滲む夕陽の光と俄雨と…:<奈良市総合観光案内所>=旧 奈良駅舎(2019.04.01)

奈良に至って…やや強めで冷たい俄雨に見舞われた…

「窓の眺望が好く、場所も便利!」と2月に利用した宿を取っていて、雨に濡れてしまったのでその宿の部屋に入ってゆっくりとしていた…

↓窓辺の明るさの感じが少し不思議な感じになったので、外を覗いてみた…
01-04-2019 Nara in evening (11)
↑鉄道の高架の側、背後は西寄りな空だ…夕陽の光が滲んでいるのだが…傘を使っている通行人が視えるように、俄雨は続いている…

独特な趣の旧駅舎を利用した観光案内所が佇む広場は、雨水で湿っている…

↓暫くこういう眺めを楽しんでいたが…忘れ難い光景だ…
01-04-2019 Nara in evening (13)
posted by Charlie at 06:21Comment(0)奈良県

氷室神社の桜…:奈良(2019.04.01)

名古屋を朝早く発ち、桑名と関に寄って奈良に至った…

JR奈良駅に近い宿に逗留して数日ということにしていたが…宿にモノを置いた後、何となく外に出た…

↓辿り着いたのは氷室神社だ…
01-04-2019 Nara (10)
↑桜が好い按配で、多くの人達が集まっているという状況だった…宿でカメラに35mmレンズを装着してみたが、「花が咲いている様を撮る」という意味では好適だったように思う…

奈良時代、厳冬期に川の水が凍ったモノを氷室に厳重に保管し、春から夏に皇室へ氷を献じるということが行われ、氷神が祀られた…それがその氷神を祀った場所が氷室神社である…

奈良朝の70年間余りに亘って、氷を献じることが続いたが、平安朝の時代に廃れてしまったようである。以降、氷室神社は現在の場所になって現在に至っているということのようだ…

「氷神」というのが…何やら妙に惹かれる…

↓そしてその氷神を祀る神社に見事な桜…
01-04-2019 Nara (13)

↓可憐な花だ…
01-04-2019 Nara (9)

この氷室神社の様子を愉しんだ少し後…存外に冷たい雨が俄かに…好天基調ながらも俄雨が交じる、少し不安定な天候だった…
posted by Charlie at 18:32Comment(0)奈良県

<本郷瀧桜>または<又兵衛桜>:大宇陀(2019.04.02)

「時季ならではの見所」というモノが在る…例えば、「桜の銘木」というようなモノであれば「今!!」がその「時季ならでは」に該当することであろう…

城下町であった頃の面影をよく伝える<宇陀松山>…その街並みを眺めようと、榛原駅に出てバスに乗って大宇陀を訪ねた。<道の駅 「宇陀路 大宇陀」>の辺りにバス停が在った。到着して一息入れようと<道の駅 「宇陀路 大宇陀」>を覗けば、観光案内所が在った。辺りの簡単な地図でも頂こうと係の方に話し掛けた。そういう中で桜に話題が及んだ…

バスに乗っていても、訪れる人達のために<又兵衛桜>という道標が掲出されていたのを随分と視掛けたが…聞けば「三分咲き」という程度で、「御覧頂く分には好いとは思われる」ということで「ここから歩いて20分程度」というような話し…「それなら!!」と足を運んだ…

↓こういう様子だった…
02-04-2019 Uda, Nara pref (2)
↑「なかなか…凄いじゃないか…」と、桜を観る機会が寧ろ少ない私は感心していた…

辺りは御近所の皆さん等が多数出て、警備や誘導をしていたり、テントで地酒や食べるモノを販売しているような状況も見受けられた。「警備協力金を100円」という場所を通り抜けるので、そこでそれを収めると、係のおばちゃん達が現れた…

「なかなか…凄いモノですね…酷く大きな桜の木だ…」と私が言えば、おばちゃん達は…「これでもな…好くなったのや…一昨日位は好くなくてな…来た人が“全然咲いとらん!”言うて怒るのや…“何時咲く?”とか言われてもな…私らも御天道様の御機嫌は知らんし…」という調子だ…

