン」はその人気店の1つで、滝川で「味付ジンギスカン」の製造販売を手掛けていた店である。滝川の店は閉店してしまうことになったが、そのノウハウを受継ぐ運営会社がここに店を開いたのである。

↓「花尻ジンギスカンミックス」というモノを御願いした。右側が普通のジンギスカンで、左側が「厚切り」と呼ばれているモノである。2つのタイプが盛り合わせになっているので「ミックス」なのである。
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↑何れも「花尻ジンギスカン」のオリジナルのタレに確り漬け込んで在る羊肉である。

↓適当に「ジンギスカン鍋」にこれらの肉を載せ、ゆっくりと焼く。
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↓適当に肉を裏返すようなこともしながら、焼きあがる様子を見守る…「この時間!」がジンギスカンの醍醐味という感がしないでもない…
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↓そして焼き上がりだ!「これだ!この味…」という、北海道の流儀の「味付ジンギスカン」を愉しむことが叶った。
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↑「気軽に頂く昼食」という感で、美味い「味付ジンギスカン」というのは「細やかな贅沢」という気もする。

今般、気になるので一寸試したいとこれを頂いたが、何れまた立寄り、他のモノも愉しみたい感だ。好い場所を知った…

>><狸COMICHI>(たぬきこみち)のウェブサイト

10階から…:札幌・ススキノ(2022.12.28)

滞在した宿の居室は、背が高めなビルの10階だった。

↓窓から外を覗くと、こういうように見える。
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↓真直ぐ視るとこういう具合だ…
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↓少し視悪いが、角度を変えると大通公園の方向も見えていた。テレビ塔が覗いている…
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↓街へ一寸出ようとエレベーター脇へ歩を進めると、辺りが硝子張りで外が見えた。
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↓積雪は少ない感じだ…
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こういう「高層階から眺める」という感じも、時には新鮮だ。

「札幌らしい」感じの景観?:“ローリー卿”のNIKKA看板:札幌・ススキノ(2022.12.28)

テレビドラマ等で、「劇中人物が札幌へ移動」というような展開が在る場合…

↓とりあえずこんな画が使われる場合が多いような気がする…
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↑札幌駅の前の通を南下し、ススキノのエリアに差し掛かる交差点に、ウイスキーのニッカの大きな看板が在る。「誰でも!」と言い切っても間違いとは思い悪い程度に、多くの人に知られた眺めだと思う。

↓寒気が入っている様子で、何やら雪が交っている…
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この大きな看板は何時頃から在るのか判らないが、少なくとも自身の少年時代にも視ているように記憶している。こういうモノ…非常に好いと思う。

ウイスキーを嗜んだ夕べ…:<THE NIKKA BAR>:札幌・ススキノ(2022.12.28)

↓2階の電飾看板に注目した…
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「ニッカ」と言えば、北海道の余市で起こったウイスキーの製造販売を行っている会社だ。1933年に蒸留所が開かれている。

このニッカが関連していて、ニッカの各種ウイスキーを始めとする酒類を嗜むことが叶うバーが札幌に在ると聞いていた。興味が在ったのだが、なかなか訪ねる機会を設けられずに居た。それが…滞在する宿の真正面、通を横断した辺りの建物にその御店が在ったのだ。これは「御招き頂いた!」と勝手に解釈し、開店する午後6時を目掛けて訪ねてみた。

様々なウイスキーが在る店で、何を如何いうように御願いすべきか迷う場所だった。

↓この御店が初めてとなれば、とりあえずこれが好いと思った。「テイスティングセット ニッカモルト・ウイスキーセット」だ。
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↑言わば「ウイスキーの利き酒」というようなことで、幾つかのセットが供されている中の基本的なモノである。

↓グラスに注がれた3種類のウイスキーの「見た目」に差異等は余り無い。が、各々の味は確かに違う!順次、違うウイスキーに移る場面で水を飲みながら、ゆったりと頂いた。
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↑<竹鶴>は「バランスの好さ」を求めている感じだ。<宮城峡>は「フルーティー」で柔らかい感じだ。<余市>は「“ウイスキー”というのはこういうモノ」という「スモーキー」な感じだ。

ニッカは、スコットランドに渡って製法を学んで研究した竹鶴翁が情熱を傾けたウイスキーを現在も受継ぎ続けている。<余市>の蒸留所、<宮城峡>の蒸留所、各々に物語が在る。そんなことに想いを巡らせる。

↓3種類を愉しんだ後、もう1杯…<宮城峡>の蒸留所ではブレンドに供するグレーンウイスキーを手掛けている。それも腰来な蒸留機である「カフェ式」という装置を使っている。
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↑ブレンドされたウイスキーを口にした時の味わいを醸し出す大切な要素であるグレーンウイスキーを、生で愉しむというのも好いものだ。

