マンホールの蓋…:美瑛(2023.07.22)

昼食を済ませた後、観光協会による<美遊バス>への乗車を待つ間、美瑛駅に近いエリアで何となく過ごしていた。

↓足元に何となく眼が向いた。
22-07-2023 X-Pro2 (66)
↑美瑛町のマンホールの蓋は「丘のまち」というイメージのイラストになっていた。なかなかに好い感じだ。

このマンホールの蓋は各地で各々に趣向を凝らしていて少し面白い。

<富良野・美瑛ノロッコ号>…:美瑛駅(2023.07.22)

今般は予定よりも早く旭川に至ったということもあり、朝から美瑛に入った。

朝から昼迄、レンタル自転車を漕いで、<セブンスターの木>を目的地点のようにして丘陵を巡り、街へ引揚げて走り続け、美瑛神社を参拝した。午後はバスで<青い池>も訪ねた。

そういう「充実した!」という感、「美瑛の好き日が過ぎようと…」という感であった中、美瑛駅から列車で旭川に引揚げることとした。

↓凄く乗客が多いような感で、駅員さんが出て整理をし、「危険ですから下がって下さい」という誘導等もしていた中で列車が現れた。
22-07-2023 X-Pro2 (117)
↑ディーゼル機関車が客車を牽引するという方式の、近年では「例外的?」な感じもするような列車だ。

↓例年、夏季に運行されている<富良野・美瑛ノロッコ号>である。
22-07-2023 X-Pro2 (118)

↓客車入口にボードが掲出されていた。
22-07-2023 X-Pro2 (120)
↑朝に旭川を発って富良野に向かった後、富良野・美瑛間を何回か往復し、夕方には富良野から旭川へ向かう。その旭川へ向かう列車が走る時間帯に美瑛駅に在って、これに乗車することが叶ったのだ。

「ノロッコ号」というのは「ノロノロ走るトロッコ列車」という命名由来であるそうだ。それはそれとして、旭川迄は「途中駅に停車しない“急行”」であるかのように、この路線の他の列車と然程変わらないような感じで元気に走っていた。そして車内は凄く混み合っていた。

<白髭の滝>…(2023.07.22)

あの<青い池>の少し先、白金温泉の周辺に<白髭の滝>は在る。

今般、何度もやっていることだが、観光協会のバスで<白髭の滝>を訪ねてみた。

↓橋の上から<白髭の滝>を見下ろすのだが、今般は敢えて遠景も容れた画を撮ってみた。噴煙を上げる十勝岳が視えるのだ…
22-07-2023 X-Pro2 (112)

↓少し暑い日で、岩から滲み出るかのように、冷たそうな水が岩盤を伝って落ちている様は涼し気だ。そして滝の下の水が蒼く見える…
22-07-2023 X-Pro2 (115)

<青い池>の側に、この辺りの水が流れ込んでいるのだ。
22-07-2023 X-Pro2 (114)

何度立寄っても興味深い場所だ。

<四季彩の丘>…:美瑛(2023.07.22)

<美遊バス>に乗車して巡る場所の1つに<四季彩の丘>が在る。

<四季彩の丘>は、美瑛駅の南隣である美馬牛駅から歩いて30分程度の場所だ。「花園展望」を謳う夥しい数の花が丘陵に植えられている場所で、景色の好さで知られる美瑛でも一際有名な場所の一つということになるであろう。

美馬牛駅と<四季彩の丘>との間を徒歩で往復してみた経過も在った。今般は<美遊バス>で立寄ることとした。

↓今季は各種の花が「些か遅い?」という様子かもしれないと思った。土の入替え等、管理作業の都合で「例年より少々?」という情況ではあるらしい。
22-07-2023 X-Pro2 (84)

↓ヘリクリサムという花…
22-07-2023 X-Pro2 (89)

↓ラベンダーの花
22-07-2023 X-Pro2 (76)

一部の状態が好いように見受けられた花を眺めて愉しんだ。好天の週末で、なかなかに賑わっていた。

↓トラクターに曳かれる車で花畑の周囲を巡るというのが大人気であった。
22-07-2023 X-Pro2 (90)

過去の訪問で、もう少し花の様子が好いと思われる様子も見ている。「或いは再度…」と思いながら<四季彩の丘>を離れたのだった。

<美遊バス>…(2023.07.22)