そのおばちゃん達は、“三分咲き”というような感で、近くでよく視れば「寧ろ蕾が目立つ」としていた。今季は気温がやや低い状態が続いていて、花は「やや遅い?」ということだ…少し山間で標高が少しだけ高いこの辺り…県内や近県の平野部や標高が低い盆地よりも空気が冷たい感じなのも否めない感ではある…そういう中、桜が咲くのはマダマダ先という北国の者としては、こういう銘木に花が咲き始めた様子を眺める機会が得られたことは嬉しい。おばちゃん達にそう言えば、「こういう感じもえぇものや…」とか「私はこういうのも好きや…」ということだった…

↓観る角度で光の当たり方も変わるので、見栄えの感じは色々である…
02-04-2019 Uda, Nara pref (4)
↑確かに「寧ろ蕾が目立つ」という状態だった…しかし、非常に大きな木なので「寧ろ全体の雰囲気を眺める…」という感じで、こんな状態も悪くはないのではないかと思っていた…

「平日の午前中」で、花の状態も十全ではない訳で、辺りは空いていた…そういう中…<宇陀松山>の酒造会社が時期限定で<又兵衛桜>というラベルを貼ったカップ酒を用意していて、それが売られていたので求めて頂いた…土地の美味い酒を頂き、地元の人達が愛する自慢の銘木で、多くの人達も観に来るという桜を愛でる…素晴らしい青空の下で…実に好い!!

↓然程長い時間でもなかったが、観ていた間に光の当たり方が変わって、見栄えはドンドン変わった…
02-04-2019 Uda, Nara pref (15)

<大坂の陣>で凄絶な討死を遂げたという後藤又兵衛…「実は討死せずに落ち延びた…」という説が在って、落ち延びた後藤又兵衛は当地で僧侶として静かに余生を過ごしたと云い伝えられ、桜は彼が植えたということになっているらしい…乱世を駆け、戦が少なくなって何か息苦しかった中で散り際を求めるように<大坂の陣>に参陣し、勇戦したという豪傑の「静かな余生」という挿話…“伝承”の最たるものだが…何か好い!本来は木が在る場所や形状に因んで<本郷の瀧桜>と称した銘木だが、挿話に因む<又兵衛桜>という異称が在り、近年はテレビドラマの影響等も在って、後者で知られるようになっているのだという…

↓機会が在れば…この銘木に再会したい…そういう気分でここを後にした…
02-04-2019 Uda, Nara pref (21)

<奈良新聞>号外:新元号は「令和」(2019.04.01)

名古屋から桑名、関を経て奈良に到着…

↓駅で配布していた…
01-04-2019 Nara (2)

雨も交じり、駅の近所の三条通でカフェに入って…“号外”を読んだ…

想い起すと…2011年にも鹿児島で“号外”を手にしたことが在った…こういうのは自身では2回目だ…

「令和」…か…『万葉集』を典拠とする語らしいが…『万葉集』に所縁が深いとされる奈良でこの報に触れることとなった…
posted by Charlie at 06:31Comment(0)奈良県

居酒屋の暖簾:奈良・三条通(2019.02.24)

JR奈良駅周辺に泊まることにしたが…休む前に食事を摂ろうと近くの三条通を歩いた…

↓眼に留めた暖簾である…酒造会社の蔵を思わせる建物…蔵に在るような“杉玉”まで用意されている…
24-02-2019 Nara City (59)
↑暖簾は、奈良県内の酒蔵の銘が入った前掛けを組み合わせて造ったと見受けられるモノだ…

現在も親しまれている清酒の原型というようなモノは、何やら現在の奈良県内で登場したらしい…そして方々に酒造の技術が拡がり、盛んに酒造を行う例も見受けられるようになって行った…それなりに広く商品が各地を巡る体制が出来上がって行った江戸時代が進むと、舟運や海運の利用がし易い地域での酒造が隆盛となり、その限りでもない地域は相対的に減産というような感じになって行った…そして近代に入り、今度は鉄道輸送というような要素で出荷を増やす新興の酒蔵が盛んな地域も現れる…

大雑把に、清酒というモノは上述のように推移している訳だが…奈良県は古い伝統を何らかの形で受け継いだような酒蔵から、新し目な酒造会社までが色々と立地しているらしい…

↓そんなことに想いを巡らせながら…暖簾を潜って、奈良県内の清酒を少々嗜んでみた…
24-02-2019 Nara City (61)

