<1106>…:電車事業所前停留所…:札幌の路面電車(2022.12.10)

札幌の路面電車は「循環」と称し、「内回り」と「外回り」でやや複雑な形の環を描く軌道を巡っている。それ故、或る場所を走っている車輌を見掛て、少し経って沿線に居れば、同じ車輛が何度も現れる様子に出くわすことになる。観ている限り、各車輌の運用時間が割り当てられていて、一定の時間を「内回り」か「外回り」かの何れかで運行し続けるようになっていて、乗務員は電車事業所前停留所で定期的に交替を行っている。

↓この日、何度か見掛けた車輌である。
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↑2018年から登場の1100形の1輌である<1106>だ。

↓信号が変わって動き始めるとカーブに進入する…
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聞けば、A1200形の増備を目論んだが、全国各地の事業者による車輌新造が集中してしまっていて、加えて連接構造のA1200形の製造に時間を要してしまうことから、この1100形の計画が浮上したのだという。1100形は松山の路面電車で活躍しているモハ5000形と同一な基礎なのだという。両者ともに「連接方式ではない形状で低床型を目指した」というデザインで、構造は同じで、内装は酷似している。

↓そして<1106>は、カーブを曲がって東側へ延びる軌道に入って行く。
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「白いブラック」?:<3303>…:電車事業所前停留所…:札幌の路面電車(2022.12.10)

電車事業所前停留所の直ぐ脇にコンビニが在る。路面電車の沿線を散策しようというような場合、そのコンビニ辺りで一息入れながら、停留所に出入りする車輌を眺めるようなことをする。

↓所謂「ラッピング」で様々な広告という車輌が多くなっている。様々なデザインが在って、各々になかなか愉しいと思う。
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↑この<3303>は、1998年に初登場の3300形の1輌である。旧い車輌を大胆に更新したもので、<3303>自体は1999年から運行が始まっている。

この車輛の「ラッピング」だが、「白いブラック」という文字が眼に留まり、少し考え込んだ。

“白”(ホワイト)と“ブラック”(黒)とは各々が「対極」な色である筈だ。「“白”でも“黒”と言う」というようなことは、無理筋な話しの譬えに用いられる事柄のような気もする。

「白いブラック」に驚いたのだったが、実は「ブラックサンダー」という固有名詞に「白い」という形容詞を冠しているというのが正しいようだ。「白いブラック」というよく解らない謂いではなく「白い<ブラックサンダー>」である訳だ。<ブラックサンダー>というチョコレートバーにホワイトチョコレートを使った限定品が在るということで、その広告が路面電車の<3303>に在ったということになる。そしてこの「白い<ブラックサンダー>」は、札幌市内の工場で製造しているそうだ。

こういう具合に話題が拡がるラッピングも愉しい…

<244>…:幌南小学校前停留所周辺…:札幌の路面電車(2022.12.10)

↓「札幌の路面電車」とでも言えば思い浮かべるのはこういうような形かもしれない。
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↓<244>は1960年に登場した240形の1輌である。
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↑240形は、廃車ということになった旧い車輌の機器を流用する等しながら、札幌市内で製造されたという。

↓乗降が済んで、<244>は北上する軌道の上を進み始めた。
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↑既に60年間以上も稼働している車輌だ…

路面電車に関しては、比較的近年に登場している最新型、少し前に登場の標準的な型、更にやや旧い型と「時間を超えて、各車輌が同じ軌道を行き交う」という感じが、時々眺めて酷く愉しい…

<A1202>…:幌南小学校前停留所周辺…:札幌の路面電車(2022.12.10)

↓自身も乗車していたのと同じ経路で、少し目立つ車輌が幌南小学校前停留所に接近している…
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↓現れたのは<A1202>だ。
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↑低床型の実現に向けて連接方式を採り入れているのがA1200形だ。札幌の路面電車に初めて登場した低床型の車輌だ。

↓停留所に停まり、乗降が行われる。
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札幌で路面電車を眺めるような機会が在ると、このA1200は「出来れば視たい!」という感じの存在だ。非常に美しい外観で、好い形状なのだ…

<1106>…:幌南小学校前停留所周辺…:札幌の路面電車(2022.12.10)

急な事案で札幌へ出たが、土曜日は様々な用事が足し悪いような状態になってしまう。そこで街へ出て過ごした。昼食を愉しんだ後、すすきの停留所で路面電車に乗って、少し散策を愉しんだ。

