「しんとして幅廣き街の秋の夜の玉蜀黍の焼くるにほひよ」:大通公園:札幌(2023.12.10)

↓石川啄木の像が在り、短歌が刻まれている。
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↑1907(明治40)年に札幌に在った石川啄木が詠んだと伝えられる「しんとして幅廣き街の秋の夜の玉蜀黍の焼くるにほひよ」が刻まれている。

玉蜀黍(とうもろこし)だが、北海道内では寧ろ「とうきび」と呼んでいるような気がする。明治時代の初めに北海道に入り、何時の頃からか街で焼いたモノが売られるようになったようで、札幌にやって来た石川啄木も注目したのであろう。

現在でも「とうきび」が売られている大通で、こういう像と歌碑というのも、少し粋かもしれない。そんなことも想いながら眺めた。

<IWOR-UN-PASE-KAMUY>(イウォルン パセ カムイ)=「その場所を見守る尊い神様」:札幌駅前通地下歩行空間(2023.12.10)

札幌都心部で大通の南側に至った後、地下街を北上し、更に地下歩行空間を通って札幌駅周辺に至った。

↓この木彫の像が少し気に入っている。
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↓シマフクロウをイメージした作品だ。
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↑シマフクロウが<IWOR-UN-PASE-KAMUY>(イウォルン パセ カムイ)と呼ばれる、アイヌの村の守護神なのだ。

↓何度観ても「地下に下立った“神”?」というような不思議な感を抱くモノだ。
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↓この<IWOR-UN-PASE-KAMUY>(イウォルン パセ カムイ)も、夥しい数の人々が行き交う地下歩行空間を見守り続けているということであろうか?
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最近、『カムイのうた』という映画を観る機会が在り、物語のヒロインのモデルになった人物が手掛けたという『アイヌ神謡集』という本も紐解いた。映画の中には、『アイヌ神謡集』という本に着想を得たのかもしれない「森の神が見守る世界と人々の人生」というような感じの画、森とフクロウの画が挿入された場面が散見した。アレが好かった。札幌の地下歩行空間の大きなシマフクロウを思い出した。このシマフクロウは、何処かに、人智を超えた自然の力が在り、永く受継がれた叡智というようなモノが在って、そういうモノに見守られながら“現在”を生きる人達が在るとでもいうような、「大きな力」を感じさせてくれるかもしれない。映画で、この札幌のシマフクロウの木彫を思い出し、何となく見たくなって、敢えて地下歩行空間経由で移動をしたのかもしれない…

この<IWOR-UN-PASE-KAMUY>(イウォルン パセ カムイ)は、移動の際に便利な通路を通れば何となく在るオブジェという以上でも以下でもないのかもしれないが、それでも「縁が在ってこの街に在る状況も、何かに見守られている」ということを一寸思い出させてくれるような気がする。思い出しながら、写真にも撮ってみたい。

オリックス・バファローズのTシャツ…(2023.12.10)

出先で、多少汗ばんだ際に替えるTシャツというモノをバッグに容れて持参する。場合によって、求めて以来、何となく使っていないTシャツを「新品」という状態で持参することも在る。

↓これは求めてから、何となく使う機会を逸していた「新品」な状態だったTシャツだ。札幌の宿で引っ張り出した。
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↑「#67」というのが好い。好きな数字だ。序でに「NAKAGAWA」だが、これはオリックスバファローズの中川圭太選手が着用するユニフォームを模したTシャツだ。

↓このバファローズを熱心に応援しているのでもないが、Tシャツの、紺色の地に金色のロゴというデザインは凄く素敵だと思う。
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この「#67 NAKAGAWA」だが、中川圭太選手がオリックスバファローズに入った当初に割り当てられた「#67」ながら、ファンが「#67」のレプリカユニフォームで声援を贈っている様子に、中川圭太選手は敢えて好きな番号等に替えるのでもなく「67番は中川」と親しんで頂けるようにと、この「#67」を着用し続ける意向とのことだ。

何となく気に入ってしまったTシャツだ…

札幌時計台…(2023.12.10)

