焼鳥丼…:室蘭(2019.12.25)

東室蘭駅の近くに宿を求め、室蘭駅との間を往復して測量山を訪ねるというようなことをした。

宿へ引揚げる際に、東室蘭駅周辺で軽く食事でも愉しもうかと考えた…

室蘭では“室蘭やきとり”と称する「御当地メニュー」が一定程度知られている。その故なのか、眼に留まる飲食店の看板等に「焼鳥」という文字が少々目立った…

そういう中、「焼鳥」の看板が掲げられた1軒に何となく立寄った。適度に賑わっていて、空いていたカウンター席に陣取って少し食事を愉しむことにした…

↓頂いたモノはこれだった…
25-12-2019 dinner at Muroran (2)
↑「焼鳥丼」というモノ…つくねと鳥串…焼いたモノを丼の米飯の上に載せ、漬物等を添えているという代物だ…

立寄った店は…“室蘭やきとり”と称する「御当地メニュー」ではない「普通の焼鳥」の店だった。鶏肉関係の色々な串モノを焼いてというのがメインであった。

串焼きを何本か愉しく美味しく頂き、歩き廻ってエネルギーを使ったので「焼鳥丼」というモノも頂いた。見栄えが好いので写真を撮るということまでしたが…店の看板や場所が判るようなメモはしていなかった…よくやってしまうのだが…

普通に鶏肉の焼鳥―“室蘭やきとり”と称する「御当地メニュー」は豚肉を使う…―を愉しむ店で、視た感じでは店主御夫妻で切り盛りしている様子だった。御主人は次々と入る注文の串を元気よく順次焼いていて、奥さんが飲物等をドンドン出していた。そして忙しい年末のやや早い時間帯なので、娘さんが手伝っている様子も視られた。何かアットホームな好い雰囲気の店だった…

何時かまた東室蘭に寄るようなことでもあれば、この「焼鳥丼」に再会したいような気もしている…

<室蘭八幡宮>…(2019.12.25)

<旧室蘭駅>の建物が在る直ぐ前にこういう階段が見受けられる…
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↑意外に急な階段だ…

この急な階段を上がると、「段々」のように街が拡がった箇所の道路に行き当り、そこから更に石段が設けられている。その石段もゆっくりと上る…

↓高台に神社が鎮座している…
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↓なかなかに好い趣であると思った…
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この神社…1869(明治2)年に<函館八幡宮>の分霊を奉って地域の鎮守として起こった神社で、<室蘭八幡宮>という神社だ。古くは、皇太子時代に北海道を訪れている大正天皇、更に昭和天皇が足跡を残している神社でもある。

↓重厚な感じがする社殿だ…
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↑1938(昭和13)年の建物であるという…

↓年末ということで、何となく忙しそうな雰囲気ではあった…
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少し「独特な趣」を感じる場所だ。独特な地形の高台であるからかもしれない…

<スーパー北斗>:キハ261系ディーゼルカー:東室蘭駅(2019.12.25)

↓東室蘭駅で列車から下りた…
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↑列車の後尾側、「ひがしむろらん」という駅名標と共に、乗せて頂いた列車を写真に収めた…

「函館→札幌」の列車では、先頭側が自由席で、最後尾がグリーン席となるようで、後ろから2輛目の指定席に陣取る―早朝の函館駅で指定席券を確保した…―ことにして函館から東室蘭へ移動したのだった…

↓直ぐに次の停車駅へ向けて出発するという僅かな間…ホームで、何となく乗って来た列車を見送る…意外に好きな事である…
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↓程無く、札幌の方向へ列車は去って行った…
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<D51 560>:室蘭…(2019.12.25)

↓室蘭駅の近くで、こういうモノに出くわす…
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↓他所で視掛けた“動態保存”の蒸気機関車のように、状態が好いように見えた…
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↓所謂「デゴイチ」…「D51形蒸気機関車」である…
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↑1940(昭和15)年に製造され、1974(昭和49)年まで使われていた機関車であるという…専ら北海道で動いていたモノである…

