↓この<Island Brass Band>は一寸ユニークだ…「Island」(アイランド)は「島」で、「サハリン」を示唆し、<Island Brass Band>で「サハリンのブラスバンド」というようなことなのであろう…

↑トロンボーン、ユーフォニウム、トランペット、アルトサックス、テナーサックス、チューバと管楽器ばかりの編成にドラムスが加わるというグループだ…
↓こういう編成で演奏している様子を視ると…各々の楽器を演奏する独特な動きで出て来る各々の音が、見事に折り重なって曲が創り上げられるという感じが実に面白い。

↓トランペットは「高らかにソロパート」という場面も在る…

↓アルトサックスも、ソロパートということでは負けてはいない…

彼らは「何処かで聞いた?」というようなスタンダードな楽曲を中心に、「管楽器向けなアレンジ」で独自の演奏をしている。そういう「何処かで聞いた?」というようなメロディーをアレンジした管楽器の音は、「何処か懐かしい…」という感じで、同時に「ノリが好い」という感じでもある…
何か「サハリンの音楽文化」に関して、「層の分厚さ」ということも思わせてくれる彼らの演奏、そして<サハリンアートカレッジ>での催しであった…