幌延駅にて…(2022.12.31)

名寄駅で「1輌運行」という様子になって以降、途中の軌道上にエゾシカが現れる場面も幾分在ったが、概ね順調に北上を続け、幌延駅に至った。

↓後部側は少し積雪を跳ね上げて、雪が付着している様子が見受けられる。
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↓先頭はスッキリしている。
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↓如何いう訳か長く停車する幌延駅である。戸外の空気を吸うようなこともして、この時には何となく缶コーヒーを求めた。
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旭川から稚内のやや長い道程だが、幌延にまで至ると「もう少し!!」という気分になる。

滝川駅にて…(2022.12.22)



旭川駅で乗車の列車が順調に滝川駅に到った…
22-12-2022 X100F (45)

↓このキハ40というのは、なかなかに美しいと思う。次第に「少数派」という感になっている年季が入った車輛だ…
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↓滝川から、岩見沢へ向かうべく721系電車の列車に乗換える…
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↓721系電車はこういうような座席で乗り心地が好い…
22-12-2022 X100F (50)
↑721系電車より後の時期に登場している731系電車や733系電車はロングシートなので、こういう感じとは大きく様子が異なる…

強引に特急列車に乗る場面も設けながら、<18きっぷ>を手に列車を乗り継いで南下をするというのも何度もやっているのだが、何度やっても面白い…

軌道上に…(2022.12.31)

北上中の列車が音威子府駅を発つ際、運転士さんはマイクに向かって言った。「この先は野生動物の出没が多くなります。急ブレーキを使用する場合も在りますので、御注意願います」とである。

↓そんな話しをしていれば、こういう様子が見受けられ、列車は徐行した。
31-12-2022 X100F (19)
↑キハ54の1輛運行という列車の場合、こういう具合に前方の様子が見られる場合も在る。

エゾシカは直ぐに軌道の脇へは避けない場合が多い。列車に背を向けて軌道上を駆けて行く場合が存外に多い。近年はエゾシカが増えている様子で、こういう「軌道上に出没」が非常に多くなっている様子だ。

B737-700…:駐機場:新千歳空港(2022.12.27)

↓「気付けば…」という具合で、乗っていた飛行機は新千歳空港に下り、やがて駐機場に入った。
27-12-2022 X-Pro2 (141)
↑神戸空港から順調に北上で、定刻よりもやや早い程度に到着した。

↓B737-700という型の飛行機だった。何か「眼に馴染んだ感じ」な機内だったと思う。
27-12-2022 X-Pro2 (130)
↑時節柄というのか、機内は殆ど満席で、少し混み合っていた。

↓「ここまで運んでくれて、有難う!」という気分で、駐機場の飛行機を眺めた。
27-12-2022 X-Pro2 (143)
↑新千歳空港では、到着した後に歩く通路脇が硝子張りで、飛行機を眺めて一寸写真を撮るというようなことに好適な場所が見受けられる。

地元の稚内はここからでも一寸遠いが…勝手知った札幌エリアに入り込めば、何か「出先から戻った…」という感が溢れる。

キハ261系ディーゼルカー:士別駅(2022.12.22)

名寄駅と旭川駅との間、名寄駅に寄った辺りに士別駅が在る。

士別駅では南下する特急列車と北上する特急列車とが行違う場面が在る。

↓その士別駅に、名寄駅で乗車した特急列車が停車中だ。
22-12-2022 X100F (39)
↑通常、停車時間は短いので、こうしてホームに出て車輛を眺めるゆとりは無い…

この日は、南下している特急列車と擦違う北上中の列車が10分程遅れたのだ。そこで待ち合わせていたのである。

こういう「積雪が当然視されていて、殆ど常時、気温が氷点下」という環境と少し離れて何日間か過ごしていた。また「こういう場所」を目指すことになる…

幌延駅にて…(2022.08.08)

定期運行している普通列車は、毎度同じような速度で走行している。途中駅への到着、そこからの発車も通常は変わらない。天候状態やその他の事由で到着時刻が多少前後はするかもしれないが、「凄く早い到着」は多分在り得ない。それでも列車に乗っていて「酷く早くここに着いた気がする…」と途中駅等で驚く場合も在る。