幌南小学校前停留所で下車し、歩道橋に上って様子を伺った。新しい低床型の車輌が停留所に近付いている様子が視えた。
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↓1100形…新しい車輌だ…
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↓静かに停車し、乗降が行われる…
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↓やがて去って行った…
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札幌で低床型の路面電車を見掛ると、少し斬新なデザインで、何か酷く目立つ…それを少々眺めるようなことが気に入っている。

<FIGHTERS>…(2022.12.13)

↓「おっ?」という感じだ。「“F”、“I”…」と1文字ずつが大きな窓一面で示され、ファイターズの選手達の写真も組み合わせられている。
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↓逆側からも観た。
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↓真中辺りの“H”の箇所に新庄監督の姿が在った。
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↑「SHINJO」という登録名を使った選手時代の新庄は、北海道を本拠地として活動を始めたファイターズを盛り立てた功労者だった。主将の稲葉に対して副将という存在感で、メジャーリーグでプレイした経過も含む豊富な経験から、若い選手達の好き兄貴分だった。そして色々と愉快なパフォーマンスを仕掛けても居た。彼の写真が入った大きな看板を視ると、何となく頬が緩む…

札幌都心、大通のビルで見掛けた様子だ。大胆で美しく、また愉しいディスプレイだと思った。

で…ファイターズの来季の躍進は成るか?見守りたい感である。

<大通ビッセ>…(2022.12.13)

札幌都心部の「地下歩行空間」を歩き、札幌駅辺りから大通辺りに至った。

↓こういう様子を眼に留めた。
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↑建物が銀行の本店ビルとして建ち、建替えて現状に至った歴史を伝える“大金庫”である。現在もビルには銀行が入っているが、この“大金庫”は実際に金庫として使われているのでもないオブジェである。

↓吹き抜けになっていて、地上が少し見える。
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ほんの何日か前に地上側から見ていたということを思い出した。地下側から、地上側からと視る方向が変わると、雰囲気が意外に大きく変わるものだ。

そんなことを思いながら、画の場所の脇に在るエスカレータで地上に出たのだった。

「6番出口」…:札幌駅前通地下歩行空間(2022.12.13)

↓地下歩行空間で、何となくカメラを提げている場合、提げているカメラを使いたくなってしまう箇所だ。
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↑「理由」という程の何かと言い得るのか?「6」が好きな数字で、脇に公衆電話機が視えるのが何となく気に入っている。

↓何度か撮っている場所だが、“縦”の画を試行した。これも好い…
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「何となく気に入っている…」という程度の景観を多少愉しみ、「半ば漫然…」という調子で歩き廻り、思い付いて写真を撮るような感じの時間が生じる。止むを得ずに他地域へ出て、引揚げる行程に入る前という状況下であったのだが、そういうのが酷く好いと思う場合が在る。

チキン煮込みカレー&シーザーサラダ…(2022.12.03)

↓出先での夕食だ。鶏肉を煮たモノを載せたカレーライスだ。
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↑量や辛さを指定することが出来るチェーン店で、少な目の150gで「4辛」ということにした。

↓手頃なサイズのシーザーサラダも御願いした。
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滞在した宿の直ぐ隣に在るチェーン店での夕食だ。必ずしも調子が好いのでもない中、<サッポロファクトリー>のクリスマスツリーを眺めに行く機会を設けられて善かったのだったが、何となく宿の傍に引揚げた中で立寄った。「出先で、(広く展開している)チェーン店に寄って食事を摂った」というようなことになると「些か野暮?」といことになるかもしれない。が、様々なチェーン店が在るでもない街に住んでいる身としては、札幌のような大きな街で見掛るチェーン店も「出先の札幌で出逢える場所」で、それなりに尊い。加えて、このチェーン店のカレーライスには学生時代に出くわし、方々で親しんでいて気に入っているのだ。

加えて…今般の「アクシデントで不調…」というのを含めて、やや草臥れている場面では、カレーライスが妙に美味いものだ…何となく写真も撮ったので、そういう「思い出」ということで写真を使って記事を起こした。

789系電車&721系電車…:札幌駅(2022.12.03)

