313系電車:浜松駅にて(2022.08.04)

名古屋駅から横浜を目指して列車で移動した。

結果的に…「名古屋→豊橋→浜松→静岡→三島→熱海→横浜→桜木町」というような経路で列車を乗り継ぎ、静岡と三島では駅から出て道草もした。

↓浜松駅で、待機中の列車に乗り換えたのだった。
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↑313系電車だ。JR東海のエリアではかなり頻繁に視掛ける車輛だ。

313系電車に関しては、前日にも乗車していたが、2019年にJR東海のエリアに入った時にも乗車していた。1999年から2014年の15年間で539輌が製造されたというが、JR東海の直流電化区間では全ての区間で運行実績を有するのだという。

↓他の乗客が未だ入っていなかったので、好機と写真を撮った。
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↑感じが好い座席だった…

JR東海は、国鉄時代からの車輛が走っていない…JR化してから相当な年月を経ている訳だが、西日本、九州、北海道では未だ存外に視掛ける。四国も多少在るか?東日本はやや稀になっているように見受けられる。

↓間もなく発車だ…
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こういう「何気ない移動の場面」というような感じが、旅から戻って少し経った辺りで、変に強く思い出される…
posted by Charlie at 14:36Comment(0)静岡県

丸型ポスト…:三嶋大社から三島駅への道筋(2022.08.04)

列車で更に東へ移動しようという意図で、三嶋大社から三島駅へ引揚げようとしていた時だった。

↓こういうモノに気付いて、少し足を停めて眺めた…
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↓存外に年季が入っているポストだと思った。
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由緒を誇る大きな社を擁する三島の街である。こういうような旧いポストが存外に似合うかもしれない。

旅先の、こんなポストから誰かに宛てて葉書でも投函するのが風流かもしれないという程のことは思うのだが…他方で、用が在るならメールを送れば直ぐに足りてしまう場合が殆どだ…尤も、「旅先からの葉書」というようなモノに“用”という程のモノ等、最初から在りもしないようにも思うが。
posted by Charlie at 00:19Comment(0)静岡県

三嶋大社…(2022.08.04)

<青春18きっぷ>のようなモノを手に、「或る程度長い距離をゆっくり移動する他方、途中で興味深そうな名所に寄ってみるようなこともしたい」というようなことを思う場合、<青春18きっぷ>で利用可能な普通列車の運行本数が十分に多い東海道線のような場所は非常に勝手が好いと思う。

今般、所用も在って訪ねて滞在した京都から引揚げる際、名古屋に出て、横浜に至って、そこから空港を目指して空路で北上するというように計画した。「京都名古屋横浜」というような経路、それも名古屋で1泊して一息入れるということであれば、「間違いなく<青春18きっぷ>が好い!!」ということになる筈だ。そう考えて、考えたとおりに動くこととしたのだ。

名古屋から東へ進み、静岡の駿府城公園に道草し、静岡おでんを摘まんだという愉しい場面も在って、更に東へ進んで至ったのは三島駅だった。

↓「有名な三嶋大社は然程遠いのでもなかろう…」と思いながら、三島駅周辺を見回すと、周辺案内図が在る。“周辺”と言いながら、徒歩15分程度のエリアを少し大雑把に描いているようにも見えた図だった…
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三嶋大社というのは「伊豆国一宮」、「伊豆国総社」という格式を誇る、旧国名でいう伊豆国を代表するような神社である。(静岡県は、この伊豆国、駿河国、遠江国の版図を合わせたような感じの県域を有している…)

社名の「三嶋」とは伊豆大島や三宅島等から成る「伊豆諸島」を指すとされ、主祭神は伊豆諸島の開拓神ということで古代から尊崇された神社であるという。中世には当地の武士達が尊崇した経過が在り、近世(江戸時代)には東海道の宿場町となった三島を行き交う多くの人達に尊崇されたのだという。