↓歩いていて、何となく歩を停めた。余り観たことがない角度で、見覚えが在る建物を眺めたような気がして、少し面白いと思ったのだ。
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↓時計台が在る辺りに至った。
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↓観る機会が多いようなのは、こういう画の感じかもしれない。
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↓正面からも見上げた。
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↓急いでいた訳でもないので、少しだけ高い辺りにも上がって眺めた。
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時には時計台を眺めるという感じも悪くない。

薄く…:新札幌駅近隣(2023.12.11)

積雪が殆ど無い感じだった稚内から、旭川に寄道をして、札幌へ出たが、出先の両地域も積雪が殆ど無いような感じだった。そして札幌で動き回った中、やや気温が下がっていたが、ほんの少しだけ雪が交ったようだ。それでも新札幌駅近隣を歩いた際には、雲が薄く、寧ろ心地好い様子だった。

↓こんな様子を眼に留めた。
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↑少し大きな施設の手前の用地に木が植えられている。その辺りに少し落葉が残っていた。その用地を覆うように、薄く雪が被っている。

↓少し美しいと思った。
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美しいと思いながら眺めたが、同時に「“12月11日”?」と思った。例年はもっと雪が積もっている時期であるような気がする。そういう時季に至って、「落葉が残る場所を薄雪が覆う」という「積雪期の初期」という様子なのである。

珈琲を一杯…(2023.12.10)

昼食を愉しんだ後、都心の北東側の辺りに出ていたので、都心側へ向かって少し歩き廻った。宿へ入るような時間帯迄、散策を愉しもうとした訳である。

↓そういうことをすると「歩き過ぎる…」のだが、「午後2時開店」の何度も立寄っている御店が開いていたのに出くわした。
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↓建物の地下に在る御店だ。
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↓札幌では少し名が通った珈琲の御店だ。
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↓こういう具合のテーブル席に陣取った。
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↓こんな感じで珈琲等を愉しむことが叶う御店だ。
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「開店した時間か…」と立寄った。席に陣取っていれば、来店客は途切れない。席は次々に埋まる感じだ。街で動き回り、一息入れたい人達が途切れない感じだ。

↓暫しここで寛いだ。
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↓何度も立寄っているが、少し記憶に留めたい場所でもある。
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STOP…(2023.12.10)

↓或る駐車場で見掛けた。
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↑最近はアルファベットで「STOP」というようにも書くのか?思わず足を停めた…

元祖焼き餃子+ニンニク肉肉肉餃子…:<大阪王将>(2023.12.10)

御近所の御店で夕食を愉しんでいた時、偶々点いていたテレビの番組を何となく視た。

番組は、外食チェーン店の商品開発担当者等が自慢のメニューを用意し、関係分野の著名な料理人がそれらを試食し、好いと思うか、今一つと思うかを評するという内容だった。過日視たのは、<大坂王将>という餃子や中華系の料理を供するチェーン店で、中華料理の分野で活躍する料理人の皆さんがメニューを試食していた。その中で、その<大坂王将>の餃子について、「“餃子”と言えば“こういう感じ”な…“ザ・餃子”という感じで素晴らしい!」と絶賛されていた。

↓実は在るのだ…札幌にその<大坂王将>が…
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↑2011(平成23)年に「北海道初上陸」でこの御店が登場したそうだ。現在、山形県、栃木県、山梨県、岐阜県、三重県を除く42都道府県に出店しているそうだ。

↓大阪城天守閣を思わせる形を使ったマークが掲げられている。
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↑大小幾つかの建物の御店とやや広い駐車場の、所謂「郊外型」な商業施設が札幌駅の北東側に在り、その一隅に<大坂王将>の御店が在ると知って足を運んでみた。自身の感覚では「札幌駅から徒歩圏」だ。15分前後歩いた…

↓昼食の時間帯で、少し賑わっていた。
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↓カウンター席に御案内頂いた。過日視たテレビ番組で登場のメニューを紹介したモノも在った。
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↓2種類の餃子を御願いし、小ライスと合わせて昼食(兼朝食)とした。
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↓「ニンニク肉肉肉餃子」…
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↓「元祖焼き餃子」…
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↓辣油と…
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↓タレを点けて頂いた。
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やや肉やニンニクを工夫して厚い感じの皮に包んだ「ニンニク肉肉肉餃子」と、中華料理の世界の人達から絶賛された伝統の「元祖焼き餃子」をゆったりと愉しんだ。

