鳥…:生駒山(2020.08.05)

宝山寺の入口を目指し、生駒山の道を歩いていた。

山の中腹のような辺りに、門前町とでもいうのか、階段が整備された場所も含む道路が在る。そういう場所を歩いていたのだ。

↓そんな時、少し足を停めて見入った様子だ…
05-08-2020 Ikoma Area, Nara pref.  vol01 (6)
↑「随分と手が込んだ彫刻?」と一瞬思ったのだが、路上のような場所にそんな飾りが据えられるというのもよく判らない…姿勢を低くしてよく見れば、鳥は造りモノではない。そして死んでいるのでもなかった。一寸だけ動いたのを視て驚いた…

どうしたものか、路上のような場所に生きている鳥がジッとしていて、余り動かずに居たのだった…羽の色合いが地面のコンクリートに妙に合っていて、最初はコンクリートか石材で造られた何かではないかと思ったのだった…

或いは?鳥は暑さで草臥れていたのか?或いは弱っていたのか?宝山寺を訪ねてみた後になって、同じ場所を見たが、鳥は何処かへ飛び去ってしまったようだった…

少し不思議な感じだった…
posted by Charlie at 19:28Comment(0)奈良県

朝…:三条通:奈良(2020.08.05)

朝から戸外に出て、近鉄奈良駅を目掛けて歩き始めた…

↓三条通だ…
05-08-2020 Nara vol01 (1)
↑朝からなかなかに陽射しも強めな感じだった…

改めて写真を眺める…「あの光…」というようなモノを改めて思い出す…
posted by Charlie at 19:26Comment(0)奈良県

夜の帳まで…:<奈良市総合観光案内所>=旧 奈良駅舎(2020.08.04)

勝手に「関西の別邸」と称しているが、奈良の古い駅舎を利用した<奈良市総合観光案内所>が窓から視える宿が好く、滞在していた…

↓「陽が傾いた…」というような意識が高まるような時間帯に差し掛かった…
04-08-2020 Nara vol02 (13)

↓灯りが些か目立つような感になって行く…
04-08-2020 Nara vol02 (15)

↓空が暗さを少し増せば、街の灯りは明るさを少し増すという感だ…
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↓灯りが「輝く」という感に…
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↓「夜の帳」という風情というものか?
04-08-2020 Nara vol02 (21)

こういうような景色を眺めながら寛ぐという感…非常に贅沢な時間だと思う…
posted by Charlie at 18:20Comment(0)奈良県

<奈良市総合観光案内所>=旧 奈良駅舎(2020.08.04)

JRの列車を利用してJR奈良駅に着いた…

↓この建物を視ると「奈良に在る」と強く意識する…
04-08-2020 Nara vol02 (2)

↓鉄道の駅舎という所期の機能は喪ってしまっても、「街に着く人達を迎える」という<奈良市総合観光案内所>としての役目を果たしている…
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奈良には「受継がれたモノ」が多いと思うが、「(これから)受継いで行きたいモノ」というのも多いのかもしれない。この「旧駅舎が佇む空間」は「(これから)受継いで行きたいモノ」の一つなのだと思う。

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posted by Charlie at 17:56Comment(0)奈良県

手向山八幡宮(たむけやまはちまんぐう)…(2020.08.07)

一寸上がってみた若草山から下り、東大寺の大仏殿の方向へ歩を進めた…

↓こういうモノに眼を留めた…
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↑「八」という文字を「鳩の絵」で表現しようとしているような紋が在る石灯籠だ…

「八」という文字を「鳩の絵」で?方々の八幡宮で見受けられる…が、ここで見掛けたモノは少し独特なデザインでもある…

若草山側から近付き、こういう様子を最初に視たのだったが、ここが手向山八幡宮(たむけやまはちまんぐう)だ。
07-08-2020 Nara vol01 (34)

大仏や東大寺を建立した聖武天皇が宇佐神宮の分霊を勧請して東大寺を守護する社としたことに起源を有する神社であるという…

↓拝殿から望んだ感じである…
07-08-2020 Nara vol01 (37)

八幡宮が方々に広まったのは石清水八幡宮の人気の高さという事由と聞いたような気もするが…石清水八幡宮よりも早い時期から宇佐神宮の分霊が九州から勧請されていた訳だ…

↓なかなかに興味深いと思いながら、境内を眺めて参拝した…
07-08-2020 Nara vol01 (38)

余りにも有名な東大寺の大仏殿から近い辺りなのだが、今般初めてこの手向山八幡宮に立寄った。なかなかに雰囲気が好い…

今般、思い付いて「滞在した奈良の宿の周辺を歩き廻って、緩急の“緩”のような感で過ごす日」という1日を設けてみたが、振り返ってみて非常に好かったと思う。奈良は、こういうような「散策適地」が非常に多い。今般に限っては、「多少不慣れな暑さの故、無理は禁物ということに…」という事情で然程多くは歩いていないかもしれないが…また奈良には立ち寄りたい…