↓4軸の動輪を備えているので“D”なのである…
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↑貨物列車の牽引というようなことを顧慮し、牽引力重視で設計されているのが“D”である…

↓<D51 560>の動輪だが、意外に小さい感じがした…
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↑“D”に対して、旅客列車を牽引する場合の速力重視で設計されているのが3軸の動輪を備える“C”で、動輪そのものは“C”の方が大きい…

↓蒸気機関車が大活躍した時代を知る旧駅舎に並べて、今年の11月から公開された<D51 560>である…
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この室蘭辺り…空知地方の石炭が岩見沢に集められ、数え切れない程に多数の石炭専用貨車を連結した貨物列車が編成され、D51のような機関車が牽引して室蘭線を走り、苫小牧を経てこの室蘭辺りに至った訳である。石炭は…多分、室蘭の製鉄所等で使われたのであろう…

実は幼少の頃、岩見沢で蒸気機関車が牽引する貨物列車を視掛けたということをぼんやりと覚えている。黒い機関車が白い蒸気を漏らしながら、煙突から煙を上げて黒い貨車が延々と連なる貨物列車を牽引していたのだったが…「黒い怪物が蠢いている!?」と驚きながら視た列車は、D51が石炭の貨車を連ねた貨物列車を牽引していた様子であったのかもしれない…

地域の歴史を伝える建物の脇で、これもまた地域の歴史を伝える<D51 560>が何時までも好い状態で保存されることを願って止まない…

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<すずらん>:785系電車:東室蘭駅(2019.12.26)

室蘭から札幌方面へ…早朝の<すずらん>に乗車して移動することにした…

↓室蘭駅を発った列車が東室蘭駅に入って来る…
26-12-2019 Higashi-Muroran Station (6)
↑5時41分に出る列車…この時季であれば、夜遅くの列車というような雰囲気も在る…

↓「少しだけ懐かしい…」というような感も抱く車輛が現れた…
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↓<SUZURAN>(すずらん)と列車愛称が入った、スズランの花のイラストマークが電光掲示で正面に見えている…
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↑列車の先頭側の自由席に陣取ろうと、その辺りで待っていてホームに現れる車輛を眺めていたのだ…

この<すずらん>として運用されている車輛は785系電車だ。1990年に初登場した形式である。旭川・札幌間で活躍していて、青函トンネルを走る特急にも使用された経過が在る。現在では数が激減していて「もう直ぐ引退」という話しだ。

↓785系電車は、現在は<すずらん>での運用例が在るばかりなので、室蘭・札幌間で出くわす機会が在るだけだ…実際、既に<すずらん>の一部列車は789系電車に切替わり始めている。
26-12-2019 Higashi-Muroran Station (10)
↑メタリックな感じの車輛が駅の照明に浮かび上がるような感じ…なかなかに好い!

旭川・札幌間に走っていた頃、更に特急列車が快速列車として新千歳空港駅への路線に乗入れていた頃、785系電車には随分乗車したものだったが、かなり御無沙汰していた。今般、乗車する機会が得られて嬉しく思っている。

測量山:山頂からの眺望…:室蘭(2019.12.25)

過日、御一緒して歓談した方は室蘭在勤の御経験が在るということだった。室蘭に関しては訪ねて写真を撮った経過も在り、殊に白鳥大橋を眺めようとしてかなり歩いた経過は既に懐かしい…

そこで話題になったのは「測量山から望む景色が綺麗!!」ということだった。実は以前に室蘭に立寄った際、測量山も気になっていたのだが、白鳥大橋を優先したために足を踏み入れていなかった…