↓実に多彩なメニューが用意されていた。が、とりあえず2種類の餃子を愉しく頂いた。
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<大坂王将>は<餃子の王将>の「暖簾分け」を起源とするが、その後は全くの別会社として発展しているそうだ。1970(昭和45)年に1号店が開いたそうだ。既に半世紀余りの伝統を有していることになる。

都心部を少し外れるが、好い場所を覚えた…

見上げる…(2023.12.10)

札幌駅の北口、東側に寄った辺りを歩き始めた。駅のロッカーに嵩張る―と言って、然程大きなモノではないが…―荷物を置き、食事を摂る等して、宿に入る迄の時間を過ごそうとしたのだった。

↓何時の頃からか、少し背が高いビルが林立するようになった地区だと思う。
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↓少し寒い中で窓が開いている建物に眼が向いた。客室の清掃をしている宿泊施設なのであろう。
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こんな様子を眺めながら街を歩くのも悪くはない。

キハ283系ディーゼルカー…:札幌駅(2023.12.10)

札幌へ移動すべく、何も考えずに朝の旭川駅へ足を運べば、次に現れる列車が<オホーツク>だった。網走から旭川を経て札幌へ向かう特急列車である。これに乗車した。

↓列車は札幌駅に定刻で到着した。下車して車輛を眺めた。
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↑ヘッドマークは素早く「回送」に切り替わっていた。

↓先頭車の側面に、<オホーツク>が走る沿線各地をイメージしたイラストが入っている。
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この車輛はキハ283系ディーゼルカーだ。1997年に登場し、札幌・釧路間の特急列車で運用され、増車されてからは札幌・函館間でも運用された。が、各特急列車をキハ261系ディーゼルカーに揃えたので、キハ283系ディーゼルカーは引退に近い状態となった。その後、キハ183系ディーゼルカーが引退となったことから、それを運用していた網走方面の列車にこのキハ283系ディーゼルカーを投入することとなった。嘗ての長大な編成ではなく、3輛が基本となった。

↓振り返ると、このキハ283系ディーゼルカーには初めて乗車したような気がする。
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時には、余り乗らない車輛に乗ってみるのも愉しいものだと思う。

朝の新札幌駅…(2023.10.02)

札幌駅から新札幌駅へ快速列車で向かうと10分弱だ。速いと思う。

↓正面であれば、何やら鉄橋が見える辺りに至ると「到着は間もなく…」という感じになると思う。
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↓鉄橋を通過する。
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↓次々と継足す様に色々な建物が登場した新札幌駅辺りの様子、駅のホームが見えて来る。
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↓若干減速して、列車はホームへ進入する。
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↓新札幌駅のホームだ。列車の先頭側で下車した。
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↑1日を通じて、それなりに乗降が多い感じの駅だと思う。

個人的には相当に古い時期のことも承知しているので、新札幌駅の様子も、変わらないような変わったようなという気がする。今後も長く利用し続けることになりそうだ。

朝の札幌駅…(2023.10.02)

所用の為に新札幌駅へ移動しようと札幌駅に入った。

↓キハ261系ディーゼルカーの特急列車が見えて、右側に721系電車や731系電車の列車が見えている。
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↑「最近の札幌駅」という雰囲気かもしれない。

↓733系電車が現れた。新千歳空港へ向かう快速列車である。
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↑札幌駅から新札幌駅への移動は、この快速列車が速くて便利だ。

↓ロングシートの座席が埋まっていたので、前方が見える辺りに佇んだ。
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↓列車が動き始めた。
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↓札幌駅辺りは列車の発着が多く、こうやって眺めると少し面白い。
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こんな具合で動くのが、所用で札幌に出た場合の「よく在る展開」という感じだ。

札幌駅を発つ…(2023.10.02)