<ROKUMEI COFFEE>のタンブラー…(2020.08.14)

↓こういうモノを愛用し始めた…
14-08-2020 new mug from Nara.. (6)

↓こんな具合に蓋を開けて、中身の飲物を注いで、また蓋を閉めて使う。
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↑二重構造のようになっているようで、熱い飲物を容れても然程持ち悪くはならない…

奈良の店でこれが売られていたのを見掛け、「コレ!!!」と思わず求めてしまった。

↓こういう具合に箱に入っている…
14-08-2020 new mug from Nara.. (1)

↓丁寧に包んでも在ったが、これを奈良から拙宅へ箱詰めして他のモノと合わせて送っておいた訳だ…
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↓このタンブラー…「お持ち帰り」とか「テイクアウト」のカップのような感じに視える容器で、何度でも洗って使えるというようになっている代物だ。一寸面白い…
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奈良で求めたタンブラー…何か奈良の好い景色を思い出しながら飲物を愉しむことが出来るかもしれない。

少し前から愛用している<アロママグ>と然程変わらない容量のタンブラーなので、<アロママグ>用に淹れる場合の要領で珈琲を淹れると、このタンブラーでも程好い感じに頂くことが叶う。

こういうような「一寸したモノ」が酷く好きだ!写真そのものは稚内の拙宅で撮っているこのタンブラーだが、奈良で求めているので、記事カテゴリは「奈良県」に入れておく…
posted by Charlie at 08:10Comment(0)奈良県

恵比須様…大黒様…:長谷寺周辺(2020.08.05)

長谷寺を訪ねる機会を設けることが叶った。

あの境内では登廊(のぼりろう)で坂を上がって、本堂を詣でて、別な坂道を下りたのだった。近鉄の駅が在る側へは、また坂道を上る経路を辿ることとなるが、駅の側と長谷寺との間の谷間のような地形の場所に、古くからの門前町風な感じで古い建物が散見する街並みが見受けられる。

「また駅まで坂を上るか…」と考えながら、古い建物が散見する、長谷寺周辺の街並みをゆっくりを歩んだ…

↓こういうモノに眼を留めた…
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↑屋根の一隅…瓦の上に恵比須様が…

↓大黒様が居る場所も…
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瓦が眼の少し先のような、低い位置に在る箇所で、同時にこの恵比須様や大黒様のような飾りが設えられている場所ということで、カメラも向けたが、方々の建物の色々な場所にこうした飾りの何かが入った瓦が使われている例が在った。これはこの長谷寺の近くに限ったことでもなく、方々の古い建物で見受けられる…京都でこの種のモノの見本を沢山飾った瓦の店を見掛けたことも思い出した…

こういうモノを視ると、建物を建てたか、現在の形に改装したかに携わった人達が「願った何か」に形を与えているというような感がして、非常に興味深い。こんな「一寸したモノ」に眼を留めながら、訪ねた先の街を何となく歩くのは愉しい…
posted by Charlie at 19:03Comment(0)奈良県

金剛力士像…:東大寺 南大門(2020.08.07)

「金剛力士」とは?仏法を守護する者で、“仁王”とも呼ばれ、2体組の像が寺の門等に据えられている…

↓様々な場所で広く見受けられる金剛力士像だが、多分「最も知られている」というのがコレではなかろうか?
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↑東大寺の南大門に据えられている像だ…こちらは「阿形」だ。

↓そしてこちらが「吽形」である。
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↓非常に大きいのだが、8m程度の高さは在る像だという…
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↓「阿形」と「吽形」とが互いに向き合って、南大門を通過する人々を見下ろしているような感じになっている…もしかすると?他所には余り無い配置かも知れない…
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こういう「余りにも有名」を改めてゆっくり眺めるのも悪くはない…
posted by Charlie at 11:22Comment(0)奈良県

ベーコンチーズエッグバーガー…:奈良 <Monks on the Moon>(2020.08.07)

出先に在って「大変に気に入ったモノ」との再会を果たす…機会が在りそうな、無さそうな感であるが、機会が在っても「果たせず終い…」という例も少なくないような気がする…

↓近鉄奈良駅に近い辺りに視えるこの看板である…
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↑ここに在るのだ!「大変に気に入ったモノ」が…

↓奈良を訪れ、離れるまでの中、ランチにこれを頂く機会を設けることが叶った!
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↓美味いハンバーグにチーズと卵焼きとベーコンが添えられている、文字どおりの<ベーコンチーズエッグバーガー>だ…
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↓付け合わせのサラダとポテトを頂いてしまった後に、この<ベーコンチーズエッグバーガー>を確りと…大満足!!
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今般はコレと「再会」を果たすことが叶ったが…「再々会」、「再々々会」と何度でも出会いたい感だ!!
posted by Charlie at 03:57Comment(0)奈良県