↓名寄から1輌で走っている列車が幌延駅に着いた。
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幌延駅に着く時、何か「酷く早くここに着いた気がする…」と思っていた。というのも?名寄を発車した後、列車内で居眠りに陥っていた時間がやや長く、気付いてキョロキョロした時に「幌延の手前?」という状況だったのだ…

↓幌延駅で、この列車は少し長く停車するので、ホームで身体を伸ばして外気に当たるというようなことをする…序にこの1輌で北上を続ける車輌の写真も撮ってみる。
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↓この時は少し雨が交った…
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↓稚内へ向かう場合、幌延に至ると「長い道程も残りは1時間程か…」という気分になる…
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実は稚内に在る時、昼頃にこの列車が南稚内駅や稚内駅を目指して走行中という場面を見掛けることも在る。今般は、時々見掛ける列車の中で過ごした訳だ…それにしても、この日は「余り記憶に無い?」という程度に乗客が見受けられ、車内の座席が粗方埋まっていた…

手荷物…:新千歳空港(2022.08.06)

↓羽田空港からのフライトは無事に新千歳空港に到着し、駐機場の所定の場所に着いた。
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↑客室の最後尾の辺り、窓側の席であったので、少し様子を観ていた。

↓何やら車輌が現れて、飛行機の直ぐ脇に停まった。
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↓そしてSkymarkのロゴが在るコンテナを載せた台車が牽引されて来た。
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↓コンテナの蓋が開けられている。
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↓最初に現れた車輌は機体後方のハッチに連結するスロープを載せたモノで、そのスロープを使って手荷物を下ろし、コンテナに容れて、後から預かり手荷物を受取る場所は運ぶという訳だ。
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↓満席のような状態であったフライトである。暫しこの作業が続く様子だ。
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飛行機が運航される都度、こういう手荷物の扱いや、その他様々な作業の必要が生じ、それを毎日確り行っている人達が在る。大変に有難いことだ。

↓飛行機を下りて一寸振り返ると、乗って来た飛行機の姿が見えた。「ここまで運んでくれて有難う!」という感じだ。
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こうして「少し久し振り?」という感じの、羽田空港・新千歳空港間の移動は段落したのだった…

メガソーラー発電所…:新千歳空港周辺(2022.08.06)

雲の上を飛び続けた飛行機は、到着する空港を目指して次第に高度を下げる。そういうようになると窓から「下界」が視えて面白い場合が在る。

↓地面に「巨大な機械部品?」というように思った。角度の在る板状のモノが据えられ、何か「ギザギザ」というのか「凹凸の繰り返し」というようなモノを形成している。
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↓上空の飛行機の窓であるが故に判る事であると思うが、相当に広い範囲に構造物が拡がっていた。
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↓これは膨大な数の太陽光発電のパネルであるようだ。
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↓何やら凄いと単純に驚いていた。
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↑この時の光の感じの故か、パネルが光っているような感じでもなかったが…文字どおり「全く数え切れない…」という程の数のパネルが設置されていた。

判り易く纏まったデータは視掛けないが、何やら千歳辺りでは、近年はメガソーラー発電というモノが多く立地するようになっている様子だ。

滝川駅にて…(2022.07.28)

列車には、ぼんやりと乗車していた。途中、居眠りに陥った区間も在ったかもしれない。

↓そうしていた間に、721系電車の列車は滝川駅に到着した。
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↓「回送」となるので、ここに停車している列車には乗車出来ない旨の案内が在った。実際、少し後の岩見沢行の列車と思い込んで乗車しようとする人達も見受けられた…
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↓直ぐ正面のホームに列車が現れた。
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↓札幌へ向かう特急列車だ。789系電車だ…
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↓乗降が済むと直ぐに先を急いで発車する。この列車は見送った…
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↓程無く別の列車が現れた。
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↓721系電車だ…
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↓滝川駅で暫し待機の後、列車は岩見沢駅へ向かう。
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この列車に乗車し、更に進んだ…

搭乗…:B737-800(2022.07.28)