旭川へ出て、少し時間が設けられるということになると、気に入っている美瑛を訪ねることを思い立つ。

思い立った時、美瑛町観光協会のウェブサイトを開いてみる。美瑛町観光協会のによるバスツアーが在って、手頃な料金で何箇所かの有名な場所を巡ることが出来るので、その運航状況について知ることが出来る訳だ。加えて、そのまま予約も出来る。1人から参加可能なのも非常に好い。

今般、「旭川へ出て、少し時間が設けられる」という中で直ぐにその美瑛町観光協会のによるバスツアーを申込んだ。

↓バスツアーは<美遊バス>という。「美瑛で遊ぶ」に「眺め」という意味合いの「View(ヴュー)」を掛詞的にして創った「美遊」という表現なのだと思う。
22-07-2023 X-Pro2 (56)

↓乗車時に提示する乗車券だ。
22-07-2023 X-Pro2 (57)

↓食事を愉しんで、辺りで寛いでから観光協会の入った建物の前に来ると、出発に向けて<美遊バス>が待機中であった。
22-07-2023 X-Pro2 (67)
↑40人程度が乗車していたようだった。

既に何度も利用していて気に入っているバスなのだが、今般も好い時間を過ごすことが叶った。実に好かった!!

美瑛神社…(2023.07.22)

<ケンとメリーの木><親子の木><セブンスターの木>とレンタル自転車を漕いで巡ったが、市街地に戻ってから更に自転車で走り回った。

↓神社だ…
22-07-2023 X-Pro2 (50)

↓美瑛神社である。
22-07-2023 X-Pro2 (51)

和歌山県の熊野地方から現在の美瑛に入植者が入り、現在の熊野本宮大社である熊野坐神社(くまのにますじんじゃ)より「家都御子命」(「家都御子神(けつみこのかみ)」という「木の神」)の御分霊を受け大木に「小祠」を建立したという。1897(明治30)年の出来事で、大正時代以降は「美瑛神社」として歩んでいる。美瑛町を代表する神社だ。

↓無事に美瑛に入って好い時間を過ごしていることに感謝ということで参拝した。
22-07-2023 X-Pro2 (53)

↓「夏詣」と称して、硝子の風鈴を献じるということが行われていた。陽射しがややキツい中、硝子の風鈴の音が涼やかだった。なかなかに風流だ。
22-07-2023 X-Pro2 (54)

↓御朱印も御願いした。現在の時季は「書置き方式」だった。御朱印帳に貼り付けた。
24-07-2023 X100F (2)
↑この御朱印は現在の時季の限定ということだった。右側に「丘のまち鎮守」と在る…

出先で、こういうような地元の人達や来訪者に親しまれる神社に立寄るのも好い感じだ…

※御朱印の写真は札幌の宿で撮ったモノだ。

<セブンスターの木>…(2019.11.09)

↓なかなかに存在感が在る木だ。
22-07-2023 X-Pro2 (40)
↑大き目な木とは言い得るが、巨木という程でもないのが好い感じだと思う。

↓辺りに駐車場も設けられ、「人気スポット」になっている木だ。写真を撮るのも、人が多い場面では、何となく「順番待ち」のような様相になる。
22-07-2023 X-Pro2 (41)

↓往年の煙草の広告に因んで<セブンスターの木>と名付けられている木だが、ここの眺めが気に入っている。
22-07-2023 X-Pro2 (43)

何度も立寄っている場所だが、立寄る都度に「各々の見え方」が愉しめると思う。こういうような風景を愛でるというのが好い…

<親子の木>…(2023.07.22)

愛用のカメラを提げ、小さなリュックサックのように背負うことも出来るトートバッグを負って、自転車を漕いで「パッチワーク」のように見える丘陵で汗をかきながら上り下りや、気持ち好く疾走するということを繰り返していた。

↓やや離れた辺りに2本の木と、間に少し細く小さな木が立っているという様子が見えている。
22-07-2023 X-Pro2 (39)
↑拓いた畑の中で、こういう具合に木が目立つので、目印に植えられたということだったのであろうと改めて思った様子だ。

↓辺りをグルグルと廻って、遠望していた木が少し近くに視える辺りに至った。
22-07-2023 X-Pro2 (45)
↑2本の木が両親で、間の木が彼らの子というような感じ…「親子」の様子のようだ。そこで<親子の木>というニックネームが在る。