三島駅・三嶋大社間を歩いて往復した。「三島駅→三嶋大社」の往路だったが、復路の「三嶋大社→三島駅」に比して、標識等が些か解り悪いような気がしないでもなかった。

↓そう思いながらも、何とか大き目な鳥居が視える神社の辺りに到った…
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↓多分「三嶋」の「三」を図案化したと思われるような紋が面白いと思った。
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↓神社の「域」に踏み込んで行くというような、独特の空気感が好い…
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↓社殿等の手前に設けられた門だ…
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↓門から少し踏み入った辺りだ。少し姿勢を正して「御参り…」という気分になる場所だ…
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↓社殿だ…
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↓主要な建物は、1854年の地震で傷む、倒壊するという事が在って、1868年頃、明治初期に再建されたモノが現在に伝わっているということであるようだ…
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↓境内社の厳島神社が在って、辺りに大きな鯉が沢山居た池も在った。
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↑伊豆国は鎌倉幕府を開いて行く源頼朝に協力した北条家が地盤としていた地域だ。厳島神社は源頼朝に嫁いだ北条政子が勧請して深く信仰したと伝えられているそうだ。そういう挿話も面白いが、この場所の多数の大きな鯉に少し驚いた…

何か、深く広く尊崇された地元を代表する社に立寄ってみる機会を設けることが叶ったというのは凄く善かったと思う。この辺りを本拠地として活動した北条家の後裔が鎌倉で開いた建長寺円覚寺には翌日に立寄る機会を設けられたが。「“鎌倉以前”の彼ら」というようなことも少し感じられる場所だと思った。

旧国名で伊豆という地域には、他にも色々と興味深い場所が多く在ると聞く。“一宮”を参拝して御縁も出来たということで、伊豆国の中ももう少々訪ねてみたいと思いながら、この三嶋大社を後に三島駅へ向かったのだった。
posted by Charlie at 00:15Comment(0)静岡県

静岡市庁舎…(2022.08.04)

静岡駅内の観光案内所で道順を御尋ねして地図を頂き、「これが在れば迷い悪い…」とゆっくり駿府城公園を目指して歩を進めた。

車輛の通行量が多めな箇所で地下通路を通る必要が在る例が存外に目立ち、「初めて…」という自身には「やや判り悪い?」と思わないでもなかったが、何とか目指す辺りに近付いた。(因みに静岡は2回目だが、初めての時には駿府城公園へ至るのとは反対側で静岡駅に出入りし、翌日以降の動きに備えて宿に入って、辺りで食事を愉しんだというようなことに終始したのだった…)

↓これが少し離れた辺りから姿を覗かせていて、何か凄く気になった…
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「建物」であることは間違いないと思った。丸まった屋根を載せた塔というようなモノが組み合わさった建物だ。何か「異国風?」と思った。

↓正面に辿り着いた。「所役市岡静」の文字を認めた。「静岡市役所」だ…
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↓異国風な旧い建物の、画では左に背が高い建物が在る。そちらが静岡市庁舎の「新館」で、さまざまな部局のオフィスが多く入っている。「市役所に用事を足しに…」ということでも在れば、多くは「新館」に足を運ぶことになるようだ。旧い建物は「本館」で、1階に少数の部局のオフィスが在るようだが、主に市議会で使っているようだ。
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この異国風な建物だが、スペインの建築を意識したデザインで、1934(昭和9)年に竣工したそうだ。今般偶々視た名古屋市庁舎と同時期の建築と言って差し支えないと思う。が、あれとはまた少し違う個性的な外観だ。旧い建物の外観と言えば、友人の一人が「街の旧い建物の一部に、ロシアの街に在る“〇〇劇場”というような類の建物を思い出すようなモノが在ると思う…」としていた。1930年代頃までは、「異国風」を採り入れたような、大胆なデザインが方々に見受けられたのかもしれない。

事前には承知していなかった、静岡市役所本館の個性的な外観が面白いと思いながら歩を進めた。

↓足元にこんなモノが在った。
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↑静岡市で管理しているマンホールの蓋だと思う、市役所本館の真中に在る塔のイラストを採用している。