飛行機に乗る場面では、係員の介助を求めるか幼児を連れるというような事情の在る方、窓側席の方、中央席の方、通路側席の方というように順番に呼ばれるような感じになっている。

今般、自身は通路側席で最後の方に呼ばれたのだったが、ボーディングブリッジの入口前で、何やら機内で乗客が詰まった感じになっていたらしく、やや待つ羽目になった。

↓そんな時に窓のようになっていた辺りから視えた様子だ。意外に迫力が在る。
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↑B737-800という機材だ…

↓これが利用したフライトだ。機内は満席のような様子だった…
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伊予札黒糸威胴丸具足(いよざねくろいとおどしどうまるぐそく)のレプリカ…(2022.07.28)

↓新千歳空港のターミナルビル館内で眼に留めた…
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↓「日本の甲冑…戦国時代のモノ?」と思ったが、かの徳川家康が愛用したと伝えられるモノのレプリカであるそうだ。
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伊予札黒糸威胴丸具足(いよざねくろいとおどしどうまるぐそく)と称する。伊予(現在の愛媛県)の職人の考案で流行った様式で、「小札(こざね)」という部材の端の方に穴を開けて糸でそれらを綴り、枚数を最小限に抑えて動き易くしたということであるらしい。「黒糸威」というのは、黒い糸を使うモノだ。胴丸は登場して日が浅い頃は身分が低い兵が身に着けていたが、次第に高い地位の将も使うようになったモノなのだという。

この伊予札黒糸威胴丸具足は、関ヶ原合戦の少し前に徳川家康が、当時は「当時は仏教の守護神」と考えられていて「軍神」と見做されていた「大黒天」の夢を見たとして、大黒の頭巾を模った兜を設えているのだという。兜に付いている歯朶(しだ)の前立は、注連縄や正月飾りなどに使われる「裏白(うらじろ)」を意図しているらしい。

↓関ヶ原合戦を制した際の甲冑ということで、徳川家康は最晩年(大坂の陣の頃)に至る迄これを傍らに置いていたと伝わるようだ。
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期せずして、少し面白いモノに出くわした…

音威子府駅…(2022.05.07)

早朝の稚内駅を発って名寄駅を目指す列車は、音威子府駅で5分程度の停車をする…

↓「音威子府」と漢字4文字、平仮名にすれば「おといねっぷ」と6文字…駅名標が妙に味わい深い…
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↓何か、音威子府駅で一息入れて、一気に名寄駅を目指すというような風情のキハ54だ…
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先日、稚内で一寸話していて話題になった。「そう言えば?あの1輌で走っている“普通列車”…乗った記憶が無い…」と言う方に出くわして驚いた。が…稚内ではそういう方も存外に多いのかもしれない…

雄信内駅…(2022.05.07)

普通列車で南寄りへ進みながら、車窓をぼんやりと眺め、気が向けば提げているカメラを使う…

↓雄信内(おのっぷない)駅だ…
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↑この場所では各種列車の行き違いという場面も見受けられるのだが…趣深い駅舎であるように思う…

下沼駅…(2022.05.07)

座席に身を沈めて車窓を眺めながら、普通列車で南寄りへ進む…

↓下沼駅は貨物列車用の乗務員車を利用したような駅舎だ…
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↑「駅舎」というよりも「待合所」という風なのだが、何やら“擬人化”したような画が入っている…それが不思議な雰囲気を醸し出す…

幌延駅にて…(2022.05.15)

↓列車は幌延駅に至った。
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↑隣の駅を廃止したばかりなので、駅名看板の一部に「貼り付け」の訂正の痕跡が認められた…

↓列車の先頭側だ…
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幌延にまで到ると「概ね1時間少々走る」という程度で稚内駅には到着する。「もう少し!」という感じではあるのだが、25分間程度の長い停車が在る。理由は少し判らないのだが…乗務員の休息というようなことも在るかもしれない。旭川・名寄の後、名寄から稚内はなかなかに長い。逆に早朝に稚内から名寄に向かう列車では、余り長い停車は生じないのだが。

