<サイプリア宗谷>…:鴛泊港(2021.08.01)

稚内から往路で乗船した船と同じ船に、復路も乗船することになった。

↓これは到着直後の様子だが、鴛泊港に停泊する<サイプリア宗谷>である…
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沓形港を擁する西側の利尻町域内に入り、また利尻富士町域内へ戻り、待機していた<サイプリア宗谷>に乗船した。

↓甲板に佇んで、出航準備の様子を眺めていた。
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↓船は動き始めた…
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↓鴛泊港のターミナルが少しずつ遠ざかる…
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↓<サイプリア宗谷>が運用されている航路を示したモノが船内にさり気なく掲示されていた…
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↓甲板に佇む分には些か揺れた…
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船は些かの風浪に負けずにドンドン巡航速度で進み、利尻島から遠ざかって稚内港へ向けて進んだ。<サイプリア宗谷>の船室は椅子席が主体で、椅子に陣取って「何時の間にか居眠り…」という場面も交えて、何やら「何時の間にか進んでいる…」という様子になった。乗心地が好い船だと個人的には思う…

↓一部、舷側の甲板にやや派手な飛沫も上がっていたが、力強く<サイプリア宗谷>は進んだ…
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「朝に出て昼に引揚げる」という形であったが、なかなかに想い出深い利尻島訪問となった…

<仙法志御崎公園>(せんぽうしみさきこうえん)…(2021.08.01)

7月10日にも立寄った場所を、短めな間隔で再訪することとなった。「行かない…」となれば、何年間も機会が設けられないものだが、こういう具合に「何となく機会が生じて…」という場合も在るものなのかもしれない…

利尻富士町側の鴛泊に上陸後に動き始め、利尻町側で利尻富士が視えて、<ミルピス>を試飲してから沓形に至って利尻富士を仰ぎ見たのだった。その沓形から南下して、<仙法志御崎公園>(せんぽうしみさきこうえん)に至った訳である。

↓「海の上に1721mもの山が突き出している…」という、利尻島の独特な地形が判り易く視られる場所である。
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↓「溶岩が冷え固まった?」と見受けられるような、独特な感じの岩が拡がる海岸から利尻富士を仰ぎ見るような感じになる。
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↓この辺りの景観…好い!
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↓やがて雲が流れ込み…利尻富士の姿は視えなくなって行った…
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この仙法志から島の東岸を鴛泊へ向かったのだったが、その間は、更に鴛泊を出てからの船上でも利尻富士は視えなかった…が、それはそれとして「遠望していたあの山を、麓で視てみたい…」という、今般“上陸”に誘ってくれた友人達の想いは通じたのであった。

この時に仰ぎ見た利尻富士の様子…早くも「少しばかり懐かしい」という感じがする。

利尻富士を望む…:利尻町・沓形にて(2021.08.01)

雲がやや多い中の航海で、そのまま雲が多目な鴛泊に上陸したのだったが、島の西寄りである利尻町の域に入ると雲が流れ去って利尻富士の姿が視えたのだった。友人達に同行で利尻島に上陸したが、上陸を目指した景気は「日本海岸を北上する際に遠望した利尻富士に近付いて、麓でその姿を視たい」という想いであった。それが「通じた…」ということにもなる。

↓沓形の街に至り、漁港の辺りに立寄った。
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↑停泊中の漁船の向こうに大きな利尻富士が視えた。天、山、海が在って、海の幸を採捕する人々の営みが在る…そんなことに想いが廻る光景だ。

↓漁船や漁港と周辺の様々な構造物が見受けられる中、港の水面に利尻富士の姿が映り込むような感じである。
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この漁港の箇所から更に海寄りへ進むと、夏季に礼文島の香深港との間を往来するフェリーが発着する場所が設えられている。

↓そのフェリーが発着する辺りの眺めだ…
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↑本当に言葉を失って見入ってしまった感だ…

↓天、山、海…海の幸を採捕する人々の営み…本当にそういうことに想いが廻る光景だ。
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本当に前日午後まで全く考えていなかった「急遽の上陸」となったのだが、非常に善かった!