大悲閣…:長谷寺 本堂(2020.08.05)

3つの部分から成る登廊(のぼりろう)をゆっくりと上がってみる…

登廊(のぼりろう)の出口に本堂が在る…
05-08-2020 Hasedera Area, Nara pref (25)

長谷寺の本尊である観音像―「十一面観世音菩薩立像」と言うそうだ…―を収めた本堂である。観音様の慈悲を表現する「大悲」という文字に、建物、御堂を意味する「閣」という文字を組み合わせて<大悲閣>という呼び方が在るそうだが、本堂の建物にその<大悲閣>と掲げられている…

仏像等は「撮影を御遠慮願います」なので、そういうことはせずに、永い信仰の歴史を思わせる、徳川幕府による建築であるという建物と合わせて見事な仏像―薄暗い堂の奥側で鈍く輝くような感だった…―を鑑賞した…

↓この場所では、この眺めに心奪われた感であった…じっと佇んで様子を眺め、少し写真を撮った…
05-08-2020 Hasedera Area, Nara pref (28)
↑「薄暗い堂内の側から戸外の光」というようにも、「光溢れる戸外から暗い堂内へ」というようにも感じられた…然程強い湿気でもなかったような気がした中、「清涼な気分」が沸き上がるような空間であったように思う…

こういう場所…1人静かに訪ねて、悠然と過ごすというのに相応しいのかもしれない。最寄駅が「長谷寺」という名なので、もっと長谷寺は近いと思っていたが、存外に歩いた。(そう言えば「霧島神宮」という駅が霧島神宮まで、黙って歩いて1時間半余りも要したという例に出くわしたことが在ったが…長谷寺は20分前後の下り、上りの坂道で、あれ程でもないのは幸いだが…)しかし、そうやって歩いて至り着く価値は間違いなく在るような気がした…

この「大悲閣が醸し出していた雰囲気」が、そのうちに「酷く懐かしい…」と思うようになる気がする…或いは、近年はこういう感じを「興が在る」と思う傾向が酷く強まっているのかもしれない…
posted by Charlie at 17:49Comment(0)奈良県

蓮の花…:西大寺(2020.08.05)

近鉄奈良駅へ通じる路線、近鉄奈良駅のやや西側に大和西大寺駅が在る。

大和西大寺駅は、奈良・大阪を結ぶ路線、京都・橿原神宮を結ぶ路線、天理との間を往来する路線の列車が各々発着している。近鉄路線の“交差点”で、忙しい駅だ。

こういう忙しい駅なので、奈良方面で利用する機会も少なくない。奈良辺りに滞在する等すれば、改札口を潜って辺りに出ることは無くとも、何やら一定頻度で乗換えのために利用することになる駅だ…

駅名の大和西大寺であるが…結局「西大寺」という寺が近くに在ることに因む訳だ。が…その「西大寺」を訪れてみたことが無かったことに思い当たった…

↓大和西大寺駅の、デパートやオフィスや飲食店が入ったビル等が見える側と反対側から外に出て、様子を伺えばこういうような寺の入口に直ぐ行き当たる…ここが西大寺である…
05-08-2020 Nara, Saidaiji Temple (1)
↑「称徳天皇勅願」と在るが、大仏の東大寺で知られる聖武天皇の娘であったという人物で、彼女の主導で開かれたのが西大寺であった訳だ。なるほど、東大寺は平城京の東寄りに相当し、西大寺は西寄りに相当ということになるのであろう…

西大寺は残念ながら荒廃してしまったような経過も在ったようだが、復興し、真言律宗の総本山となって現在も活動を続けているのである…

↓花が咲いていた…
05-08-2020 Nara, Saidaiji Temple (8)

↓嘗ては巨大な東西の塔が林立していたという西大寺だが、永い歴史の中でそれらは損なわれ、再建には至っていない。東塔の台座は「創建の頃の状況と思われる」というモノが境内に在る。それを囲むように、鉢植えの蓮が在ったのだ…
05-08-2020 Nara, Saidaiji Temple (13)

↓何か「独特な空気感」というようなモノが感じられる境内だった…
05-08-2020 Nara, Saidaiji Temple (7)

↓何となくトンボが飛び回って、亀も居る池が在って、暫く眺めてしまっていた…
05-08-2020 Nara, Saidaiji Temple (3)

今般、「そう言えば…近くを通っていて、行ったことが無かった…」を思い出して訪ねる機会を設けたが、西大寺もそういう場所の一つということになった…
posted by Charlie at 08:13Comment(0)奈良県

寶山寺(宝山寺)へ…(2020.08.05)

少し陽が高くなり始めたような気がしてきた中で、ケーブルカーを利用して上った生駒山の上を歩いた…

↓寶山寺(宝山寺)が近付くが、独特な雰囲気が在ると思った…
05-08-2020 Ikoma Area, Nara pref.  vol01 (7)