↓何時の間にか、幌延駅の事務室・窓口について「定休日」が設定されたらしい。この日は日曜日だったので、その定休日であったようだ…
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↓幌延駅では「暫し戸外の空気に触れる…」というような程度で、ホームに一寸出て過ごす…
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↓やがて発車時刻が近付けば車内に戻る…
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この「幌延での長めな停車」も「行程の一部」というようなモノだ…これはこれで悪くないと自身では思っている。

塩狩駅にて…(2022.05.15)

「半ばの居眠り?」というような調子で、早朝の列車の車内で寛ぐ。寛ぐ間に列車は北上する…

「山を上る?」というような区間に入り込む。塩狩峠である。塩狩峠を上った上辺りに駅が設けられていて、そこに停車する。

↓「列車の行き違い」で3分程停車するという案内が在ったので、前方に出て一寸様子を伺った。
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↑列車が近付いて来るのが判った…

↓H100形らしい…3輌の連結…
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↓名寄や士別から旭川へ出る旅客の需要が多めな朝の時間帯だ。3輌の列車が動いている。
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以前はここではキハ40が3輌の連結で動いていたと記憶する。多分、写真は撮っていなかったと思う…何時の間にかH100形に更新されていた…

こういう具合にH100形を見掛ける機会は増えたのだが、未だ乗車したことが無い…

新千歳空港へ降下…到着…(2022.05.14)

関西空港で出発を待ち、やがて搭乗した飛行機は上空へ…そして安堵感に包まれて、居眠り交りな時間を機内で過ごした。

↓「降下中…」の旨の放送が入ったようで、眼を開けれは田園風景が眼下に…
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↓午前中までに雨が交り、午後から天候が好転したということらしい。水田と思われる水面が陽射しに輝いている…
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↓5月半ばだ…水田等の農地は生産の時季に入っている訳だ。
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↓やがて街並みが見え始める…
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↓そして着陸だ…
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↓駐機場に着いた…
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↓「ここまで運んでくれて有難う…」と到着した飛行機を振り返った。A320だ…
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ここから地下のJR新千歳空港駅へ急ぎ、待機中の列車に乗り込んだのだった…

幌延駅にて…(2022.01.04)

名寄駅で1輛になった列車は順調に走り続けた。

↓徐行しながら警笛を盛んに鳴らすので「何が起こった?」と様子を伺うと、線路上に「招かれざる客」の姿…エゾシカである。
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エゾシカは直ぐに軌道脇に避けない。「何か大きなモノに追われている!?」というように軌道に沿って走り続けていた。上の画のように振り返った後、更に少し「追われている!?」という動きを見せ、程無く脇に姿を消した。

↓そんな場面も経ながら列車は幌延駅に着いた。
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↑やや長く停車する幌延駅でホームに出て身体を伸ばした。列車の後ろ側を眺める。跳ね上がった雪が、こういう具合に列車の後ろ側に貼り付くのが「非常に冬らしい」という感じだ…

↓少し離れた位置からも視てみる。
04-01-2022 X-Pro2 (28)
↑緩い降雪と、積雪が強風で舞ってしまう分とが軽く混じっているような様子だったと思う…

↓正面側に廻り込んでみた。停車中も運転台辺りのワイパーは確り動いている…
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幌延まで到ると稚内は「もう直ぐ…」というように感じられる…

ボーディンブリッジからB737-800を望む…(2021.12.17)

「たった10分の札幌?!」という形になったが、札幌駅で無事に乗車した列車は<快速エアポート>だ。札幌・新千歳空港間を往来する列車だ。札幌以遠、小樽とを結ぶ列車も在るのだが、より多いのは札幌止まりの方のような気がする。札幌駅を発車すると新札幌駅まで停車せず、北広島駅、恵庭駅、千歳駅、南千歳駅、新千歳空港駅と停車駅も限られて速い。空港利用者のみならず、沿線各市の住民の間でもポピュラーな存在だと思う。

そんな列車で円滑に南千歳駅に至ったのだったが…「新千歳空港行に接続する筈の特急列車が少し遅れているので待つ」という話しになった。普段は「そうなの…」で聞き流す案内だが、今般は内心で「何だとぉ!!」と込み上げるモノが在った。