<ミルピス>…(2021.08.01)

利尻町の道路をゆっくりと移動して沓形の方向へ進んでいた…

↓こんな場所を発見して立寄った。
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「あっ!?」とこの場所に気付き、通り過ぎてしまったが「引き返して、一寸寄ってみよう…」ということになり、「何処か?Uターン可能と見受けられる地点?」と少し先に進んで引き返してここに至った。

↓こんなモノが売られている。
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1本350円の代金を入れる箱が据えられ、そこで支払いし、冷蔵庫から出して頂くようになっている。古い小さな食堂のような設えの店になっていて、テーブルが使える。

↓冷蔵庫から出し、軽く振り、備えられている「牛乳瓶の紙詮を抜くモノ」で蓋を開けて頂く訳だ…
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利尻町で手作りされていて、他所に出しているのでもない乳酸飲料であるという。店内には、テレビ番組の撮影に訪れた出演者達のサイン色紙も幾分飾られていた。

飲んでみたが、何処となく「アッサリとした“飲むヨーグルト”?」という味わいだったと思う。或る意味「密かに知られた利尻町の名物」という感じだ…

利尻富士を仰ぎ見る…そして礼文島を望む…:利尻町にて(2021.08.01)

もしかすると「存外に知られていない?」ということかもしれない。利尻島には4つの村が在って、それが2つずつ合わさって、現在も2つの町(自治体)が在る。稚内港との間を往来するフェリーが発着する鴛泊港を擁する、島の東側を占める利尻富士町が在り、反対の西側を占める利尻町が在るのだ。

その利尻富士町の範囲ということになる鴛泊港に着き、「車輛調達!」(レンタカーを利用…)ということにして動き始めようとした際、「反時計回りで動こう…」ということにした。と言うのも、やや雲が多い鴛泊で眼を凝らすと「向こうの天?“明るい”感じな色ではないか?」と思えたのである。

鴛泊から北上してから西へ進みながら南下という進路…これが「反時計回り」である。そういうコースで進むと、天が少し明るくなって来て、雲が上空の強風に押し流されているような様子が見受けられた。

「視えたじゃないか!利尻富士が!!」と一同驚嘆であった…

↓停車可能と見受けられる場所で、このような利尻富士の様子を眺めた…
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同行した友人達は、稚内へ北上する道すがらに利尻富士を遠望し、「近くへ行くことが叶うなら?麓であの山の姿を眺めてみたい…」と想い、急遽渡航と決した。そして御誘いも頂いたのだったが…

↓想い、願いが天に通じたのか、見事な利尻富士の姿が視えた。火山活動などで形成された平坦でありながら複雑な感じでもある島の地形を見下ろしながら、巨大な山が悠然と佇んでいる…
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↓道路を渡った辺りでは、礼文島の陸地も視えた!
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↑礼文島は小高い辺りに佇むと「雲の中?」とでも感じるであろう程度に雲が被っていたが、緑に覆われた陸地が、飛沫を上げる浪も視える海の碧の上で輝いていた。

↓本当に素晴らしい光景だと思う…
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利尻島に関しては、東西で少々天候の差異が大きめな場合も見受けられる。そして強風で雲が流れるというような事も手伝って、天候変化の時間的周期も少し短めであるようだ。或いは典型的な“島”の様子ということにもなるのかもしれないが。

前日午後まで全く意図していなかった「急遽…」という感じで利尻島を訪ねたが、船上からの、加えて到着した頃の眺望が好かったとも言い悪い中で、こんな風景に出くわしたというのは大変に幸いである。

利尻昆布!?(2021.08.01)

沓形の漁港で景色を愉しんでいたが…

↓何気なく足元を視た…
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↑船が出入りすべき岸壁の辺りに昆布が見受けられる…海水の透明感が高い感で、光を受けて昆布が揺らぐ様が視えて面白かった…

これが所謂「利尻昆布」の種類ということになるモノであろう…ここで採捕はしないかもしれないが…

燃料タンク…(2021.08.01)

↓利尻島の西側、沓形の漁港周辺で見掛けた…
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利尻町を中心にして、各種燃料やガス器具等を販売する会社が在って、その会社の燃料タンクであるようだが…俄かに天の雲が晴れていた中、「爽やかな夏」という光線が降り注ぐ中で眺めると独特な風情が在った…

利尻富士を擁する島へ…:船上(2021.07.10)

浮き立つような気分で稚内港から乗船した。船が動き始めてみれば、「何処かのバスや電車の方が余程揺れるであろう…」という程度の感じ、正しく「滑る」ような感じで船は稚内港から利尻島の鴛泊港を目指して進み始めていた。

↓「よく来た!」と歓迎でもしてくれるかのように、或いは「じっと待っているから早く来い!」と船の到着を待ち侘びるかのように利尻富士の姿が視えた。
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好天の中で利尻島を船で目指す場合、こういう眺めが酷く愉しい。乾板のベンチに陣取って、座る、立つを繰り返して随時風景を眺めて愉しんだ。