こういうような、個性的な外観の建物を眺めながら方々を動き回るというのも、少し面白いかもしれない。
posted by Charlie at 05:59Comment(0)静岡県

竹千代君…今川義元公…:静岡駅前(2022.08.04)

↓凛々しい武家の少年…
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↓少し貫禄が在る武将…
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↓両者はこういう具合に、静岡駅前に佇んでいる…
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少年は徳川家康が「竹千代」と呼ばれていた時代をイメージしたモノだという。三河の松平家が送り込んだ“証人”(=質)であったという時期だ…

↓その竹千代を擁したのが、駿河の守護で、戦国大名として大変な力を持っていたという今川義元だ。
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↓今川義元は「今日へ連なる地域の礎」を気付いた人物とされているということのようだ。そして江戸幕府を開いて行く徳川家康を育てた人物とも考えられているようである。
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この静岡駅前の像は、2020(令和2)年に「今川義元公生誕500年祭」の一環として整備されたという。未だ新しい…
posted by Charlie at 02:14Comment(0)静岡県

徳川家康公…:駿府城公園(2022.08.04)

偶々、かの徳川家康が関ヶ原合戦で着用し、以降は何時も傍らに在ったと伝えられる甲冑のレプリカを観た。そういう「契機」が在って、何となく徳川家康を思い出していた。

↓徳川家康の銅像を観る機会が在った…
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↑駿府城公園の、駿府城の本丸であったという場所の辺りに在る像だ。

↓「鷹狩」を好んだとされる徳川家康が、その鷹狩に出ている様子を表現している。加えて、駿府城に在った頃のような年代の様子を思わせる。
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徳川家康は関ヶ原合戦の後、徳川家の征夷大将軍を中心とする統治体制を継続する意思表示として後継者の徳川秀忠に職を譲り、駿府城に入って実権を振るったという。徳川家康は“大御所”と呼ばれた訳だが、駿府城は「大御所が在る場所」だった。

↓佇む徳川家康の目線の向こうが、今日の静岡の街ということになる訳だ…
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少し湿って雲が多めであった中、静岡駅・駿府城公園間を歩き廻ったのだった…
posted by Charlie at 01:51Comment(0)静岡県

静岡おでん…:駿府城公園にて(2022.08.04)

名古屋駅で列車に乗り、乗り継いで至った静岡駅で下車し、歩いて駿府城公園を訪ね、園内を歩き廻った。

↓こんなモノに出くわした…
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以前に愉しく摘まんだ静岡おでんを思い出した。何か頂いてみたくなった…

↓こういうようなラインアップで、色々と提供している、気の好いおっちゃんとおばちゃんとで営んでいる店だった…
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↓黒はんぺん…牛筋…しのだ巻き…卵…しろ…それらに「出汁粉」を振って「正しい静岡の流儀」で頂いた訳だ。
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↓これを頂くことだけを目的に、静岡に通ってしまいたくなってしまうような…そんな気がしないでもない。
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posted by Charlie at 01:21Comment(0)静岡県

富士山…:新幹線<のぞみ>の車窓(2020.12.26)

名古屋・東京間を新幹線の列車で移動する際、「御希望の席?」として挙げるなら?“E席”が「好い席?」と聞く…

新幹線の列車内では「A席・B席・C席」の3列と「D席・E席」の2列とで座席が配されている。これらの中、A席とE席とが窓側だ。

↓E席に陣取るとこういう様子も視える…
26-12-2020 views from a train window (between Nagoya and Tokyo) (2)

↓「名古屋から東京」と「東京から名古屋」とは列車の進行方向が異なるが、座席の向きを変えるだけのことで、「E席からこういう眺望」という状況に変わりは無いのだ…
26-12-2020 views from a train window (between Nagoya and Tokyo) (3)

↓「頭を雲の♪上に出し♪」という歌が在ったような気もするが…本当に山頂部周辺は「雲を突き抜けている?」というように視える…
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こういう状態が眺められたというのは「大変に幸運!!」と思う…列車で移動する際、「車窓を眺める」というのは好い…
posted by Charlie at 23:17Comment(0)静岡県