方々で…「地元の清酒」と称するモノを一寸頂く…好いものだ…
posted by Charlie at 05:19Comment(0)奈良県

105系:三輪駅(2019.02.24)

名古屋から近鉄の列車を乗り継いで桜井に至り、JRの列車で奈良へ向けて北上した…

↓桜井から動き始めて、一寸下車した三輪駅で視た、桜井・奈良間で走っている車輛である…
24-02-2019 at Miwa Station, Nara pref (2)
↑2輛のワンマン運転…105系電車である…

1981年に登場している型だが、関西方面で未だに活躍中のモノは、奈良県や和歌山県の路線で電化が完成した1984年に余剰になった103系電車を改造して登場したモノであるようだ…

桜井駅や奈良駅では全ての扉が開くが…他の駅では原則的に乗務員(運転士)が乗っている脇、前側の扉だけを開けるようにしているようだった…

↓懐かしい形状の扇風機が車内に…
24-02-2019 at Miwa Station, Nara pref (3)
↑嘗ては“国鉄”を意味する「JNR」のマークが在ったと思われる場所に「JR西日本」と在る…

車内に掲出されていた路線図を視ると、この車輛は桜井・奈良間の他、和歌山県内等で運用されているようだ…何となく年季が入った感じの車輛だが、こういう車輛の列車で動くのも好い…

JRグループ発足時、105系電車はJR東日本とJR西日本が引き継いだのだというが、JR東日本は既に運用を止めている。105系電車は、現在ではJR西日本のエリアでだけ見受けられる訳だ…以前に広島県内で乗車したことも在ったが、今回は奈良県内で乗車した…
posted by Charlie at 05:14Comment(0)奈良県

「鹿に注意」…(2019.02.24)

↓奈良公園の域内に延びる道路に、標識のようなモノが…
24-02-2019 Nara City (28)
↑鹿が行き交っているということで、通行する車輛の運転者に注意喚起している訳だ…

こういう標識は在るが…辺りの鹿の様子を視ていると…“道路”で車輛が往来するという事実を認識しているかのように、「横断前に停止して周囲を伺う」というような動きを見せる鹿が存外に居る…それも一寸驚く…
posted by Charlie at 03:49Comment(0)奈良県

鹿…:春日大社周辺…(2019.02.24)

↓春日大社の周辺…鹿が多い…
24-02-2019 Nara City (18)
↑辺りは存外に森が深いような感で、射し込む光の感じも複雑であり、鹿の「見え方」も様々な感じだ…

奈良の鹿を視て何時も思うのは…「稚内で視るエゾシカよりも小柄…」ということである…
posted by Charlie at 03:47Comment(0)奈良県

「奈良デザイン」:<CocaCola>(2019.02.24)

歩き廻り…喉が渇き…自販機を眼に留めて、一寸飲物を求める…

どうということもないのだが…

↓変わった容器の飲物を見付けると、何か妙に嬉しい…開けて中身を頂く前に“記念写真”である…
24-02-2019 Nara City (10)
↑「ボトルを思わせる形の缶」という容器のコーラなのだが…「奈良デザイン」と称して、奈良市内で売られていたのを随分と視掛けた…

鹿と、(多分)興福寺と思われる寺院…「奈良」とでも聞くと思い浮かべるような感じかもしれない…

調べれば…恐らく他地域のモノも在るのだろうが…とりあえず視掛けて、何となく気になって、序でに飲物が欲しいタイミングに入手したのは…この「奈良デザイン」である。私の頭の中では「地域の柄を入れたモノが在るらしい…例えば奈良…」というように記憶に残った訳だ…

鹿がチョロチョロとしている奈良公園の域内で…鹿の画が入った容器の飲物を…何か苦笑いのようなモノが込み上げた…

飲み終わった缶を何となく持ち歩き…「館内飲食禁止」の場所に入場しようとし、さり気なく入場券窓口の方に「お飲み物は御遠慮頂いています」と話し掛けられ、「実は捨てる場所が見付からず…空の缶なのです…」と言えば、親切な係の方が「ではこちらで御預かりして捨てておきましょう」ということになったということが在った…そんな些細なことも「一寸した思い出」というものだ…

24-02-2019 Nara City (9)