前日から札幌に在って、朝から所用を足した。昼食も挟んで所用が済んだことから、札幌駅に出て来た。

↓所用を足した後、新札幌駅に入ると直ぐにこの列車が現れたので乗車した。札幌・新千歳空港間の快速は早い。素早く札幌駅に着く。
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↓ロッカーに預けた嵩張るモノを引き取って、列車の運行予定を見れば、旭川へ向かう特急列車が間もなく現れそうだった。
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↓少し眼に馴染んだ<ライラック>の789系電車だ。
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↑<ライラック>の仕様の789系電車には、北海道内各地をイメージしたイラストが入っている。今般は時計台のイラストが一寸覗いている「SAPPORO」の編成だった。

↓列車の後尾側、自由席に陣取る。
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何時の頃からか、「札幌から稚内へ」という場面では、この<ライラック>か<カムイ>で「とりあえず旭川に出て一息」というのが定番化した。そんな訳で、札幌駅から旭川駅に向かう列車を見ると安堵感も覚えるようになった。

硝子と天と雲と…:札幌駅周辺(2023.10.01)

札幌駅の北側の西寄りに、少し馴染んでいる宿の一つが在る。札幌駅に着いてみれば、その宿のチェックイン受付時間を過ぎていたので、札幌駅のロッカーに預けた嵩張るモノを引き取って、ゆっくりと宿へ歩を進めた。

札幌駅の北側は、嘗て―自身が高校生位だったというような、相当に旧い話しではあるが…―は随分と静かな感じであったのだった。が、青函トンネルが開業したような頃から開発が進んで、色々なビルが多くなったという感じがする。あれは2000年前後であったと思う。札幌駅の北側の住所を訪ねることになった際、或る方が「アレの直ぐ傍だ…」と自身でも知っている建物を挙げて説くので得心していた。が、実際に訪ねれば、実に様々な新しい建物が在って、少々戸惑ったという想い出も在る。或いは、札幌都心部の方々が、この20年間位で大きく変わっていて、現在も札幌駅辺りも含めて、方々で工事中だ。

↓色々と想いながら歩を進め、少し歩を停めた。
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↑硝子張りな建物に天と雲、更に他の建物や大き目な街路樹が映り込んでいる。

↓何やら不思議な様子に見えた。
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自身が住んで居る、過ぎる程に静かな街では視られない様子なので、面白いと思いながら提げていたカメラを使った。

スープカレー…:<一灯庵 サンピアザ>(2023.10.02)

地下鉄新さっぽろ駅に直結の商業施設が在る。JR新札幌駅も隣接だ。この辺りは自身の“フランチャイズ”のような感で、少年時代から親しんだ場所だ。地下鉄東西線が新さっぽろ駅まで延伸開業ということになるずうっと以前から知っている。色々なモノが順次増設という経過を辿っているので、不意にやって来た「初めて」という人達には「迷宮?」という場所だ。年月を重ねて、リニューアルや廃止や、新たに登場というのも繰り返されている場所である。

札幌での所用は2つ在った。新札幌駅周辺の所用の後、少し離れた場所を素早く往復するという所用だったが、両者の間に些かの間隙が生じた。昼食を摂るには好適と見受けられた。そこで食事が摂れる辺りを少し歩き廻った。

↓確か地下鉄東西線が新さっぽろ駅まで延伸開業の頃に設えられた地下2階だ。色々な御店が入替っている経過が在るが、現在は様々な飲食店が在る。眼に留めたのはこういう御店だった。
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↑「一灯庵」と、何やら「和風?」な店名である。

↓これが「札幌の流儀」のスープカレーを供する御店だ。
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↑メイン具材とスープの種類を択び、その他幾つかの選択肢も在り、「頂いてみたい!」が供される訳である。

↓御願いしてみた…
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↑メイン具材をチキンとした。ニンジン、カボチャ、オクラ、レンコン、玉子が入る。スープの種類はタイカレー風の「グリーン(激辛)」ということにした。

↓ライスは普通で、スープを大盛にした。
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↓辛味を加える調味料も付く。
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タイカレーのような味わいで各種スパイスが利き、柔らかく煮込まれて骨も外されている鶏肉と各種野菜のバランスも凄く好い。「実に美味いスープ」と少し米飯を頂くという感覚で確り頂いた。辛いモノで汗も出て、スープカレーはスプーンで掬い乍ら頂く際に撥ねるようにもなるが、“紙エプロン”が供されるので使うと好い。

