<X-Pro2>…(2024.05.11)

↓列車の中でテーブルが在るような席に陣取っていて、カメラを何気なく取り出して置いた。
11-05-2024 X100F (39)
↑随時使えるように出した状態であった<X100F>に対し、こちらは名寄で使おうとリュックサックから引っ張り出した。

↓出先では「広角ズーム」を装着した状態で使うことが多いような気がする。
11-05-2024 X100F (41)
↑「広角ズーム」の「24mm」の側は<X100F>の画角と近く、持っている感じは少し違うが、撮れる画は似ている。「10mm」の側にズームすると、画角は広くなり、広めな風景、大き目な建物、狭い屋内というような場所で色々と撮り易く、凄く気に入っている。

<X100F>は、下車する前にリュックサックへ引っ込めた。

時には、こういう具合に愛用のカメラの姿を写真に収めておきたくなる場合が在る。

車窓…:下沼駅(2024.05.11)

↓車窓から眺めた下沼駅だ。
11-05-2024 X100F (33)
↑写真を撮る分には、停車中よりも、発車直後という時点の方が撮り易いように思った。画は発車直後の撮影である。

下沼駅は1926(大正15)年に現在の宗谷線が延伸された際に開業したそうだ。

そして1985(昭和60)年には「貨車駅」と呼ばれる現在のような感じになったのだという。

2021(令和3)年以降、駅は地元の幌延町が管理しているという。

駅舎を擬人化したような塗装が施され、少し眼を惹かれる。

車窓…:豊富・下沼間(2024.05.11)

稚内駅から普通列車に乗込んで移動した。特急列車も停車する豊富駅を過ぎると「漸く隣りの街か…」という程度に何時も思う。稚内・豊富間は鉄道で43.5㎞であるそうだ。

↓豊富駅を過ぎて少し経った頃、広大な牧草地が広がる辺りで提げていたカメラを素早く使った。
11-05-2024 X100F (29)
↑牧草地の彼方、幻影のように、雪が未だ少し多く残っている利尻富士が霞んだ。

1721mの高さであるという利尻富士である。少し広い範囲に「見える場所」は在る。車窓に見える場所も何箇所か在る。写真に撮るのはやや撮り悪いような気もするが。それはそれとして、窓から利尻富士を眺めるのは愉しい。

<X100F>…(2024.05.11)

随時使えるように、X100Fを持っていたが、移動後に名寄でX-Pro2を使おうと思った。

↓そのX-Pro2を引っ張り出した。そしてX100Fの方は、列車内で陣取った席の辺りのテーブルに何となく置いた。
11-05-2024 X-Pro2 (1)
↑日頃は、2017年に新品で入手して以来使い続けているケースに入れている。このケースに少し年季が入り、傍目には何か「酷く古いカメラを持ち歩いている?」というようにも見える場合が在るようだ。

↓蓋を外すとこういう感じだ。
11-05-2024 X-Pro2 (2)

↓レンズのキャップを取ってみた。
11-05-2024 X-Pro2 (3)

X100Fは「写真を撮る道具」だが、「写真に撮るオブジェ」としても好い感じだと思う。気に入っていて、殆ど何時でも持ち歩いている。

キハ40ディーゼルカー…:帯広駅(2016.02.12)

↓帯広駅で見掛けた様子だ。
Obihiro Station on FEB 12, 2016 (3)

2016年2月に旅に出た。根室での催事に参加ということだった。

この時は、稚内から旭川に出て美瑛に至って夜を明かした。そして美瑛、富良野、新得、帯広、釧路、根室と列車を乗り継いで移動したのだった。

↓この位の時期、2016年には未だキハ40ディーゼルカーも多かったかもしれない。
Obihiro Station on FEB 12, 2016 (1)

↓偶々写真を観ると、何やら酷く懐かしい感じがした。
Obihiro Station on FEB 12, 2016 (2)

↓帯広駅に関しては、個人的には訪ねる機会が稀なのだが、何か独特な雰囲気が在ったと思う。高架になっている駅だった。
Obihiro Station on FEB 12, 2016 (4)