↓島が近付くに連れ、やや雲が多くなってはいた…
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↓「上陸すると?如何か?」という感じになって来た…
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↓何やら「秘境の島…」という風情が色濃くなったような気もする…
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↓島の上の陸地に在る様々なモノが視え易い距離に近付けば、利尻富士の高目な辺りは雲に包まれているように視えた…
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↓何か「曇天の港に着く…」という感じになった…
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こういう状態…鴛泊港を擁する東寄り、或いは北東側では利尻富士に雲が掛かっていたのだが、少し動くと利尻富士は見事な姿を見せてくれた。少し距離が在った時点で、「よく来た!」と歓迎でもしてくれるかのように、或いは「じっと待っているから早く来い!」と船の到着を待ち侘びるかのように思えたのだが、島は確りと歓迎して下さった訳だ。

今般は「折角、“船一本”で利尻島に辿り着ける場所に在るのだから…」と、もう少し利尻島への訪問機会を設けてみるべきかもしれないと、少し強く思った。

<ボレアース宗谷>:鴛泊港到着…(2021.07.10)

↓稚内港を出てから、穏やかな海を順調に航行し、予定どおりにフェリーは鴛泊港に到着した…
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↑到着したフェリーを思わず眺めてしまう…

フェリーは<ボレアース宗谷>と名付けられている。全長95.7m、幅15m、深さ5.4mで速力は19.7ノット、総トン数は3578トンであるという。

↓鴛泊港は比較的間近に船が眺められるのが好いように思う…
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この船の「ボレアース」という名である。何やら『ガンダム』のシリーズに出て来る宇宙艦か秘密兵器の名のようだと個人的には思ってしまうのだが…これはギリシア神話の「北風の神」ということであるらしい。北の海を行き交うフェリーということで「北風」に因んで「ボレアース」としたのであろう。

稚内港で時々この船も見掛けるのだが、こうして鴛泊港で間近に眺めるというのも少々興味深い。

姫沼…(2021.07.10)

鴛泊港上陸、車輛調達の後に動き始めたが「とりあえず…」と姫沼に向かってみた。

↓こういう様子だった…
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鴛泊港に入るフェリーの船上から眺めた限り、利尻富士の眺望は雲に遮られていた。それでも、とりあえずこの姫沼の眺望に触れてみたかった…

直ぐに動き始めた。「ランチは少し早めで沓形…」という思惑も在ったので、鴛泊へ引き返し「北上して西側へ入って南下」という“反時計回り”で動いてみることにした。

西寄りの利尻町の域に入れば利尻富士を仰ぎ見ることが叶うようになり、山の五合目に相当する<見返台園地>南側の<仙法志御崎公園>を経て東側の利尻富士町の域に南寄りから戻った。そしてオタトマリ沼<白い恋人の丘>こと沼浦展望台鬼脇を経て<ラナルド・マクドナルド上陸記念碑>を経て再び姫沼に至った…

↓2回目はこういう様子だった…
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こんな感じも「利尻島訪問らしい…」という感じなのかもしれない…

<ラナルド・マクドナルド上陸記念碑>…(2021.07.10)

忘れる程度に以前…『海の祭礼』という時代モノの小説を興味深く読んだということが在った。

利尻島は、実はその『海の祭礼』という小説の主要な舞台の一つになっている…

稚内から利尻島へ上陸する際の“玄関”となる、島の北東部に在る鴛泊港フェリーターミナルから少しだけ南下した辺りに記念碑が在る。

↓こういう記念碑だ…
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鴛泊港フェリーターミナルの前を発車して、概ね時計回りに利尻島を一周する定期観光バスに乗車した経験が在る。その際、この記念碑に関してはバスガイドさんが話題にする。が、停車して見学するというのでもない…

↓脇にこういうように英語のモノまで在った…
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ラナルド・マクドナルド…米国捕鯨船に乗り組んでいて、日本に憧れを抱いていた彼は小舟で海に出て上陸を試みた。焼尻島に至って「無人島?」と思い、更に進んで利尻島に至って人の姿を認め、そして上陸した訳である。1848年の出来事だ…

このラナルド・マクドナルドは利尻島上陸後、遥々と長崎へ護送された。長崎では幽閉されていたが、語学を学んでいた人達―幕府の通詞達―に英語の指導を行った。「日本で初めての、ネイティブスピーカーの英語教師」ということになった人物だ。

幕府の通詞の中には英語の知識を有した者も在ったというが、長崎の出島に在ったオランダ人から聴いているので、正しい発音を解していない面も在った。そういうことに関して、ラナルド・マクドナルドは彼らと英文を音読、発音を指導したという訳である。

