利尻富士を望む…:香深港からの航海(2021.07.22)

「礼文島から望む利尻富士」の観望地点として知られる<北のカナリアパーク>へ立寄ったが、残念ながら利尻富士は視えなかった。「微妙な天候」ということだった訳だ。

と言って、往路の船上で利尻富士を望むことは叶い、上陸した礼文島で「一寸した遠足」を愉しみ、運好くレブンウスユキソウに邂逅も叶ったのである。温泉を利用してサッパリして、昼食を摂って、弾むような気分で復路の船に乗り込んだ。

船内では「本当の“思い付き”で出てみて善かった!」という想いで長閑に過ごしていた。「それにしても…好い汗をかいた…」という程度にも考えていて、船室内を歩き廻るか座っているか、または甲板に出て海を眺めるという具合に過ごした。

↓少し霞んだ状況ながら、利尻富士の姿が視えた!
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↓礼文沖の海上で眺める利尻富士…好い感じだ!
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↓暫し甲板でこの利尻富士を眺めて愉しんだ…
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礼文島では利尻富士は視えなかった。他方で往路の船上、加えて復路の船上で望むことが叶った。復路の船上で利尻富士を望んだ時には「きっとまた、何度でも観に来い!」と利尻富士に見送って頂いたような気分になった。

稚内に在って、距離が然程でもなくとも礼文島や利尻島は「余り行かない?」という場所かもしれない。が、何処か遠方に出て行くよりも「訪ね易い?」かもしれない。今般、「一寸した遠足」と称して礼文島に上陸してみたのは、少し前の利尻島と合わせて「好い出遭い」であったかもしれない。

塩ラーメン…(2021.07.22)

<うすゆきの湯>を気持ち好く利用し、汗で酷く濡れていたTシャツも新なモノに替え、酷くサッパリしていたが…そうなると「空腹感」が頭をもたげる…

↓フェリーターミナルへ向かい、乗船までの間隙に食事を摂った…
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↑本当に「オーソドックスな感じ…」の塩ラーメンである…

フェリーターミナルの2階には、寿司店を起源とする大きな食堂が在る。色々なメニューを愉しむことが出来る。そして乗船待ちの時間には酷く便利だ…

↓こういう結果になってしまう…
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↑ラーメンの丼に「寿し」と在るのが少し興味深い…

時にはこういうランチ―この日は朝食も兼ねてしまっていたが…―も悪くはない…

<礼文島温泉 うすゆきの湯>…(2021.07.22)

「一寸した遠足」と称して随分と礼文島内を歩いた。

「礼文島鎮守」という神社に立寄ってから歩き、桃岩を望みレブンウスユキソウに出遭い<北のカナリアパーク>に立寄り路線バスを利用して香深港フェリーターミナルの辺りに至った。

↓香深港フェリーターミナルから歩いて数分、「直ぐ近く」にこういう施設が在って立寄った…
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↓昼食の時間に差し掛かっているような午後12時半になる前の時間帯に着いたが、丁度開館したような頃合いだ…
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↑<礼文島温泉 うすゆきの湯>という施設名…レブンウスユキソウに因むものであるようだ。

午後2時台に稚内へ向かうフェリーが出航する。昼食以上に、「一寸した遠足」で酷く汗をかいたので、サッパリとしたかった。

<礼文島温泉 うすゆきの湯>だが、各地で見受けられる「日帰り入浴施設」という感じで、気軽に利用出来る感じである。各種浴槽やサウナが設えられている。時にこういう施設を利用するのは好い…

↓実はこの施設に足を運ぶ直前、フェリーターミナル辺りの店でTシャツを求めていた。「一寸した遠足」と称して歩いた中、「着衣で海にでも飛び込んだのか?!」という程度に着ていたTシャツが汗で濡れたのだ…
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↑入浴後にこれに替えてサッパリである…

↓出入口辺りに礼文島の観光ポスターが掲出されていた…
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訪ねた先で、この種の施設を一寸利用するというのも意外に好きで、そして記憶に残る…

差閉(さしとじ)にて…(2021.07.22)

<北のカナリアパーク>に至り、「第2差閉」というバス停が近いと判って足を運び、何となく辺りの様子を眺めながら、香深港フェリーターミナルへ向かうバスを待っていた。バスを待ちながら辺りの様子を少々眺めながら歩いた…

↓昆布の天日干しという様子が見受けられた…
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考えてみれば、北海道の北側、沿岸部の現在に至っても続く集落は、古く江戸時代辺りから昆布の採捕を生業にしていたような経過も在る訳で、「営々と何世紀も続く人々の営み」に想いが廻った。