↓「ここまで運んでくれて有難う!」という気分で、下車したばかり、右側の旭川駅から乗って着いた789系電車を眺めた。先頭車の行先表示は既に「回送」に切り替わっている。
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↑特急列車用の789系電車と、各種の電車が並んで停車するという感じが「札幌駅らしい…」と個人的には思う。停車中なのは、北海道内の限られている電化区間の中、函館方面を除いた各所で見受けられる721系電車だ。札幌周辺では、やや数が減っているような気がしないでもないのだが。

実はこの時、前日のアクシデントの関係で身体の動きが十全とも言い悪い中、ゆったりと車輌でも眺める間隔を設けながら動いたのだった。

マンホールの蓋…:新札幌界隈(2022.12.10)

街を歩き廻る中で、足元に何気なく眼を落して「マンホールの蓋」に眼を留める場合が在る。地域性を顧慮した、少し凝った図案のモノも見受けられ、意外に面白い。

「意図して蒐集」という程のことはしていないが、何となく写真に撮ってこのブログに掲載した例だけでも…

地元の稚内東広島市の西條山口県の柳井静岡市庁舎周辺奈良大阪神戸と国内各地で注目してしまっている。更にウラジオストクでも撮っている。

今般、新札幌界隈を少し歩く機会が在った。(雪も氷も少なく、歩き易い様子だったのだ…)

↓そしてこういうモノを眼に留めた…
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↑中央には札幌の有名な時計台の画だ。周辺は鮭だ。確か…「豊平川を遡上する鮭が“還って来る”ことを願い、目指し…」というような話しが盛んにされていた時期が在ったような気がする。随分と以前だった…多分、そういうのに因んでいるのであろう。

こうして「各地のマンホールの蓋」の画の「意図しない蒐集」が進んでしまった…こんなことも悪くはないと思う。

モーニングセット:<簑島珈琲珈房 ムッシュ>:札幌(2022.12.13)

札幌駅周辺に出て「慌てて移動するまでもなく、昼食後に列車に乗れば…」という情況だった。札幌駅の北側の西寄り、北海道大学正門の方面を歩いた。

↓こんな店に出くわした。
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↓入ってみれば「古き善き街の喫茶店」という趣だ。
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↓「モーニングセット」というモノを眼に留めた。
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↑「9時半迄」ということだが、席に着いた時点で9時27分ながら、出来るということなので御願いした。

↓こういうような具合に供された。
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↓パンとゆで卵を頂いた。本当に「喫茶店で頂く“モーニングセット”!!」という感じで非常に好いと思った。
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↓近年は「少数派?」という按配の、「こういうこと…」が容認されている店だ。
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暫しここで寛ぎ、細かい用事を足して、昼食を愉しんでから列車に乗ることに想いを巡らせていた。

1つ「好い場所」を見付けた感である。

冬季の「気温上昇」の最中…:札幌駅周辺(2022.12.13)

札幌駅周辺を少し歩いた。

↓こういう路面状況だった…
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↑雪ではなく雨が降るという程度に気温が上昇していた。冬季にそういうことになると、積雪が溶けてしまい、酷く歩き悪くなってしまう。

↓転倒して多少の痛い想いも味わったことから「冬の路面は注意」という問題意識が強まっているのだが、こんな様子は少し厄介だ。
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「気温上昇」の後に「気温低下」ということもある。そうなると濡れて溶けかかった雪や、濡れている路面が急速に凍る場合が在る。そうなった箇所に降った雪が被さるということにもなる。冬季の「気温上昇」は多少厄介である場合も少なくない。

こういうような厄介な情況も含めて「“冬”の推移」というようなモノが在る。そしてそれと向き合って過ごすことになる訳だ。

マルゲリータ&ペパロニ・シュプリーム:<ピザハット>新さっぽろ店(2022.12.09)

1日を通じて、少し精力的に動いた。そして夕刻を迎えた。

何処かへ食事に出掛けるというのも億劫で、何か在る食材で調理をするのも面倒ということになり「それでは宅配のピザでも?」という相談になった。

↓滞在した辺りは<ピザハット>の配達エリアだ。
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↑「イマドキの箱はこういう具合?」と見入った。自身が住む稚内では見掛けない御店なのだ。

こういう宅配ピザだが、スマートホンで「ネット通販」的な要領で発注して電子マネーで決済し、配達員が御願いしたモノを抱えて御店を出発した時点でショートメールが入るようになっている。「もう少しだ…」と待っているとモノが届く。特段にその場で支払等が生じるのでもない。モノを受取るだけだ。