それが気になり…函館から札幌へ向かう途中に時間を設け、室蘭に立寄ってしまったのだ…

観光案内所に立寄り「測量山への道筋を…」と御訊ねすると…「歩いて山頂に至る」ということを想定した地図が無い…そこで係の方がネット上から地図を引っ張り出して教えてくれた…車輛での移動の目安として在る距離情報であれば2㎞という感じだ…室蘭駅から白鳥大橋の傍を歩いて往復した経過を思えば「どうということもない距離」と考えた…観光案内所の係の方は…何やら「“想定外”なことを言い出すおっちゃんが現れた…」と微妙に当惑しているように見えた…

測量山?少々「妙?」とも思える名称だが、これは1900(明治33)年に陸軍が測量の三角点を山頂に据えて以降の通称だという。「そういうようなことなのだろう…」とは想像していたが、そのとおりだった…海抜199.63mだという。

室蘭駅周辺の郵便局が在る辺りから山の側へ進むと、次第に「上り坂」という風情になり、住宅等が見受けられる辺りを抜け、「山道」という風情になる。テレビ放送関係のアンテナと見受けられるモノが据えられている山頂部まで、私の足で片道35分程度だった…雪は然程気にならなかった。凍った箇所が懸念されたが、函館で出くわした例を思えば「多少の注意…問題なし…」と思える範囲だった…

↓こういう眺望が開ける辺りまで歩けば、0度を割り込んで氷点下2℃程度であっても少々汗ばんだ…
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↓散見する風力発電の風車は元気に稼働中で、少し風が強くなっているのが山頂では明確に分かった…
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↓自身以外に誰も居ない…「貸切!」という状況の展望台で、気温と風とに震えを覚えざるを得なかったが…少しずつ灯りの輝きが目立つようになって来た…
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↓左側に大きな船が航行する姿が見える…白鳥大橋の左だ…
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↑この船は白鳥大橋を潜って、何処かの大きな工場の周辺にでも繋留するのであろう…

↓家並みの屋根や道路の一部が雪で白いが…今季は妙に雪が少ない…
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↑そして灯りが益々目立つようになっている…

氷点下2℃程度で、199mの高さを吹き抜けている風に晒され、とりあえず30分間近くも様子を視ていたが…手袋着用でも手の指が動かし悪いようになって来た…流石に「限度…」と思い、足早に上がって来た道を引き返した…

「もう少し温かい時季?」とか「もう少し天候の好い日?」というようにも思ったが…こういう「時季らしい!」という中、「他に誰かが居ない…」という中で「眺望を独占!」というような調子も悪くないのかもしれない…他方…何やら「室蘭?来るとよく歩く…」という按配でもある。

夜…:旧室蘭駅舎=室蘭観光協会(2019.09.02)

室蘭駅から白鳥大橋を望むことが叶う展望台まで…小一時間は歩く…

白鳥大橋を眺めた後、往路の道をゆっくりと引き返して、更に小一時間歩いて室蘭駅を目指した…途中のコンビニで水や珈琲を仕入れて、多少噴き出す汗を拭って歩いたのだった…「好い運動」と言えないこともないが…

↓旧室蘭駅舎が見えた…
02-09-2019 Muroran (62)
↑ここまで来れば…東室蘭駅へ引揚げる列車に乗る室蘭駅も然程遠くはない…込み上げる安堵感と、古い建物が「夜に映える!?」ということに感心する気分が混ざって、何やら嬉しくなった…

↓この1912年の建物…こういう「夜」の感じが酷く似合うような気がする…
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↓正面入口の看板は「驛蘭室」…「室蘭驛」の1912年頃の…多分、少なくとも江戸時代頃から昭和の始め頃まで一般的であったらしい「右から左に読む横書き」という書き方だ…
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↓何やら「時空を超えた駅」という感じだ…大正時代や昭和の始めに綴られたようなモノに出て来る「驛」は、こういうような姿であったのであろう…
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↑こういう駅舎から、“時間旅行”をしてしまう「XXXX年行」というような列車でも出発しそうな…そんなことを想像してしまった…

