<剣山>(つるぎさん):キハ185系ディーゼルカー:徳島駅(2020.08.01)

徳島駅を起点に少々歩いて徳島城の<鷲の門>を眺めに行った…

少し張り切り過ぎた感で、高松からの出発が早過ぎ、徳島の街も「色々と巡るにはやや早い?」という感であった…

↓とりあえず徳島駅へ行くとこういう列車が待機中であった…
01-08-2020 Tokushima (15)
↑徳島県の内陸部を横断し、阿波池田へ向かう特急列車だ…<剣山>という愛称が冠せられているが、これは徳島県のシンボルの一つに数えられる山で、この列車が走る路線の地域に在る、標高1,954.65mの山であるという。

↓<剣山>は国鉄時代末期に登場したキハ185ディーゼルカーによる運行だった。北海道のキハ183系と同時代の車輌なので、何となく車輌外観の雰囲気が似ていて親しみを覚えた…
01-08-2020 Tokushima (16)

この<剣山>で穴吹駅に出て、重要伝統的建造物群保存地区を訪ね、穴吹駅でまた<剣山>に乗車し、阿波池田を経て高地に向かったのだった…

出先で列車に乗るような場面で何となくこういうような車輌の写真を撮ってしまう。少し経ってからこういう写真を視ると、列車に乗ってなじみが薄めな地域を動き回っていた時の色々な様子が思い出されるものだ。
posted by Charlie at 08:19Comment(0)徳島県

<うずしお>:2700系ディーゼルカー:徳島駅(2020.08.01)

高松駅から乗車した列車は、JR四国による新しい特急列車用ディーゼルカーによる列車だった…

↓車窓を愉しむか、ぼんやりとしていた間に列車は徳島駅に着いた…
01-08-2020 Tokushima (1)
↑徳島駅のホームに下り立つと「少しずつ陽射しが強くなり始める…」という雰囲気だった…

「四国上陸」から少しばかり時間が経つ中で「あの時の陽射し…」というモノが酷く懐かしい感じになって来ている…
posted by Charlie at 18:43Comment(0)徳島県

<鷲の門>…:徳島城(2020.07.31)

<うずしお>という愛称の特急列車徳島駅に着いた。

辺りの案内図のようなモノを眺めて、何となく「徳島城?」と思い付いて、駅の辺りから少し歩いた…

↓大きく立派な門が設えられていた…
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↓<鷲の門>と呼ばれ、城の南東の方角に相当し、“表玄関”というような感の場所であったようだ…
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↓1585(天正13)年に阿波国を知行地とすることとなった蜂須賀家政が徳島城をその本拠地として築き、以降は淡路国が加増され、幕末まで25万7800国の知行地を治めたのだという。その蜂須賀家の紋である「卍(まんじ)」が瓦に確りと在る…
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↓明治期以降に城が取り壊されてしまって以降も<鷲の門>は残っていたというが、1945(昭和20)年に戦禍で損なわれてしまった。現在のモノは1989(平成元)年に「徳島市制100年」ということで再建されたのだということだ。
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↓<鷲の門>から少し進んだ辺り、石垣が残る辺りに入る場所だ…
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蜂須賀家政は領内の産業を盛り立て、交易拠点となる城下町を開くべく、新たな本拠地として徳島城を築いたと伝わるらしい…午前8時台と、色々と見学するには「少し早過ぎ…」という時間帯に辿り着いた…徳島の街も「未だ動いていない?」という雰囲気だった…そんな訳で…訪ねてみたかった古い町並みを目掛けて、素早く移動してしまった…

「私の流儀…」の旅では時々在ることなのだが、この立派な<鷲の門>の徳島城の城下町であったという徳島…早くも「何時か再訪?」というようなことを考え始めている…
posted by Charlie at 18:22Comment(0)徳島県

1200形ディーゼルカーとキハ185系ディーゼルカー:穴吹駅(2020.08.01)