ラナルド・マクドナルドはやって来た船で国外へ出されたが、彼と接した通詞達の中には1853年の所謂“黒船”の一件で米国人達と交渉する場面で活躍した人も在るようだ。

↓碑が古くなっていて文字が読み悪い場合も在るので、脇に内容を転記した案内板も設置されていた…
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ラナルド・マクドナルドは1894年に他界したそうだが、日本で接した人達から習い覚えた「ソイナラ」(=さよなら)という語を最後に呟いたそうだ。

歴史に大きな波紋が拡がる小さな一石が投じられた…そんな出来事が伝わる利尻島である。知名度が高いような、然程でもないような記念碑だが、少し興味深い。

<PORTO COFFEE RISHIRI>(ポルト・コーヒー・利尻)のロゴ入りタンブラー…(2021.07.14)

↓こういうモノを使い始めた…
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<PORTO COFFEE RISHIRI>というのは、利尻島の鴛泊港フェリーターミナルの建物を出た真正面、「フェリーターミナルから歩いて15秒…」という場所に在るカフェだ…

<PORTO COFFEE RISHIRI>については、利尻島から稚内港へ引揚げるフェリーに乗船する前、少しだけ時間が在って珈琲をゆったりと頂きたかったので立寄った。

そこでこのタンブラーを眼に留めた。実は以前に「持ち帰りの珈琲等の容器」を想わせる形状のタンブラーを入手していて愛用中であった。同じモノをベースにしていると気付き、「是非、欲しい!」と思った。

「持ち帰りの珈琲等の容器」を想わせる形状のタンブラーは、水筒やペットボトルのような使い心地でもない。普通に居室で飲物を頂く場面のカップであり、蓋が在るので、何処かで何となく珈琲等を求めて持ち歩く場合のように近隣へ「珈琲を連れ出す…」というような使い方をするモノになると思う。

↓モノはこういう具合に確りと箱に入っている。フェリー乗船を前に<PORTO COFFEE RISHIRI>で求めて持ち帰った…
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↓こういう具合に箱に収まったモノを出した…
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↓タンブラー本体は、保温の仕組みが在るのでもないが「二重構造」となっていて、熱い飲物を注いでも持ち易い。そしてスクリューキャップで確りと蓋が閉まる。
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↓「使い初め」は<PORTO COFFEE RISHIRI>の「開店1周年」で配られたというモノ、ドリップパックの1杯を頂くことに供したかった…
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↓湯を用意してドリップパックの珈琲を淹れた。タンブラーは300mlの要領だが、ドリップパックは150mlの湯を使うようになっている。概ねタンブラーに半分の量の湯を使うことになる。
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ドリップパックの珈琲は、苦味以外の珈琲の味が華やかな感じに仕上がったブレンドであった。こういうのも好きだ…

↓利尻島が浮かぶ海の碧を想わせるような深い色のタンブラー…大事に愛用したい感だ…
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確りと「RISHIRI=利尻」と在るロゴマークが入っている。利尻島訪問の土産としても、悪くないと思う…

※ 写真そのものは稚内で撮っているのだが、鴛泊港の店で求めた新たな愛用品を使い始めたという話題なので、記事は「北海道/利尻」のカテゴリとする…

<利尻富士町郷土資料館>=旧 鬼脇村役場…(2021.07.10)

↓なかなかに典雅な建物だと思う…
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↑鬼脇に在る建物だが、入口の門柱に「鬼脇村役場」と在る…

利尻島の東海岸は、少し北側の鴛泊と南側の鬼脇を中心に2つの村が設けられた。1956(昭和31)年に鴛泊村と鬼脇村とが合併して「東利尻村」となった。1959(昭和34)年には町制が施行されて「東利尻町」となった。そして1990(平成2)年に「利尻富士町」へ名称変更で現在に至っている。

↓この建物は、合併する以前の「鬼脇村」の役場として建てられた経過が在る。
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↑現在では<利尻富士町郷土資料館>となっているが、「建物それ自体」が「資料館の貴重な展示」という様相を呈していると見受けられる…

↓<利尻富士町郷土資料館>の直ぐ脇だ…「道路の向こうに利尻富士」という風情が酷く好い…
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古くから様々な活動が積み重ねられた利尻島の経過を想わせる存在の建物…なかなかに好い!