こういう様子を眺めるのも好い…

<ケンとメリーの木>…(2023.07.22)

美瑛駅の近くでレンタル自転車を借りた。午前中は辺りを自転車で巡ってみようということにした。

↓多少、上り坂がキツいと自転車を押して歩く場合も多かったが、少し平坦で動き易くなった辺りの光景だ。
22-07-2023 X-Pro2 (36)
↑「蕎麦の花」らしいが、白い花が見受けられる畑の向こうに、背が高い木が目立つ。

美瑛は丘陵状の土地を拓いて畑にしたという場所が拡がっている。畑は区画が分けられている訳だが、区画毎に例えば「最初の年はA、次の年はB、その次の年はC、更に次の年はD、そして翌年にA」というように作物を換えながら栽培をする。「A→B→C→D」の区画の隣で「B→A→D→C」というような違うローテーションでの栽培が行われてもいる。そうなると、違った見映えの畑が組み合わさり、何か「パッチワーク」のように見える。

そういうような畑の区画を示す目印というようなことで、木を植えるということが行われた。そういう木の中で、広告に写真が採用されたモノや、面白い感じの見え方のモノにニックネームが冠せられて知られているのだ。

↓白い花が視えていた蕎麦の畑に沿った道を少し進めば、こういう具合に視える。
22-07-2023 X-Pro2 (37)
↑この木は、好評を博してシリーズ化されたという往年の自動車のテレビコマーシャルに登場し、作中のイメージに登場する2人の人物に因んで<ケンとメリーの木>と名付けられている。

なかなかに強い存在感を示している。

美瑛駅到着…(2023.07.22)

「旭川に滞在して美瑛を訪ねる」というのは、少し気に入っている過ごし方である。専ら列車に乗って美瑛を往復するということをしているのだが、今般も旭川駅で列車に乗り込んで、少しは眼に馴染んだ様子を眺めながら進んだ。今般、昨年乗車したキハ150は視掛けなかった。新しいH100形に入替っていた。

↓その新しいH100形が美瑛駅に到着した。
22-07-2023 X-Pro2 (27)
↑こういうような眺めは、個人的には未だ眼に馴染んでいないのだが、やがて慣れるであろう…

↓最近、縦書きの駅名標の下の広告が真っ白になっているというのを見掛けるようになった。詳しい事情はよく知らないが…
22-07-2023 X-Pro2 (28)
↑そういうように一寸変わっても、この「縦書きで平仮名」の駅名標は健在だ。

↓美瑛駅の駅舎外観が凄く好いと思う。
22-07-2023 X-Pro2 (29)
↑観光協会のバスでガイド役を務めて下さった、敢えて「おっちゃん」と呼びたい地元で育った男性が、嘗ては採石場が美瑛町内に在って、建材に利用された経過が在ることを話題にしていたことを覚えている。美瑛駅も、その石材を利用しているのだという。

↓そこそこの本数の列車が発着する、旭川の南郊の小さな町の中心駅に似つかわしいような規模の建物だと思う。が、地元の人達に親しまれているに留まらず、方々からよく知られた美瑛の景色等を愉しもうとやって来る人達の想い出の中にも生きている駅舎だと思う。
22-07-2023 X-Pro2 (30)
↑この駅舎は、眺める都度に気持ちが和むと同時に、麗しい様子との出逢いまたは再会を期して気持ちが弾む。

「塩野菜」…:<らーめん つむぎ>(2023.07.22)

7月22日の昼前に美瑛に到着という予定であった。が、前夜遅く迄で、多少の無理をして旭川に到って夜を明かした。そこで、ロクに朝食も摂らずに朝から美瑛に入った。そしてレンタル自転車で2時間半も走り回った。かなり空腹を覚えた。時間帯も12時少し前と「昼食時間帯」に差し掛かっていた。

美瑛の街には存外に旅行者が多く、昼食を供するような店も少し混み合っているように見える場所が散見した。そういう中、自身が着いた時点で然程混んでいない御店を見付けたので入った。自身が料理を頼んだ後、続々と他の人達も来店していたので、好いタイミングに当たった。

↓こういう一杯を頂いた。
22-07-2023 X-Pro2 (59)
↑これが「塩野菜」というモノだ。野菜が沢山載っている…

この御店では塩、醤油、味噌と「こだわりのスープ」を用意している。「塩」に関しては、鶏と野菜を煮込んで金色の澄んだスープを用意し、数種類の天然塩を使って味を調えているということである。なるほど美味いスープだった。