2024年に至り、富良野・新得間の鉄路が廃止となってしまった。稚内から列車を乗り継いで南下を続け、富良野や新得を経て帯広辺りに至るという経路は利用出来なくなってしまった。

キハ150ディーゼルカー…:富良野駅(2016.02.14)

根室を発って、釧路と新得を経て富良野に至った。2016年2月の旅だ。

↓富良野駅で乗り継ぐべき列車をやや待った。そして少し暗くなり始めた。そんな富良野駅に現れた車輌は、旭川・富良野間では眼に馴染んだキハ150だった。
Furano Station on FEB 14, 2016
↑根室を発って富良野へ至る迄の道程は、何となく「他所…」という感が強かった。これから先は「多少は馴染んだ…」というような感じになると思う。

旭川と富良野との間だが、最近はH100形が主流になっていて、画のキハ150が少し懐かしい感じにもなって来た。

キハ40ディーゼルカー…:新得駅(2016.02.14)

2016年2月に根室を訪ねた際の復路、列車で移動した。

↓新得駅でこの列車に乗って富良野駅を目指した。当時は、未だキハ40ディーゼルカーも多かった。
Shintoku Station on FEB 14, 2016
↑根室を発って、釧路で特急列車に乗り、新得に至った。少し待ち時間が在って、確か駅の近所で食事を摂ったと記憶する。

新得、富良野、旭川と各々に待ち時間も過し、稚内へ向けて北上を続けたのだった。2024年現在、新得、富良野を列車で移動することは叶わない。

幌延駅にて…(2024.01.04)

旭川駅を2輌連結で発ち、名寄駅で1輌を切り離した後、列車は延々と北上を続けた。

佐久駅の手前だったと思うが、軌道上に現れたエゾシカが列車と衝突してしまった。これの後始末に15分間程度を要した。

↓幌延駅にやや遅れて着いた。が、この駅での長めな停車時間を短縮し、列車は定刻で稚内へ向けて発車である。
04-01-2024 X100F (28)
↑列車の後尾側だが、雪が跳ね上がって付着している様子が見受けられる。

この時は天候が好く、光が眩しかった。この画のような“空気感”が、時々酷く懐かしくなる。

「新千歳空港→旭川」…(2023.07.21)

↓新千歳空港で切符を求めた…
21-07-2023 X100F (52)
↑新千歳空港駅から札幌駅へ向かい、特急列車の自由席で旭川駅に向かうということにした。改札口を出ない形にした。余り求める機会も無い切符なので、乗車した<快速エアポート>の車内で写真を撮った。

札幌駅・旭川駅間の特急列車は、概ね30分間隔で運行だが、時々1時間間隔になる場合が在る。今般、その1時間間隔であった時間帯に札幌駅に着き、何となく待っていたのだった。

<CocaCola>…:新千歳空港(2023.04.02)

フライトに先駆けて、多少のゆとりも持って新千歳空港のビルに入る。ビル内を何となく歩いてみる。

↓その歩く都度、何となく眼が向くモノだ。
02-04-2023 X100F (93)
↑<CocaCola>が何時の頃からか使っているキャラクターのシロクマだ…

↓直ぐ脇の自販機を視ると少し驚く。「コカ・コーラ」という銘柄の商品ばかりを並べている。
02-04-2023 X100F (94)

時にはこういうモノを眺めるのも悪くない…

滝川駅にて…(2023.04.02)

↓キハ40を2輌連結の列車が滝川駅に到着した。
02-04-2023 X100F (45)
↑好天に恵まれた。春の陽射しの中、車輌が眩しい…

↓暫し車輌を眺め入ってしまった。
02-04-2023 X100F (46)

改札を潜って駅前等に出るには時間がやや足りない程度で、直ぐに岩見沢へ向かう列車に乗ることが出来る。

↓跨線橋を渡ってみると、既に721系電車が待機中だった。
02-04-2023 X100F (48)

↓721系電車も、何となく味わいが在る感じだ。
02-04-2023 X100F (49)

↓車内に入って座席を占める…ぼんやりと座っていれば、列車は何時の間にか発車した…
02-04-2023 X100F (50)