↓寺の力が籠っている特別な場所と、辺りの普通な場所との「境界?」という感を抱いた…
05-08-2020 Ikoma Area, Nara pref.  vol01 (8)

↓鳥居に掲げられた額には「歓喜天」と在る。大聖歓喜自在天(だいしょうかんきじざいてん)という秘仏が祀られているのだという…
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↑この大聖歓喜自在天(だいしょうかんきじざいてん)に因んで、寶山寺(宝山寺)は「生駒聖天」として信仰を集めているそうだ。

↓寺域の中にも門が幾つか見受けられた…これが惣門と呼ばれるものらしい…
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こういう具合に境内に至った訳である…
posted by Charlie at 06:48Comment(0)奈良県

鏡池と大仏殿…:東大寺(2020.08.07)

或いは高い場所から眺めたということが在ったからなのかもしれないが…

↓何となく眺めてみたくなった光景…近くまで行って眺めてみた…
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↑大きな大仏殿が、池に映り込んでいるモノとペアになっている感じが酷く気に入っている…

↓漫然と「奈良…」とでも言えば、何となくこういうような様子を思い浮かべるのかもしれない等と考えながら、こんな様子を眺めていた…
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「余りにも有名」な建物が佇む光景…非常に好いと思う…
posted by Charlie at 06:42Comment(0)奈良県

<ロクメイ・ブレンド>:ROKUMEI COFFEE:奈良…(2020.08.07)

↓近鉄奈良駅の近くで視掛けた暖簾である…
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↑珈琲豆の店で営んでいるカフェだ…

以前にこの奈良の店によるブレンドの珈琲豆を取り寄せて、美味しく頂いた経過が在った。

前日は、場所を見付けて土産を購入するに留まったのだったが…敢えて再訪した…

↓店内で<ロクメイ・ブレンド>を確りと頂いた…
07-08-2020 Nara vol02 (40)
↑前日は夕刻の“ラストオーダー”の時刻を少しだけ過ぎた頃であったので、店内で珈琲を頂いて一息ということにもなり悪かったので、土産の購入だけをした。そこで「是非、あの店で淹れたオリジナルブレンドを…」と思った訳だ。

↓以前に取り寄せたことが在ったブレンドの珈琲豆の中では<ロクメイ・ブレンド>が、「バランスの好い感じ」であったと記憶していた。
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↑動き回って汗をかいてしまってからランチを愉しんだ後という状況下、こういう1杯の珈琲は実に心地好いものだ…

「こんにちは!」と珈琲を店内で頂きたい旨を申し出ると、店員さんは前日も居た方で、「昨日の夕方の…」と再訪を歓迎して下さった。些細なことであるが、酷く嬉しいものだ…

美味い珈琲が出る辻には、心地好い時が流れるものなのかもしれない等と思いながら、この珈琲をゆったりと味わった…

登廊(のぼりろう)…:長谷寺(2020.08.05)

↓長谷寺を拝観しようと、門を潜った直ぐ後の場所であるが、非常に特徴的な空間が形成されている場所のように思う…
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↑暫し足を停め、ゆっくり眺めて写真を撮ってしまった…

↓傾斜に石段が設えられ、その石段を覆うように屋根が設えられている…
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↓一頻り石段を上がれば、更にもう一つ、屋根で覆われた石段が設えられている。
05-08-2020 Hasedera Area, Nara pref (17)

↓随分と上ったものだと、何となく振り返るが…
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↓更に上るようになっている。こちらも石段が綺麗に屋根で覆われている…
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これが長谷寺の登廊(のぼりろう)で、上中下の3つの部分から成っているという。

平安時代の1039(長歴3)年に「春日大社の社司中臣信清が子の病気平癒の御礼に造った」と伝えられているそうだ。下と中とに関しては、1894(明治27)年に再建されているという。

近鉄の長谷寺駅から坂を下り、谷の底のようになっている場所を進み、更に坂を上がるような感じで長谷寺に入って行くようになっている。存外に歩く場所である…

そういう場所で、古くから「石段に屋根」というのは、歩く人達への配意に溢れている感じで一寸興味深い…勿論、初めて登廊(のぼりろう)が登場したというような時代と現在とでは、長谷寺を訪ねる人達が歩く動線は大きく異なるのであろうと想像はするのだが…

今般、この長谷寺を含めて「想像以上に歩く…」という感の場所を多く訪ねることとなった。歩くこと自体は厭わないのだが、今般は陽射しと気温との故に「無理はすまい…」と、敢えてゆっくり動いて、思い付いた場所でも敢えて訪ねないままとしてしまった例が目立った。それが悔いを残したとも言えるが、他方で今迄に出会ったことが無い「夏らしい陽光の下での輝くような光景」に見えたことは喜ばしい…
posted by Charlie at 17:52Comment(0)奈良県

若草山へ…:奈良(2020.08.07)