身延線の313系電車:富士駅(2019.03.31)

早朝の静岡駅を発ち、東へ進んで富士駅に至る…

富士駅では…富士宮方面へ向かう身延線の列車が程無く出ることを乗っていた列車内の案内で知った…

↓東海道線を行きかう長めな編成の列車に乗っていたので…身延線の列車は随分と短く、可愛らしい感じに見えた…
31-03-2019 Fuji, Shizuoka pref (1)

この車輌は313系電車である。2輌編成、3輌編成、4輌編成、6輌編成で各線区の輸送事情に合わせた形で運用されているようだ…身延線は、最小の2輌編成の列車が走っていた…

313系電車は、国鉄時代からの車輌と置き換えようとJR東海が1999年から投入しているものである。1999年から2014年の15年間で539輌が製造されたそうだ。

この日、富士・富士宮間の身延線で313系電車に乗車したのだが、JR東海の各路線では、この「身延線に進入可能な大きさ」というのが「(車輛の)最小サイズ」となるらしい。313系電車はこの基準をクリアしているので、JR東海の直流電化区間であれば何処にでも入って走行可能なのだという…

なるほど…JR東海のエリアで、この車輌は随分と見掛けた…
posted by Charlie at 06:33Comment(0)静岡県

桜海老のかき揚げ…:静岡(2019.03.30)

然程の深い考えが在ったのでもなく、何となく静岡に辿り着き、宿に入って夜を明かすということにしたのだった…

静岡駅から宿までの道すがら…「駅の近所の飲食店」という風な店が色々と見受けられた…朝にユジノサハリンスクの居室を発ち、ウラジオストクを経て成田へ空路で入った訳だが、その長めな時間、ユジノサハリンスク空港のカフェでサンドイッチ…飛行機の中で供されるサンドイッチ…というように極軽いモノを頂いたに留まっていて、酷く空腹だった…

↓立ち寄ってみた居酒屋で…一寸「静岡らしい!!」というモノを頂くことが出来た。
30-03-2019 at Shizuoka (7)
↑“桜海老”というモノだ!!

桜海老…駿河湾で獲られるモノで、透明な身体に赤系の色素が多く、桜色を帯びているので「桜海老」という和名が定着して行ったようだ…漁期は春と秋に設定され、夏の繁殖期と深い水域に居るという冬は禁漁期間なのだそうだ…

↓小さな海老がギッシリという按配のかき揚げ…天ぷらのつゆを少々点けて美味しく頂いた…
30-03-2019 at Shizuoka (8)

後から立ち寄った「静岡おでん」の店で地元の方達と言葉を交わしたが、春の桜海老漁が解禁になったばかりのタイミングであったらしく、非常に好いタイミングでこのかき揚げに出会ったことになる…

何となく「地域らしい」というようなモノも頂いたが…色々と面白そうな場所も多そうな静岡県に関して、早くも「何時か再訪…」というようなことを思い描くようになっている…
posted by Charlie at 05:04Comment(0)静岡県

掛川城 天守閣(2019.03.31)

静岡県というのは、旧国名で言うと伊豆国、駿河国、遠江国と3国が合わさっているような感で、ゆっくり動き回れば存外に移動の距離や時間が長くなるかもしれない…

駿河国に相当する東寄りな地域から西へ進み、遠江国に相当する辺りに至ると掛川城が在る…

掛川城に関しては「100年や200年経つと“文化財”のような扱いになって行くかもしれない…」という「半ばお笑いネタ」かもしれないような話しを耳にした記憶が在る…「未来の“文化財”?」というのは…天守閣を再建しようということになった時、江戸時代までのような完全な木造建築、往時の工法を顧慮した工事で「昔日の勇姿を再現」という努力が重ねられたのだということに由来する話しだ…江戸時代の建築物が“文化財”とされている例が色々と在る中、江戸時代から現在までと似たような時間が流れると、掛川城の再建天守閣も「貴重な…」ということになって評価が高まるかもしれないという訳だ…

