JR九州の特急列車に用いられる車輛…素敵なデザインのモノが目立つ…787系電車や885系電車には何度か乗車する機会が在ったが…博多・大分間で運用されている883系電車には乗車する機会がなかなか無かった…
↓小倉・別府間の移動で、乗車する機会を設けることが叶った!!
↑別府駅に到着し、身体を伸ばしながら車輛を眺めていた…
カーブが多い日豊本線で減速せずに高速走行することを目指し、“振り子”方式が採り入れられて1995年から運用されている車輛だという…登場した頃はステンレス剥き出しのボディーだったようだが、最近は全体がメタリックブルーで、駅で視掛けると酷く存在感が在る…7輛編成で運行されている…
↓終着の大分に向けて静かに発車する様子を見送った…
別府に入って休んだ翌日…色々と動き回る中、更にこの883系電車の<ソニック>に乗車する機会が在った…何か、乗車機会に出くわすと嬉しくなる車輛だ…
<酢屋の坂>:杵築(2018.11.26)
2つの高台に武家屋敷が多く設けられ、両者の谷間に商工業者等が住む町が形成されたという「サンドイッチ型城下町」という独特な構造を持っていたという杵築…この趣きの在る街を巡るのは興味深い…
↓坂の下に酢屋が在って「酢屋の坂」と呼び習わされるようになったという坂道…
↑坂道の下から見上げた…
↓坂をゆっくり上がり、坂を見下ろしてみた…
↑坂を下りた辺り、反対側にも「塩屋の坂」と呼び習わされるらしいが、もう一つの坂道が見える…
少しばかり慌ただしく立ち寄り…引揚げて時間が経ってから思い出し…また訪ねてみたいと考える…杵築は何となくそういう感じがする場所だ…実は既に「また何時か寄ってみたい…」等と考えていたりする…
↓坂の下に酢屋が在って「酢屋の坂」と呼び習わされるようになったという坂道…
↑坂道の下から見上げた…
↓坂をゆっくり上がり、坂を見下ろしてみた…
↑坂を下りた辺り、反対側にも「塩屋の坂」と呼び習わされるらしいが、もう一つの坂道が見える…
少しばかり慌ただしく立ち寄り…引揚げて時間が経ってから思い出し…また訪ねてみたいと考える…杵築は何となくそういう感じがする場所だ…実は既に「また何時か寄ってみたい…」等と考えていたりする…
<勘定場の坂>:杵築(2018.11.26)
別府から日豊本線を列車で少し北上すると杵築に至る…杵築駅からバスで街中のバスターミナルに…そうすると、なかなかに趣きが在る嘗ての城下町を巡ることが出来る…
↓こういう場所に至る…
↑杵築は2つの高台に武家屋敷が多く設けられ、両者の谷間に商工業者等が住む町が形成されたという「サンドイッチ型城下町」という独特な構造を持っていた…ここは武家屋敷のエリアで城にも少し近い辺りだ…
↓脇のこういう竹林にも何となく眼が向く…
↑北海道等では見られないモノだ…
↓殆どこのまま「時代劇映画の撮影」でも出来そうだ…
この風情溢れる杵築…凄く寄ってみたかった…故に、とりあえずここに寄るために九州上陸直後に別府で夜を明かした訳だ…
↓こういう場所に至る…
↑杵築は2つの高台に武家屋敷が多く設けられ、両者の谷間に商工業者等が住む町が形成されたという「サンドイッチ型城下町」という独特な構造を持っていた…ここは武家屋敷のエリアで城にも少し近い辺りだ…
↓脇のこういう竹林にも何となく眼が向く…
↑北海道等では見られないモノだ…
↓殆どこのまま「時代劇映画の撮影」でも出来そうだ…
この風情溢れる杵築…凄く寄ってみたかった…故に、とりあえずここに寄るために九州上陸直後に別府で夜を明かした訳だ…
<とり天>:別府(2018.11.25)
<琉球丼>:別府(2018.11.25)
軽く食事を愉しもうと、別府駅傍の宿から近隣に出て居酒屋に立寄った…
「琉球丼」なるモノを供しているのに気付いた。“丼”は大き目な茶碗、丼に米飯を盛っているということなのだろうが…“琉球”とは?!