↓奈良市内では比較的頻繁に見掛けるような案内看板だ…<奈良公園>が在る辺りは「街の公園」というのでもなく、寧ろ「公園の中の街」という風情さえ在ると思うのだが、こういう標識は実用的であると同時に見映えも好きだ…
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↑右側の矢印…「若草山」と在る。そして「展望」を意味するピクトグラムが在る。

若草山は、古くは「三笠山」と呼ばれたそうで、「笠を3つ重ねたような段々の山」で、上れば奈良の街等の眺望が拡がる場所であるという。何度も奈良に寄っているが…実は上ってみたことが無かった。そういう場所に寄ってみようというのも、今般のテーマのように勝手に思っていたので、一寸歩いてみたのだ…

↓「入口は何処?」と進んで行けば…「おっちゃん!若草山かい?こっちや…」とばかりに、入口へ通じる辺りで鹿に出くわした。
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↑「御案内、忝い!!」と鹿に軽く会釈で入口を目指して進んだ…

↓若草山は県で管理する公園のようになっていて、南北に設えられた登山道の出入口に管理事務所が在る。ここで150円を支払うことになっている…
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↓辿り着いて、入ってみたのは「南」であったようだ。「登山道」と在るので進んでみる…
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↓「これは!?」と些か驚いた…何やら古い城跡や、山深い地域の社寺のような様子を想い起させる…
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↓「何段?」とか「何メートル?」というようなことは、どうでもよくなる…只管に石段だ…
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↓斜面に半ばループ状になるように石段が延々と設えられていた…
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↓「何処まで続くのだ!?」と大声で問いたくなる程度に石段は続く…「何処まで?」と問うても、上の少し開けた場所までであることは明らかなのだが…
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↓夥しい汗で、やや辛くなってしまったが…漸く延々と続いた石段が途切れているように見える場所に至った…
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↓「1段目頂上」という辺りに漸く至った…
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↓大仏殿の鳥瞰だ…
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↑古代の人達もこういう具合に、山から東大寺を望んだのだろうか?現在の大仏殿は、戦国時代に損なわれたモノが江戸時代に再建されているというモノなので、江戸時代の人達もあの建物をここから望んだであろうか?何か「佇むだけで時空を超える何かを想う」というような場所だ…

↓奈良の街と山並みの眺望が好かった…
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↓こんな様子を眺め、暫くぼんやりとしてしまった…
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結局…夥しい汗で消耗したので、「敢えて無理はすまい…」と趣がかなり異なった北側を経て下山したのだった…

今般、とりあえず場所は判った…何時か再訪したいものだ…

午後の猿沢池:奈良(2020.08.05)

↓「奈良」とでも聞けば思い浮かぶ光景であり、最近は視ると「多少勝手知った(ようなつもりになっている)辺りへ“戻った”」と思う場合も在る光景だ…
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↑興福寺の様子が映り込んでいる猿沢池…

↓殊に、この五重塔が映り込む辺りが気に入っている…
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朝から精力的に奈良県内を動き回り、一息入れようと市内に「戻った」という場面で、この猿沢池の辺りを通ってみたのだった…
posted by Charlie at 18:07Comment(0)奈良県

321系電車…:奈良駅(2020.08.08)

↓早朝の奈良駅で待機中の列車…少し「新しい?」という感じがする車輛だ…
08-08-2020 Nara in early morning (8)
↑行先表示は「区間快速 宝塚」となっている…

この列車は、奈良から少し北上して木津に至り、そこから西へ進む。京都府の南側を進んで大阪府に入り、四条畷から先で一部駅を通過し、京橋から先は大阪城の北側に相当するエリアを西へ進んで尼崎に至る。尼崎からは宝塚への路線に入る。

今般、「これまで自身では知らなかった…」という経路で動いてみて面白かった。奈良から尼崎まで、殆どの駅で停車し、概ね1時間半であった。その間に奈良県、京都府、大阪府、兵庫県と県境を幾つか越えた…そういう様子が少し面白かった。

↓関西圏では比較的よく視るが、奈良では見掛ける機会が少し少な目な気もする車輛…早朝で撮り易かったので内装も…
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↑運行中の路線がモニターに表示されるので、不慣れでも判り易く有難い。今般は初めて通る経路を含んだので、益々そう思った。そして、モニターは眺めていて飽きない…

この321系電車という車輛は2005年に最初のモノが完成し、2007年から営業運転に投入されているのだそうだ。なるほど、新しい感じがすることも頷ける…

そう言えば…宝塚には名刹が在ると聞く…何れこういう車輛の列車で訪ねてみたいものだ…
posted by Charlie at 08:07Comment(0)奈良県

丸型ポスト…:生駒山 寶山寺(宝山寺)周辺(2020.08.05)

寶山寺(宝山寺)を訪ねてみた…

ケーブルカーで生駒山に上り、辺りを歩いた。実質的に江戸時代に起こっている寶山寺(宝山寺)だが、周辺は“門前町”的な経過を辿ったと想像し得る感じになって人家も多い…