15時20分には利用するフライトの搭乗手続をしなければならない。15時13分に着けば?「何とか間に合う!!」と思っていたが、「俄かに暗雲が立ち込める…」という気分になった。結局、15時19分に列車は新千歳空港に着いた。

着いた列車の扉が開く時、強引に扉を手で押してしまいかねないような勢いでホームに飛び出し、他のどの乗客よりも早く地下ホームから改札口までを駆け上がり、改札口で手にした<青春18きっぷ>を提示して改札口を潜った。そして空港ビル出発ロビーへの階段を目指したが、エスカレータに他の人が居なかったので、少し慎重にエスカレータを早足で歩くように上がった。そして空港ビル内を「意識の中では全力疾走!!」で、実際には「小走り…」に進んで航空会社の手続端末に素早く駆け寄った。

手続は出来た。一気に力が抜けたような感じだったが、既に15時24分頃であるようだった。やや早足に保安検査を潜った。そして搭乗口では既に「全ての乗客の皆様を御案内中」となっていた。通例は「介助が必要な御客様」、「小さな御子様を御連れの御客様」、「優先搭乗」、「後方列窓側の御客様」、「後方列通路側の御客様」、「前方列窓側の御客様」、「前方列通路側の御客様」という程度に何段階にも分けて乗客を機内に迎えている。「全ての乗客の皆様を御案内中」は“最後”なのだ。「サッと指定の時刻に現れない?」という感じの人達を待つような感じかもしれない。「“駆け込み”組になってしまったか…」とボーディングブリッジに入った。

ボーディングブリッジに入ってみれば、自身よりも早い段階で入った人達が未だ飛行機の出入口扉の辺りで列になっていた。「ここに…着けた…」と不意に横を視れば窓が在った。

↓こういう様子が視えた…
17-12-2021 X100F (50)
↑目の先に出入口扉が在る飛行機と同型で、同じ会社のB737-800を望んだ…

↓数歩進んだ別の窓からも様子を視た…
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何か…この飛行機の座席に辿り着くために奮戦する羽目に陥ったような感だった…「3列シートの真中の席」ではあったが、何か酷く寛いだ気分になった。或いは非常に大きな安堵感の故であろう…

↓離陸して暫く経つと、機内ではこういうサービスも在る。
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長時間に亘って奮戦し、「ギリギリ!」で飛行機に…自身としては少しだけ珍しい感じだった。

深川駅にて…(2021.12.17)

留萌駅で乗り込んだ列車は…

↓小さな町を結んで、こういう景色の中も走りながら深川を目指した…
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↓「間もなく…深川です…」の録音で案内が在ったので、支度をしてデッキに陣取って待機…
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↓「ここまで運んでくれて有難う!」という感…
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↓跨線橋でホームを移動…
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↓特急列車がやって来た…
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↓この列車で札幌へ向かう…
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どうやら…幌延まで乗っていた列車の後続である旭川へ向かう特急列車は、数時間も停まってしまって、旭川以遠を目指す乗客の多くがこの列車を利用したらしい…自身は?待つばかりではなく、一寸した冒険をしてしまったが…こういうのも「想い出」ということにしておきたい…

留萌駅にて…(2021.12.17)

幌延駅前で乗車した路線バスは、幾つもの町を結んで、何回も運転士さんが交代しながら走り続けた。午前7時50分に発った幌延駅前で乗車した路線バスは…

↓午前11時20分頃に留萌駅前停留所に着き、少し歩いて留萌駅には午前11時20分を少し過ぎた頃に到着した…
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↓列車の発着状況はこういう具合だ…
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↑こういうような様子の単線区間…北海道内では多い…

12時18分の深川行の普通列車に乗れば、深川駅で札幌駅へ向かう特急列車に接続し、札幌駅では新千歳空港駅へ直ぐに向かうことが出来る。15時13分に新千歳空港駅…「空港で…走るか…」ということで、この普通列車を待つこととした。

↓留萌駅構内には除雪関係の車輛も停車している様子が視えた…
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↓やがて現れた列車に乗って深川駅を目指した…
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↑留萌。深川間もキハ54が動いている…