<リシリア>…(2021.07.10)

オタトマリ沼の畔の店で求めた…
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好天に恵まれ、陽射しが強めに感じられ、「何か飲物でも欲しい…」と思った時、オタトマリ沼の畔に在ってコレに出くわした。これが利尻富士町の天然水ということである。興味深い…

なかなかに美味しく頂いた天然ミネラルウォーターであったので、こうして写真にも収めて記憶に留めたかったのだ…

<利尻 島の駅 “海藻の里・利尻”>…(2021.07.10)

沓形のランチにラーメンを頂いた店の傍に、少し面白い建物を見付けた…

↓沓形に現存する建物で「最も古い…」という建物で、130年位経っているらしい…昆布の取引等を手掛けた商家であったらしい…
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↑カフェや、海藻を利用した手作り品を作る経験が出来る施設になっているようだ…

今般は一寸だけ建物外見を眺めて辞去したが、この種の建物は面白い…何やら画の右端を外れた辺り、「建物の真前」に駐車していた車輛が在って、少し興醒めだったのでこの画を1枚撮ったに留めたのだったが…

<PORTO COFFEE RISHIRI>(ポルト・コーヒー・利尻)…(2021.07.10)

利尻島の鴛泊港フェリーターミナルの建物を出た真正面に、商店、飲食店、レンタカーの事務所が入居した横長の建物が在る。

↓その中、一際「クール…」という感じの看板が眼に留まった…
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朝、鴛泊港に上陸した時点で看板に気付いていた。そして「歩いて<利尻富士温泉>へ…」ということをしていた午後3時台には「何となく賑わっている?」という風情も見受けられ、少々気になっていた。

<利尻富士温泉>から鴛泊港フェリーターミナル辺りに引揚げた後、フェリー乗船まで「微妙に間が在る…」と思ったのだったが…「クール…」な看板の店が混んでいるでもなかったので入ってみた…

↓<PORTO COFFEE RISHIRI>(ポルト・コーヒー・利尻)というカフェである。
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↑エスプレッソマシーンで珈琲を淹れる…持ち帰り、または店内でという仕組みで、画のようなカップで飲物を供する。

エスプレッソマシーンで珈琲を淹れる関係上、「普通なブラックの珈琲」は「アメリカーノ」ということになる。何か「エスプレッソマシーン前提…」というようになっている、最近のユジノサハリンスクのカフェのようだとも思った。

聴けば、この<PORTO COFFEE RISHIRI>(ポルト・コーヒー・利尻)は2020年7月に開店で、極最近に「1周年」であったそうだ。

↓「開店1周年」で配ったという“ドリップパック”を土産に頂いた…
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“PORTO”(ポルト)というのは、ポルトガル語で港を意味する語であるという。(序でにイタリア語でも同じだった…)正しく「フェリーターミナルの真正面」と「港に在る珈琲の店」という体裁である。

人々が他地域と往来する際に発着する場所の辺りにカフェが在るというのは、非常に好ましいことではないかと思う。小さな街の鉄道的のような存在感であるのが、この利尻島の鴛泊ではフェリーターミナルなのだと思う。そのフェリーターミナルの前のカフェだ。何やら住所は定まっているが、住所も何も関係なく「フェリーターミナル真正面、徒歩15秒」という場所だ…

↓何か「素敵な場所」に出くわしたように思う。
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簡単に「通り掛かる」ということでもないのかもしれないが…鴛泊港フェリーターミナルへ立寄るなら、ほんの少しの時間のゆとりを設けて、ここで珈琲を求めるのも好いと思った。今般、復路のフェリーに乗る前に時間を設けられて大変に幸いだった…

<利尻富士温泉>のタオル…(2021.07.11)

↓実に有り触れたタオルである…が、確りと<利尻富士温泉>という文字が入っている…
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利尻島を訪ねる際、「場合によって温泉を一寸利用して寛ぐ?」ということも念頭に在って、自身のタオルは持参していたが…それでもこの<利尻富士温泉>のロゴが入ったタオルを200円で求めて使った…

↓稚内の拙宅へ引揚げた後、とりあえず出して置いていた。そして翌早朝にコインランドリーを利用することにした際、洗って乾燥とした訳だ…
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ズバリ<利尻富士温泉>と文字が入ったタオル…視る都度に利尻島を思い出すことになりそうだ…

※ 写真そのものは7月10日の利尻島訪問の翌朝、7月11日に稚内で撮っているが「利尻の話題」なので記事は「北海道/利尻」のカテゴリに入れておきたい…

<鴛泊地区災害時避難経路案内図>…(2021.07.10)

午前9時台から午後3時台まで動き回り、午後5時台のフェリーまでの間は<利尻富士温泉>という場所を訪ねてみた。

自身も同行の友人も何方かと言えば「長風呂はしない…」という傾向なので、鴛泊港フェリーターミナルの案内所で聴いた「歩けば20分から30分」という場所を往復して温泉を利用するというのは「程好い…」という相談になったのだった。