↓一隅に在ったポストには、存外に年季が入っていた…
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↓比較的近年に新たなモノに替えたと見受けられる公衆電話ボックスが、古いポストと並んでいた…
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この種の何気なく見過ごしてしまいそうなモノだが、「人々の営みの確かな証」という「大切な存在」というようにも感じる…
posted by Charlie at 06:55Comment(0)奈良県

若草山の仔鹿…(2020.08.07)

東大寺の少し東という位置であろうか…若草山が在る…3つの笠を重ねたような形状で、古くから「三笠山」とも呼ばれているようだ…

この「3つの頂部」が在る若草山に関して、何度も奈良に立寄って滞在している他方で、上ってみたことが無かった。一寸、挑戦した…

南側の道と、北側の道とが在る。往路は南側から上り、復路は北側から下りた…

↓その復路、北側の道から視えた様子だ…
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↑山林に鹿が…仔鹿である…

仔鹿は「おっちゃん…何しとんのや?」という具合にこちらを視ていた。「視てのとおり、歩いている…」と見詰め返して写真を撮った…鹿と林との醸し出す雰囲気、辺りの光が好かった…

↓少し進んで振り返れば、仔鹿は未だこちらを視ているかのような感だった…
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仔鹿が「あのおっちゃん…大丈夫やろうか?」という具合にこちらを視ていた気もした。着用していたワークパンツが「池の中でも歩いたのか?!」というようにも思ってしまう程に濡れていたのだ…酷い汗をかいた…

そういう訳で「3つの頂部」が在る若草山の、1つ目の頂部に至っただけで下りていたのだ…無理は禁物だ…

出くわした仔鹿に関しては「君がもう少し大きくなるまでに、また会えると好いな…」という感だ…
posted by Charlie at 21:06Comment(0)奈良県

ワークパンツを再度洗濯…(2020.08.07)

「避暑地」そのもののような地元を一寸抜け出し、「“夏らしさ”を(飽くまでも)時には…」と各地を巡ってみている…

愛用のズボンの類の一つである、国産帆布使用を謳うワークパンツを着用で動いている。酷く汗をかく…汗で濡れて、それが乾いてと、何やら思う以上に汚れてしまう…

稚内を出て、神戸、姫路を経て香川県、徳島県を経由して高知県、更に愛媛県と動き回った中で着用していたワークパンツは、松山の宿のコインランドリーで洗った

松山の宿で洗った後、神戸と大阪を経て奈良に至り、奈良県内や京都市内を動き回り、奈良市内を少し歩いたが、そこでも酷く汗をかいた…何やら「ワークパンツ着用のままで海に入って動いた?」と言っても大袈裟ではない程度かもしれない…

↓奈良でまた洗った…
07-08-2020 my one.. (2)

↓漫然と置いたワークパンツを普通に伸ばしてみた。何やら「一気に年季が入った?」というようにさえ見える…
07-08-2020 my one.. (1)

普段は「直ぐ洗う!!」という程度に汗もかかない…汗を酷くかく程度に動き回るというのでもなく、況してそれが継続するということでもない…酷く汗をかきながら方々を巡ったという時間を、或る意味では象徴するのが「短期間にワークパンツを2回洗った」という事実である。それ故に、敢えて写真に撮って、こうして記事に綴っておいた…
posted by Charlie at 17:58Comment(0)奈良県

屋根…:生駒山の寶山寺(宝山寺)(2020.08.05)

近鉄奈良駅から大阪方向へ少し進めば生駒駅で、生駒駅から「ケーブル線」…要するにケーブルカーで生駒山を上ることが出来る。

ケーブルカーが着いた辺りから少し坂道を歩くと寶山寺(宝山寺)が在る。生駒聖天(いこましょうてん)とも呼ばれ、本尊は不動明王で、鎮守神として大聖歓喜天(聖天)を聖天堂(天堂)に祀っているのだという。

生駒山は修験道の道場で、かの弘法大師こと空海も修行に入ったと言い伝えられている。

1678(延宝6)年に湛海(たんかい)(1629-1716)がこの地の寺を再興し、「実質的な開山」ということになった。1688(貞享5)年頃には伽藍が整って<寶山寺>と号するようになったのだという。

↓こんな様子に魅せられた…
05-08-2020 Ikoma Area, Nara pref.  vol02 (9)

生駒山の上に、複雑な地形の然程広くもないように視える平らな場所を組み合わせて伽藍が拡がるのだが、何となく「建物の密度」が高い。そして、石段が据えられて高い位置に上ることが出来るのだが、画のように色々な時代の、各々の様式な建物の屋根が折り重なるように並んでいるのだ…

↓この種の建物のこういう角度での眺めは、少し面白い…
05-08-2020 Ikoma Area, Nara pref.  vol02 (7)

