電鉄出雲市駅…:一畑電車(2019.06.02)

概ね12時間弱の夜行列車の旅でJR出雲市駅に到着…「出雲大社を訪ねる」というつもりであった…

出雲市駅辺りから出雲大社を訪ねるには?バスに乗るか、一畑電車に乗るかということを聞き及んでいた…

↓殆ど迷わず、一畑電車の駅を探した…
02-06-2019 Izumo, Shimane pref (1)
↑JRの駅の脇…「ほんの少し先」というような場所に駅は在った…<電鉄出雲市駅>という名称でJR駅と区別している。

↓辺りは高架線になっていて、駅は高架駅だ…
02-06-2019 Izumo, Shimane pref (2)
↑列車の発車が近付くと改札が開いてホームに上がる…ホームに上がると列車が姿を見せた…

↓列車が定位置に停車した…
02-06-2019 Izumo, Shimane pref (3)
↑到着した列車の乗客が下車し、出発する列車の乗客が乗り込む…

電鉄出雲市駅を発着する列車は、原則的に川跡駅との間を繰り返して往復するようになっていると見受けられた…画の車輌による列車で川跡駅へ向かえば、出雲大社前駅行と松江しんじ湖温泉駅行とに各々乗り継ぐような具合になる…

↓こちらが川跡駅の様子だ…
>>川跡駅(かわとえき):一畑電車(いちばたでんしゃ)(2019.06.02)

今般、島根県で頑張っている一畑電車というものに乗車する機会を設けることが叶ったのは好かった!
posted by Charlie at 18:03Comment(0)島根県

松江城天守閣…(2019.06.02)

出雲大社の辺りから、一畑電車で松江市内に入って、直ぐに松江城を訪ねてみた…一畑電車の駅は、松江の街の北寄りで、城からは然程遠くはない…

↓「松江城へやって来た…」と、何となく実感する感じの眺め…
02-06-2019 Matsue, Shimane pref (10)

↓概ね真正面から見上げる感じ…
02-06-2019 Matsue, Shimane pref (13)

↓少し横に回り込んでみる…
02-06-2019 Matsue, Shimane pref (22)

↓やや横から見上げる感じも好い…
02-06-2019 Matsue, Shimane pref (24)

この天守閣…現在のように大きなビルが幾らでも在るのとは事情が全く異なる時代に築かれたモノである…創建された時代や、その後も幕末や明治の頃位までは「相当に大きな建築」に見えたのではないかと思う…

松江城天守閣…季節や時間帯を変えて、また眺めてみたいと思った建物だ…
posted by Charlie at 00:40Comment(0)島根県

天守閣の中…:松江城(2019.06.02)

松江城というのは…関ケ原合戦の後に出雲の大名となった堀尾家が築いたという城だ…1611年に落成したという城だが…天守閣はその頃の建築なのだろうか?松江城は全国に12在るという、江戸時代の建築が伝わっている「現存天守閣」の1つだ…そして中も見学可能な訳で…「どういうような様子?」と興味津々で入館したのだった…

↓中は誰かが常時住んでいるということでもなく、戦になった場面で武士達が籠るというような場なので、大きな構造物を支える柱が剥き出しになっていて、窓の関係で意外に暗い…
02-06-2019 Matsue, Shimane pref (20)

↓堅牢な階段は存外に急だ…幾つか入ったこの種の場所の中では、相対的に少し歩き易いというようには思った…
02-06-2019 Matsue, Shimane pref (14)

↓最上層へ通じる辺りは、階段の感じが少し変わっていた…
02-06-2019 Matsue, Shimane pref (16)
↑或いは、立場の在る人達の一行が上層階に上がるというような場面でも想定されていて、そのために設えが少し工夫されたのであろうか?