「何を如何でも構わないような、当然のことを綴っている?」となるかもしれないが、随分と長い間、この宅配のピザを御願いするようなことをしていなかったので、自身としては「酷く新鮮な感…」であったのだ。

↓こういう具合に2枚御願いした。
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↓こちらがペパロニ・シュプリーム…
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↓こちらがマルゲリータ…
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何れも「ピザ」とでも聞けば思い浮かべるような、スタンダードな感じで凄く好かった。「“夕食”という感じに2人で摘まむ」には程好い量だったと思う。

こういうような次元のことでも、個人的に余りやらないことを不意にやるのは、少し面白いものだ。

<ネギ味噌キムチラーメン>…(2022.12.08)

「改まった席」に臨む場合の「背広ネクタイ」という服装で前夜に着いた旭川を発った。早朝に旭川駅で列車に乗込んで札幌に着き、札幌市内を動き廻り、この時季であれば多少日が傾いたような感じになるような時間帯迄、随分と動き回った。

「夕食?」ということで、新札幌界隈のラーメン店に足を運んだ。

↓<ネギ味噌キムチラーメン>を頂いた。
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↓「札幌辺りの流儀」としては特殊でもないかもしれないが、何か豊富な選択肢で、何を御願いするのか、少し迷った。
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↑同行した方が「この店では専ら…」と<ネギ味噌キムチラーメン>を御願いするというので、「然らばそれを所望致す…」ということになった。

↓ネギが美味い!それを加えた味噌ラーメンだ。「キムチ」と在るが、キムチそのものが載っているのでもない。キムチに使用する唐辛子味噌と思われるモノが加えられている。
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新札幌界隈や、その他の札幌市内で眼に留めて立寄るというようなラーメン店で味噌ラーメンや辛味噌ラーメンというようなモノを御願いすると味わうことが出来る、「何となくスタンダード…」または「少年時代から親しんでいるような…」というように感じる味を少し愉しんだ。

↓嘗ては新札幌駅傍(地下鉄駅直結)の商業施設のテナントであったが、何時の頃からか少しだけ駅から離れた辺りの、駐車場を備えた敷地に建つ店舗になった。
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↑序に、店主氏は商業施設のテナントから現在の店舗に移った方から代替わりしているという。

↓「少年時代から親しんでいるような…」という感じのラーメンが頂ける店…記憶に止めたい。
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<イランカラプテ>:札幌駅 西口 南側(2022.12.13)

↓札幌駅に立寄れば、高い確率で視ている木像だ。が、存外にカメラを向ける頻度は高くないかもしれない。
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↑この像は?「北海道のおもてなし」というようなことで、アイヌ語の出逢いの挨拶に因んで<イランカラプテ>と名付けられているそうだ…2014年に設置されたのだという…

↓概ね等身大で、なかなかに迫力が在る像だ。
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<IWOR-UN-PASE-KAMUY>(イウォルン パセ カムイ)=「その場所を見守る尊い神様」:札幌駅前通地下歩行空間(2022.12.13)

自身にとって札幌は「育った街」で、離れてからかなり年月は経ているものの、現在でも縁在って度々訪れる。それでも今般、急な事案の故にかなり短い間隔で札幌を繰り返し訪れるようなことになった。

そういう中、つい1週間前にも観て、写真にも撮ったばかりなのだが、地下歩行空間の気に入っている彫刻を眺め、何となく写真にも撮ってしまった。

↓色々と角度を変えてみると、この彫刻もより一層面白いかもしれない。
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↓<IWOR-UN-PASE-KAMUY>(イウォルン パセ カムイ)と名札のようなモノも在ることに気付いた。
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↑<IWOR-UN-PASE-KAMUY>(イウォルン パセ カムイ)とは「その場所を見守る尊い神様」という意味なのだそうだ。シマフクロウの、暗い夜に一定の場所に在り続けて「辺りを見守っているかのような?」という様子に、アイヌは“聖性”のようなモノを感じたのか?