「重要伝統的建造物群保存地区」とされる<「うだつ」の街並み>を愉しみ、徳島県産の鶏肉も使ったランチを頂き、移動を続けようと穴吹駅へ…

↓徳島へ向かう列車が既にホームで待機していた。
01-08-2020 Anafuki Station (8)
↑1輌で運行されているディーゼルカーの列車だ…

この型の車輌…何度か乗車する機会が在ったのだが、1200形だ。

1990(平成2)年から1998(平成10)年の期間で56輌が1000形として製造された。その後、2006(平成18)年に後続形式の登場に際して連結が可能なように、一部の車輌に改造を施して1200形ということになったのだそうだ。四国では広く走り回っている型と見受けられる…

↓画の右側、徳島とは逆の阿波池田へ向う列車が接近している…
01-08-2020 Anafuki Station (10)
↑接近する列車…何となく「懐かしい?」というような外観だと思った…

↓阿波池田へ向かう特急列車だ…<剣山>という愛称が冠せられている…
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この特急列車の車輌はキハ185系ディーゼルカーで、国鉄時代末期の1986年に登場している。北海道で視掛けるキハ183系ディーゼルカーとよく似た外観の故に、何処となく「懐かしい?」と感じたのだと思う…このキハ185系ディーゼルカーによる<剣山>に乗車し、阿波池田へ移動した…

それにしても…この穴吹駅で、列車を照らしていた光線が、忘れ難いものになっている…
posted by Charlie at 01:33Comment(0)徳島県

丸型ポスト…:穴吹駅前(2020.08.01)

徳島駅から列車に乗り、徳島県の内陸部を横断する路線で穴吹駅に至った。「重要伝統的建造物群保存地区」を訪ねようとしたのだ…

↓穴吹駅の前で「さて…」と佇み、こんなモノを眼に留めた…
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↑駅舎の軒の下辺り…静かに佇む感の丸型ポストだった…

何か「時を越えて手紙のやり取りが出来そう?」とでもいうような、不思議な雰囲気が感じられるポストだった…
posted by Charlie at 03:55Comment(0)徳島県

<鳴門金時 里娘>…:徳島県の本格芋焼酎…(2020.08.01)

<うだつの町並み>の辺りでランチを愉しんだ時、同じ場所に併設されている売店で「一寸気になる…」という代物を見付けた。

↓こういう代物で、思わず求めてしまった…
01-08-2020 at Kochi (2)

↓300ml入りの小さな瓶の焼酎だ…
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「鳴門金時」と言うようだが、徳島県ではサツマイモ栽培が盛んであるようだ。その中で「里むすめ」という品種が殊更に高評価であるという。

その「里むすめ」を使って造ったという本格焼酎が<鳴門金時 里娘>である。

↓材料由来の仄かな甘味が強い感で、実に美味かった!所謂「赤〇〇」という焼酎の系譜だと思ったが、サッパリしている。そして瓶が美しい…
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ストレートで少々…そして炭酸で割って「本格焼酎ハイボール風」でも少々…そしてあっという間に無くなった…「美味いモノ」が辿る運命である。

<鳴門金時 里娘>を「本格焼酎ハイボール風」で頂いてみれば、何処となく「かなり控え目な甘味の清涼飲料」という感を覚えた。徳島県の温暖な気候がもたらした収穫が確りと蒸留された味だった訳だ…

写真は高知の宿で寛ぎながら撮っているが…ブログ記事としては「徳島県」のカテゴリに容れて置きたい…それにしても、出先で佳い酒に出くわして、出先でそれを美味しく頂くというのは実に好い!
posted by Charlie at 07:16Comment(0)徳島県

<阿波尾鶏カレー>…(2020.08.01)

<うだつの町並み>と呼び習わされている辺りを散策し、「穴吹駅へ向かうバスが現れるまでの間、多少休みながら、結果的に朝食兼用になってしまっているランチを…」と思い付いた。

そう思っていれば、食事を摂ることも出来る場所に出くわし…

↓こういうモノを御願いした…一見、何の変哲もないカレーライスだが…
01-08-2020 Wakimachi, Mima City, Tokushima pref (32)

↓鶏肉に注目なのだ!
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徳島県では「阿波尾鶏」(あわおどり)と命名された肉用の鶏を盛んに肥育しているというのだが、その「阿波尾鶏」を使っているのだ…

↓上品な感じ、マイルドなカレーに、「存在感!」という感じの「阿波尾鶏」のグリルが酷く合う感じだった…
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ゆったりと美味しく頂いて満足した後…「たかがカレーライス…されどカレーライス…」というようなことが頭に浮かんだ…