正直なところ…午前中も動き回っていた中、往復2時間も歩き、復路は「心細さ?」も否定し悪い薄暗い道路を通っていたので、ぼんやりとした灯に浮かび上がる古い駅舎は、何か強めな安堵感を与えてくれた…

この建物の脇に、蒸気機関車を展示するというようなことで、準備工事が行われている様子だった。何時か…それが出来上がるような頃にでも、また立ち寄りたい感だ…

旧室蘭駅舎=室蘭観光協会(2019.09.02)

室蘭駅に到着した時…辺りをキョロキョロと見廻して、少し首を傾げた…

室蘭駅に関して「非常に古い駅舎が在って、現在の駅になった後に室蘭市が建物を譲り受け、現在は観光案内所になっている」と聞いていた。それらしいモノが見えないものか、辺りを伺ったのだが…見えなかった…

↓駅を背に右側…方角的には西らしいが、歩いて進むと、少し先にこういうモノが在るのが見える…
02-09-2019 Muroran (22)
↑これが旧駅舎だ!距離にして1km前後か?と言って、然程の距離でもないが…現在の駅の前に立って、これが見えるでもなく、「小さい建物」とは言い悪いものの、他の建物等から抜きん出て大きいのでもないので、近付くまでこの特徴在る姿は見えないのだった…

この駅舎は…1912年に完成したのだという。明治45年…この年に改元が在ったので大正元年でもある…

↓少し歩道を進んで建物外観を眺めた…
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何やら…現在の駅舎に移る際に、線路が切り替えられたのかもしれない…この駅舎が竣工して利用され続けていた時代は、この建物の裏に多くの軌道が枝分かれして敷設されていたのであろう…方々との間を往来する旅客列車も現在より遥かに多かったであろうし、往時は貨物列車も非常に多かった筈だ…現在の室蘭駅は?然程長くない島式ホームで2本の軌道が見受けられるばかりなのだ…

辺りの道路標識に「↑白鳥大橋」と在るので…そちらを目指して歩いてみることにしたが…未だ観光案内所が開いていたので中で一息…

↓何やら古い看板が屋内に在った…
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↑何時頃のモノか?随分と古い駅名の標示だ…

立ち寄った時は…近くの工事の関係者が見えて、奥の事務室に人の気配は在ったが…私以外に立ち寄っている人も無かった…

ここは機会が在れば、何度でも眺めたい感じである…

室蘭駅…(2019.09.02)

東室蘭駅近くの宿に入った後に外出…「東室蘭 - 室蘭」という普通列車に乗り込んだ…「存外に駅の数が?」と思った他方、「存外に早い…」という按配で室蘭駅に着いてしまった…

↓個性的なデザインの駅舎だ…
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↑硝子張りな部分に空の様子が映り込む…

↓何か「灯台」を思わせるような感だ…
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日中は駅員さんが居る。着いた時は居た…が、夜間から早朝は無人駅となる…東室蘭へ列車で引揚げようとやって来た復路の時間帯は「無人駅」状態だったのだ…

駅前も綺麗に整備されていたが…静かだった…東室蘭駅の方が、遥かに大きく賑やかな感じである…

<ご当地ボルタ “室蘭やきとり”>(2019.09.03)

↓東室蘭駅に見受けられる駅名看板の前で…不思議な人型(?)のキャラクターが寛いで“串モノ”のような何かを手にしている。
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↑<ボルタ>というキャラクターが、室蘭の名物と言われる“室蘭やきとり”を手に寛いでいる様子だ…

東室蘭駅の土産コーナーで発見した。買い求めて、稚内の拙宅へ「連れ帰った」が、拙宅でも相変わらず東室蘭駅の看板前で“室蘭やきとり”を手に寛いでいる…“実物”を想起させる駅の看板前にキャラクターが居るのが好いが…JR北海道から許諾を受けている旨も台紙に明記している…