↓JR掛川駅から然程遠くない辺りに城の敷地が在り、丁度“時季”でもある桜の花も見受けられた中で、その再建天守閣を見上げた…
31-03-2019 Kakegawa, Shizuoka pref (2)

↓入場券を求める辺りに回り込む…桜と天守閣との感じが好かった…
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掛川城は戦国時代に駿河の今川家が遠江進出を目指す中で設けられた拠点を起源とするという。豊臣政権の時代には山内一豊が城主となり、約10年間の城主であった時期に城の修築や各種の建築を手掛け、城下町の礎を築いたという。

↓やや急峻な階段を上がって天守閣に入って行く経路である…
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↓再建天守閣のモデルになった天守閣を築いたとされる山内一豊が、天守閣の館内展示で紹介されていた…
31-03-2019 Kakegawa, Shizuoka pref (8)

↓横側から見上げた感じ…
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↓これは脇の御殿の辺りから…
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好天に恵まれた中、掛川城天守閣はなかなかに見栄えがするモノだった…
posted by Charlie at 05:47Comment(0)静岡県

富士山の眺望:富士宮の街で…(2019.03.31)

早朝の列車で静岡から富士宮に向かい…未だ商店などが開店するような時間帯の以前に動き回っていた…

浅間大社を訪ねて、富士宮駅に向かった時点でも、街は「休日の早朝」という静かな感じだった…

富士宮駅へ向かう歩調が若干早まっていたが…

↓思わず足を止めて見入った様子…
31-03-2019 Fujinomiya, Shizuoka pref (44)
↑「店舗兼住宅」を思わせる建物の背後に、なかなかに迫力が在るような状態で富士山が見えた…

富士宮…富士山信仰と関連深い浅間大社を擁する街だが…本当に富士山がよく見える場所だ…

「富士山を眺めたい」等と、国外からの来訪者が思うような考えで動き回り、とりあえず富士宮で思いを果たしたが…富士宮からはまた西を目指し、更に富士山を眺めてみようとしたのだった…
posted by Charlie at 10:48Comment(0)静岡県

富士の湧水:富士山本宮浅間大社(2019.03.31)

「富士山が見える車窓」は好かった…富士宮で訪ねたのは…富士山本宮浅間大社だった…

↓境内…塀で囲われた場所の少し脇だが…こんな場所が在る…
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↑「富士の湧水」を湛えているという池だ…

朝の光に水面が輝き、鴨が寛いでいる…なかなかに好い光景だ…
posted by Charlie at 10:41Comment(0)静岡県

桜…:富士山本宮浅間大社(2019.03.31)

今季は、「普通」または「少しだけ早い」というような時季に桜が開花したという報が駆け巡った他方、何となく低温な傾向になってしまった様子で、花の按配が好くなるまでに時間を要していた様子、換言すると「見頃になるのがやや遅い?」という様子だったようだ…

私の場合…方々で桜が話題になるような時季には「未だ雪が降る…」というような地域の住民なので、桜の花の状況が見頃になって行くまでの展開に疎かったりするのだが…

↓浅間大社の社殿の周辺で桜が咲いているのを見掛けた…
31-03-2019 Fujinomiya, Shizuoka pref (18)
↑成田空港に上陸後、前日に泊まった静岡に至るまで、少し離れた辺りに桜が咲いているのは視たが…「間近に桜の花を観賞」というような状況は、この浅間大社での状況が「今季初!!」だった…

↓枝に付く花の感じ…色々な形状が在って面白い…
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↓一寸種類が違う枝垂桜も在った…
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↑戦国大名の武田信玄…甲斐を本拠地に駿河に進出した経過が在るが、甲斐と駿河とを結ぶ道筋に在る浅間大社を敬っていたという…そういうことで枝垂桜を植えたと伝えられていて、この木はその枝垂桜の“二代目”に相当するらしい…