↓結局、頼んでみればこういうモノが登場した…
↑魚の刺身に調味料で味付けをして盛り付けるモノ…こういうのを大分県では“琉球”と呼ぶのだそうだ…それを丼の米飯に乗せて<琉球丼>という訳だ…
カンパチの小さ目な刺身にタレやゴマで味を付け、それを米飯に刻み海苔と合わせて乗せるという丼…酷く美味かった!!
お店の方に訊ねると…古く、船乗りが刺身に先に味を付けたモノを肴にしていて「琉球辺りの流儀だ…」としていたらしく、そこから“琉球”という呼び方になったという説を聞いたことが在るとしていたが…きっと諸説在るのだろう…居酒屋で“琉球”等とメニューに在れば、「泡盛??」と頻繁に訊ねられるらしい…私はそういう連想には至らず、「何なのだ??」と率直に思ってお店の方に訊ねた訳だが…
大分県ではこの“琉球”というやり方がポピュラーらしいので記憶に留めたい…「記憶に留めたい」とはしたが…酷く美味かったので、多分忘れられないであろう…
「琉球丼」なるモノを供しているのに気付いた。“丼”は大き目な茶碗、丼に米飯を盛っているということなのだろうが…“琉球”とは?!
↓結局、頼んでみればこういうモノが登場した…
↑魚の刺身に調味料で味付けをして盛り付けるモノ…こういうのを大分県では“琉球”と呼ぶのだそうだ…それを丼の米飯に乗せて<琉球丼>という訳だ…
カンパチの小さ目な刺身にタレやゴマで味を付け、それを米飯に刻み海苔と合わせて乗せるという丼…酷く美味かった!!
お店の方に訊ねると…古く、船乗りが刺身に先に味を付けたモノを肴にしていて「琉球辺りの流儀だ…」としていたらしく、そこから“琉球”という呼び方になったという説を聞いたことが在るとしていたが…きっと諸説在るのだろう…居酒屋で“琉球”等とメニューに在れば、「泡盛??」と頻繁に訊ねられるらしい…私はそういう連想には至らず、「何なのだ??」と率直に思ってお店の方に訊ねた訳だが…
大分県ではこの“琉球”というやり方がポピュラーらしいので記憶に留めたい…「記憶に留めたい」とはしたが…酷く美味かったので、多分忘れられないであろう…
<宇佐参宮線26号蒸気機関車>(2018.11.26)
↓宇佐神宮の敷地の入口辺りに、古い小さな蒸気機関車が展示されている…
「宇佐八幡」こと<宇佐神宮>を訪ねてみようと、宇佐駅に辿り着いた…宇佐駅からバスに乗車しようとしたが、何やら発車時刻まで間が在り過ぎる感だったので…「1300円」という固定料金が設定されているらしいタクシーを利用した。
このタクシー…感じが好かった。運転士さんが色々と必要な情報―観光協会で嵩張る荷物を預かって頂けることや、敷地内は上り下りの坂道が存外に多いというようなこと…―や、<宇佐神宮>を巡る話題提供もしてくれるので、あっという間に<宇佐神宮>に着いてしまった…
タクシーの窓から、この小さな蒸気機関車が見えて「<宇佐神宮>と機関車の関係?」と運転士さんに尋ねれば、「<参宮線>が在った経過」を教えてくれた…
↓この機関車<26号>が走っていた<参宮線>は、1916(大正5)年に開業し、1965(昭和40)年に廃止されている。
↑宇佐駅から<宇佐神宮>の間近までの路線で、参拝客や地元住民が利用していた旅客路線だった訳だ…
↓機関車<26号>は<参宮線>そのものよりも古い…1891(明治24)年にドイツのミュンヘンの<クラウス社>で製造され、1894(明治27)年に「九州鉄道」が輸入している…