<ボルタ>とは?製鉄所を擁する「鉄の街」である室蘭で、ボルトやナット、ワッシャー等の鉄の部品をハンダ付けした人形である。当初は高さ15cm程度のモノを催事の際の「溶接体験」を行う材料として用意したというが、非常に好評であったことから5cm程度の小型のキャラクター人形として製作して販売するようになったのだそうだ。2005年頃から登場していて、既に「室蘭の<ボルタ>」として一定程度の知名度も在ると見受けられる…

<ボルタ>に関しては、様々なポーズのモノが在り、「音楽センスが在って、スポーツが好きな少年」というような設定らしく、楽器を演奏しているモノ、サッカーや野球等に興じているモノ等、随分色々と在る。鉄の部品をハンダ付けしているので、専ら飾っておく人形だが…なかなかに味わい深い…

“室蘭やきとり”を手に寛ぐ室蘭生まれの<ボルタ>…室蘭を訪ねた思い出と共に、大切に拙宅で飾っておきたい…

※写真そのものは旭川の宿で撮ったものだが、この記事は「室蘭の土産」という画なので、記事カテゴリ「北海道/室蘭」に分類しておきたい…

夜の東室蘭駅に停車中のキハ40…(2019.09.02)

午前中に函館で歩き廻った後…室蘭駅と白鳥大橋との間を、往復で2時間弱も歩いた…

室蘭駅から列車で東室蘭駅へ引揚げたが、下車する際に立ち上がると「長く歩き廻った後の“典型的状況”…」というものに陥り、直ぐに歩み出し悪かったので何となく身体を伸ばしながらホームに佇んだ…

↓左の2番ホームに停車中のキハ40が室蘭駅から乗車して来た車輌…右の2番ホームに停車中のキハ40は違う方向で運行されている列車だ…
02-09-2019 Muroran (77)
↑キハ40は何れも「日高線仕様」の塗装が施された車輌だ…夜間の照明が点いているホームで、淡い光に年季が入ったディーゼルカーが浮かび上がる感じだ…こういう風情!なかなかに好い…

東室蘭駅は、函館方面や札幌方面とを結ぶ特急列車が行き交う他方、室蘭市周辺市町村を結ぶ列車もそれなりに発着している。序に室蘭市内ということになる室蘭駅との間を行きかう列車も見受けられる。そういう“交差点”的な駅…何となく風情が在ると思う…

室蘭駅…キハ40…:夜…(2019.09.02)

室蘭駅に列車で着いて、白鳥大橋を眺めに行こうと小一時間も歩き、観た後にまた小一時間歩いて室蘭駅に辿り着いた…かなり…エネルギーを使った…

↓何か…「闇夜の灯台」のような感じがする駅だと思った…
02-09-2019 Muroran (67)

↓辺りも静かだ…
02-09-2019 Muroran (66)

↓夜間、待合室は閉鎖されてしまい、脇の指定の扉からホームへ通じる通路に出るようになっている…
02-09-2019 Muroran (69)
↑日中は駅員さんが居るが、夜間は“無人駅”な状態である…

↓左側に列車が登場している…
02-09-2019 Muroran (70)

↓日高線仕様の塗装が施された車輛が登場した…
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↓室蘭・東室蘭の運行区間を示すボード…
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↑この区間は、キハ40のようなディーゼルカーが1輛や2輛連結で行き交っている様子が目立つ…

↓比較的新しい駅舎だが、この駅名表示は古くからのモノが使い続けられているようだ…
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↓何となく座席が埋まる程度の乗客が乗り込んでいた…
02-09-2019 Muroran (74)
↑ゆっくりと向かう東室蘭…10分強で着く…

白鳥大橋を眺めた想い出と共に在る室蘭駅ということになる…再訪してみたいと早くも思っている…

<すずらん>:東室蘭駅(2019.09.03)