天守閣…殊に“現存天守閣”を視ると思う…恐らく江戸時代の建築完成後の100年間位に出入りした人数よりも「最近10年間の入館者累計」の方が「多い」のではないだろうか?そんな気がしないでもない…

訪ねた時、日曜日ではあったが、松江城は酷く混み合っていたというのでもなく、見学し易い感じだった…
posted by Charlie at 00:38Comment(0)島根県

「国宝指定書」:松江城(2019.06.02)

松江城の天守閣は“国宝”と聞いていたが…

↓見学しようと中へ入って…こういうモノが展示されているのを視た…
02-06-2019 Matsue, Shimane pref (19)
↑正直、こういう「国宝指定書」なるモノなど、全く初めて視た…

“国宝”ということになったのが「平成27年」(2015年)…比較的新しい…故にこういうモノが展示されて、それが現在に至ったものだと思われる。

“国宝”は政府が指定するモノである訳で、考えてみればその旨を記載した「指定書」というような文書が在って然るべきなのだろうが…こうやって真正面に提示されると、少々驚く。“国宝”とされる様々なモノについて、その指定時の所管大臣の名前と日付が入ったこの種の文書が各々に在るのであろう…

何となく「意外な発見…」というように感じている…“意外”とも言い悪いのかもしれないが…
posted by Charlie at 00:30Comment(0)島根県

松江神社(2019.06.02)

↓松江城跡、天守閣の建物が在る辺りの手前、二之丸に神社が在る…
02-06-2019 Matsue, Shimane pref (6)

松江城に鎮座する神社は<松江神社>という…松江に幕末まで在った「松江松平家」を開いた松平直政を祀る社、徳川家康を祀る東照宮を併せて遷座し、1899(明治32)年に現在の場所になったのだという。その後、松江の城と城下町を開いた堀尾吉晴も祀るようになっているという。

言ってみれば…地域の礎を築いた人達への敬意を表する神社で、「城下町松江の守り神」のような存在だと思う。この街へ無事に辿り着いたことに感謝し、参拝してみた…

↓適当に年季が入って、少し貫禄が在る狛犬も据えられている…
02-06-2019 Matsue, Shimane pref (9)

松江城の中で「何となく静か?」という感じの場所だが、なかなかに好い雰囲気の場所だった…
posted by Charlie at 18:04Comment(0)島根県

<松平直政公>:松江(2019.06.02)

↓松江城の傍に島根県庁が在り、辺りの緑地に銅像が在る…
02-06-2019 Matsue, Shimane pref (38)
↑弓を手に騎乗という、猛々しい若武者という風な像だ…

↓<松平直政公>と在る…
02-06-2019 Matsue, Shimane pref (36)
↑少し新しい感じに見えたが…像は2009年に完成したモノだという。古く、1927年に松平直政の像が建立されていたのだが、1943年に「金属供出」ということで失われてしまったという経過も在るそうだ…

松平直政(1601-1666)は江戸時代前期の大名である。徳川家康の次男、結城秀康の子である。かの家康の孫ということになる…

この銅像は、未だ若かった松平直政が<大坂の陣>に出陣して、あの真田信繁(幸村)の軍勢と勇戦したと伝えられる様子を彫像としたものであるという…

上総姉ケ崎、越前大野、信濃松本と移封しながら、1638(寛永15)年に出雲松江に移封で「国持大名」ということになった。以降、松江の領主はこの松平直政の後裔が幕末期まで世襲することになる。

↓この像のイメージになっている<大坂の陣>で…「敵ながら天晴れな若武者!」と、敵将である真田信繁が軍扇を放って寄越したと伝わり、その軍扇は松江松平家の宝物として伝えられているそうだ…
02-06-2019 Matsue, Shimane pref (37)
↑当地の“藩祖”として敬愛される松平直政の像だが…何か「強敵に果敢に挑む若武者」という風情の像で、少し見入ってしまいたくなるこのが在る…
posted by Charlie at 07:45Comment(0)島根県

注連縄…:出雲大社(2019.06.02)

↓色々な写真で視てはいるのだが…“実物”を何気なく視て、その太さに驚きを禁じ得ない…
02-06-2019 Izumo, Shimane pref (14)
↑両腕を思い切り広げて、漸く抱えられるような太さに見えたが…この種の極太な注連縄の中、出雲大社のモノは格別だと思った…

↓少し離れた鳥居から拝殿の一部が見えるのを覗いて…既に相当に太い注連縄が判るのだ…
02-06-2019 Izumo, Shimane pref (13)

「とりあえず一度は足を運んでみたい…」と思っていた出雲大社に立寄る機会を設けられたのは、非常に好かった!