1990年頃から登場したそうだが、「阿波尾鶏」(あわおどり)という命名は秀逸かもしれない…
posted by Charlie at 04:14Comment(0)徳島県

改札口…:徳島駅(2020.08.01)

高松駅で特急列車に乗り、1時間10分弱で徳島駅に到着した。

随意に様々な列車を利用可能な<四国満喫きっぷスペシャル>を手にしているが、そういうモノを使う場合、列車で動いて下車する駅で「下車印」を駅員さんに御願いするのが常だ…

今般も徳島駅でその「下車印」を御願いした。駅名の小さなスタンプが券面に押される訳だ…

そういうことの後、何気なく改札口側を振り返った。そして首を傾げた…

↓大概、今般の<四国満喫きっぷスペシャル>や<青春18きっぷ>のようなモノを手にしていると、画の左側のような「有人の場所」を通る。が…徳島駅では「改札口に駅員さん」という状態だった…
01-08-2020 Tokushima (2)

徳島駅はICカード乗車券の利用可能エリアを外れているようだ。そして自動改札も入れていないと見受けられる。故に、下車する乗客が多めな列車の到着時には、画のように駅員さんが改札口に登場するのだ…

昔は…画のような感じで、半ば常時ということも在ったが、列車の到着時や出発時に改札口に駅員さんが現れるものだった。が…「自動改札+ICの機器が並び、脇に有人の場所」が寧ろ目立つようになっていると思う。だから、画のような状態を視て「あれ?」と首を傾げたのだった…

それにしても…何となく風情が在る風景だと思う。そして、駅員さんが女性というのも、何か「最近の傾向」という気がする…
posted by Charlie at 22:37Comment(0)徳島県

「うだつ」…:徳島県美馬市の重要伝統的建造物群保存地区(2020.08.01)

「うだつが上がらない」という表現が時々耳目に触れる。「うだつが上らない」??それは「私のことだ!!」と戯れてみたいが…「地位・生活などがよくならない。ぱっとしない」という程度の意味だ。

ではその「うだつ」とは何か?

↓これがその「うだつ」という代物である。
01-08-2020 Wakimachi, Mima City, Tokushima pref (4)
↑軒の両端に小さな壁が設えられている。屋根の両端を高くすることにより、隣家からの火災延焼を防ぐように設計された防火用の“そで壁”のことを「うだつ」と呼ぶのだ…

↓各々に色々な飾りを施した「うだつ」が設えられた建物が並んでいるという地区が在るのだ…
01-08-2020 Wakimachi, Mima City, Tokushima pref (5)

↓こういうような調子で、「うだつ」が連なっている…
01-08-2020 Wakimachi, Mima City, Tokushima pref (18)

徳島県の西側の内陸部、美馬市の脇町にこういう「うだつ」を備えた古い建物が集まっている地区が在って「重要伝統的建造物群保存地区」ということになっており、<うだつの町並み>と呼び習わされている。

↓この<うだつの町並み>に至り、「上ばかり視て歩き廻る…」という妙な状態に陥ってしまっていた…
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この脇町の辺りでは、特産品となって行った藍を扱う商いが盛んで、吉野川の舟運でそうしたモノが運ばれ、辺りは非常に栄えた。大正時代に至って鉄道が開通し、次第に藍の商いも他の染色の台頭で勢いを失い、この辺りの古い町並みは残されてしまった訳だ。

↓それにしても見事だ…
01-08-2020 Wakimachi, Mima City, Tokushima pref (28)

徳島駅から内陸部に延び、阿波池田駅に至る徳島線の、阿波池田駅より少し内陸の辺りに穴吹駅が在る。その穴吹駅から概ね2.5㎞程度の場所がこの地区だ…涼しい時季なら歩いてしまったかもしれないが…「夏らしい!」という感で、酷く汗もかいた今般は、往路はタクシー、復路はバスで動いた。

↓飾りも別注で、こういうモノを設えるのは相当に資金が必要であったと想像する…
01-08-2020 Wakimachi, Mima City, Tokushima pref (30)

こういう「古い町並み」を訪ねるのは一寸面白い…自身は「“新興住宅地”の育ち」であるためか、「古い町並み」には憧れのようなモノを持っているかもしれない…