↓土産のTシャツにまで、昆布を採捕する様子をイメージしたイラストが入っている…
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このTシャツに関しては、鎮守に詣でた足で桃岩を望み、更にレブンウスユキソウに邂逅という得難い経験をしたという「一寸した遠足…」で余りにも酷く汗をかき、何やら「着衣でプールに飛び込んだ?!」という程度に来ていたモノが汗で濡れたことを受け、フェリーターミナル近隣の土産物の店で求めたのだった…稚内へ引揚げる際、さり気なくこの新しいTシャツに着替えた…

↓沿岸部にはこういう建物が見受けられた…何やら年季が入って、少し風情が在る外観だ…
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↑漁業関係の資材を置く場所、そして関係者が一寸滞在する場所ということになる“番屋”の流れを汲む建物なのであろう…何か「北海道内の少し古い木造建築」という風情が溢れ、少々見入ってしまった…

今般「何となく行ってしまった…」という具合に礼文島に上陸したが、こういう「さり気ない眺め」もなかなかに好かったので、早くも「そのうちに再訪…」というようなアイディアが頭の中に渦巻いている…

「第2差閉」停留所にて…:礼文の路線バス(2021.07.22)

<北のカナリアパーク>で路線バスの情報が掲出されていた。時計に眼を落とせば、30分経つか経たないかという頃合いに、香深港フェリーターミナル辺りへ向かうバスが動いているらしい。

↓少し小高くなっている<北のカナリアパーク>から、10分まで要しない程度の時間、坂道を下りるとこういう場所に…
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↑稚内でも路線バスを運行している宗谷バスが礼文で路線バスを運行している。その停留所が在って、待合所も設けられていた。

↓脇にこういうような<北のカナリアパーク>関係の案内板も在った。
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↓一瞥して判り悪い程度に色々なバスの便が出ているが?
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↓この停留所を通るのは「香深~知床~香深」という運行系統である。結局、礼文島内の各路線が網羅された運行時刻表がそのまま掲示されていたという訳だ。
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↑運行便数は非常に少ない…

停留所は「第2差閉」または「第二差閉」とも書くようだが、「差閉」は「さしとじ」と読む。何となく思うのは、“知床”、“差閉”、“香深港フェリーターミナル”とバスが行き交っていて、“知床”と“差閉”との間に<北のカナリアパーク>を訪ねる利便を考えて「第2差閉」または「第二差閉」を新設したのではないかということだ。<北のカナリアパーク>にも極一部の路線バスが乗り入れるようだが、やや変な回り道になるかもしれない。そこでこの停留所な訳だ…

そんなことを想いながら、辺りを少々眺めてみるなどして、香深港へ向かうバスが現れるのを待っていた…

↓現れた…“知床”へ向かって行ったバスを見送ったが、そのバスが引き返して来たのだ…
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↓香深港フェリーターミナルで下車した際、乗ったバスを写真に収めた。因みに、「第2差閉」からフェリーターミナルまでの運賃は220円だった。とりあえず現金払だ。乗客の割合としては、来訪者の比率が高い感じがした。これは走った時間帯の故であろう。昼頃だったのだ…
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↑稚内でも路線バスを運行している宗谷バスが運行しているというが、稚内では全く見掛けない車輛だ。専ら礼文で動いているのであろう。礼文町のキャラクターである<あつもん>が描かれ「彩北の花の島 礼文島へようこそ!」というフレーズも在る。「観光バス」の様相だが、普通な路線バスである。古くはよく見掛けたような気がするが、進行方向に向かって前から後ろに2人掛の座席が並んでいるような内装だった。

このバスだが、後部の扉は開閉させなかった。開閉したのは運転士横の前側だけだ。前から整理券を取って奥へ進むように乗車し、下車時は運転士横の運賃箱に運賃を入れて下車するようになっている。「凄く昔の方式?」という感じだ…この辺りでは「後側から整理券を取って乗車し、前側で運賃を払って下車」が多いような気がしている。(地域や路線によっては「前側から乗込んで運賃を払い、後側から下車」という例も在る…)

こんな礼文の路線バス…機会が在れば、更に親しんでみたいような気がする。

<北のカナリアパーク>…(2021.07.22)

酷く汗をかきながら<桃岩展望台コース>を歩いてみて、桃岩の在る風景を愉しみ、少し知られたレブンウスユキソウを視ることも出来た。「思い付いてやって来て善かった!」と礼文島上陸を果たしたことへの感謝の念を伝えた“鎮守”の「御利益?」という程度にも思いながら歩を進めた。