「徒歩30分」という説も在るが、結局は我々の足で概ね20分間程度で<利尻富士温泉>に至り、サッパリとして鴛泊港フェリーターミナルへ引揚げた。

↓フェリーターミナル辺りが近い辺りで見掛けた。「気が利いた案内看板じゃないか…行って来た温泉の辺りまで判る…目印になる郵便局や信用金庫、店の看板も判るじゃないか…」と少し立ち止まって眺めた。
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そうやって暫し眺めて気付いた。これは<鴛泊地区災害時避難経路案内図>というモノだ。災害時の避難場所に指定されている施設等への道順が、辺りに慣れた人も、不慣れな人も判るようにという意図なのだと思う。

出先で、こういうモノに気付くというのも意外に興味深い…

<白い恋人の丘>こと沼浦展望台で利尻富士を望む…(2021.07.10)

オタトマリ沼を離れて、利尻島の周囲を廻る道路の側へ進もうとしてみれば…「<白い恋人の丘>→」というような案内看板が眼に留まった…

「<白い恋人の丘>→」に興味を覚え、進んでみた。オタトマリ沼を離れて、少し先に小高くなっている場所へ上がる道が設けられている。そこを上ると、駐車スペースが設けられている。これが<白い恋人の丘>と名付けられた沼浦展望台だった。

↓展望台からはこういう具合に利尻富士の姿が視える…
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↓こんな案内板が掲出されている。菓子の『白い恋人』を製造販売している会社の協力で2014年に整備された「沼浦展望台」に<白い恋人の丘>と命名したということのようだ。
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オタトマリ沼で仰ぎ見る感よりも、この辺りで視る利尻富士の山頂辺りの感じの方が、『白い恋人』のパッケージの画に近いかもしれない…

↓何か“ファンタジー”の世界の景色が「そのまま眼前に…」という感でもある。
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こんな景色を眺められたことが非常に幸いだった…

オタトマリ沼で利尻富士を望む…(2021.07.10)

利尻島の南側に少し大きな沼が在る。

↓こういう具合だ…
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↓オタトマリ沼という…
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今般、鴛泊港から少し北上して西側を進んで南下するような感じ、利尻町の側に入って、沓形辺りの<見返台園地><北見富士神社>とに寄り、仙法志に至った。そこから少し進むと、利尻島の東側を占める利尻富士町の域に入る。オタトマリ沼は利尻富士町の域内、南寄りな辺りに在る。

「オタトマリ」?少し不思議な語感だ。「オタトマリ」という呼称は、アイヌ語のオタ・トマリ(ota-tomari=砂・泊まり地)に由来するものだそうだ。

ここは爆裂火口の底が泥炭地となったもので、沼の周囲は爆裂火口内に発達したという北海道では特異な湿原が拡がっている。

↓沼には寧ろ海鳥が集まっている感だ。これも然程広くない島であるが故なのであろう。オタトマリ沼は利尻島で最大の湖沼であるそうだ。
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↓山頂部の感じが美しく視える…
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北海道の少し知られた菓子に『白い恋人』が在るが、そのパッケージにはこの辺りから眺めた、雪を頂く山頂の様子の画が使われているという。

「利尻島の景勝地」ということでは広く知られている場所である。訪ねられたことに、美しい様子を眺められたことに、そういう「吉日!」であったことに感謝したい…

<スパイシー 焼き醤油らーめん>…(2021.07.10)

午前7時頃の船で稚内港から鴛泊港に向かって上陸すれば、動き始めるのは午前9時台に入った頃ということになる。<北見富士神社>に立寄って、沓形の街に在った頃には午前11時台に入っていた。辺りの様子を眺めながら、「11時30分開店」という少し知られた店に立寄って昼食を愉しむこととした。

↓こういうモノを頂いた…
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↓名付けて<スパイシー 焼き醤油らーめん>である…
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「利尻らーめん」と称し、利尻昆布を潤沢に使った出汁でスープを作るというラーメン…「焼き醤油」としている醤油による調味のスープのラーメンが立寄った店の「看板メニュー!」であるようだ。そこに辛味の調味料を加える。メニューの画では脇に辛味調味料が盛られているが、これは「イメージ」に過ぎず、実際には「焼き醤油」に辛味調味料を加えて、利尻昆布を潤沢に使った出汁のスープという訳だ。

↓北海道内で「昔ながらのラーメン…醤油ラーメン…」とでも言った時に思い浮かべるような感じであろうか…
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↑北海道内でポピュラーな、やや太い縮れた麺がスープに絡む感で、その「確かに濃厚な昆布出汁!!」というスープが酷く美味い…辛味は然程キツいとも思わなかった。何かの料理で、好みで辛味調味料を少々振るというような程度に過ぎないと個人的には思った…