特に何も考えずに「桜を間近に…多分、今季初めて!!」と楽しみながら、“戦国大名”ということではかなり名前が通った武田信玄の挿話に触れる…古くからの名がある神社では、何となく「時間が交差する」かのような状況を経験出来る場合があると思う…

そういう面白い経験が出来たことに感謝の意を表しようと、浅間大社を参拝してみたのだった…
posted by Charlie at 06:22Comment(0)静岡県

富士山本宮浅間大社(2019.03.31)

「偶々…」という感じで静岡に宿を求め、翌朝は静岡県内を動き回ってみることにした。

朝早くから静岡駅から列車で発った。東海道線を東に進み、そこから身延線の列車に乗って、富士宮駅に至った…「富士山が見える車窓」は好かった…

↓富士宮で訪ねたのは…富士山本宮浅間大社だった…
31-03-2019 Fujinomiya, Shizuoka pref (4)

↓ここは「富士山信仰」を体現しているような場で、古くから篤い信仰を寄せられている場所だ…
31-03-2019 Fujinomiya, Shizuoka pref (7)

「未だ…少し早い…」という時間帯に辿り着き、少しゆったりと過ごした…
posted by Charlie at 06:20Comment(0)静岡県

<清水港次郎長>…(2019.03.31)

清水駅の辺りで…「これからどうしようか?」と思いながらフラフラとして…近くの酒屋で面白い名前のカップ酒を見付けて…思わず求めてしまった…

↓名付けて<清水港次郎長>…気に入ってしまった!
31-03-2019 Shimizu, Shizuoka (48)
↑求めた店では、これを冷蔵庫に入れていた…

↓思わずベンチで開けて呑んでしまった…
31-03-2019 Shimizu, Shizuoka (49)
↑スッキリと呑み易い感じだった…

「“燃料”の補給完了!」と…この後は更に西へ進むことにした…
posted by Charlie at 18:16Comment(0)静岡県

富士山:三保松原での眺望…(2019.03.31)

↓富士山をゆったりと望んだ…
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↑少し風が強い感じだった三保松原の海岸で…ぼんやりとしていた…

富士山の眺望…「日本に関心を寄せる国外の人達」が思い浮かべるようなモノを愉しむ…そんな機会を設けることが出来た…それを喜ばしいと思う。或いは、そういう機会が生じたことに感謝しなければならない一面も在るかもしれない…逆に「そういうことにしたい」という気分が在ることも否定出来ないのだが…そんなことを考えていた…

↓清水駅からのバスで三保松原に着き…「眺望?」と海岸に出てみるとこういう様子だった…
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↑清水港から出たという風な船が航行している海の感じは結構だが…富士山の姿が雲に覆われている…最初は「何処へ行った?!あんなに大きなモノが、何処にどうやって隠れるのだ?!」と…キョロキョロと探してしまった…

↓「折角辿り着き…こんなに晴れているのだが…」と半ば落胆すれば…雲が強風にゆっくりと流され、富士山の上側、雪が被っている部分が覗くようになって来た…
31-03-2019 Shimizu, Shizuoka (25)

そんな様子に気付き、「雲が動くのを…動くのは当然だが…雲が少々動いて山頂側が覗くのを少し待ってみよう…」と思った訳である…

風の強さ…何か稚内を思い出したが…それでも、やや不自由をしながら<X-Pro2>の3本のレンズを交換しながら写真を撮る場面も在った…三保松原から引揚げようとした際、何やら海岸の砂が強風に舞って顔に当たる場面も在ったので、カメラに不具合を来すようなことも無しにレンズ交換が出来て善かったと思っている…或いは…自身も「半ば国外(?)からの来訪者」という感であって、実質的に初めて富士山をゆっくり眺めようとしていて、写真で様子を広く紹介する機会を設けようとしていたということで…何かが護ってくれたのかもしれない…人は怨恨や憤怒を抱くことも多いのだが…「生かされている」ということで、「諸事巧く運ぶ」ということも在る訳で、「“何か”に感謝や経緯を表しよう」と思ってみることも大切なのだ…と考えたい…