↓一寸好い感じの御店を知った…
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X-Pro2にXF10-24㎜F4を装着…(2023.07.23)

札幌の街で路面電車の写真を撮っていた。提げていたX-Pro2にはXF35㎜F2を装着していた。車輌を少し大きく画に入れる場合にはこの組合せが好いと思っている。

路面電車の写真を撮る場合、一日乗車券を手に乗車して移動しながら撮り、一頻り撮った後にはまた次の行動に向けて移動する。

電車事業所前停留所で<8511>に乗車し、次の行動に移ろうとしたのだが、その時に一寸考えた。路面電車の写真以外の写真に関しては「広角寄りの方が使い易い?」と思ったのだ。

↓乗車していた<8511>が空いていたので、こういうことをした…
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↑レンズを換えたのだ…そして何となく眺めて、X100Fを出して写真に収めてしまった。

この少し後、各停留所からの乗客が増え始めたので、巧いタイミングで「カメラの写真」を撮ったということになる。全く「だから?」というような話しだが、気に入って使っているカメラのようなモノは、持っている、眺めるだけで何か嬉しいのである。

“NIKKA”の「キング・オブ・ブレンダーズ」…:札幌 すすきの(2023.07.23)

↓眼に留まって、何となく写真に収めてしまった…
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↑余りにも有名な<ニッカウヰスキー>の看板だ。テレビドラマ等で、この看板が出て来ると「劇中人物が札幌に在る」というようなことが判る程度に知られていると思う。

19世紀のスコットランドにローリー卿(William Phaup Lowrie)という人物が在って、ブレンデッドウイスキーを広めたと伝えられるそうだ。その人物をイメージしたデザインであるという。

<ニッカウヰスキー>がウイスキーの製品を出し始めて少し経った1940年代に、「ウイスキーをブレンドするスコットランド人の男」というようなデザインを用意してボトル等に使用しようと計画したが巧く行かなかったようだ。その後1965年に「新ブラックニッカ」を発売した際にボトルのラベルに採用したという。「キング・オブ・ブレンダーズ」という名が付けられているそうだ。以降、この「キング・オブ・ブレンダーズ」は「<ニッカウヰスキー>のシンボル」のようになって行ったようだ。

この看板…「何時迄もそこに在って欲しい…」というような代物だと思う。

721系電車…:新札幌駅(2023.07.24)

札幌駅から新千歳空港駅へ向かう快速列車に乗込めば、最初の停車駅が新札幌駅で、乗車時間は10分を少し切る…

↓札幌駅で乗った列車が新札幌駅に到着した。721系電車だった。
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この列車は、少し以前に小樽・札幌間で乗車した経過が在ったのだが、小樽駅で「新千歳空港行の快速」と案内されながらも小樽駅・札幌駅の区間は各駅停車で運行される列車だ。札幌駅以遠について、快速列車として所定の駅だけに停車する形で運行される。

721系電車は札幌駅が高架駅ということになった1988(昭和63)年に登場している。新札幌駅に現れる様子も眼に馴染んでいるが、随分と長い間に亘って活躍している感じだ。この新札幌駅を通る列車に関して、最近は721系電車が少し少な目になっているような気がしないでもないのだが。

新札幌駅については、かなり長い間に亘って親しんでいるのだが、今後も利用はし続けるであろう…

<A1203>&<8511>…:電車事業所前停留所周辺:札幌の路面電車(2023.07.23)

電車事業所前停留所辺りには、広めな駐車スペースも在るコンビニが在り、一寸した休憩に利用し易い。御手洗を拝借可能で、飲物を求めて店舗脇で一寸頂くようなことも出来、店内の回収箱に缶やペットボトルを入れるというのも可能だ。そして身軽に、「再起動…」という感じで動けば好い。加えて、電車事業所の傍に行けば停まっている車輌を眺めることも可能で、更に「交差点」の傍であることから、行き交う車輌を眺めるにも好い。