↓程無く「こういう状態」である…
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↓北海道内では「ラーメン店」とでも言えば、とりあえず「味噌・塩・醤油」という具合、「何種類かのラーメンが在る…」というイメージだと思うのだが、立寄った店もそういう例に洩れない。
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「もう少しで開くから…」と立寄り、入口の名簿に名前と人数を書いて待つ状態だった。直ぐに店に入ってこの<スパイシー 焼き醤油らーめん>を頂いたが、食事中も食後も来店客が途絶えず、なかなかに人気が高い様子が伺えた。

鴛泊港にフェリーで上陸した場合、早目に稚内港へ引揚げようとでもすれば、沓形に足を運んで昼食を摂るという機会は、フェリーの運航時刻に鑑みて設け悪い感も否定出来ないと思う。今般は夕刻に引揚げる予定としたので「昼食の時間帯に沓形…」ということにしてみたのだ。

早くも「機会が在れば再訪を…」というように思っていたりする…

<北見富士神社>…(2021.07.10)

<見返台園地>へ通じる路の脇に「神社の社殿?」というモノが視えていた。

<見返台園地>で少々汗をかいて眺望を愉しんで下りた後、眼に留めていた「神社の社殿?」を訪ねてみた。

↓紛うことなく神社だ!
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↓沓形の街の、内陸側の端というような感の場所に鎮座する神社は<北見富士神社>と号する…
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「享保年間」というので18世紀前半、沓形港の西の岬に創祀されて漁場の鎮護として奉斎された<北見富士権現>を起源とする神社であるそうだ。1893(明治26)年から現在地になっているという。<北見富士神社>として120年余りの歴史を有していることになる。

↓現在の社殿は1993(平成5)年の建築であるそうだ…
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↓明治時代に寄進されたと見受けられる額が在った…
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この<北見富士神社>で、「吉日!」という様相で利尻島を訪問出来たことに感謝の意を表しながら参拝した…

利尻島で村落が少し大きくなったのは明治時代以降であるが、江戸時代にもこの地で漁業等の活動が存外に盛んに行われたことが、この<北見富士神社>の経過から窺うことが出来ると思う。

<見返台園地>の眺望…(2021.07.10)

利尻島の北東側に在る鴛泊港に上陸した際、「多分、(島の)東側にはやや雲が多く、利尻富士が少々視え悪い?」というように見受けられた。が…北西側に進めば、雲が流れ去って好い感じで利尻富士が視えていた。

「“吉日”というものではないか!」と気を好くして利尻島西岸部を少し南下すれば沓形の街に至る。その沓形の街の内陸側の端に“登山道”とか“見返台園地”という案内表示が見受けられる。そちらへ進んでみる…何やら「山林の細い道路」というような辺りで、散見する他の車輛と交差する際には些か気遣いも要る感だ。

↓こんな看板が据えられた駐車場に至った…
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何やら看板脇の小路を上ると、展望台が設けられているようだ。「行こう!」と進んだ。

要は?利尻富士の5合目、標高約500mの辺りに<見返台園地>と称して展望台を設置している。その展望台へ「山の一部を上る」というように小路が設えられている。

この小路が存外に急峻であった。小路に杭を立ててロープを張って在り、上り下りの際に一寸掴まることも出来る。「存外に急だ…」と多少息も切らせながらドンドン上がった…

↓展望台に至れば、眼下に沓形の街や港と日本海が拡がった…
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↓眼を転じると少し北の隣に浮かぶ礼文島も視えた…
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↓そして見上げた利尻富士の山頂部だ…
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存外に「いい汗…」をかいた感だった。上りのように息は切れないが、下りはより慎重に歩を進めて滑らないようにすべきであろう…同行した友人とそんなことを言いながら進んだが、ふと思った。この展望台を設えた時、どんなことをして材料を運んだのだろう?作業する方が担いで上がったか?