↓とにかく凄い迫力の注連縄だ…
02-06-2019 Izumo, Shimane pref (27)
posted by Charlie at 05:58Comment(0)島根県

兎…:出雲大社(2019.06.02)

↓出雲大社の境内で出くわす…
02-06-2019 Izumo, Shimane pref (20)
↑可愛らしい兎が随所に配されている…

↓こんな按配で、兎は本殿を見上げるような按配になっていたりする…
02-06-2019 Izumo, Shimane pref (21)
↑本殿を囲う塀の周囲を散策出来るようになっていて、そこでこういうような状況になっているのを視付けた…

これは「だいこく様と白兎」という物語を意識したものなのであろう。

出雲大社に祀られているのは「大国主大神」である。「だいこく様」としたが、よく「大黒様」となっているのは、元来は“別なモノ”である(七福神の)「大黒天」と何時の間にか混同されて定着してしまっているということで、とりあえず「だいこく様」としたのだ…

↓暫し、“物語”を意識した、「だいこく様を慕って集まる兎達」というイメージに設えられた様子を何となく眺めていた…
02-06-2019 Izumo, Shimane pref (18)
posted by Charlie at 05:56Comment(0)島根県

松江城天守閣を初めて見上げた…(2019.06.02)

出雲市に列車で着いてから一畑電車で移動して出雲大社を眺めて参拝の後、一畑電車で松江市内に入った…

松江…「松江城が観たい!!」と寄ってしまったのだが…

↓とりあえず城の辺りに着いて…「アレだ!!」と見上げていた様子である…
02-06-2019 Matsue, Shimane pref (5)

壁面に黒い板を貼り付けているような…独特な迫力が在る外観だ…素晴らしい!!そして周囲の見事な石垣…実に好い感じだった!!
posted by Charlie at 23:05Comment(0)島根県

キハ47:益田駅(2019.06.03)

<スーパーおき>が島根県の西端辺りになる益田駅に着いた後、更に西の山口県へ進む列車までに少し間が在った…

天候も好いので駅前で待っていたが…何やら東萩へ向かう列車が早々とホームに現れて待機していた…ホームで出発を待つことにした…

↓跨線橋から見下ろした感じ…
03-06-2019 Masuda Station, Shimane pref (4)

↓「昭和の車輛」という風格のようなモノが漂う…「昔風?」な「朱色の単色塗装」という車体だ…
03-06-2019 Masuda Station, Shimane pref (5)

↓2輛連結でワンマン運転だ…
03-06-2019 Masuda Station, Shimane pref (6)
↑無人駅が多い区間で、運転士が乗っている1輛目の扉だけが開閉し、2輛目の扉は終点の東萩まで開かない…

↓嘗ては…「普通の列車」はこういう感じだったが…現在では「少数派?」になってしまっているかもしれない…
03-06-2019 Masuda Station, Shimane pref (7)

↓こうやって待機している様子を視ていると…「今日はよろしくお願いします!」と車輛に声を掛けたいような、妙な気分になる…
03-06-2019 Masuda Station, Shimane pref (8)

この種の「昭和の車輛」というモノ…方々で少数派になっている感だが…JR西日本は比較的多く残っているように見える…
posted by Charlie at 22:32Comment(0)島根県

<スーパーおき>:キハ187系ディーゼルカー:松江駅(2019.06.03)

↓未だ静かな早朝の松江駅にディーゼルカーのエンジン音が近付く…
03-06-2019 Matsue in morning (4)

↓2輛で運行の旨がアナウンスされている…
03-06-2019 Matsue in morning (5)
↑<スーパーおき>は、鳥取や米子から山陰線を進み、松江を経て島根県を横断して益田に至り、そこから山口線に入って新山口に至る…長大な運行区間の列車だ…「おき」は「隠岐」から取った名であるということだ…

↓停止位置に停車した…先頭の1号車は指定席で、後尾の2号車が自由席だ…
03-06-2019 Matsue in morning (6)

キハ187系は“振り子”の方式で、カーブ区間での減速を抑えている構造のディーゼルカーだ…松江・益田間で乗車したが…「北海道内の新しい特急型ディーゼルカーによく似た乗り心地」という感だ…単線区間で、列車行き違いの業務停車がやや目立つというのも、何となく「北海道?」というような気がする…