↓こういう感じで供された。丼が熱い…中身のラーメンが冷め難いようにしているということであろう。
22-07-2023 X-Pro2 (61)

↓サッパリした感じの麺が使われていた。
22-07-2023 X-Pro2 (62)

↓スープが美味いので…こういう感じに…
22-07-2023 X-Pro2 (63)

↓「美瑛のラーメンが美味しい御店」と記憶しておきたい感だ…
22-07-2023 X-Pro2 (58)

>>らーめん つむぎ

<青い池>:美瑛・白金(2023.07.22)

<青い池>に関して、遡りながら振り返る。2022年9月2021年8月2020年11月2020年7月2019年11月2019年4月2017年1月と訪ねて写真を撮って、このブログに写真を使った記事を掲載している。サハリンで活動したことが多かった時期を挟むが、概ね毎年訪ねている<青い池>ということになる。「色合い」が「売り」である場所で、敢えてモノクロ写真も撮っているのだが、それが少し面白い。当然ながら、夏季と冬季は随分と様子が異なるのだが、夏季ということであっても、訪ねる都度に様子が色々と異なるような気がする。

今般、所用で出掛けるに際し、旭川に泊って美瑛を訪ねてみることを画した。そして、なかなかの好天に恵まれた中で<青い池>を訪ねた。観光協会のバスで訪ねたのだが、今般は話しに聞く「<青い池>周辺道路の渋滞」という様子も見受けられた。なかなかに賑わっている様子だった。

↓無風に近い、暑い午後だった。天の光も跳ね返し、鏡面のような水面に独特な「立ち枯れ」な木や背後の森が映り込むような感じだった。
22-07-2023 X-Pro2 (95)

↓今般は「広角ズーム」を装着のカメラを使った。撮影中に「より広角」へと画角を拡げて行くようにして使っている。池の畔に在る木の枝が、何やら額縁のようになった。
22-07-2023 X-Pro2 (98)

↓噴煙を上げる十勝岳が遠くに見えた。
22-07-2023 X-Pro2 (100)

↓少し見入ってしまった光景だ。
22-07-2023 X-Pro2 (103)

↓池の畔を往来しながら、この<青い池>の眺めを愉しんだ。
22-07-2023 X-Pro2 (105)

↓興味深い場所は、何度立寄っても興味深いものだ…
22-07-2023 X-Pro2 (108)

何度も立寄っているのだが、「また行きたい!」ということになって、また訪ねることになりそうな場所だ…

美馬牛駅→<四季彩の丘>→美馬牛駅…(2022.09.10)

旭川駅を列車で発ち、美馬牛駅に到った。美馬牛駅から<四季彩の丘>へ歩いて向かった。<四季彩の丘>で暫し過ごした後、美馬牛駅へまた歩いた。美馬牛駅からは美瑛駅へ列車で移動している。

この行程の中、「<四季彩の丘>と美馬牛駅との間を徒歩で往復」という場面で意外に多くの写真を撮っていたことに気付いた。

↓往路では、歩き始めて程無くこういう看板を視た。
10-09-2022 X-Pro2 (30)
↑何となく「こちらに進めば善さそうだ」と思いながら歩を進めた。

↓自動車等、自転車、徒歩で<四季彩の丘>を目指す場合のために「→」の看板が何箇所かに在った。
10-09-2022 X-Pro2 (31)

↓曲がり角のような箇所に看板が在ったのは有難かった。
10-09-2022 X-Pro2 (32)

↓「→」の先を見ると「あの辺りに入口辺りの少し大きな建物と思しき何か?」というように感じられた。
10-09-2022 X-Pro2 (33)

↓辿り着いた…
10-09-2022 X-Pro2 (35)

↓入口前の自販機でペットボトルを求めて水分補給をして、開園を待った。
10-09-2022 X-Pro2 (36)

<四季彩の丘>で過ごし、列車を逃さないように引揚げてみることした。

↓道路が交差する辺りに、「STOP」という少し独特な標識が在った。往路は余り気にしなかった…
10-09-2022 X-Pro2 (76)

↓復路の方向で動いていると見えるようになる案内看板が据えられている。そして「STOP」である。
10-09-2022 X-Pro2 (77)