名寄から特急で強引に旭川に動くと、旭川以遠の列車接続が非常に好い感じになる…

駐機場…:新千歳空港(2023.04.06)

神戸空港で飛行機に乗り、飛行機が駐機場から滑走路へ動き始め、滑走路の手前で「離陸の順番待ち」で少し停まった。その間…寝入ってしまった。

気付けば客室乗務員さん達が飲物を配っていた。珈琲を頂いた。そして窓を見てぼんやりとしていれば、また寝入ってしまったようだ。気付くと搭乗機は新千歳空港に着陸しようとしていた。

↓駐機場へ、暗い夜の空港を搭乗機は移動した。雨が断続しているようで、地面が濡れていた。
06-04-2023 X100F (185)
↑搭乗機が駐機する辺りの隣りの飛行機を眺めたが、期待や空港の施設が濡れた地面に映り込んでいて面白い。雨でも佇みながら何かの仕事に勤しむ関係者の姿も視える。

↓「休暇」ということになるが、「平日」より余程精力的に過ごした期間が幕を引こうとしている。
06-04-2023 X100F (187)

「試される大地」なるキャッチフレーズが在った。何を試したか?試してみて如何だったのか?如何ということも無かったような気もするのだが、その大地に戻ってしまった感である。

それにしても…今般は機内で随分と眠った。

幌延駅にて…(2022.12.31)

名寄駅で「1輌運行」という様子になって以降、途中の軌道上にエゾシカが現れる場面も幾分在ったが、概ね順調に北上を続け、幌延駅に至った。

↓後部側は少し積雪を跳ね上げて、雪が付着している様子が見受けられる。
31-12-2022 X100F (21)

↓先頭はスッキリしている。
31-12-2022 X100F (24)

↓如何いう訳か長く停車する幌延駅である。戸外の空気を吸うようなこともして、この時には何となく缶コーヒーを求めた。
31-12-2022 X100F (26)

旭川から稚内のやや長い道程だが、幌延にまで至ると「もう少し!!」という気分になる。

滝川駅にて…(2022.12.22)



旭川駅で乗車の列車が順調に滝川駅に到った…
22-12-2022 X100F (45)

↓このキハ40というのは、なかなかに美しいと思う。次第に「少数派」という感になっている年季が入った車輛だ…
22-12-2022 X100F (46)

↓滝川から、岩見沢へ向かうべく721系電車の列車に乗換える…
22-12-2022 X100F (49)

↓721系電車はこういうような座席で乗り心地が好い…
22-12-2022 X100F (50)
↑721系電車より後の時期に登場している731系電車や733系電車はロングシートなので、こういう感じとは大きく様子が異なる…

強引に特急列車に乗る場面も設けながら、<18きっぷ>を手に列車を乗り継いで南下をするというのも何度もやっているのだが、何度やっても面白い…

軌道上に…(2022.12.31)

北上中の列車が音威子府駅を発つ際、運転士さんはマイクに向かって言った。「この先は野生動物の出没が多くなります。急ブレーキを使用する場合も在りますので、御注意願います」とである。

↓そんな話しをしていれば、こういう様子が見受けられ、列車は徐行した。
31-12-2022 X100F (19)
↑キハ54の1輛運行という列車の場合、こういう具合に前方の様子が見られる場合も在る。

エゾシカは直ぐに軌道の脇へは避けない場合が多い。列車に背を向けて軌道上を駆けて行く場合が存外に多い。近年はエゾシカが増えている様子で、こういう「軌道上に出没」が非常に多くなっている様子だ。

B737-700…:駐機場:新千歳空港(2022.12.27)

↓「気付けば…」という具合で、乗っていた飛行機は新千歳空港に下り、やがて駐機場に入った。
27-12-2022 X-Pro2 (141)
↑神戸空港から順調に北上で、定刻よりもやや早い程度に到着した。

↓B737-700という型の飛行機だった。何か「眼に馴染んだ感じ」な機内だったと思う。
27-12-2022 X-Pro2 (130)
↑時節柄というのか、機内は殆ど満席で、少し混み合っていた。