序に…「あの有名な赤」を敢えてモノクロで撮ってしまったが…それもなかなかに好いかもしれない…
posted by Charlie at 03:45Comment(0)奈良県

221系と205系:JR奈良駅(2019.02.25)

↓「関西に在って、JRの列車を利用…」という気分が高まるような眺めだと思う…
25-02-2019 Nara on morning (53)
↑左が乗車した221系電車…右が205系電車だ…

221系電車は1989年…平成元年に登場した、「JR西日本」として初めて新規設計して導入した車輛だという…205系電車は1985年…未だ「国鉄」だった時期の登場だという…

205系は「元号が平成になる前後に東京で乗車…」というイメージが強い…JR東日本のエリアに多いようだが、京阪神エリア等でも運用され、JR西日本のエリアでも視掛ける訳だ…こういう1980年代までの「国鉄」だった時代の車輛…何となく「関西より西で視掛ける」という印象が強い…

221系…これは近年、関西方面を訪ねると「JRの列車に何回か乗車すると、少なくとも1回位は出くわす」という感じだ…JR西日本ではこの型を474輛保有していて、2輛、4輛、6輛、8輛というように各々の列車を編成して運用しているそうだ。この画の奈良県に加え、京都府、大阪府、兵庫県、滋賀県と広めな地域で活躍している訳だ…

この時は…221系電車の列車に乗って京都へ出たのだった…
posted by Charlie at 03:42Comment(0)奈良県

鼉太鼓(だだいこ):春日大社国宝殿(2019.02.24)

春日大社には、古くから寄進を受けた様々なモノが在って、中には“国宝”ということになっている逸品も多く在るのだという…

そういう逸品を時々中身を入れ替えながら展示紹介する<国宝殿>という施設が在る…

以前に春日大社に立寄った際、展示入れ替えの関係で見学が叶わず、今般寄った際には「是非!」と思っていた…

↓こういう巨大な太鼓が館内に置かれている…
24-02-2019 Nara City (24)
↑神社等で演奏される雅楽に用いる最も大きな太鼓…鼉太鼓(だだいこ)と呼ばれ、日本国内最大級のモノであるそうだ…

↓「どうやって運ぶ?!」というような気がする程度に大きい…
24-02-2019 Nara City (25)

この鼉太鼓(だだいこ)が据えられた場所は、記念写真等を随意に撮影して構わないことになっている…館内の展示は「御遠慮下さい」だ…が、観たモノを紹介する冊子等が売られているので、それは入手した…

中の展示は「何百年前の色!?」と驚くような、鮮やかな装飾が施された甲冑等が在って驚いたが…それらを視る以前、この鼉太鼓(だだいこ)で圧倒されてしまう感も在る…
posted by Charlie at 10:34Comment(0)奈良県

朝…:<奈良市総合観光案内所>=旧 奈良駅舎(2019.02.25)

少し散策した後、宿に引揚げて朝食を頂いた…そしてJR奈良駅から出発…

↓現在の駅に入る前に眼に停まるのは、「旧駅」の建物ということになる…
25-02-2019 Nara on morning (46)
↑今般、奈良に立寄った中で気に入ってしまった<奈良市総合観光案内所>=旧 奈良駅舎である…

↓建物の裏、鉄道の高架の側が西寄りだ…朝の時間帯は正面から朝陽の光が当たる…
25-02-2019 Nara on morning (45)

光が当たって美しい様子を暫し見入ってしまったが…何か「また来てや…」と“御見送り”でも頂いたような気分になった…
posted by Charlie at 19:45Comment(0)奈良県

旧奈良県物産陳列所(2019.02.25)

早朝の未だ暗い時間帯…観光案内所で頂いた地図をバッグに入れ、JR奈良駅前から三条通を経て奈良公園を通り、東大寺を目指した…

↓夜のような状況下、和洋折衷という感の独特な建物の姿が浮かぶ…
25-02-2019 Nara on morning (7)
↑暫し見入って…強引にカメラを手持ちで写真を撮った…

1902(明治35)年に竣工したという建物で、県下の殖産興業に関する事務を扱い、物産の展示販売を行うというような場所だったようだ…現在は、奈良国立博物館管理下の研究所として利用されているということだ…