↓東室蘭駅に、室蘭駅を発った列車が入って来る…
03-09-2019 Muroran (3)
↑札幌へ向かう特急列車で、愛称は<すずらん>である…1992年から、この室蘭・札幌間の特急列車に使われている愛称だという…

↓現れたのは789系電車だ…
03-09-2019 Muroran (4)

前日に東室蘭・室蘭間を往復した際にはディーゼルカーが動いていて、それに乗車したのだったが…この東室蘭・室蘭間は電化が施されていて、電車が運行可能なのだった…

↓室蘭から東室蘭の区間は普通列車扱いで特急券は無用だという…東室蘭から先は特急券が必要だ…
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東室蘭・札幌間と言えば、函館・札幌間の特急列車と重複する区間だが…東室蘭・札幌間の<すずらん>は停車駅が若干多目である…

789系電車…旭川・札幌間で御馴染みだが…更に嘗ては札幌・新千歳空港間に乗入れていたことも在った経過の車輛が、この室蘭・札幌間で使われている…5輛の中、4輛が自由席だ。この日はこれに乗車して移動を開始したのだった…

黄昏の時間帯…室蘭・白鳥大橋…(2019.09.02)

短時間ながら、酷く深く眠って眼を開けた…「身体を使う」ということをすれば、如実に眠気が射し、眠って些か回復するというものである…自身が「生きて居る」という証のような事柄だ…

午前中に何となく動き、終着・起点の駅であるが故か、「指定席が満席で自由席を利用せざるを得ない乗客」(=自身を含む…)にとって有難い(?)ことに、発車の1時間も前からホームで待機して乗客待ちをしていた列車内に入って居眠りをし、移動をした…そして着いた場所で動き回った…

“所用”で「屋内に閉じ籠ったまま…」という期間が明けた…そうなると「観たい景色を追って歩く」というようなことへの渇望が沸き上がる…地元へ引揚げる場面で「少しばかり(??)の回り道」をして、そうした渇望を少しばかり満たせば、気持ちが元気になることであろう…そんなことを思ったまでのことだ…

↓<白鳥大橋>を望む展望広場に至ったのは、日没が迫るような時間だった…
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↓上空の風に雲が流れ、巨大な橋梁の背後の様子が、光と相俟って刻々と変わる…
02-09-2019 Muroran (46)

↓対岸の山に据えられた風力発電の電力が活用されているらしいが、照明が橋梁の美しい姿を浮かび上がらせるようになっている…
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<白鳥大橋>は「東日本最大」と言われる1998年完成の吊橋だ。全長は1380mだという…北海道から小さな半島が突き出して深い湾を形成している室蘭だが、“U”の字の上の部分を大型橋梁で結んで“O”の字のように移動可能にしようとした訳であろう…

↓素晴らしい眺めだ…
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東室蘭駅近くの宿に陣取ったが…室蘭駅へ列車で出て、室蘭駅から<白鳥大橋>という道路標識を頼みに歩いた…展望広場が在る筈と、巨大な橋梁が見え始めた辺りから歩調も早まったが…結局、歩いて小一時間を要した…往路に関しては展望広場への侵入経路が判り悪く、何やら大きく廻って水族館が在るという辺りまで歩いた…そして復路も小一時間歩いた…流石に…「久し振りにかなり身体を使った…」という感だ…路線バスが盛んに走っているとも言い難く、タクシー会社は在るが、空車のタクシーが流している様子も殆ど見受けられないような場所で、白鳥大橋を眺めた後は「何やら薄暗い感じの郊外…」という雰囲気な場所になった…「室蘭駅に列車で着いて、ふらふらと歩いて訪ねる」ということが想定されていないような場所かもしれない?が、それでも敢えて訪ねてしまった…

↓色々な意味で「忘れ難い景色」ということになった、黄昏の時間帯の白鳥大橋である…
02-09-2019 Muroran (58)

「忘れ難い景色」を少しずつ集める…“プライスレス”な財産を築くことであるような気がしている…