↓「ここまで運んでくれて、有難う!」という気分で、駐機場の飛行機を眺めた。
27-12-2022 X-Pro2 (143)
↑新千歳空港では、到着した後に歩く通路脇が硝子張りで、飛行機を眺めて一寸写真を撮るというようなことに好適な場所が見受けられる。

地元の稚内はここからでも一寸遠いが…勝手知った札幌エリアに入り込めば、何か「出先から戻った…」という感が溢れる。

キハ261系ディーゼルカー:士別駅(2022.12.22)

名寄駅と旭川駅との間、名寄駅に寄った辺りに士別駅が在る。

士別駅では南下する特急列車と北上する特急列車とが行違う場面が在る。

↓その士別駅に、名寄駅で乗車した特急列車が停車中だ。
22-12-2022 X100F (39)
↑通常、停車時間は短いので、こうしてホームに出て車輛を眺めるゆとりは無い…

この日は、南下している特急列車と擦違う北上中の列車が10分程遅れたのだ。そこで待ち合わせていたのである。

こういう「積雪が当然視されていて、殆ど常時、気温が氷点下」という環境と少し離れて何日間か過ごしていた。また「こういう場所」を目指すことになる…

幌延駅にて…(2022.08.08)

定期運行している普通列車は、毎度同じような速度で走行している。途中駅への到着、そこからの発車も通常は変わらない。天候状態やその他の事由で到着時刻が多少前後はするかもしれないが、「凄く早い到着」は多分在り得ない。それでも列車に乗っていて「酷く早くここに着いた気がする…」と途中駅等で驚く場合も在る。

↓名寄から1輌で走っている列車が幌延駅に着いた。
08-08-2022 X100F (23)

幌延駅に着く時、何か「酷く早くここに着いた気がする…」と思っていた。というのも?名寄を発車した後、列車内で居眠りに陥っていた時間がやや長く、気付いてキョロキョロした時に「幌延の手前?」という状況だったのだ…

↓幌延駅で、この列車は少し長く停車するので、ホームで身体を伸ばして外気に当たるというようなことをする…序にこの1輌で北上を続ける車輌の写真も撮ってみる。
08-08-2022 X100F (22)

↓この時は少し雨が交った…
08-08-2022 X100F (28)

↓稚内へ向かう場合、幌延に至ると「長い道程も残りは1時間程か…」という気分になる…
08-08-2022 X100F (29)

実は稚内に在る時、昼頃にこの列車が南稚内駅や稚内駅を目指して走行中という場面を見掛けることも在る。今般は、時々見掛ける列車の中で過ごした訳だ…それにしても、この日は「余り記憶に無い?」という程度に乗客が見受けられ、車内の座席が粗方埋まっていた…

手荷物…:新千歳空港(2022.08.06)

↓羽田空港からのフライトは無事に新千歳空港に到着し、駐機場の所定の場所に着いた。
06-08-2022 X100F (78)
↑客室の最後尾の辺り、窓側の席であったので、少し様子を観ていた。

↓何やら車輌が現れて、飛行機の直ぐ脇に停まった。
06-08-2022 X100F (79)

↓そしてSkymarkのロゴが在るコンテナを載せた台車が牽引されて来た。
06-08-2022 X100F (82)

↓コンテナの蓋が開けられている。
06-08-2022 X100F (84)

↓最初に現れた車輌は機体後方のハッチに連結するスロープを載せたモノで、そのスロープを使って手荷物を下ろし、コンテナに容れて、後から預かり手荷物を受取る場所は運ぶという訳だ。
06-08-2022 X100F (85)

↓満席のような状態であったフライトである。暫しこの作業が続く様子だ。
06-08-2022 X100F (87)

飛行機が運航される都度、こういう手荷物の扱いや、その他様々な作業の必要が生じ、それを毎日確り行っている人達が在る。大変に有難いことだ。

↓飛行機を下りて一寸振り返ると、乗って来た飛行機の姿が見えた。「ここまで運んでくれて有難う!」という感じだ。
06-08-2022 X100F (90)

こうして「少し久し振り?」という感じの、羽田空港・新千歳空港間の移動は段落したのだった…

メガソーラー発電所…:新千歳空港周辺(2022.08.06)