この区間は、以前に増毛を訪ねてみた時に利用していたが、随分と御無沙汰だった…「妙な行き掛り…」だが、「見慣れぬ路」を往くのも好いかもしれない…

幌延駅にて=“不測の事態”と呼ばざるを得ないかもしれない状況…(2021.12.17)

↓幌延駅の停車が少し長い…何か妙だ…
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↓乗務員さんが駅の事務室との間を行き来して何やら連絡を受けている…
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少し先の踏切で不具合が生じてしまい、列車が動けない状況に陥ってしまっているのだという。後続の特急と、乗車していた普通列車との調整等、結論が未だ出ず、動ける目途が立たない…

↓1時間以上も動かず、スッカリ明るくなった…
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↓何とか新千歳空港へ向かおうと、駅から出た…
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↓7時50分のバスで留萌へ行くという「勝手に代替」で動いてみることにした…
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↓「路線バスの発着」が余り意識されない駅前の様子が伺える…
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↓定刻にバスは現れた…
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このバスに乗車して留萌駅を目指し、留萌・深川・札幌・新千歳空港の経路で動く可能性を探ることにした。「一寸した冒険」となった…初めて利用する経路だった。

客室乗務員の歴代制服…:新千歳空港(2021.11.19)

新千歳空港という場所に関しては、保安検査を潜ってから利用する航空便の搭乗案内を待つ待合室へ入る前に、多少ゆとりが在る程度で到着して、色々なモノを何となく眺めて過ごすというような感じにするのが個人的には気に入っている。

↓空港ビル内でこんな展示が見受けられる…
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↑一瞥する分には、何処かの街の洋品店に据えられたショーウィンドーのようでもあるが…これは空港の歴史に関する事項や、空港が運用された当初から活動する航空会社の関係の品物を展示しているコーナーの一隅だ。飛行機の客室乗務員の歴代制服ということである。

↓上の画と逆側から視た…手前がより古めで、奥がより新しめということになる…
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こういうような、制服を身に着けた女性の客室乗務員が乗務するという航空旅客輸送というモノ…何時の間にか随分と長い歴史を有するようになっている。

この展示…「にやり…」としながら視てしまうのは、随分古いテレビドラマ―多分、若い世代の人達は全く知らない古い作品だと思う…―で、客室乗務員を目指して航空会社に入社し、研修所で頑張る面々の様子というようなことで色々と展開する物語が在って、そのテレビドラマのヒロイン達が身に着けていた制服と思われるモノが在るという点だった…それを視て「これだ!?」とも思ったが、敢えてそれを正面に写真は撮らなかった…と言うより、硝子の販社の関係で、写真を撮り悪い面も在る…

飛行機の客室乗務員…傍目に少し華やかかもしれないが、存外に大変な仕事だとも思う。飛行機に乗せて頂く都度、「ありがとうございます!」という気分になるものだ…巷の様々なサービスは、それを支えようと一生懸命な多くの人達に支えられている…そういうことを忘れてはならないような気もする。そしてこの空港の歴史に関する事項や、空港が運用された当初から活動する航空会社の関係の品物を展示したコーナーは、今や「普段着にサンダル履き」で乗ってしまう場合も在るような航空旅客輸送を支えている人達の気概や矜持を想い起させてくれる。

※「普段着にサンダル履き」で乗ってしまう場合も在るような航空旅客輸送というのは、“親父殿”がその兄である自身の“伯父貴”の言として引いていた表現を思い出したので、ここで使った。古く、千歳空港から他地域で空路で向かうというのは、何やら酷く特別で、「背広を着てネクタイ着用で…」というような雰囲気が“親父殿”―最近80歳代に突入した…―よりも概ね一回り年長だった“伯父貴”には在ったのだと思われる。故に、或る時何処かへ出掛けようと新千歳空港に入った“伯父貴”は、「普段着にサンダル履き」で飛行機に搭乗しようとする人達を視て「この人達!?何なんだ!?」と率直に驚いたのだと思う。そして何かの席で舎弟たる“親父殿”にそれを語り、その“親父殿”の述懐として「イマドキ、飛行機による旅客輸送は“普段着でサンダル履き”」という話しのタネとして自身にも伝わっている…