↓この地下歩行空間に在って、この彫刻も「その場所を見守る尊い神様」というような役目を担っているのだろうか?
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↓何かこの彫刻が酷く好い…
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彫刻になったシマフクロウに限らず、「その場所を見守る尊い神様」というようなモノや人物は方々に多く在るのだと思う。今般、何気なく彫刻を眺めた時にそんなことを思っていた。

<アラビアータ>:<iL-CHIANTI SAPPORO>(イルキャンティ サッポロ)(2022.12.13)

少し前に立寄った札幌の御店の料理が好かったのだが、急な展開で札幌を再度訪れた中、また寄ってみた。

↓到着すれば開店の11時半より少し以前で、少々待ってから一番乗りで御店に入った。
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↓サラダとスープを頂きながら料理を待った。
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↓このチェーン店のオリジナルドレッシングが美味しい。
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↓ドレッシングはこういう具合に、御店の前の自販機でも売られていた…
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↓<アラビアータ>というスパゲッティを御願いした。
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↑ガーリック、唐辛子がよく効いたトマトソースのスパゲッティで、凄く好かった!

↓食後には珈琲を頂いて寛いだ…
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↓札幌で「一寸、気に入った…」という場所が増えた感である。
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<紀伊国屋書店>のエコバッグ…(2022.12.13)

↓こんなモノを眼に留めて入手した。
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↑目に馴染んだ<紀伊国屋書店>のロゴマークが入っている。

↓こういうように拡がる…所謂「エコバッグ」だ。
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↑最近は余り使わなくなったが、以前は<紀伊国屋書店>で何冊も本を求めたような時に、この「エコバッグ」に似たデザインの、少し丈夫なレジ袋的なモノをレジで頂いたものだ。なかなかに秀逸なデザインだ。

<紀伊国屋書店>というのは、創業者一族が事業を手掛けた際、一族が紀伊徳川家の御家中であって「紀伊国出身者」という意識が在ったので「紀伊国屋」を号していたということに由来する。江戸時代の豪商とは無関係であるということだ。やがて1927年に書店業を興して<紀伊国屋書店>と名付けており、1946年に法人化して現在に至っているそうだ。

自身にとって、<紀伊国屋書店>と言えば小学生の頃に開業した新札幌の商業施設に開業当初から在って親しんだ書店で、現在でも利用する店である。新札幌の商業施設の中では、最初は地下1階、やがて1階が長く、少し前に3階に移動したが、ずうっと変わらずに「エコバッグ」に在るロゴの少し大きな規模の書店である。自身の中では「“街の本屋”の“代名詞”」でもあるかのような存在感を持っている。

↓札幌で求めた後、旭川の宿に入った際、御近所で買物をした際に試用した。使い心地は好い…
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これからも大事に使いたい。写真は旭川で撮っているが、札幌で求めているモノで、札幌に在った少年時代の思い入れで思わず求めたモノなので、ブログ記事は「札幌」にしておこうと思う。

雪庇(せっぴ)…(2022.12.11)

↓こんな様子を眼に留めた。
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↓トタン屋根に薄く積もった雪が「落ちそうで落ちない」という感じになって、庇のような形になっている。「雪庇」と呼ばれる現象だ。
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↓住宅の脇に建てられた車庫の屋根の様子だ。
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この現象を観た後、雪が少し多めに降ったが、それはまた融けるという具合になった。未だ「積雪期が本格化し始めた」というような様相だ。

リブロースかつ定食…:<とんかつ 札幌 檍>(2022.12.11)

土曜日の昼食が凄く好かったということが在ったのだが、「で、日曜日の昼食?」ということになった。

↓今一度、とんかつを頂くこととした。
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前日とは少し変え、「400g」を謳う「リブロース」を御願いしたのだった。
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何か札幌で「御気に入り」を増やしたという感じだ…

<SNOW MIKU 2023>=<雪ミク電車>:幌南小学校前停留所付近:札幌の路面電車(2022.12.10)

すすきの停留所で<雪ミク電車>に乗車して移動した。

↓幌南小学校前停留所まで南下し、下車してみた。下車してこの<雪ミク電車>を眺めた。
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↓毎年のように手の込んだ柄のラッピングが登場する。これが走り回っている様子が現れると、既に冬である…
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この画の奥側の歩道橋に立ち入ることが出来ないようになっていた。撤去されるのか?換えられるのか?辺りの様子も変わろうとしている感だった…

<SNOW MIKU 2023>=<雪ミク電車>:すすきの停留所:札幌の路面電車(2022.12.10)

↓すすきの停留所に進入する路面電車を眼に留めた。少し華やかなラッピングを施した車輛だ。
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↓毎年、冬になると現れる<雪ミク電車>である。今季は<SNOW MIKU 2023>となっている。
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2019年12月に<SNOW MIKU 2020>を観た経過が在り、このブログにも記事を公開している。それ以前にも、各々のシーズンの<雪ミク電車>を何度も見てはいるのだが。