雲の上を飛び続けた飛行機は、到着する空港を目指して次第に高度を下げる。そういうようになると窓から「下界」が視えて面白い場合が在る。

↓地面に「巨大な機械部品?」というように思った。角度の在る板状のモノが据えられ、何か「ギザギザ」というのか「凹凸の繰り返し」というようなモノを形成している。
06-08-2022 X100F (68)

↓上空の飛行機の窓であるが故に判る事であると思うが、相当に広い範囲に構造物が拡がっていた。
06-08-2022 X100F (69)

↓これは膨大な数の太陽光発電のパネルであるようだ。
06-08-2022 X100F (70)

↓何やら凄いと単純に驚いていた。
06-08-2022 X100F (71)
↑この時の光の感じの故か、パネルが光っているような感じでもなかったが…文字どおり「全く数え切れない…」という程の数のパネルが設置されていた。

判り易く纏まったデータは視掛けないが、何やら千歳辺りでは、近年はメガソーラー発電というモノが多く立地するようになっている様子だ。

滝川駅にて…(2022.07.28)

列車には、ぼんやりと乗車していた。途中、居眠りに陥った区間も在ったかもしれない。

↓そうしていた間に、721系電車の列車は滝川駅に到着した。
28-07-2022 X100F (85)

↓「回送」となるので、ここに停車している列車には乗車出来ない旨の案内が在った。実際、少し後の岩見沢行の列車と思い込んで乗車しようとする人達も見受けられた…
28-07-2022 X100F (86)

↓直ぐ正面のホームに列車が現れた。
28-07-2022 X100F (87)

↓札幌へ向かう特急列車だ。789系電車だ…
28-07-2022 X100F (90)

↓乗降が済むと直ぐに先を急いで発車する。この列車は見送った…
28-07-2022 X100F (92)

↓程無く別の列車が現れた。
28-07-2022 X100F (94)

↓721系電車だ…
28-07-2022 X100F (97)

↓滝川駅で暫し待機の後、列車は岩見沢駅へ向かう。
28-07-2022 X100F (99)

この列車に乗車し、更に進んだ…

搭乗…:B737-800(2022.07.28)

飛行機に乗る場面では、係員の介助を求めるか幼児を連れるというような事情の在る方、窓側席の方、中央席の方、通路側席の方というように順番に呼ばれるような感じになっている。

今般、自身は通路側席で最後の方に呼ばれたのだったが、ボーディングブリッジの入口前で、何やら機内で乗客が詰まった感じになっていたらしく、やや待つ羽目になった。

↓そんな時に窓のようになっていた辺りから視えた様子だ。意外に迫力が在る。
28-07-2022 X100F (138)
↑B737-800という機材だ…

↓これが利用したフライトだ。機内は満席のような様子だった…
28-07-2022 X100F (137)

伊予札黒糸威胴丸具足(いよざねくろいとおどしどうまるぐそく)のレプリカ…(2022.07.28)

↓新千歳空港のターミナルビル館内で眼に留めた…
28-07-2022 X100F (134)

↓「日本の甲冑…戦国時代のモノ?」と思ったが、かの徳川家康が愛用したと伝えられるモノのレプリカであるそうだ。
28-07-2022 X100F (135)

伊予札黒糸威胴丸具足(いよざねくろいとおどしどうまるぐそく)と称する。伊予(現在の愛媛県)の職人の考案で流行った様式で、「小札(こざね)」という部材の端の方に穴を開けて糸でそれらを綴り、枚数を最小限に抑えて動き易くしたということであるらしい。「黒糸威」というのは、黒い糸を使うモノだ。胴丸は登場して日が浅い頃は身分が低い兵が身に着けていたが、次第に高い地位の将も使うようになったモノなのだという。

この伊予札黒糸威胴丸具足は、関ヶ原合戦の少し前に徳川家康が、当時は「当時は仏教の守護神」と考えられていて「軍神」と見做されていた「大黒天」の夢を見たとして、大黒の頭巾を模った兜を設えているのだという。兜に付いている歯朶(しだ)の前立は、注連縄や正月飾りなどに使われる「裏白(うらじろ)」を意図しているらしい。