↓“とうきび”だと思ったが、畑の向こうに小学校が視えた。現在も利用されている校舎で、1984年に竣工したそうだ。
10-09-2022 X-Pro2 (80)

↓どんどん歩を進めると、こういうような「停止しましょう」も何箇所か見掛けた。
10-09-2022 X-Pro2 (83)

↓往路では通らなかった、踏切から駅へ廻る経路に入った。
10-09-2022 X-Pro2 (84)
↑「踏切」の標識に在る鉄道車輛にはパンタグラフが設置されている。この辺りは集電してモーターで走る電車は入れない「非電化区間」だ。踏切に姿を見せるのはもっぱらディーゼルカーだ…

↓駅へ至る道筋に郵便局が在った。
10-09-2022 X-Pro2 (87)

↓自販機や公衆電話が視える…
10-09-2022 X-Pro2 (94)

↓商店だ。
10-09-2022 X-Pro2 (93)
↑ここへ至ると美馬牛駅の建物が視える。

天候に恵まれていて、なかなかに気持ち好く歩き廻ったコースだった。<四季彩の丘>を訪ねるようなことでも思い付いたなら、この「美馬牛駅を起点に歩いて往復」も悪くはないと思い、こうして歩いた様子の写真を少し纏めてみたのだった…

美瑛駅出発…(2022.09.10)

朝の旭川駅を列車で発って美馬牛駅に到り、そこから<四季彩の丘>を歩いて往復し、美馬牛駅から美瑛駅へ列車で移動し、<美遊バス>に乗車した。

<美遊バス>を下りてから美瑛駅に向かえば、程無く旭川駅へ向かう列車が現れた。
10-09-2022 X-Pro2 (184)

↓キハ150が1輛で運行という列車だった。
10-09-2022 X-Pro2 (186)

↓精力的に動いた一日の想い出を積んで、列車は旭川駅へ向かう。概ね30分の乗車である…
10-09-2022 X-Pro2 (187)

<白髭の滝>…(2022.09.10)

↓酷く暑かった訳でもないが、陽射しがやや強く、岩に染み出るような滝が涼やかで好かった…
10-09-2022 X-Pro2 (173)

<美遊バス>は美瑛駅前へ引揚げる前にこの<白髭の滝>に立寄った。

↓十勝岳の噴火に備え、白金温泉の周辺に居合わせた人達が避難可能な経路として橋を整えた結果、この<白髭の滝>が眺め易くなったという経過が在るという…
10-09-2022 X-Pro2 (178)

美瑛川の蒼味を帯びた水が湧き出るような場所で、何度観ても面白い…

<十勝岳 望岳台>:美瑛・白金(2022.09.10)

<美遊バス>の車内で、十勝岳の噴火に関連する経過等の御話しに耳を傾けながら、山道を進んだ。

↓至ったのは<望岳台>(ぼうがくだい)である。
10-09-2022 X-Pro2 (162)

<望岳台>は大雪山国立公園十勝岳本峰の真下に在る。大雪山の主峰旭岳を始め美瑛岳、美瑛富士、上富良野岳等の「岳を望む台」ということになる場所だ。標高930mと聞いた。

↓十勝岳の山頂部辺りは、折り重なる雲に少し隠れてしまっていたようだ…
10-09-2022 X-Pro2 (165)

↓溶岩が冷え固まった山肌等、なかなかに面白いと思った。
10-09-2022 X-Pro2 (171)

実は今般の<美遊バス>は「<望岳台>に寄る」と聞いたので乗車を確定した。初めて<望岳台>に立寄ったが、山頂付近が些か視え悪い感でも在った。これは?「何度でも来なさい…」という“印”というものであろう…

<青い池>:美瑛・白金(2022.09.10)

「時間が設けられたので、美瑛へ…」というように思い付く時、殆ど同時に思い至るのは<美遊バス>への乗車だ。逆に言うと、<美遊バス>が在るので、気軽に美瑛を訪ねられるという面も在るかもしれない。

↓今般は最初に下車してみるのが、この<青い池>だった。
10-09-2022 X-Pro2 (130)

↓池の縁の路を歩き廻り、様々な角度から「不思議な感じ」の<青い池>を眺める…
10-09-2022 X-Pro2 (139)

↓光や風や、色々な要素で「眺める角度」が少し変われば様子が変わる。
10-09-2022 X-Pro2 (145)

↓雲が複雑に折り重なりながら蒼天を流れる感で、加えてその雲が水面に映り込む感じが面白かった。
10-09-2022 X-Pro2 (159)