↓この眺め…酷く気に入った…そして「夏らしい!」と思えた光線が忘れ難い…
05-08-2020 Ikoma Area, Nara pref.  vol02 (10)
posted by Charlie at 05:52Comment(0)奈良県

早朝の月…:<奈良市総合観光案内所>=旧 奈良駅舎(2020.08.05)

勝手に「関西の別邸」と称しているが、奈良の古い駅舎を利用した<奈良市総合観光案内所>が窓から視える宿が好く、滞在している…

神戸空港上陸後、四国へ渡って4県に慌ただしく足跡を記した形になり、そこから神戸に引揚げた。神戸から、道草をしながら、多少勝手知った(つもりになっている)奈良の宿である。

多少、不慣れなことは覆い隠しようも無い30℃をやや超えた場面さえ在った「夏らしい」様子であるが…所謂「梅雨明け」で、酷く湿度が高いでもないように思えるのが少々幸いだ。無意識な中での消耗に警戒し、ゆっくりと休む意図を有していた…

「それでも…」という感で早めに眼が開いた…

↓眼が開き、眺めた光景だ…月が輝いている…
05-08-2020 Nara in early morning (1)

満月の夜だったようだ…満月が早朝に未だ姿を見せていた訳だ…

↓月が輝いている様子から始まった早朝…忘れ難いものだ…
05-08-2020 Nara in early morning (2)
posted by Charlie at 02:31Comment(0)奈良県

<奈良市総合観光案内所>=旧 奈良駅舎(2020.04.03)

↓奈良を離れようとしていた朝、駅へ入る前に眺めた様子だ…
03-04-2020 Nara in morning (1)
↑こういう様子を“次”に望むのは何時になるのか判らない…確りと記憶に留めたいと、少しだけ歩を停めて眺めていた…

十分に注目もされているのかもしれないが、この建物はもっと存在感を発揮しても好いのではないかと、視る都度に思う…

やや強引に方々を巡ってみた時に撮った写真を掲出する記事…存外な本数になったような気がするのだが、この「凄く気に入った奈良の様子」が“区切り”ということになるであろう…また「遠くない将来」に、この酷く気に入った奈良も含めて、方々をフラフラと巡りたいような感だ…
posted by Charlie at 18:34Comment(0)奈良県

桜…:興福寺(2020.04.01)

佐保川の桜を眺め、近鉄の最新車輌による特急列車に出くわし、猿沢池の辺りに至った…

前夕、滞在した宿の方と言葉を交わした際、桜の時季に散策をするのであれば「興福寺界隈の雰囲気が好く御薦め」という御話しを頂いた。なるほど、JR駅に近いエリアの宿に勤められていて、周辺を何らかの形で何時も動いているであろう方の言だけに間違いは無く、興福寺辺りの雰囲気はなかなかに好かった…

↓そう思いながら眺めた光景だ…
01-04-2020 Nara in morning vol02 (16)
↑桜の奥に先端部が覗くのは<三重塔>である…

興福寺に関しては、昨年に近くで写真も撮ったが、五重塔が非常に好く知られていると思う。これに対して、三重塔はやや知名度が低いかもしれないが、平安時代の終わり頃に登場し、鎌倉幕府が登場して行く源氏と平家との争いの戦禍で焼けてしまい、鎌倉時代の前半、比較的早くに再建されたと見受けられる建物であるとのことで、「国宝」にも指定されているモノなのだそうだ…

色々な建物が、建てられ、損なわれ、再建されということを繰り返し、戦乱、天災、疫病等々の様々な困難が在った筈だが「それでも!」と興福寺の種々の文化財は「創建の時代の祈り」のようなモノと共に現代に受継がれている訳だ…

そんなことを思いながら、ここから歩いて宿へ引揚げたのだが、この「桜の奥に塔の先端」という様子が酷く記憶に残る…

榛原駅前のバス停…(2020.04.02)

何処を訪ねるにしても、基本的には鉄道や路線バスを利用し、辺りを歩き廻る…時にはタクシーを利用しないでもないが…

奈良県の少し東側の榛原駅に関しては、宇陀市内の面白そうな場所を訪ねるべく立寄っている。「榛原駅前から路線バスで…」というような場所が幾つも在るのだ…

↓榛原駅前で視掛けるのは、こういうようなバスである場合が多いと思う…
02-04-2020 Nara pref (6)
↑今年、昨年と榛原駅前から宇陀市内を行くバスに何回か乗車したが、何れもこういう感じで、「少し車長が短め?」というように見えるバスだ…

主に奈良県内での路線を運行しているようだが、奈良交通という会社の車輌を榛原駅前では視掛けた。「鹿」のマークが好いと思った…

不慣れな路線バスであっても、最近は「交通系IC」が在ると少し気楽に乗車出来る。“残高”が不足すると面倒なので、乗車する少し前にそれを確認すべきであるようには思うが…この榛原駅前から宇陀市内を進む路線も、手持ちの「交通系IC」を使って乗車した。因みに私は、JR西日本や関西の私鉄で発行している<ICOCA>を何となく愛用している…(地元では「極少数派」であるが…<KITACA>、<SUICA>、<PASMO>の方が多いと思う…)