山陰線は列車運行本数が総じて少ない感では在るが…「西へ進むに連れて列車が少なくなる」というような気もした…出雲市駅の少し先までは電化されていたようだが…何時の間にか非電化区間になり、ディーゼルカーが行き交っていた…

山陰の列車での旅…列車運行本数が少な目で計画を立て悪いことは否定しないが…意外に好い感じだった!!
posted by Charlie at 22:10Comment(0)島根県

愛用の「ロシア製」の時計…(2019.06.02)

↓ウラジオストクで入手したロシア製の腕時計を愛用している…
>><Слава>(スラーヴァ)の腕時計(2018.11.10)

大変に気に入っているのだが…レザーのバンドや金具が傷んでしまって、「何処かで何時の間にか落としてしまう??」という状態になっていた…

松江駅のビルで時計を売っていた店で尋ねれば…数分歩いた先の商業施設内に時計店が在り、替えバンド等も売っている専門店だというので足を運んでみた…

↓新しいバンドを購入し、店主氏に取り付けて頂いた…
02-06-2019 my watch at Matsue

独特な雰囲気を醸し出す時計になった…「ウラジオストクで入手し…バンドを松江で替えた…」という代物になった…大切に愛用し続けたい…
posted by Charlie at 05:32Comment(0)島根県

<しまね和牛どんぶり>(2019.06.02)

↓結局…「こういうモノ」が大好きなのだ…
02-06-2019 Izumo, Shimane pref (32)
↑良質な肉を焼いたモノが米飯に…これが「蕩ける」というように美味かった!!

古くから荷役用に、或いは農地の肥料を得るために現在の島根県では牛の肥育が盛んであったとのこと…やがて肉用に牛を肥育するようになって行き、寧ろ「仔牛を出荷」ということが盛んに行われた経過が在り、やがて県内で肥育して肉を出荷するようになって行ったのだという…<しまね和牛肉>というのはなかなかに評価が高いらしい…

↓今日は…「朝昼兼用」でこれを頂いた…出雲大社の近くだった…
02-06-2019 Izumo, Shimane pref (31)

posted by Charlie at 00:25Comment(0)島根県

<デハ二50形 52号車>:一畑電車:出雲大社前駅(2019.06.02)

↓出雲大社前駅で…一寸、注目してしまった…
02-06-2019 Izumo, Shimane pref (8)
↑年季が入った車輛だ…

これは…1928年から1929年に製造されたという車輛で、2009年まで「現役」だったという電車だ…2009年、映画撮影のために一時的に営業路線を走行したことが在ったそうだ…

こんな時代の車輛…阪堺電車に在るのを視たことがあるが…一寸珍しい…出雲大社前駅を訪れる人達の間でも、なかなかに人気と見受けられた…
posted by Charlie at 22:45Comment(0)島根県

川跡駅(かわとえき):一畑電車(いちばたでんしゃ)(2019.06.02)

夜行列車の<サンライズ出雲>で出雲市駅に到着後、近くの一畑電車の駅である<電鉄出雲市駅>へ歩き、<1日乗車券>を求めて電車に乗った…

電鉄出雲駅を発着する列車は、少し先の川跡駅との間を往来している。この川跡駅で、<出雲大社前駅>へ向かう列車、<松江しんじ湖温泉駅>へ向かう列車に乗換えるようになる。電鉄出雲駅から乗った列車が川跡駅に至ると「どなた様も御乗換です」と乗務員がアナウンスしていた…

↓川跡駅の様子だ…
02-06-2019 Izumo, Shimane pref (4)
↑左の3番線…電鉄出雲・川跡間を往復している列車だ…右の1番線は松江しんじ湖温泉駅へ向かう…中央の2番線は出雲大社前駅へ向かう…

2輛運行の、タイプが違う車輛による各列車が勢揃い…何となく見栄えが好かった…

↓因みにこの一畑電車の<1日乗車券>である…
02-06-2019 Matsue, Shimane pref (46)
posted by Charlie at 20:08Comment(0)島根県