↑「九州鉄道」は後に「国鉄」になっていて、<26号>も活動していたが、大型化した機関車の中で運用し悪くなり、1948(昭和23)年に<参宮線>に譲渡された。
長さ約7.5mで高さが約3.5m、動輪が2組という小さな蒸気機関車の<26号>…通算70年間も活動していた…「所縁の地」で、その勇姿が伝えられていることになる。
遥かな昔からの経過が在る<宇佐神宮>に比べると…相対的に新しい時代に70年間動いた機関車ということになるのだが…何となく見入ってしまった…
「宇佐八幡」こと<宇佐神宮>を訪ねてみようと、宇佐駅に辿り着いた…宇佐駅からバスに乗車しようとしたが、何やら発車時刻まで間が在り過ぎる感だったので…「1300円」という固定料金が設定されているらしいタクシーを利用した。
このタクシー…感じが好かった。運転士さんが色々と必要な情報―観光協会で嵩張る荷物を預かって頂けることや、敷地内は上り下りの坂道が存外に多いというようなこと…―や、<宇佐神宮>を巡る話題提供もしてくれるので、あっという間に<宇佐神宮>に着いてしまった…
タクシーの窓から、この小さな蒸気機関車が見えて「<宇佐神宮>と機関車の関係?」と運転士さんに尋ねれば、「<参宮線>が在った経過」を教えてくれた…
↓この機関車<26号>が走っていた<参宮線>は、1916(大正5)年に開業し、1965(昭和40)年に廃止されている。
↑宇佐駅から<宇佐神宮>の間近までの路線で、参拝客や地元住民が利用していた旅客路線だった訳だ…
↓機関車<26号>は<参宮線>そのものよりも古い…1891(明治24)年にドイツのミュンヘンの<クラウス社>で製造され、1894(明治27)年に「九州鉄道」が輸入している…
↑「九州鉄道」は後に「国鉄」になっていて、<26号>も活動していたが、大型化した機関車の中で運用し悪くなり、1948(昭和23)年に<参宮線>に譲渡された。
長さ約7.5mで高さが約3.5m、動輪が2組という小さな蒸気機関車の<26号>…通算70年間も活動していた…「所縁の地」で、その勇姿が伝えられていることになる。
遥かな昔からの経過が在る<宇佐神宮>に比べると…相対的に新しい時代に70年間動いた機関車ということになるのだが…何となく見入ってしまった…
宇佐神宮の猫(2018.11.26)
<閻魔>のハイボール(2018.11.25)
↓別府の居酒屋で頂いた…
↑大分の麦焼酎で作るハイボールである!
麦焼酎…「度数がやや低いウィスキー」という感がする場合も在る代物だが…氷と炭酸を合わせてグラスに注ぐ“ハイボール”が酷く合う!
麦焼酎に関しては…個人的には、専らストレートやロックという感じで…“ハイボール”というのは酷く新鮮だった!序に、この<閻魔>のグラスが好い…“ハイボール”を酒造会社でも「推奨!」で、「販売強化に向けて、地元の大分県内の飲食店等にグラスを…」ということでもやっているのであろう…
↓こんなチラシも在った…
「麦焼酎のハイボール」というモノ…「大分県の流儀」ということであるが…方々でもっと流行っても好いのかもしれない…
別府駅傍の宿に近い居酒屋で、これを頂いて若干の料理を摘まんだが…忘れ難い…
↑大分の麦焼酎で作るハイボールである!
麦焼酎…「度数がやや低いウィスキー」という感がする場合も在る代物だが…氷と炭酸を合わせてグラスに注ぐ“ハイボール”が酷く合う!