↓そういう程度に思って寛いで、「さて…」と動き始めると、交差点に連接構造のA1200形が現れた。
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↓カーブの箇所を走行する連接構造の車輌を観るのは面白い。<A1203>だ。
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↑この日は、A1200形の3輌(または3編成)を「全て観た」ということになった。

↓停車して乗降が行われる。加えて、この電車事業所前停留所では、乗務する運転士さんの交代が行われる場面も多く見受けられる。
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↓反対側の軌道に路面電車が近付いて来るのが視えた。<8511>だ。
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↓<A1203>は発車し、<8511>と擦違う。
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↓こういう「新旧車輛が擦違う」というような様を眺めるのが好きだ。
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↓到着した<8511>に乗車した。眼前に「優先席」が在った。
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札幌都心に在って、少し暑い日ではあったが、好天の下で「路面電車を眺める散策」に興じる機会が設けられた。凄く善かったと思う。

<1106>…:電車事業所前停留所周辺:札幌の路面電車(2023.07.23)

↓電車事業所前停留所で、乗っていた<1106>から下車し、停まっている車輌を振り返った。
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↓好天の下、新しい車輌の形が映えると思った…
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↓<1106>は静かに発車した。
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札幌に在る場面で、少しばかりの時間を設けて、路面電車に乗りながら車輌を眺めるというようなことをするのは愉しい。

紫陽花…(2023.07.24)

所用を足そうと新札幌駅周辺を少し歩いた。

↓花を眼に留めた…紫陽花だ。
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↓路傍に咲くというような感じか…
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↓時にはこういう花にも眼を向けたい。
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733系電車とキハ261系ディーゼルカー…更に789系電車…:札幌駅(2023.07.24)

札幌駅に極近い宿を出た。所用を足した後、札幌駅から旭川駅へ列車で移動するという予定だった。

多少嵩張るモノをロッカーに預け、必要なモノだけを持って動き廻ることにした。そして移動の為、改札口を潜ってホームに上った。

↓左の733系電車は新千歳空港へ向かう。右のキハ261系ディーゼルカーは函館へ向かう。
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↑色々な行先の列車が集まる大きな駅は、何となく心弾む。

↓眼を転じてみれば、旭川駅から到着した特急列車と見受けられる789系電車が「回送」に向けて待機していた。
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何やら少し忙しい感も否めない時間帯の札幌駅だ。新千歳空港へ向かう列車は直ぐに来るので、ホームで待機していた列車は見送って一息入れていた。出先では、そういう程度の「ゆとり」は持ちたい…

<ラムカレーライス>…(2023.07.23)

<ガラスのピラミッド><海の噴水>のモエレ沼公園から、宿を取った札幌駅周辺へ引揚げようとした。

モエレ沼公園辺りのバス停で「バスセンター行」のバスに乗車した。札幌都心部、大通公園の東隣りのような辺りにバスターミナルが在って、それを「バスセンター」と称する。序に、地下鉄東西線の大通駅の東隣りにバスセンター前駅というのも在る。辺りは少し馴染んでいる辺りだ。

モエレ沼公園から30分程もバスに揺られる。JR苗穂駅辺りを通り過ぎて、バスセンターへの道筋に入った時に気付いた。「この経路なら、バスセンターに入る少し前に<サッポロファクトリー>の辺りを通過?」と思った。やがてそのサッポロファクトリー前の停留所で下車した…

<サッポロファクトリー>はビール工場であった旧い建築を一部に取り込んだ商業施設である。大通の北東で、寧ろ札幌駅に寄った辺りである。

↓「彼」が迎えてくれる御店に足を運んだ…
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↑<サッポロファクトリー>に入っているインド料理の御店である。「彼」はこの御店の創業者で、インドから来日した経過の在る方だ。

↓団体の皆さんが入って来る少し前という中で御店に入り、雰囲気の在る店内の様子を写真に収めた。
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↓なかなかに好いと何時も思う。
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札幌に在って「一寸、食事を…」という場面では、この御店は自身の中で「有力な選択肢」でもある。展開している何軒かの御店に関しては色々と入替りも在るが、現在時点ではこの<サッポロファクトリー>に入っている御店が最も長く営業を続けていると見受けられる。