こういう「和洋折衷」な感じ…「暗い中で照明が当たる」という様子が酷く似合う…
posted by Charlie at 19:43Comment(0)奈良県

<9204>(阪神):大和西大寺駅(2019.02.24)

奈良県と大阪府との境界を越えたような辺り…大阪府側の枚岡駅近くに枚岡神社が在る…訪ねてみた後、奈良市内の宿に入ろうと、出発した近鉄奈良駅へ引揚げようとした…

↓とりあえず大和西大寺駅に至ったが、乗車したのは阪神の車輛だった…
24-02-2019 Nara City (5)
↑この列車は大和西大寺までの列車で、一旦“回送”となる…「御乗車頂けません…」と構内放送が流れていた…

この阪神の<9204>…<9000系>と呼ばれる型である…1996年に登場し、6輛編成のモノが5編成運用中だという…

2009年以降は阪神なんば線を通って近鉄へ乗り入れるようになっていて、対応するための改造が施されたということだ…実際、近鉄の駅で時々視掛ける型なのだが、何となく好きだ…
posted by Charlie at 19:41Comment(0)奈良県

マンホールの蓋…:奈良(2019.02.24)

頻繁に寄るでもない他所の街で…辺りを歩き回る時に、何気なく足下を視て気になる場合が在る…

↓マンホールの蓋に、「地域らしさ!」ということで、色々と工夫をした図柄が施されている場合が存外に多く、それが何か面白いのだ…
24-02-2019 Nara City (3)
↑奈良の街中…奈良公園の鹿が登場している…

こういう所に鹿が…大事にされているというのか、親しまれているということなのであろう…「稚内のエゾシカ」がこういう扱いになるようには思えないので、何となく面白いと思った…
posted by Charlie at 06:51Comment(0)奈良県

<いちご大福>:奈良(2019.02.24)

朝早くに名古屋の栄を発ち…熱田神宮を経て近鉄の列車で移動して奈良県内の桜井に至り、大神神社(おおみわじんじゃ)に立寄ってからJRで奈良市内に北上…奈良から近鉄の列車を利用して枚岡神社を往復した…そこから、とりあえず宿にチェックインしようと、奈良の三条通を歩いた…

その三条通で…何やら眼に留めたモノが在って…

↓確りと求めて、チェックインした宿の部屋で確り頂いた…
24-02-2019 Nara City (32)
↑奈良県内の“いちご”を使用したという<いちご大福>である…

三条通で、何やら女性がスタンドのような場所で販売しているのが眼に留まった…買い求めている人達が何人か見受けられたが、私もお願いしてしまった…左から普通のモノ、真ん中がヨモギ餅で、右が“いちご”の大きなモノだ…

打っていた女性に尋ねると、奈良県内では“いちご”のハウス栽培を盛んに行っていて、2月は大量に“いちご”が出荷される時季なのだそうだ…

「千円札で釣銭…」というような範囲で…甘酸っぱい新鮮な“いちご”と、仄かに甘い餡が入った柔らかい餅の<いちご大福>を3つも…素敵だ!!動き回る中で、「甘いモノ」というのは好い…

これを頂き、一寸出た…春日大社を訪ねてみたのだった…
posted by Charlie at 07:40Comment(0)奈良県

東大寺二月堂(2019.02.25)

↓多分?「僧衣を身に着けた人達が歩き易い」という設計なのだと、勝手に想像するが…少し不思議な造りの談が低い階段になった傾斜を進む…
25-02-2019 Nara on morning (21)

↓<二月堂>だ…
25-02-2019 Nara on morning (23)
↑所謂「お水取り」という旧暦2月の催しに因んでの呼称だという…

<二月堂>は1180年の兵火(平重衡)や1567年の戦火(三好勢と松永勢の争い)という東大寺が甚大な被害を被った火災を免れていたというのだが…1667年に失火で焼失し、2年後に再建されたのが現在の建物なのだそうだ…中には「何人も観ることが許されない“絶対秘仏”」とされる2体の十一面観音像が収められているらしい…

↓何時でも参拝可能で、夜から早朝は灯りが点いているようだ…
25-02-2019 Nara on morning (29)

↓少し高台になっている…
25-02-2019 Nara on morning (31)

↓屋根で覆われた上る場所も在る…
25-02-2019 Nara on morning (32)