麦焼酎に関しては…個人的には、専らストレートやロックという感じで…“ハイボール”というのは酷く新鮮だった!序に、この<閻魔>のグラスが好い…“ハイボール”を酒造会社でも「推奨!」で、「販売強化に向けて、地元の大分県内の飲食店等にグラスを…」ということでもやっているのであろう…
↓こんなチラシも在った…
「麦焼酎のハイボール」というモノ…「大分県の流儀」ということであるが…方々でもっと流行っても好いのかもしれない…
別府駅傍の宿に近い居酒屋で、これを頂いて若干の料理を摘まんだが…忘れ難い…
別府駅に停車中の815系電車(2015.10.26)
大神駅(2015.10.26)
↓何やら年季が入った駅名看板だ…
↑日豊本線の駅で、大分県内に在る…「大神」と書いて「おおが」と読むようだ…
この日は宮崎駅を発ち、美々津駅、延岡駅で下車し、延岡駅では「1日に3往復」という佐伯駅行に乗車し、佐伯駅から大分駅や別府駅を過ぎて北上した。そして、中津駅を経て小倉駅へ向かう列車に乗換えようと、この大神駅で列車を乗換えようとしたのだ…
後から考えると…眺めるモノが色々と在りそうな、大分駅で少し待っていれば善かったのだが…何となく、列車に乗り続けてしまった…
↓何か非常に「ローカル」な雰囲気の駅だった…
北上中の列車から下車し、「もっと先まで…」の列車をここで待ったというだけのことなのだが…「妙に記憶に残る」場所である…
↑日豊本線の駅で、大分県内に在る…「大神」と書いて「おおが」と読むようだ…
この日は宮崎駅を発ち、美々津駅、延岡駅で下車し、延岡駅では「1日に3往復」という佐伯駅行に乗車し、佐伯駅から大分駅や別府駅を過ぎて北上した。そして、中津駅を経て小倉駅へ向かう列車に乗換えようと、この大神駅で列車を乗換えようとしたのだ…
後から考えると…眺めるモノが色々と在りそうな、大分駅で少し待っていれば善かったのだが…何となく、列車に乗り続けてしまった…
↓何か非常に「ローカル」な雰囲気の駅だった…
北上中の列車から下車し、「もっと先まで…」の列車をここで待ったというだけのことなのだが…「妙に記憶に残る」場所である…
日田駅に停車中のキハ125、キハ47、キハ200(2015.10.27)
宗太郎駅に停車中のキハ220(2015.10.26)
福澤諭吉像(2014.12.16)
日田駅の待合室(2015.10.27)
↓「インテリアの会社のショールーム?」という雰囲気だ…
↑これは日田駅の待合室の一部である…「駅の待合室」というイメージを通り越している…「お洒落!!!」と注目してしまった…
日田駅は、古くからの駅舎の内装を大胆に改装したのだという。大分県のこの辺りは、古くから林業が盛んであった経過も在る地域であることも踏まえ、木材を巧く使うように工夫してあるということだった。建物そのものは、国鉄時代の地方の拠点市に在る一寸した駅のモノだが、なかなか好い趣になっている。殊にこの待合室の一部の感じが記憶に残る…
JR九州と言えば…「弁当の包み紙から、新幹線車輛まで」と、水戸岡デザイナーを起用して、色々と面白いデザインを発信していることで知られるが、日田駅改装に際しても、水戸岡デザイナーが携わっているのだという…
↑これは日田駅の待合室の一部である…「駅の待合室」というイメージを通り越している…「お洒落!!!」と注目してしまった…
日田駅は、古くからの駅舎の内装を大胆に改装したのだという。大分県のこの辺りは、古くから林業が盛んであった経過も在る地域であることも踏まえ、木材を巧く使うように工夫してあるということだった。建物そのものは、国鉄時代の地方の拠点市に在る一寸した駅のモノだが、なかなか好い趣になっている。殊にこの待合室の一部の感じが記憶に残る…
JR九州と言えば…「弁当の包み紙から、新幹線車輛まで」と、水戸岡デザイナーを起用して、色々と面白いデザインを発信していることで知られるが、日田駅改装に際しても、水戸岡デザイナーが携わっているのだという…