<火の帆>(HONOHO)…(2021.11.19)

↓こんなモノを求めてみた…
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関西空港へ出発しようと、新千歳空港で保安検査まで終えて、搭乗案内を待っている時だった。「何か飲物でも求めて“気に入っている場所”に入ってゆったりと…」と思い立った。売店を覗いて、これに眼を留めた…

↓北海道内で製造されているクラフトジンだ。
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比較的最近の登場らしい。後日に札幌駅構内の店で同じモノを見掛けたが、御店の方と言葉を交わしたところ「大変な人気商品!入れば直ぐに売切れて、再入荷に時間を要する…」という情況であるそうだ。

↓試飲してみた…
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↑何か…何処かの街のバーに据えられているカウンターのようにも視える画だが…新千歳空港の搭乗待合室の一隅である…

ジンは独特な香りが着いたスピリッツだ。その香りの刺激で好みが分かれるような感も在る。自身はジンも嫌いではない。

この<火の帆>(HONOHO)は、香りの刺激が穏やかであるように思った。美味い!ストレートで、或いはロックで呑んで愉しい感じかもしれない。

思わず試飲したが…そのまま中途半端になった瓶を持ち歩くのも鬱陶しい。100ml…空路の安全を期して、一気に干してしまった…

方々で、こういうような新しい酒が登場する。そういうモノに出会うのも愉しい。

下沼駅…(2021.08.19)

↓本当に「車窓に視えたモノを写真に収めてしまっていた」という以上でも以下でもない…
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↑古くは貨物列車の乗務員が載る車輛だったのか?その種のモノを転用して“駅舎”または“待合室”というようなことにしてしまっている…稚内の周辺等には存外に見受けられる方式なのだが、そういう方式の下沼駅を何となく眺めた…

この辺りが管轄地域の中に含まれる幌延町では、この下沼駅を“キャラクター”のようにして売り出そうとでもしている様子が伺える。敢えて眼や口のようなモノを“建物”に描いているのが面白い…

滝川駅にて…(2021.08.23)

岩見沢駅で乗り込んだ列車は沿線の「寧ろ田園…」という風な場所が多い中を北上した…

↓そして岩見沢駅で乗り込んだ列車は滝川駅に到った…
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滝川駅では「特急列車通過待ち」で少し長く停車することになっているが…待っている特急列車が些か遅れていて、停車が若干長引くという案内が在った…

↓「長引く…」と言って「若干…」のことである。天候も好かったので、ホームに出て外気に触れ、乗って来た車輛を眺めて過ごした…
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こういうような「途中の停車で息抜き」という感の「普通列車での移動」は嫌いではない…実際、「停車が若干長引いた…」という、1分か2分の余計な停車時間で、列車は直ぐに旭川を目指して発車したのだった。個人的には「全然気にならない範囲」というものである…

江別駅とその周辺とやや遅めなランチと…(2021.08.23)

白石駅で乗り込んだ列車は北東へ進み、途中の厚別駅での「特急列車通過待ち」の少しだけ長い停車を挟んで順調に江別駅に到った。
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↑事故の関係で列車運行が乱れてしまっている旨の案内が出ている…

↓岩見沢へ向かう列車については、1時間半弱の待ち時間が発生している状況だった。
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江別駅で利用出来る列車は、札幌・江別間を往来する列車か札幌・岩見沢間を往来する列車ということになる。江別を起点に岩見沢へ向かうような列車の運行が在るのでもない。が、「少しでも目的地へ近付こう」と江別まで出て来た。

振り返ると?「特急列車通過待ち」というような状況下、江別駅でホームに少しだけ出て外気に触れるようなことをしたことは在ったかもしれないが、江別駅で列車を下りてみたということは無かったような気がした。