↓何やら「ウイスキーの“聖地”を巡礼」というような気分にもなる。実に落ち着いた感じで凄く好かった!
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↑伝説的なウイスキーのブレンドの名人であるという「ローリー卿」が1965年発売のウイスキーのラベルに採用され、このイラストが「ニッカのシンボル」のようになっている。<THE NIKKA BAR>でも随所に飾られ、更に御店の方のユニフォームにさり気なく入っている、或いは精算時のレシートにまで入っている。

何か「素敵な場所」に巡り合った感である。こういう場所に出会えたことに感謝したい…

工事中…:<北海道庁旧本庁舎>(赤レンガ)(2022.12.28)

朝、札幌の街へ歩を踏み出した…札幌駅の西側の道を南下する。

↓そうすると<北海道庁旧本庁舎>(赤レンガ)の辺りに至るのだが…「おっ?!」と小さく声が漏れた…
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↓「工事中」で、よく知られている建物の様子が見えないという事は承知しているのだが…
>>2022年12月5日の様子
>>2022年9月12日の様子

↓概ね実寸大の画を描いた幕を、工事の足場のようになっている鉄筋等を組んだモノの上に貼って、建物の様子を伝えてくれている訳である…
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一寸、面白いと思った。

<エチオピア ニグセ・ゲメダ・ムデ>…:<STANDARD COFFEE LAB.>(2022.12.10)

↓渋い店構えであると、見掛ける都度に思う。
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2020年9月に多分初めて立寄り、その後は少なくとも2020年12月2021年2月には立寄って―このブログに写真と記事も掲載している―いて、「札幌都心に在って、時間が許すなら立寄りたい」と頭の隅で確り記憶しているカフェである。

↓道路を横断して御店に近付く。
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↓「“フルーティー”を…」と店内で申し出てみると、幾つかの豆の中から選ぶようになっていた。
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↑エチオピアからやって来たという<エチオピア ニグセ・ゲメダ・ムデ>を御願いしてみた。

↓待つこと暫しで、淹れたての珈琲が運ばれて来た。
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↓所謂“フルーティー”というのは、自身の理解としては「苦味以外の諸要素」というようなモノが少し前面に出た、複雑な味わいの珈琲だと思っている。時にはそういう感じが好い…
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↓この店構え…確り記憶しておきたい…
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<どサンこパス>…:札幌の路面電車(2022.12.10)

↓路面電車に何度も乗降可能な「一日乗車券」である…
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↑土日祝日と年末年始に利用可能で、現在は1枚が400円だ。電車内で乗務員に申し出て求めることになる。

写真そのものはカフェのテーブルで撮ったのだが、記憶に止めておきたい「一日乗車券」だ。1回乗車すると一律200円の路面電車である。或る区間を往復するだけでも損はしないが、もう1回乗れば完全に「お得」ということになる。自身の場合は、料金面での損得には拘らない。「何度でも気軽に乗降しながら沿線を巡って愉しむ」ということで、このカードを時に求めている…

“ササラ電車”…:電車事業所…:札幌の路面電車(2022.12.10)

「電車事業所」というのは、札幌市交通局の路面電車運行の本部のようになっている場所で、車庫も在る。傍の通に佇めば、車庫に在る車輌の一部の姿が視えて、少し面白い場合が在る。

↓不思議な形の車輌が停まっている。明らかに乗客を乗せるような形ではない…
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↓画の左側の軌道に並んでいるのは“ササラ電車”という通称で知られる業務車輛だ。車体の前後にブラシが回転する装置が据えられ、軌道上の積雪を撥ね飛ばすのである。
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↓積雪はシーズンの中で増減を繰り返す。その「減」の時に、ここにこの車輛が待機しているのを見掛た。出番に備えているということか…
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こういう電車の運行を支えるような車輌の勇姿を眺めるのも面白い…

<211>…:電車事業所前停留所…:札幌の路面電車(2022.12.10)

↓「内回り」の軌道を走っていた<1106>の陰になって視え悪かった「外回り」を走っている車輌の姿が視えた。
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↓「ラッピング」の車輌は<211>だ。1958年に登場の210形の1輌だ。
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↑6輌が製造され、3輌が退いている。3輌が現在も運行中で、<211>はその1輌である。

例えば2021年2月2019年8月等に写真に収めてブログに掲載している。それらは「ラッピング」ではなかった。2017年12月には「ラッピング」が施されていた。この「ラッピング」を見掛た時期と見掛けていない時期との間の詳細な経過は判らないが、「<211>はラッピングされているイメージが薄い…」と勝手に思っていた。それに「ラッピング」なので、何となく見入ってしまった。

↓「内回り」の停留所に歩を進め、「外回り」の停留所に停まる<211>を眺めた。
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↓発車して北上する軌道に入った…
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札幌の路面電車の中では「200番台」の昔からのデザインが、非常に美しいと何時も思う。