↓その<桃岩展望台コース>の南側のゴールとされているのが知床という地区で、目印のバス停が道標に記されている。
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↑この道標の距離だが…「実際に歩くと、起債の距離より長くないか??」と常々思いながら進んでいた。

「一寸した遠足」というのが存外に好かったと、道標に在るゴールらしい知床のバス停を目指したのだが…

↓こんな道標が現れた…
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↓こういうような経路で<北のカナリアパーク>という場所に至るようになっているらしい。
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↓進んでみると、何やらこういうような場所に至り…
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↓こういう可愛らしい建物が在る広場に出た…
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この<麗端小学校岬分校>というモノだが、実在する小学校、或いはその分校ではない。実際の、この礼文島の南側の知床という集落等の児童が学ぶ小学校は、上記の道標の脇の看板写真に写っている2階建ての建物であるようだ。

この<麗端小学校岬分校>は『北のカナリアたち』という映画の撮影で使用されたセットで、建物を保存して辺りを整備して公園化したという場所である。

映画『北のカナリアたち』である。主人公は女性だ。北国の島の小さな小学校で教員を務めていて、島を去った経過が在り、年月を経てから契機が在って、小学校が在った島や周辺の街を訪ねて教え子達に再会し…というようなことで展開する物語なのだそうだ。(自身では観ていないのだが…)その作中、主人公の女性が子ども達と向き合う教員時代の場面等が、この建物で撮影されていたようだ。「木造(またはそういうように視える)で平屋の、小さな分校に使われているような感じの建物」に該当するモノが見当たらず、「思い切ってセットを作ってしまうのは?」ということになって、この建物が登場したらしい。

↓画の左側で、条件が好ければ利尻富士が視えるのだという。この場所は少し小高い場所で、実際に眺望は好さそうだ。
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↑結局、礼文島の地で利尻富士を望むことは叶わなかった。(船の上では利尻富士を望むことが叶ったが…)

↓上記の“小学校”のセットの手前辺りに、こんな看板を掲出した建物も在った。カフェになっている…
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↓歩いて火照った身体を冷やし、仄かな甘味を愉しもうとソフトクリームをここで求めた…
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辺りには少し広い駐車場や、色々な情報の掲示も見受けられる御手洗も在る。来訪者が寄り易い場所として整備が行き届いていた。

機会が在れば?ここに佇んで浮かぶ利尻富士を眺めてみたいものだ。

レブンウスユキソウとの邂逅…:<桃岩展望台コース>(2021.07.22)

<桃岩展望台コース>…半袖Tシャツの上に、風除け的に長袖の余り厚くないシャツを引掛け、ジーンズ穿きでキャップ(夏用の半分メッシュのモノ)を着用、日頃からカメラ等を入れているバッグを提げた、何やら「その辺を散策」と大差が無い様子で歩いていた。

↓しかし、こういう場所は「その辺を散策」というよりは少々エネルギーは使った…
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↓「何やら…凄い感じの眺め…」というのが連発する中を進み続けた。気温は23℃や24℃だったと思う。かなり汗をかいた…
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↓こんな看板も在った…
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この<桃岩展望台コース>のような場所だが、本当に「大自然に一寸だけ御邪魔させて頂く」という具合に小路が設えられ、その小路を歩んで愉しむようになっている場所だ。自身の場合、道を外れてよく判らない側には踏み込みたいとは思わない…足元が如何なっているのか判らず、進路を見失ってしまうような場合さえ在るだろうから…小路を行く分には、安全に愉しむことが叶う。

↓花が眼に留まった…「これは!?」と思い、立ち止まって眺めた…
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↑レブンウスユキソウだ…

レブンウスユキソウ(礼文薄雪草)は「高山植物」ということになるようだ。アルプスやヒマラヤの高山で見受けられるエーデルワイスの仲間で多年草なのだという。冷涼な礼文島なので“高山”の範疇とは言い難い場所で咲いている訳だ…

手にしているカメラは35mm画角のレンズが着いている<X100F>だ。そういう機材で綺麗に雰囲気が捉えられる程度の距離に、このレブンウスユキソウを視ることが出来た!!正しく「鎮守か何かに感謝!!」という感だ。

この花を視たということも在り、礼文島訪問が忘れ難いものになった…

桃岩を望む…:<桃岩展望台コース>(2021.07.22)

↓時折、こういう道標が在る程度で、本当に「大自然の中に小路」というようになっているのが<桃岩展望台コース>だ。
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↑この種の道標の距離をみて、「やや少な目に記載されていないか?」と何度も思った。意外に起伏も在って、斜面を廻り込むような具合に小路が敷設されていて、「既に先程の道標に在った程度の距離は歩いたような気がするが?」という場面が連発していた…