↓駅前は広々としていて、緑地まで設えられていた…
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↓噴水のようなモノも在った…
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↓<ふれあいいの滝>と称するようだ…
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↓「やや遅めなランチに好適な感…」と静かな街で眼に留めた店に寄ってみた…
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↓ランチタイムの人出が途切れ、もう少しで夕刻に向けて休憩・準備ということになって行くような静かな時間帯に立寄らせて頂いた…
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↓スープカレーを御願いした…
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↓「厨房で揚物?」という音が聞こえていたのだったが、鶏肉、各種野菜を揚げた感じの豊富な具材が入って、なかなかに好い感じだった…
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↓何か「駅の近くの繁華な辺り」というのが判り悪いような感じだった…
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↓とりあえず静かだ…
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↓駅の傍に戻ってしまった…
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↓駅周辺に出ようとした際には眼に留めなかった案内図が在った。何となく眺めたが、列車までの時間に一寸足を運ぼうという程の場所も見当たらなかった…
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↓駅舎前の自販機で水を買い求めた…
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↓何やら色褪せた看板だ…この<カムイ>と見受けられる列車だが、江別駅は通過するのみであったように記憶している…
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↓通勤や通学のために駅を利用する人達は存外に多いのかもしれない。駐輪に関する注意喚起が色々と周辺に見受けられた…
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↓通路を確保すべく「駐輪禁止」の看板が掲出されている様子も見受けられた…
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↓駅舎内の「運賃表」を視ると、江別の位置関係が何となく判り易いかもしれない…
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↓漸く岩見沢へ向かう列車への乗車案内だ…
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↓北海道内では御馴染みな駅名標が確りとホームに据えられていた…
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↓反対側、札幌方向へ向かう列車は735系電車…試作型の1編成だけが見受けられるという、一寸珍しい代物だった…
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↓少し待ち侘びた感の岩見沢へ向かう列車が姿を現した…
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↓無事にこの列車に乗車した…
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期せずして、江別駅辺りで小さな散策を愉しんだ形となった…こういうのも好い…

奈井江駅…:721系電車と789系電車…(2021.08.21)

早朝に旭川駅を発つ普通列車は順調に南下する。

↓砂川を通り越した奈井江駅で少し長く停車する…
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↓この伝統的な、下部の広告まで「相変わらず…」な駅名標が好い…
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極々個人的なことながら「奈井江駅」というのは、何か「郷愁」が沸き起こる。小学生の頃、休みに列車に乗って、幼少の頃から御世話になった伯父伯母の家を訪ねた際に利用した駅なのだ…愉しかった様々なことが頭を過る…加えて、伯母の急な訃報に接して慌てて訪ねた時の悔しいような想いまで沸き起こる…

↓3輛編成の普通列車が停車する様子が「妙に様になる…」というような駅だと思う…
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↑何時の間にか、この駅は無人になってしまっている様子でもあるが…

↓少し長い停車の理由は、この特急列車を見送るためであった…
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↑789系電車の<カムイ>が勢い良く奈井江駅を通過した…

特急列車を見送れば、721系電車による普通列車はまた進み始める…

<X100F>…(2021.08.24)

↓出掛ける場合には、何時もこういう具合で持っている…何時でも直ぐに使えるような感じに提げている場合も多い…
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↓乗っていた列車の中で、何となく取り出し、もう1台持っていた<X-Pro2>を「何時でも直ぐに使えるような感じ」にしようとしていたのだった…
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↓ロシアのサハリン州や沿海地方も含め、九州地方、四国中国地方、近畿地方、他の各地や北海道内と、これと一緒に色々と出掛けた…
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本当にこの<X100F>は「傍に在ると嬉しい」という存在だ…これからも色々な場所へ連れ出すことになるであろう。不意に<X-Pro2>を使って、この<X100F>の姿を撮ってしまった。そして時々そういうように「してみたくなる」という雰囲気も在る…

キハ54…:幌延駅(2021.08.24)

↓列車が幌延駅に着いた…
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↓如何いう事情なのか、早朝の旭川駅から稚内駅を目指す普通列車は幌延駅で少し長く停車する…
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↓長い旅路の休憩時間という感か?
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↓暫しホームに出て外気に当り…「ここまで御疲れ様…もう少しの間、宜しく…」と停車中のキハ54を眺める…
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時計に眼を落して「もう少しで出発…」と、また乗込んで稚内駅を目指す…