全く初めて立寄った…なかなかに好い風情だ…
posted by Charlie at 02:53Comment(0)奈良県

二月堂への途…:東大寺(2019.02.25)

↓歩く人のために灯りは点いているが…明らかに日出前な薄暗い時間帯だ…
25-02-2019 Nara on morning (17)
↑「古都の古刹」が刻んだ「千年を超える時」が渦巻いているかのような…そんなことを想いながら、「二月堂への途」を踏み出してみた…「寺の境内」ということになる筈だが…何となく「一寸した森」という雰囲気も漂っている…

想い起すと…何度か東大寺に立寄っていたが…ここを歩いた記憶は無かった…薄暗い中に…「微妙な気配」のようなモノが伝わる…

↓“気配”に歩調を緩めて周囲を伺えば…「皆さん…おはようございます…」という状態だった…
25-02-2019 Nara on morning (18)
↑多数の鹿が活動していたのだった…

古くから辺りで鹿が大切にされていて、辺りは寧ろ「彼らの領域」な訳だ…稚内の街中で視掛けるエゾシカとは事情が大きく異なる…

何か…「おっちゃん…何処から来たのや?早いなぁ…」とでも鹿達に見送ってもらったような感じだった…
posted by Charlie at 02:51Comment(0)奈良県

鏡池と大仏殿…:東大寺(2019.02.25)

↓実に静かな早朝の風情である…
25-02-2019 Nara on morning (16)

暫しこんな様子を見入った後、二月堂を訪ねて戻ってみた…

↓鹿が辺りに出ていた…
25-02-2019 Nara on morning (36)
↑「大仏殿が視える辺りに鹿」という様子…「奈良」とでも聞けば思い浮かべる感じか?

↓「池に??波紋…」と思いながら眺めれば…鴨が泳いでいた…
25-02-2019 Nara on morning (37)

巨大な大仏を収めた巨大な建築である大仏殿だが…建物そのものに加え、鏡池にその姿が映り込んでいる感じが酷く好い…
posted by Charlie at 02:49Comment(0)奈良県

東大寺南大門(2019.02.25)

「東大寺」と聞くと…「拝観料を支払って大仏を…」というようなことを想起し、「拝観受付時間に訪ねる」ということを考えてしまうが…拝観受付の時間外でも、建物の外観を眺めながら境内を随意に散策することは…出来る訳だ…

↓早朝の未だ暗い時間帯…南大門に近付いた…
25-02-2019 Nara on morning (10)

↓荘厳な感じがする大きな門だが…マダマダ静かな時間帯に、こうしてゆったりと向き合うのは好いものだ…
25-02-2019 Nara on morning (11)

<X-Pro2>を手持ちで撮影しているが…悪くはない感じだと思う…
posted by Charlie at 02:46Comment(0)奈良県

“町家”の<ローソン>…:奈良(2019.02.25)

↓街灯で歩行には十分な明るさだが…それでも暗い通に煌々と灯りが漏れている箇所で立止った…
25-02-2019 Nara on morning (3)
↑所謂“町家”…この辺りの古くからの建物から煌々と灯りが…

↓建物の外観をそのままで、「上半分」は古風な建築のまま…強い光が漏れる下の部分、建物の中をコンビニエンスストアとしている…<ローソン>チェーンの店舗で、他の店舗と同様に利用可能になっていた…このチェーンの他店舗で視掛けた覚えが在るようなモノは大概揃っていた…
25-02-2019 Nara on morning (5)

前日の日中にもここで珈琲を求めたのだったが…この時も求めた…

未だ暗い早朝…:奈良・三条通(2019.02.25)

「プラス2時間」という「サハリン時間」な暮しに馴染み…日本国内に在っては殊更に「早寝早起き…」な感じになってしまう…奈良の宿に在ってもそういうことで…早めに起き出して散策に出た…

↓午前5時半頃の三条通だ…
25-02-2019 Nara on morning (1)

↓通を「三分割」したかのような感で、真ん中に車輛が通行する場所で、両脇が歩道…行き交う車輛は日中でもやや少ない…
25-02-2019 Nara on morning (2)