↓とりあえずこれに乗車させて頂いた…
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この車輛では、停留所の案内等、車内の放送は女性の声優さんの声になっている。毎年、なかなかに人気であるようで、何時の間にか存外に長くこの「冬のラッピング」は続いている…

<かに将軍>札幌本店…(2022.12.11)

大きな看板のようなモノは、少し高い場所に設置すると大きさが判り悪いという場合が在るのかもしれない。

↓この大きな蟹…タラバガニをイメージしたモノと見受けられるが、酷く大きい。
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↓何時頃からこういうモノが据えられていたか?かなり以前からであるような気がする。札幌都心の何箇所かでこういう看板は見掛ける。
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「北海道」とでも言えば「蟹」というイメージは強いようだ。それ故にこの大看板を掲出した店が見受けられるのであろう。

蟹の大看板に関しては、必ずしも蟹の産地でもない大きな街で見受けられるモノだ。実は札幌は漁港を擁する海の街ではないので、蟹の産地ではない。が、北海道内の産物の大きな部分が集まる街ではあるかもしれない。

二宮尊徳先生幼時之像…:資生館小学校:札幌(2022.12.10)

↓少年の像だが、こうして観るとなかなかに凛々しい…
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↑近隣の皆さんに親しまれている像なのだろう。寒さを凌ぐべく、ニットのキャップを被せられ、ニットのマフラーも着用だ。

二宮尊徳(1787‐1856)は、経世済民を目指して報徳思想を唱え、報徳仕法と呼ばれる農村復興政策を指導したという人物だ。「金治郎」と署名している例が多いということだが、一般的に「二宮金次郎」で通っている。

小田原大久保家の知行地であった村で生まれ育つのだが、少年時代に父が逝去したことから、二宮金次郎が家族を支えようと働く。朝は早起きして薪を取り、夜はわらじを作った。やがて母も逝去してしまい、未だ幼かった弟達を母の実家に預け、自身は祖父の下に身を寄せた。そういう境涯から身を興す人物だ。

↓こういうような具合に、小学校の校舎の直ぐ傍、交番が在る辺りに二宮金次郎が佇んでいる。
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「薪を背負いながら本を読んで歩く」という像に関しては、寧ろ明治期以降の伝記等で知られ、修身(道徳)で取上げられて普及したということのようだ。二宮金次郎が、貧しい中でも勉学の志が高く、読書に勤しんだのは事実であるようだ。祖父の家で夜に読書をしていて、吝嗇な祖父に「燈油が勿体無い」と叱られてしまったという。それを受けて、近所の堤防にアブラナを植え、それで菜種油を取って燈油として利用したという。楽でもない境涯の中、工夫しながら勉学の志を遂げたという人物であることは間違いない。が、この「薪を背負いながら本を読んで歩く」というのは、少し不明点が多い感じのようだ。

↓色々なことは在るが、学ぶ機会を見出すことの尊さ、学ぶ場である学校に在る有難さというようなことの象徴として、この「二宮金次郎」も悪くないと思いながら眺めた。
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それはそれとして…足元が悪い場合も在る時季、歩きながら何かを読むようなことは些か危険なので感心しない…(特に何かを読んでいたでもない中、その辺を歩いて派手に転倒したということが在ったばかりなので、凄くそういうことが気になった…)

「ようこそ狸小路」…(2022.12.10)

狸小路商店街を歩いていた。

↓商店街のキャラクターのオブジェが何やら“札”を提げているのを眼に留めた…
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↑辺りに外国人旅客の姿が見受けられるようになり、その数も増えると考えられているという御話しだ。

実はこの日、土産物のようなモノを含めて種々売っているらしい店に多数の人が集まって何やらやっていたのだが、何処かから来た外国人の団体と見受けられた。団体という程でもなく、2人連れで歩いている人達が、何語か判り悪い外国語で喋っているという様子も視掛けた。既に些か外国人旅客は見受けられるようになった。

それにしても、札幌都心の狸小路商店街の場合、何処からであろうと札幌を来訪する人達が立寄るということ自体が大切なのだと思う。外国人だけでもないのではないか?