何れにしても、こういう「山の上」は一寸面白い…

<仙法志御崎公園>(せんぽうしみさきこうえん)…(2021.07.10)

利尻島の南側、やや西寄りの辺りは、嘗ては「仙法志村」と呼ばれる場所だったそうだ。1956(昭和31)年にやや北の沓形町と合併し、島の西側が「利尻町」となった。

↓その仙法志の御崎は海岸部が公園とされていて、こういうような風景が見受けられる。
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↓島の南の海を望んだ。溶岩によって形成された地面や海岸という様子が判り易い場所だ…浪が岩に当り、岩の上では海鳥が翼を休める様子が見受けられた…
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↓海を望んでから振り返ると、利尻富士の姿がよく視える…
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「海抜1721mの山」と言うが…「海抜」とは海面を基準に考える高さである。

↓画の左側、海面から傾斜上に隆起して山頂に到る線が伺えるのだが…利尻富士は、正しく「海面を基準(=0m)にして、山頂の高さまで形成された山」と言う様子が判り易い…
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この仙法志御崎公園の景色は凄く好いと思う…

それにしても「仙法志」(せんぽうし)というのは不思議な感じがする地名だ。

これはアイヌ語のチェプポ・オチ(cheppo-ochi=小魚・多くいる場所)に由来するのだという。幕末の探検家・松浦武四郎は「チエフホフシ」と記したといい、それが転訛して漢字が宛てられて「仙法志」で定着した訳だ…

利尻町側から利尻富士を望む…(2021.07.10)

やや崩れた円の形で周囲が60㎞弱、島の内陸の非常に大きな部分を1721mの利尻富士が占めている利尻島は、東側の利尻富士町、西側の利尻町から成る。稚内との間を往来するフェリーの多くは鴛泊港を発着している。鴛泊港は利尻島の概ね北東、利尻富士町に所在する。

この鴛泊港から「時計回り」となれば南下することになり、「反時計回り」となれば少し北上して西側へ進んで行くことになる。利尻島を一周する観光バスのようなモノの多くは「時計回り」で動く。そんなことも在って、何となく「反時計回り」で動いてみることにした。

鴛泊港に近い東側では、何やら雲が流れ込んだようで、利尻富士の姿が視え悪い感じになっていた。そんな中、利尻空港へ通じる辺りを過ぎて「利尻町の側に至った?」というような頃、利尻富士の高目な辺りの雲が薄くなって来た。そして「太古の昔に溶岩の動きで形成された地面?」と思しき場所が草原と化していて、その向こうに利尻富士の威容が視え易くなった。「ここなら問題は無さそうだ…」という箇所を見出して車を停め、少し様子を眺めてみた…

↓何か「独特な風情」に感じ入った…
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↓「敢えて描き込んだ?」とでもいうように、渓谷になっている箇所に溜った残雪の白が山肌に覗いている…
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↓「凄いなぁ…」の連呼と、そこから先に言葉が続かないかのような感…
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本当に「景色を愛でる」ということだけに費やした時間。そんな「贅沢」に相応しい風景…これに出くわして善かった!

遠ざかる利尻富士…:鴛泊→稚内の船上(2021.07.10)

「久し振りの利尻島上陸」という経過が在った。勿論、カメラも抱えて行っていて、多数の写真も撮った。

こういうような場合、経過を踏まえて、或る程度時系列に写真を掲げながら記事を綴るということが「より自然?」かもしれない。

↓が、敢えて「利尻島での愉しかった1日に幕を引き、稚内へ引揚げる」という場面、船上で眺めた様子を掲げたい…
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↓穏やかで、寒くはない感じ―それでも「存外に身体が冷える…」に警戒で、半袖Tシャツの上にデニムジャケットを引掛けた…―なので甲板に陣取って飽きずに景色を眺めて過ごしていた…
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↓鴛泊港を発ったフェリーは、静かに稚内港を目指して利尻島を遠ざかって行く。遠ざかる都度、利尻富士の見え方は刻々と変わる…
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この日、鴛泊港にも近い利尻島の東側では、利尻富士の高目な側に雲が掛かっている場面がやや多かった。

↓船が利尻島から遠ざかるに連れ、利尻富士に掛かっていた雲が薄目になって行ったような気がした…
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До свидания(ダ スヴィダニヤ)...再会の時まで…そんな言葉が頭に過った。

引揚げる際の船上で、早くも(!?)「また行くぞ!!」と「再会の時」を想像してしまっていた。今般は「好い訪問」であったのだ…

利尻:オタトマリ沼(2015.07.19)

利尻島に聳える利尻岳は、視る角度毎に色々な表情を見せてくれる。上陸する場合、観光バス等で一周というのが面白い…

↓島の南側、オタトマリ沼での眺望…
Otatomarinuma, Rishiri island on JUL 19, 2015 (9)
↑幾つか視た眺望の中、ここの眺めが気に入っている…

↓ここから望む山の頂にもっと雪が多めな時季の画…北海道内の有名な菓子のパッケージに採用されていることが、密かに知られている…
Otatomarinuma, Rishiri island on JUL 19, 2015 (4)

稚内に居ても、利尻は少々「近くて遠い」という感じではある…