↓好天の土曜日でなかなかに賑わっていた…
10-09-2022 X-Pro2 (161)

この場所は「以前に一度訪ねたから…」ということで済ますことにもならない。「何度でも…」と訪ねたくなってしまう。

<美遊バス>…(2022.09.10)

「旭川で少々時間が在る?美瑛へ…」と思い付いた時、美瑛町観光協会のウェブサイトを開いてみた。

美瑛町観光協会では、気軽に美瑛の名所を巡ることが叶うツアーバスを運行している。<美遊バス>(びゅうバス)と名付けられている。もう何度も利用しているのだが、今般も申し込んでみた。

美瑛駅の直ぐ傍の美瑛町観光協会で「予約した…」と申し出て受付を済ませると“切符”が出て来る。
10-09-2022 X-Pro2 (126)
↑以前は「自由席」であったが、何時の頃からか「指定席」になった。現行の「指定席」の方が落ち着くというように個人的には思う。

乗車するまで時間が少し在ったが、食事を摂る、あても無く辺りを徘徊するという具合に過ごしていた。

↓やがてバスが現れる…
10-09-2022 X-Pro2 (128)

観光協会の方のガイドで、バスは少し距離が在る場所も含めて何箇所かを巡る。これが意外に好い!
10-09-2022 X-Pro2 (129)

季節毎に色々なプランが在って、各々に好いものである…今般もなかなかに愉しかった!

美瑛駅到着…(2022.09.10)

美馬牛駅から美瑛駅は8分程度の乗車だ。短いような、長いような、微妙な駅間であると思う。「一駅歩いてしまえ!」というようなことを考えるなら?道程は9㎞か10㎞程度になってしまうので、丸2時間程度は歩くことになる…そこで素直に列車に乗って移動した。もう少し列車本数が在れば便利だが…

↓そんなことを想っていた間に、美馬牛駅で乗った列車は美瑛駅に到着したので下車した。
10-09-2022 X-Pro2 (107)

↓跨線橋に上り、右側に改札口が在る特徴的な美瑛駅の駅舎が在ると思っていると、列車は旭川駅を目指して発車した。
10-09-2022 X-Pro2 (108)

↓旅行者と見受けられる人達が、駅舎脇の柵の辺りで列車を眺めて写真を撮っている様子も視えた。
10-09-2022 X-Pro2 (111)

↓美瑛駅は大きくはないが、石像の趣が在る建物だ。
10-09-2022 X-Pro2 (112)
↑古くは倉庫などにも用いた地元の石材が使用されているそうだ…

時間が設けられたので美瑛を訪ねることにしたのだが、絶好の散策日和という趣で、酷く好かったと思う…

美馬牛駅出発…(2022.09.10)

片道30分程度であったが<四季彩の丘>と美馬牛駅との間を歩いて往復した。

↓美馬牛駅へやって来た。
10-09-2022 X-Pro2 (88)

↓中には時刻表、運賃、乗場案内等が掲出されている。
10-09-2022 X-Pro2 (90)

↓ベンチも据えられている。
10-09-2022 X-Pro2 (95)

↓来訪する旅行者向けの案内も掲出されている。
10-09-2022 X-Pro2 (91)

↓周辺マップも在る。
10-09-2022 X-Pro2 (92)

↓駅名標だ。
10-09-2022 X-Pro2 (96)

↓「富良野行」と「旭川行」が同じ10時28分の発車となっていた。先に現れたのは「富良野行」だった。
10-09-2022 X-Pro2 (99)

↓美馬牛駅で行違うべく、「富良野行」は停車して待機していた。
10-09-2022 X-Pro2 (101)

↓やがて「旭川行」もやって来た。
10-09-2022 X-Pro2 (103)

↓この列車に乗って美瑛駅へ移動した。
10-09-2022 X-Pro2 (106)

「富良野行」も「旭川行」もキハ150だった。この路線では「専らこの車輛」という感じになっていた…

こんな列車を利用して美瑛を訪ねるというような感じも、なかなかに好いと思う。

美馬牛駅到着…(2022.09.10)

旭川・富良野間の列車は専ら「ワンマン運行」で、到着駅の案内は録音が車内に流れる。

美瑛駅の向こう、富良野駅までの区間は列車本数が少し少な目になる。今般、美瑛駅を通り越してその区間に入り込んだ。

↓「間もなく美馬牛」という案内なので、運転士さんの傍の扉に近付いて待機する。
10-09-2022 X-Pro2 (25)