撮った写真…「三保松原での富士山の眺望」という写真としては、一般的に良好とは言い悪いモノかもしれないのだが…私にとっては「思い出深い」と言い得る景色の画だ…

↓去り際に振り返ってみた…「きっとまた来い!」と富士山に見送ってもらった…という気もした…
31-03-2019 Shimizu, Shizuoka (37)
posted by Charlie at 05:32Comment(0)静岡県

青葉横丁…<静岡おでん>…:静岡(2019.03.30)

ユジノサハリンスク空港からウラジオストク空港での乗換を経て成田空港へ上陸…安価で居心地の好さそうな一夜の宿を求め…何気なく「例えば静岡?」と調べると…週末、月末、年度末でありながら…希望していた感じの場所が見付かった…

というだけのことで静岡に辿り着いた…着いた時点で、小雨が交じったが、曇天の夕べという感で静岡である…列車での移動に際して通り過ぎてばかりいた静岡駅で初めて下車し、街に出た訳だ…

↓こういう場所が在る…
30-03-2019 at Shizuoka (10)
↑青葉横丁と称する…小ぶりな感じの、おでんの店ばかりが集まっている。静岡では「一寸した、立寄りたいスポット」になっているようだ…

↓満席または混み合っている店が目立った中、とりあえず座れる感じだったので御邪魔した店だ…
30-03-2019 at Shizuoka (14)
↑何処もこういうような感じの入口で、カウンターが設えられていて、おでん等を頂く…

↓静岡県内で醸されているという<正雪>という清酒を一杯頂きながら、おでんを摘んだ…
30-03-2019 at Shizuoka (11)

こういう場所は好い…地元の方達…店主氏や居合わせた方と色々とお話しをしながら、一人で立寄っても存外に愉しく過ごすことが叶うのだ。

↓見た目が「黒!!」という出汁で煮るおでん…店主氏によれば、静岡の流儀では「出汁を啜る」ということはせず、串に刺した具を皿に盛ってドンドン頂くということなのだ…
30-03-2019 at Shizuoka (13)
↑“牛すじ”、“しのだ巻き”、“しらやき(しろ)”、“ちくわ”…色々と在る<静岡おでん>から…“出汁粉”と呼ばれている調味料をやや多めに振掛けるのが静岡の流儀らしい…(他にも色々頂いたが…居合わせた方と話しが弾んでドンドン頂いていたので、写真は撮っていない…)

「黒!!」という出汁の見た目だが…色々な具材の内容物の味が混ざり合った、存外にマイルドな感じの味わいで、ドンドン頂くことが出来てしまう…

静岡県内でも「富士川と大井川の間」という位、静岡市を中心とするエリアで普及していて親しまれているモノで、年中愉しむモノなのだそうだ…青葉横丁の各店は冷暖房完備で、夏も冷房を利かせて、中でおでんを肴に飲むのが普通らしい…そしてこれは「駄菓子屋の定番」だったという経過も在るという「おやつの替り」で子ども達も頂くモノだというのだ…

ここへ寄る前に道草した店で流れていたテレビに県内の天気予報が流れていた。東部、中部、西部、伊豆というように地方を分けていたが、静岡県は東西にかなり広く、加えて伊豆半島も在って地域毎に天候等も違う…そして東京電力のエリアと中部電力のエリアが県内に混在しているというように「東京圏寄り」なエリアも「名古屋圏寄り」なエリアも在る。旧国名で言えば駿河、遠江、伊豆と3国が合わさっている…伝統や文物も、人々の嗜好や性格も、その他色々も多様な県なのだという…

↓それにしても、この<静岡おでん>は好かった!!
30-03-2019 at Shizuoka (12)
↑「一寸…」と一定頻度で立寄って愉しむことが叶うような、手頃な感じのモノでもある…

折角に設けてみた“時間”を過ごそうとしている「初日の夕べ」…なかなかに好い感じで、縁がやや薄かった静岡県と出会ったという感である…
posted by Charlie at 03:54Comment(0)静岡県