一杯の珈琲=<フレンチ>…(2022.12.10)

午後に至り、札幌都心部を漫然と歩き廻るような感であった中、以前から気に入っている店の近くに在ることに気付いた。

↓この店だ…
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↓地階へ下りるようになっている…
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↓奥の席に陣取った…
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↑席に着いた時、偶々空いていたのでテーブルが並ぶ感じの画を撮ったが、直ぐに来店客で埋まった。何時も混んでいる店と言えると思う。

↓「テーブルに灰皿」というのが、最近では稀かもしれない。
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↓<フレンチ>と呼ばれるキツい焙煎のブレンドを頼む。そして煙草を点ける…
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↑店内、全テーブルで煙草が点いているような感じだ…

↓札幌都心に在る場面では「憶えておきたい場所」という感だ…
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カタロースかつ定食…:<とんかつ 札幌 檍>(2022.12.10)

特段に何かの用事を足すことが出来るというのでもない土曜日ということになった。

↓札幌都心部へ出て、こういう昼食を摂った。
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↑メニュー表に「300g」と在った。大きく分厚い「カタロース」を使うとんかつだ。

↓「美味いとんかつの店」として凄く知られていると聞き、一寸寄ってみたのだった。
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↓こんな看板が掲出されていた。
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↓「開店直後」にこの場に在り、店内に入って食事を摂ることとした。
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↑「檍」は「あおき」と読む。「柾(まさき)」の別称であるという。初夏に白緑色の小花が多数咲き、秋に赤い実を結ぶそうだ。生け垣に用いているという。

↓「一番乗り」でカウンターの隅に陣取った。とんかつが揚るのを待って、それを頂いていた間に席は概ね埋まって来た…
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↓とんかつに岩塩を振るという頂き方を提案していた。これを試したが、最良な豚肉の味が一層愉しめるという感だった。
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↓こういう具合に供される。「御飯を少し少なく…」と申し出たが、肉のヴォリュームを想うと、自身にはそれが妥当だった。
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↓「肉を頂いている!!」と強く実感するような感じになっているとんかつだ…
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実はこの店を気に入っているという方が「“トンカツ”とでも言えば、あの店と比べて如何かというように考えたくなる。“トンカツ”という“概念”が変わって、圧倒的な存在感の“新たな標準”ということになる」というようなことを話していたのを聴いた。それを確かめようとした訳だが、「そのとおり!」というように思った。「店名」となっている木のように「多数の花が咲いて実を結ぶ」というような、「美味さの悦び」という花が咲き、「大満足」という観を結ぶ感である。

時にはこういうのも好い…

“万年暦”…:(往年の)稚内土産…(2022.12.08)

↓こういうモノを眼に留めた。サイコロ型、立方体を4つ使い、月、日付、曜日を表示するというようになっている“万年暦”だ。部屋のテレビの上に据えられている…
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↑既に来歴はよく判らない。余りにも年月を経ている…三十数年前、ドライブ旅行に出た稚内の土産物を売っている場所で眼に留め、それを延々と使い続けて現在に至っているということであるらしい。正しく“万年暦”である。

最近、稚内の土産物が売られているような場所で、こういうモノを視た記憶は無い。本当に「往年の」という雰囲気になっているかもしれない。

漏れ聞く話としては、「これ!好い!欲しい!」と言い出した方が、直ぐに顧みなくなって、同行した同居人が真面目に毎日のように日付を替え続けて年月を積み重ねた経過のようだ。

↓とりあえず、永くこれを使い続けた方が「最後」に日付を替えたと見受けられる日のままの状態になっていることに、些かの時間を経て気付いた。
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↑永くこれを使い続けた方が、仔細が判り悪い状況となって最期を遂げてしまったということであれば、この「12月5日(月)」は、「少なくとも当該人物が動いていた最後の日」ということを示す証左となる。

色々と複雑な想いでこれを眺める機会が生じた。想いが込み上げ、写真にこれを収めてしまった。

733系電車…:新札幌駅(2022.12.04)

札幌駅から新千歳空港駅を目指す列車は、新札幌駅に着く。呆気ないような感じだ。

↓列車の最後尾側に乗車し、そのまま着いた新札幌駅で下車して列車の後尾側を眺めた。
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「ここまで運んでくれて有難う!」という程度に思いながら、何となく停車中の車輛を観るが「小さな違和感」を覚えた。「車輛が停まっている位置」が「記憶と些か?」と思ったのだった。

↓如何ということもなかった。最近、停止位置を変えることとしたというのだ。
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↓札幌駅から新札幌駅のこの列車…今後も乗車機会は多そうだ…
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