↓凄く気に入っている「ラムカレーライス」を御願いした。
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↓確りスパイスが利いたインドの流儀のカレールーでラム肉が使われている。サフランライスにカレールーである。
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暑い日、身体を動かす展開が続いていた中、スパイスが利いたインドの流儀のカレーは身体に力を与えてくれるような気がする。

この御店のカレーは凄く気に入っているので、また札幌を訪れる機会には立寄りたい感だ。

>>Home - Taj Mahal Indian Restaurants, Sapporo, Japan
>>サッポロファクトリー公式WEBサイト_札幌市

<1106>…:幌南小学校前停留所周辺:札幌の路面電車(2023.07.23)

↓幌南小学校前停留所に佇めば、路面電車が接近して来た。これに載せて頂こうと、接近する様子を観ていた。
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↓観て「んっ?」と首を傾げた。新しいタイプの車輌と見受けられたが、色が違う。黒の脇が白ではなく緑のようだ。そしてヘッドマークのようなモノを掲げている。
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↓近付けば、車輌の通常は白い部分を半ば塗潰したかのように緑色にラッピングを施していた。
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↓近年、増備が続けられている1100形の<1106>である。ヘッドマークには「中央区」と在る。路面電車の軌道が敷設されている、札幌市の行政区の1つである。
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↓乗込んでみれば「中央区の歩み」というような掲示物が見受けられた。「区制50年」ということで、路面電車をラッピングするようなことをしているようだ。
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札幌五輪が催され、政令指定都市として区制が布かれたような頃から50年である。路面電車の軌道上には、それよりも以前から稼働している車輌も見受けられる訳だが、それと同時にこの1100形のような新しい車輌も在る。こういうのが酷く面白い。

北34条駅にて…(2023.07.23)

さっぽろ駅で乗車した電車から下車した。
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↓北34条駅だ。
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以前、札幌に縁が薄い方が札幌の地下鉄路線図を見た御感想を口にしていたのを聞いた記憶が在る。「札幌の地下鉄路線…何か“数字”が並んでいないか?」という御感想だ。

南北線のさっぽろ駅以北の部分だが、北12条駅、北18条駅、北24条駅、北34条駅、麻生(あさぶ)駅というようになっている。“12”、“18”、“24”、“34”と駅名に使われている数字が路線上に並んでいるかのような感じに見えるかもしれない。

↓改札口を潜ってバス乗場を目指す。
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↓直ぐに到着した…
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↓「待つこと暫し…」で、もう直ぐで乗車したいバスが現れるという時間帯に至った。この辺で並んで待つようにという掲示が在ったので、その辺りに佇んだ。
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↓バスが現れた。
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↓「モエレ沼公園西口」という停留所を通ると聞き、このバスに乗車してみたのだった。
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今般、モエレ沼公園を訪ねてみようと、利用した記憶が殆ど無い駅へ地下鉄へ向かい、駅前で全く利用した記憶が無い路線バスに乗車してみたのだった。札幌という街には馴染んでいるのだが、札幌の中でも縁が薄い場所、立寄った経過が無い場所も少なくない。

こういうのも少し面白い…

>>路線図・構内図/札幌市交通局

<A1202>…:幌南小学校前停留所周辺:札幌の路面電車(2023.07.23)

幌南小学校前停留所の辺りで、南北に延びる軌道と東西に延びる軌道とがカーブ区間で結び付いていて、それらを跨ぐように交差点辺りの広い範囲を鳥瞰出来る歩道橋が在る。この歩道橋に上って路面電車を眺めるのが好いのだが、現在は改修工事が行われていて、上がって動き廻ることがし悪く、観易い範囲が大きく限定されてしまっている。少し残念だ。