美瑛駅から南側へ一駅で美馬牛駅だ。「美馬牛」は「びばうし」と読む。アイヌ語の「ピパウシイ(pipa-us-i)」=「カラス貝が多く居る川」というような言葉が転訛したらしい。辺りの地区名だ。

↓美馬牛駅に着いて、「ここまで運んでくれてありがとう…」という感じだ。
10-09-2022 X-Pro2 (26)
↑この朝の「7時27分」だが、旭川から乗って来た富良野へ向かう列車が発車し、約1分分後に旭川方向へ向かう待機中であった列車が発車する。駅で行違いながら列車が行き交う「単線区間らしい…」という様子だ。

↓旭川方向へ向かう列車が発着する側に駅舎が在るので、一寸眺めてみることにした。
10-09-2022 X-Pro2 (27)

↓特段に跨線橋のようなモノは無く、「警報が鳴っている時は渡らないで下さい」という通路を歩くような感じになっている。
10-09-2022 X-Pro2 (28)

↓大変に味わい深い駅舎だ…
10-09-2022 X-Pro2 (29)

想うと「美馬牛駅で乗降」というのは、自身としては「全く初めて…」ということであるように思う。こういうのも興味深い…

<四季彩の丘>…:美瑛(2022.09.10)

<四季彩の丘>というのは「花園展望」を謳う場所で、夥しい数の花が丘陵に植えられている場所で、景色の好さで知られる美瑛でも一際有名な場所の一つということになるであろう。

過去には美瑛町観光協会によるバスに乗車して訪ねたという経過が在った。今般は、美瑛駅の向こう、富良野寄りの美馬牛駅に列車で向かい、徒歩で<四季彩の丘>を訪ね、少し園内で過ごしてから、また歩いて美馬牛駅に向かい、列車で美瑛駅へ移動した。美馬牛駅から<四季彩の丘>の徒歩移動だが、片道30分程度となる。

↓入場して直ぐの辺りだ。木が在って、手前のサルビアが好い感じで、奥に拡がる花園が覗き、遠景も何となく好い…
10-09-2022 X-Pro2 (38)

↓「鶏頭」という種類の花は、何か酷く華やかだ…
10-09-2022 X-Pro2 (46)

↓様々な種類のサルビアが壮観だった…
10-09-2022 X-Pro2 (53)

↓ペチュニアも種類が豊富で、更にすさまじい数だ…
10-09-2022 X-Pro2 (59)

↓向日葵も咲いていた…
10-09-2022 X-Pro2 (72)
↑夥しい花が咲き乱れる場所で、花に集まる色々な虫も多く見掛けた…

↓夏と秋との狭間という感の明るい天に向日葵が映えた…
10-09-2022 X-Pro2 (44)

↓賑わい始める少し前に入園し、然程長くもなかった時間ながら、随分とゆっくりと花園を眺めて愉しんだ…
10-09-2022 X-Pro2 (61)

天候に恵まれた中「歩いて訪ねた」ということで、より一層強い印象が残った…

それはそれとして「こういう場所…」を敢えてモノクロでも撮ってみるというのが少しばかり面白い…

キハ150に乗車…:夕刻の美瑛駅にて…(2021.08.20)

↓夕刻の美瑛駅へ…
20-08-2021 X-Pro2 (245)
↑1952(昭和27)年の建物であるという。石材を使った、小さいながらも深い趣が在る好い建物だ…

↓国外からの来訪者を意識して、英語の発車時刻表も掲出されていた…
20-08-2021 X-Pro2 (244)

↓運賃表を何となく眺めた…
20-08-2021 X-Pro2 (247)

↓少し馴染んだキハ150…旭川へ向かう列車だ…
20-08-2021 X-Pro2 (249)

↓2輛連結で運行されていた…
20-08-2021 X-Pro2 (251)

↓これに乗って旭川だ…
20-08-2021 X-Pro2 (252)

美瑛駅から出る列車に乗ろうと車輛を眺めると、単純にワクワクしながら乗る列車を待つという気分と同時に、「美瑛…また何時か…」という気分とが交錯することに気付く場合が在る…

<白髭の滝>…(2021.08.20)