このバスの写真を眺め、宇陀市内のややバス運行本数が少ない箇所をものともせずにドンドン進んだ様子が心地好かったことを何となく思い出す…また、こんなバスで訪ねる地域を訪れる機会を設けたいものだ…

雨中の桜…:東大寺(2020.04.01)

少しばかり雨に当りながら歩き廻り、「緩急の“緩”という感じの過ごし方で…」と考えていた時、薬師寺を観た後に辿り着いた東大寺の辺りに在った…

↓歩き廻り、少し位は濡れてしまっても全く構わないと思わせたのは、こういうような桜が麗しかったからに他ならない…
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↓些か写真は撮り悪かったが、それでも雨中の桜を見入ってしまった…
01-04-2020 Nara vol01 (54)

↓こんな景色…忘れ難いモノになっているが、何度も写真を眺めて懐かしんでしまう…
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201系電車:王子駅(2020.04.02)

龍田大社を訪ねようとしていた。

奈良と大阪とを結ぶ関西本線の一部、通称<大和路線>の列車で、奈良県の西寄りになる三郷駅―「みさと」だと思っていたが…「さんごう」という駅名である…―に至ると、龍田大社は近い…

奈良・大阪間は<大和路快速>と呼び習わされる列車が便利なのだが、三郷駅は快速列車が通過する駅だ…そこで三郷駅の1駅東側となる王子駅で乗換える。王子駅は幾つかの路線が交差する駅で、快速列車も各駅停車も停まる駅となっている。

↓王子駅で快速列車を下りると、直ぐに各駅停車が待機していた…
02-04-2020 Nara pref (13)
↑「やや懐かしい…」という感じの車輌が使われている…

この車輌は201系電車だ。初登場は国鉄時代の1979年であるそうだ。JR東日本とJR西日本が国鉄からこの車輌を受け継いだ。東京に在った学生時代に随分と見掛けていた型であるような気がするので、何か「懐かしいデザイン…」と感じてしまう。

JR東日本では、201系電車は老朽化したために退いてしまい、後継の車輌が活躍中である。対してJR西日本では、入替は順次進んではいるものの、未だ見掛ける機会は在る。この<大和路線>は、201系電車を見掛ける路線の一つということになる。

龍田大社を訪ねた後、大阪方面へ向かおうとした。三郷駅で大阪方向に進む列車の待ち時間がやや長かった他方、王子駅へ向かう列車は「間もなく…」という状況だった。そこで王子駅へ向かって、快速列車に乗って大阪市内へ向かうことにした…

↓再び、王子駅のホームへ…201系電車に運んで頂いた訳だ…
02-04-2020 Nara pref (18)

JR西日本は、国鉄時代の車輌をJR東日本やJR東海よりも長く使う傾向に在るように見えるのだが、それでも近年は順次新しい車輌に入替っている。この201系電車に関しても、「2023年頃に…」という話しが在るようだ。さり気なく見掛けて、そして乗車出来るのも、あと数年である…
posted by Charlie at 21:23Comment(0)奈良県

居室…:奈良(2020.03.31)

↓奈良の宿の居室である…
31-03-2020 Nara (13)
↑扉を開けて入室すれば狭い三和土のようになっていて、室内は畳が敷かれ、そこにベッドが置かれ、座椅子に陣取って使う高さのテーブルが在る…

なかなかに居心地が好く、何となく「一寸の間、“別宅”を借りて奈良の街に住む」という気分になった…

この居室の窓からは、旧駅舎を利用した案内所が在る奈良駅前の様子がよく視えて、なかなかに好い!

朝…:<奈良市総合観光案内所>=旧 奈良駅舎(2020.04.02)

前日に降り続いていた雨が気にならない朝となった…
02-04-2020 Nara in morning (2)
↑道路面等が濡れていない…

↓この日は<青春18きっぷ>を手に、JRの列車、一部に他の交通手段も利用して方々を巡ってみようと、朝から出掛けた…
02-04-2020 Nara in morning (3)
↑眼に少々馴染んだこの<奈良市総合観光案内所>=旧 奈良駅舎に「いってらっしゃい…」と見送って頂いているような気分になる…

↓真正面から気に入っている建物を眺めた…
02-04-2020 Nara in morning (5)
↑「古の都にして県庁所在地」という“貫禄”が在る旧駅舎だが、現在も案内所、加えてテナントのカフェが在って、多くの人達を迎える場である…

こうやって、気に入った建物の在る風景を眺めながら「別宅」という気分の宿に滞在し、興味尽きない文物が多い地域で過ごすのは非常に好い…