↓関ヶ原合戦を制した際の甲冑ということで、徳川家康は最晩年(大坂の陣の頃)に至る迄これを傍らに置いていたと伝わるようだ。
28-07-2022 X100F (133)

期せずして、少し面白いモノに出くわした…

音威子府駅…(2022.05.07)

早朝の稚内駅を発って名寄駅を目指す列車は、音威子府駅で5分程度の停車をする…

↓「音威子府」と漢字4文字、平仮名にすれば「おといねっぷ」と6文字…駅名標が妙に味わい深い…
07-05-2022 X100F (27)

↓何か、音威子府駅で一息入れて、一気に名寄駅を目指すというような風情のキハ54だ…
07-05-2022 X100F (26)

先日、稚内で一寸話していて話題になった。「そう言えば?あの1輌で走っている“普通列車”…乗った記憶が無い…」と言う方に出くわして驚いた。が…稚内ではそういう方も存外に多いのかもしれない…

雄信内駅…(2022.05.07)

普通列車で南寄りへ進みながら、車窓をぼんやりと眺め、気が向けば提げているカメラを使う…

↓雄信内(おのっぷない)駅だ…
07-05-2022 X100F (23)
↑この場所では各種列車の行き違いという場面も見受けられるのだが…趣深い駅舎であるように思う…

下沼駅…(2022.05.07)

座席に身を沈めて車窓を眺めながら、普通列車で南寄りへ進む…

↓下沼駅は貨物列車用の乗務員車を利用したような駅舎だ…
07-05-2022 X100F (22)
↑「駅舎」というよりも「待合所」という風なのだが、何やら“擬人化”したような画が入っている…それが不思議な雰囲気を醸し出す…

幌延駅にて…(2022.05.15)

↓列車は幌延駅に至った。
15-05-2022 X100F (19)
↑隣の駅を廃止したばかりなので、駅名看板の一部に「貼り付け」の訂正の痕跡が認められた…

↓列車の先頭側だ…
15-05-2022 X100F (18)

幌延にまで到ると「概ね1時間少々走る」という程度で稚内駅には到着する。「もう少し!」という感じではあるのだが、25分間程度の長い停車が在る。理由は少し判らないのだが…乗務員の休息というようなことも在るかもしれない。旭川・名寄の後、名寄から稚内はなかなかに長い。逆に早朝に稚内から名寄に向かう列車では、余り長い停車は生じないのだが。

↓何時の間にか、幌延駅の事務室・窓口について「定休日」が設定されたらしい。この日は日曜日だったので、その定休日であったようだ…
15-05-2022 X100F (20)

↓幌延駅では「暫し戸外の空気に触れる…」というような程度で、ホームに一寸出て過ごす…
15-05-2022 X100F (23)

↓やがて発車時刻が近付けば車内に戻る…
15-05-2022 X100F (24)

この「幌延での長めな停車」も「行程の一部」というようなモノだ…これはこれで悪くないと自身では思っている。

新千歳空港へ降下…到着…(2022.05.14)

関西空港で出発を待ち、やがて搭乗した飛行機は上空へ…そして安堵感に包まれて、居眠り交りな時間を機内で過ごした。

↓「降下中…」の旨の放送が入ったようで、眼を開けれは田園風景が眼下に…
14-05-2022 X100F (19)

↓午前中までに雨が交り、午後から天候が好転したということらしい。水田と思われる水面が陽射しに輝いている…
14-05-2022 X100F (22)

↓5月半ばだ…水田等の農地は生産の時季に入っている訳だ。
14-05-2022 X100F (24)

↓やがて街並みが見え始める…
14-05-2022 X100F (26)

↓そして着陸だ…
14-05-2022 X100F (32)

↓駐機場に着いた…
14-05-2022 X100F (40)

↓「ここまで運んでくれて有難う…」と到着した飛行機を振り返った。A320だ…
14-05-2022 X100F (41)

ここから地下のJR新千歳空港駅へ急ぎ、待機中の列車に乗り込んだのだった…