こういう「歩行者に優しい」というような感じ…好いと思ったが…少し賑やかだった前日の日曜日の日中から夕刻を思うと…月曜日の早朝は驚く程に静かだった…
posted by Charlie at 01:54Comment(0)奈良県

鳥瞰し接近…:日没直後:<奈良市総合観光案内所>=旧 奈良駅舎(2019.02.24)

朝のかなり早い時間帯に名古屋のコンビニで握り飯を求めて頂き…奈良でやや早いランチ…宿に入る際に<いちご大福>を求めて頂き…と食べたモノを想い起す夕刻を過ごしていた…空腹感が沸き起こっていた…

↓陽が沈んで駅の背後側、西寄りと見受けられる空が少し染まり、灯りが入り始めた…
24-02-2019 Nara City (55)

↓戸外に出てみたが…<奈良市総合観光案内所>に仄かに照明が当たり、なかなかに好い感じだ!
24-02-2019 Nara City (57)

↓とりあえず、大変に気に入った建物を眺めたが…これを背に、多少繁華な<三条通>に出てみたのだった…
24-02-2019 Nara City (58)
posted by Charlie at 03:12Comment(0)奈良県

鳥瞰:午後:<奈良市総合観光案内所>=旧 奈良駅舎(2019.02.24)

朝から元気に動き回り、午後に至った…宿のチェックインが可能となるような時間帯に奈良駅周辺に至った…

「とりあえずチェックインをして部屋で一息入れ、預けた荷物は少し後で受取に…」と考え、愛想の好い係の方に迎えて頂いて部屋に入った…

↓「うゎっ!!」と軽く感嘆の声が上がった…
24-02-2019 Nara City (30)
↑「素晴らしい…じゃないか…」と暫し窓からの眺めに見入ってしまった…

到着時に「建物の趣」が気に入っていた<奈良市総合観光案内所>が、非常に映える!高架の駅と駅前のバス乗場の感じは「方々に在りそう」な感じだが…1934年竣工だったという旧駅舎!素晴らしいデザインで、この広場を「奈良という街の玄関」として演出している感じだ…

少し以前に奈良に寄っている時にも…この建物は間違い無く在った筈だが…当時は然程意に介さなかったのかもしれない…今般は…「凄く気に入ったモノ?」として「直ぐに挙げたいモノ」という感じになった…
posted by Charlie at 03:10Comment(0)奈良県

<奈良市総合観光案内所>=旧 奈良駅舎(2019.02.24)

名古屋から…近鉄の列車を利用して奈良県内の桜井に至り、JRで北上して奈良に至った…

宿にチェックインというようなことには余りに早い、午前11時というような次元に到着したが…「観光案内所で荷物の預かりが可能」と聞いていたので、早速立寄ってみた。サービスを利用して身軽になった…

↓建物の中で、高い天井の室内で思わず見上げた…
24-02-2019 Nara City (1)
↑クラシカルな感じだ…

↓外に出て…「おぉ!」という感じで見上げてしまった…
24-02-2019 Nara City (2)

奈良の街に関しては、「鉄道が通っていて、街の東西の往来が限られてしまう」という問題意識が在って、JRの軌道を高架化した経過が在った。それが2003年に完成した時、1934年の竣工以来親しまれた駅舎を現在地に移した…そして2009年に中を改修して観光案内所として利用しているのだという…

建物はコンクリート造のモノだが、「古寺が迎えてくれる街の玄関となる駅」ということで、寺院の建物をイメージした意匠を工夫している。所謂“帝冠様式”のようなモノであるのかもしれない…

この時は「日曜日の朝の“朝市”」のような催しをやっていたので、「後刻ゆっくりと…」ということで、写真はこれだけしか撮っていない…
posted by Charlie at 03:07Comment(0)奈良県

大神神社(おおみわじんじゃ)(2019.02.24)

桜井から奈良へ向かうJRの列車に乗り、直ぐ次の三輪で下車すると大神神社(おおみわじんじゃ)は直ぐ傍だ…

↓こういう、少し威厳の在る鳥居が設えられている…
24-02-2019 Omiwa-Jinjya Shrine (1)

↓石段を上がれば拝殿が在るのが判る…
24-02-2019 Omiwa-Jinjya Shrine (2)

↓石段を上がって拝殿を眺めた…
24-02-2019 Omiwa-Jinjya Shrine (3)