↓そう思って辺りに佇んでいれば、西側から東側へ向かって来る、特徴的な外観の路面電車が視えた。
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↓すすきの停留所から幌南小学校前停留所への移動で乗車した<A1201>と同型のA1200形である。<A1202>だ。
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↓<A1202>は、工事中の歩道橋の下に在るカーブ区間に進入しようとしている。
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↓連接構造の故にカーブでの見え方が面白い。
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↓南北に延びる軌道に半ば踏み込んだ感である。
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↓<A1202>は静かに進んで行った。
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このA1200形は、とりあえず見掛けると愉しいという車輌だと思う。

サンタクロース…(2023.07.23)

最近は「季節のモノ」というのが「えっ?」と思う程度に早い時期に現れる場合も在るのかもしれない。

↓それにしても「7月下旬」に「サンタクロース」という様子に酷く驚いた。「夏の盛りへ」という時季に「冬らしい…」というモノに出くわしてしまった訳だ。
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↑札幌駅の直ぐ西側、高架下に近い辺りの路上で見掛けた。

↓何かと思えば、自販機に飲料を補給する仕事をしているコカ・コーラ関係のトラックのパネルに「サンタクロース」が描かれていたのだった。別な角度でトラックを観て、様子が判った。
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↑多分、辺りの自販機で、トラックに乗っている方が作業に勤しんでいたのだと思う。

「サンタクロース」と言えば「赤いコートで白髭のおじさん」というイメージが強い。このイメージの元祖は、クリスマス時季の販促でコカ・コーラ社が創ったポスターに描いたイメージだと聞いた記憶が在る。

妙な時季に、何の予告も無く「サンタクロース」を観て驚いた。が、それはそれとして、人々が各々に愉しくクリスマスを祝えるような、平和な世界の実現を祈らずには居られないという気分にもなった。

<A1201>…:幌南小学校前停留所周辺:札幌の路面電車(2023.07.23)

↓幌南小学校前停留所で<A1201>から下車した。歩道で歩を進めれば、ゆっくりと<A1201>も進み始めた。
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↓<A1201>は交差点へ向かう。この交差点では、路面電車は信号停車する場合が多いようにも見受けられる。
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↓北から南への軌道から、東から西への軌道に進入すべくカーブ区間に入る。連接構造の<A1201>がカーブに入る場面の様子は少し面白い。
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↓現在の時点で、カーブ区間でこういう具合になる連接構造の車輌は、札幌ではA1200形が在るのみとなる。
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↓<A1201>は西へ向かう軌道に進み入った。
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なかなかに気に入っている様子を眺めて写真に収めることが叶い、非常に善かったと思う。

<A1201>の後方展望から…:札幌の路面電車(2023.07.23)

すすきの停留所で路面電車に乗り込んでみた。

休日用の一日乗車券を求めて、車内の何処に陣取ろうかと思って辺りを伺えば、座席は埋まっているような様子だった。「さて?」と思えば、車輌の最後尾側が空いていたので、そちらに立つことにした。

↓こういう具合に後方展望が愉しめる場所に佇んだ。
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↑すすきの停留所から西へ向かう軌道を進んでいる。反対側の軌道に<1107>が入って停車していた。

↓南下する軌道に入り込むと、<1104>が通り過ぎて行った。
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↓南下して行く様子を観ながら進むのが酷く面白い。<211>が通り過ぎた。
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↓今度は<8511>だ。
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登場した時代が全く異なる、様々な車輌が同じ軌道で動き廻っている様子が観られるという路面電車は眺めて愉しいものだ…

<A1201>&<247>…:すすきの停留所周辺:札幌の路面電車(2023.07.23)

地下街から、路面電車のすすきの停留所周辺に出た。

↓<A1201>が連接の車体を曲げながらカーブを切ってすすきの停留所に接近している。<247>は狸小路停留所へ向けて北上しようとしている。
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↓路面の軌道辺りは、建物が落とす影が被らず、走行中の<A1201>は照明を浴びているかのようだ。
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↓すすきの停留所に<A1201>が着いた。様子を観ながら近付くと、未だ発車に向けて待機中だった。これに乗車してみた。
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少し長く停車している間隙に、運転士さんに申出て、休日用の一日乗車券を求めておく。これで自在に乗車可能となる。2回乗車分に相当の400円で休日用の一日乗車券は求められる。「路面電車を眺める散策」というのも、手軽で愉しいものだ。