↓「夏の日の午後」という風情だ…
20-08-2021 X-Pro2 (234)

↓こういう様子が「涼し気で好い…」というように感じられる日だった…
20-08-2021 X-Pro2 (239)

↓何度も立寄っているのだが、それでもまた寄ってみたい…そういうように思う…
20-08-2021 X-Pro2 (242)

<ロールちゃん>&<ロール君>…:<四季彩の丘>にて(2021.08.20)

↓「こんにちは!来ちゃいました…」と挨拶をしてみたくなる。牧草ロールを積み上げたキャラクターの<ロールちゃん>だ…
20-08-2021 X-Pro2 (206)

↓<ロールちゃん>のパートナーということになるのか?<ロール君>も居る…
20-08-2021 X-Pro2 (207)

<ロールちゃん>も<ロール君>も、とりあえずマスク着用だった…

向日葵…:<四季彩の丘>にて(2021.08.20)

↓夏季にこういう様子が視られると、非常に善いと思う…
20-08-2021 X-Pro2 (205)

↓「来季まで御機嫌よう…」というのか?もう直ぐでシーズンも終わるような感もしたが…
20-08-2021 X-Pro2 (204)

夏の終盤というような時季に、ここを訪ねることが叶ったのは幸いであったと思う。

<青い池>:美瑛・白金(2021.08.20)

夏季晩秋或いは初冬冬季と何度となく訪ねているのが、何か「美瑛のシンボル」という感さえ漂う<青い池>である…今般の<美遊バス>も「当然!」ながらここに寄る。逆に言えば、この場所を最も手軽に訪ねられるのが<美遊バス>かもしれない…

↓今般は一際鮮やかであったような気がする…
20-08-2021 X-Pro2 (209)

↓やや霞んで、噴煙が上がる十勝岳も遠くに視えた…
20-08-2021 X-Pro2 (218)

↓今般は池への「映り込み」が強い印象を与えてくれたような気がする…
20-08-2021 X-Pro2 (228)

↓「初めて視た機会」が不鮮明になって来ているのだが、その時以来、何度ここに寄っても、その都度に好い…
20-08-2021 X-Pro2 (227)

白金の森の奥で、何時までも蒼に輝いていて欲しい…そう思いながら眺めていた…

<四季彩の丘>…(2021.08.20)

「四季彩」は「しきさい」と読む。「色彩」に掛けているのだと思う。<美遊バス>で立ち寄った…

↓入場するとこういう感じなのだが…
20-08-2021 X-Pro2 (187)

↓歩を進めるとこういう様子が拡がる…
20-08-2021 X-Pro2 (189)

↓過ぎる程に広大な花畑だ…本当に「(花々の)色彩」に圧倒されるのだが、こうして「敢えてモノクロ」としても、花々の「鮮烈な存在感」が迫るような気もする…
20-08-2021 X-Pro2 (196)

↓花の時季には植え替えながら、こんな見事な様子が視られるということだ…
20-08-2021 X-Pro2 (203)
昨年初めて立ち寄った際とは違う種類の花々を愉しんだ…

「夏の日」または「夏の残滓」というような時に散策するには「最高!」な場所のように思う…

<新栄の丘>…(2021.08.20)

走り始めた<美遊バス>の最初の停車は<新栄の丘>だ…

↓こういうような眺望が素晴らしい!
20-08-2021 X-Pro2 (179)
↑この時間帯は「やや霞む遠景…」ではあったが、噴煙が上がる十勝岳を含む連峰を望むことが叶った…

↓近くには飼料用作物のデントコーンの畑が在った…
20-08-2021 X-Pro2 (182)

“パノラマ”と呼び習わされるエリアの代表的な景観の一つである<新栄の丘>…好い感じだ!

飛行機雲…(2021.08.20)

<美遊バス>への乗車を待つ間、街で長閑に過ごしていて気付いた…

↓美瑛では飛行機雲が天に現れる頻度が高いのではないだろうか?
20-08-2021 X-Pro2 (166)

↓随分と頻繁に、天の蒼に白線が引かれるかのような飛行機雲を視掛けた…
20-08-2021 X-Pro2 (171)

美瑛は旭川空港にやや近く、旭川空港を発着する飛行機の飛行に際して生じる飛行機雲が視え易いということなのかもしれない。飛行機雲を視掛けたと、ぼんやりと天を見上げる…そんなことをして過ごしたというのが非常に好い…