拝殿の彼方の「山そのもの」を“御神体”と考え、拝殿から山に参拝する…「原初の神社」というような在り方を伝える、古い由緒の神社だ…

何か、こういうような場所が非常に愛おしく思えるようになった昨今である…
posted by Charlie at 03:05Comment(0)奈良県

手水場:大神神社(おおみわじんじゃ)(2019.02.24)

↓蛇が象られた手水場だ…
24-02-2019 Omiwa-Jinjya Shrine (12)
↑水瓶の上で蜷局を巻いている…そして蛇の口から水だ…

↓正面から視た様子だ…
24-02-2019 Omiwa-Jinjya Shrine (13)

大神神社では、神社に祀られた神が蛇に化身するという伝承が伝えられているということなのだが、それを意識したものなのであろう…興味深い…
posted by Charlie at 03:02Comment(0)奈良県

奈良:興福寺南円堂(2016.11.30)

↓独特な形状の屋根が記憶に残り、時々思い出す…
Kofuku-ji Temple and the area on NOV 30, 2016 (10)
↑近鉄奈良駅に近い、興福寺の一隅を占める建物で、南円堂というそうだ…

813(弘仁4)年にオリジナルの南円堂が建ったそうだが、想像に難くないように、興福寺の境内の建物は戦や火災で何度も損なわれ、再建が為された経過が色々と在って、この南円堂もそうした例に漏れない。

現在の南円堂は1741(寛保元)年に、4回目と伝えられる再建で建てられたものだという。「1210(承元4)年頃の再建」と伝えられる北円堂に非常に好く似ていて、1741(寛保元)年頃には既に“古風”だったその建築様式等をかなり参照している様子だ…“八角堂”と呼ばれる様式の建物だというが、視ていて飽きない面白い型の建物のように思う…

こういう古い建物を愛でながら、ゆったりというのか、欲張って方々を訪ねたがって慌ただしくなってしまう場合もあるが、とりあえず「余計な事を考えずに過ごす」という時間が妙に恋しい昨今である…
posted by Charlie at 02:28Comment(0)奈良県

大和西大寺駅(2016.11.30)

近鉄の列車を利用し、天理駅や奈良駅へ向かった日…乗り換えのために大和西大寺駅を利用した…

大和西大寺駅は、京都から橿原神宮までの“南北”の軌道、大阪難波から奈良までの“東西”の軌道が交わる場所、「乗換駅」である。何やら駅のホームから視える辺りにも多数の軌道が敷かれていて、そして様々な列車が行き交っている。“相互乗入”の関係で、近鉄の各種車輛だけではなく、阪神の車輛や京都市営地下鉄の車輛も見受けられる…

↓天理へ向かう列車を待っている時、何気なくホームの端で軌道を行き交う列車を視ていた…
Yamato-Saidaiji Station on NOV 30, 2016 (2)
↑数えられない程に多くのポイントが仕込まれている軌道で、何度視掛けても一寸驚いてしまう感じだ…
posted by Charlie at 07:40Comment(0)奈良県

<天理本通り>の屋根(2016.11.30)

大和西大寺駅で近鉄の列車に乗車し、天理駅へ向かって移動した…「地方の小さな町」という雰囲気の景色の中を通り抜けて、「周辺では中心的な都市」という風情の天理駅に到着する。

駅前の案内看板等を頼りに、石上神宮へ向かう道筋を探ると…屋根が付いた商店街を抜けて行くと善いことが判った…

↓その商店街を歩いていて、何気なく見上げてみた…
Tenri on NOV 30, 2016 (1)
↑何となく、欧州の大都市に在る「ガレリア○○」とでも言うような、伝統を誇るアーケードのような雰囲気だと思った…

こんな屋根が掛かった商店街…<天理本通り>と呼ばれている…この通を抜けると天理教本部が在って、その先へ更に進むと、石上神宮へ通じる路にぶつかる…

天理市は最近の統計で6万7千人弱の人口を擁しているという。商店街は、午前中の早めな時間帯であったこともあって、静かな感じで、後から街の人口規模を知って「なるほど…」と思うような雰囲気であったが…この商店街の立派な屋根は「やや意外」に思え、何となく記憶に残った…
posted by Charlie at 22:15Comment(0)奈良県