↓こういうような小路が続いているのが<桃岩展望台コース>だ。
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↓多少開けた感じの場所、「桃岩展望台」に至った。何やら雲で遠景が視えなかったが、微風が抜けて雲が流れると桃岩の或る風景が眼前に拡がった。
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↓「眼前に“桃岩”」と、確りと看板も据えられていた…
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↓何か殊更に幻想的に視えるような光景だったと思う。
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↓少し進んだ辺りでもこういうようい大きな桃岩が視えた。
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この日は、本当に「遠足」という感じだったと思う…

礼文島の厳島神社…(2021.07.22)

沖に利尻富士を望みながら礼文島の香深港に上陸した。

香深港に上陸した段階で、雲の関係で遠景はやや視え悪くはなっていたが、それはそれとして「一寸した遠足」を試みることとした。

礼文島に在っては、自然保護の見地から「決められたコースを歩いて自然観察や景勝を愛でるようなことをしよう」ということで、幾つかの「トレッキングコース」が設定されている。そういうモノの一つに<桃岩展望台コース>なるモノが在った。

<桃岩展望台コース>なるモノ?香深港の辺りからであれば、傾斜地を上り、島の南西寄りな側の丘陵に入り込み、起伏に富んだ小路を歩んで島の南側の知床、または映画撮影のセットを使った公園を擁する差閉(さしとじ)に至る。7㎞強と公称されているコースである。

その<桃岩展望台コース>なるモノへ入る辺りを探して、香深の街から傾斜地を上り始めた。

↓程無くこういう場所に出くわした…
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↓長い石段が設えられた神社だ…
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↓ゆっくりと石段を上ってみた…
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↓随分と石段を上った辺りに社殿が設けられていた。ここが厳島神社である。
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1808年に「宗谷場所」と呼ばれていたこの近隣で仕事をしていた人達が、礼文島にも祠を設けて豊漁や安全を祈願するようにしたというのだが、それを起源とするのが厳島神社だ。「1808年」と言えば?かの間宮林蔵が樺太探検を始めた時期であり、ロシア船との悶着を受けて「北方警固」と称して宗谷に武士達が乗込んでいた時期でもある。1808年には、会津松平家が総力を挙げて武士達を派遣し、宗谷を起点に利尻島や樺太にも上陸したという出来事が在った。

そんな遠い時代に起こった厳島神社であるが、“礼文島鎮守”ということで、漁業や海運業が盛んになった近代以降も人々に大切にされていた。

↓明治期には立派な絵馬が色々と奉納された経過が在り、貴重な文化財として大切に保管されている。
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↑こうしたモノは「履物を脱いで上がって下さい」というようになっている本殿に展示されているので、参拝した際に少し見学した。

石段の下側の辺りに社務所が在る。開いていたようだったので「おはようございます!」と訪ね、さり気なく持参していた御朱印帳に御朱印を頂いた。

↓稚内へ引揚げる際の船内で、頂いた御朱印を一寸眺めていた…
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何か「好い形で礼文島と出会った」というような経験となった一日と振り返るのだが、この“礼文島鎮守”たる厳島神社の御蔭なのかもしれない。そういう多くの何かへの感謝という気持ちは持ち続けたいような気がしている。

ところで…起伏に富んだ小路へ踏み込む前に、この神社の石段を上って下りたのは、存外に好い準備運動だった…

礼文沖で望む利尻富士…(2021.07.22)

遠い記憶を辿れば、雲が多目な中で航海に出て、陸地が近くなる頃に「よくぞ着いた!歓迎申し上げる!」とばかりに雲が流れて、何か美しい光景に出くわすというようなことも何度か在った。

そういうようなことを「期待したい…」という感、言い換えれば「少々雲が多い感じ」が続く中で、稚内港を発った船は礼文島の香深港を目指していた。

時計に眼を落し、「順調に進んでいるのであれば…もう少しか…」と思っていた頃だった。

↓「あっ!?」と声が漏れた…雲が流れ、利尻富士が姿を現し始めた…
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↓長くない時間で雲がドンドン流れ、利尻富士の見え方も少しずつ変わる…
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↓山の一部が「雲に透けている…」というような感じにも視えた…
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↓甲板上で暫し眺め入ってしまう光景だった…
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↓やがて静かに緞帳が下りるかのように利尻富士が視え悪くなった…
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礼文島へ向かう船の上から利尻富士を望む…実に好いと思った。この時点で、「思い付いて出てみて善かった!!」と思っていた…