<びえいのラスク>…(2023.11.05)

↓美瑛で求めたモノだ。
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↑「ラスク」というのはフランス語の「パンの耳」という意味であるらしい。焼き菓子の一種だ。

↓<びえいのラスク>は、美瑛町の小麦を使ったバゲットを造り、そこから出来るモノである。美瑛町のJAが手掛ける<美瑛選果>の工房で造っている。
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↓旭川の宿で頂いた。これが抜群に美味い!「ソフトでサクッと」という謳い文句のとおりだ。甘みも仄かで気に入った。
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実は、旭川で「やや張り切り過ぎて酷く歩く」という情況になり、薄暗くなる前に宿の居室で休むことにした。居眠りに陥り、暗くなって目が開き、このラスクを頂いて大満足だった。結果的に早朝迄に在ったモノを頂いたという次第である。

↓北海道内のみで販売するようにしているらしい。美瑛の産物を活かした良質な菓子だ。今「御薦め!!」な美瑛の土産である。
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もっと沢山求めておけば好かったと思う他方、美味くて食べ過ぎてしまうので、試食に適当というサイズを入手して、他に何かを食べたのでもない夜に頂いてしまったという程度で程好かったと振り返っている。

※ 写真そのものは旭川の宿で撮っているが、美瑛の土産なので「北海道/美瑛」のカテゴリに記事を入れる。

高砂酒造のTシャツ…(2023.11.06)

↓旭川の宿の居室でこういうモノを引っ張り出した。
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↓前日に高砂酒造の売店で求めてしまったTシャツだ。
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↓稲穂と「国士無双」という銘を組合わせたバックプリントが凄く好い。
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早速にこれに着替えて、復路の列車に乗って稚内へ引揚げた訳である…

朝に…(2023.11.14)

↓雪を被った感じが続いている。
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↓やや雲が多く、何か「変わり易い天候」というようなことを想わせる。
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↓吹き付けた雪が付着している様子が「寒々しい…」という眺めになるかもしれない。
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こういう様子ではあるのだが、そのうちに気温が少し上昇して雨が交じるという予報も在るようだ。如何いう様子になって行くのか、見せて貰う他在るまい。

夕べに…(2023.11.13)

何か「寝て曜日」的な過ごし方になった休業日だった。普段より少しだけ早めな時間帯に夕食を愉しもうと思い立った。

↓御近所の御店へ足を運ぶと、出入口の前にスコップが置かれていた。御店の前の通路等で雪を除ける必要が生じるようになった。雪の時季は不意に訪れるというものだ。
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↓<白霧島>をロックで頂き、タラコの御通しを摘みながら料理の登場を待つ。
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↓「煮魚」を所望した。ヤナギノマイであるが、中途半端に在ったカスベを添えて頂いた。
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↓白身の魚を煮たモノは美味い。
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↓自家製のイカメシだ。
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↑今季は水揚げが少ない感じであったイカだが、漸く稚内港でも水揚げが在って好いイカが出回るようになったそうだ。

↓イカが厚過ぎず、程好い按配であった。そして煮汁が凄く好い感じだ。
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↓鶏の唐揚…「ザンギ」である。
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↑如何いう訳か、居合わせた人達が挙ってザンギを頂いていて、何となく笑った。

↓そしてイモモチである。
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居合わせた方達の中、何か「20年振り位に稚内へ…」、「二十数年振りに稚内へ…」という方達が散見した。それを聞いて「式年遷宮」という言葉を思い出した。「しきねんせんぐう?何?」という話題になり、20年というような期間で神社の社を建直す、大修理するというようなことであるという話しになった。稚内へ御立寄りの各地の皆様におかれては、「式年遷宮」という語を想起するような間隔でもなく、気軽にお運び頂きたいものだ。交通はやや不便かもしれないが。

↓小ぶりなジャガイモとカボチャを煮たモノも頂いた。こういうのも好い。
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↓気軽に立寄ることが叶う御近所で寛ぐ夕べも好いものだ。
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ミネストローネスープ&甘酒…(2023.11.13)

休業日の午前中、稚内駅のカフェに立寄って暫し寛ぐこととした。

↓色々な野菜を細かく刻んだモノが入るミネストローネスープが凄く美味い。
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↓酒粕で造る甘酒に、生姜を少々加える。これが美味い。
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「迷ったら…まとめて御願いしてしまえ!」というのも「食べ過ぎ…」ということになり易いので控えるようにはしている。こういうスープや飲物であれば、然程問題は無いであろうと勝手に判断だ。

↓こういう具合に供される訳だ。
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休業日の朝には、こうして寛ぐ感じが凄く好い。

宵に…:中央商店街(2023.11.12)

何か、思い描いた以上にゆったりと夕べの一時を過ごし、やや遅めに辺りを歩いて帰宅した。

↓少し雪も積もったような感じで、やや何時もとは異なる風情だと思った。
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↑何処となく引き寄せられる風情だ。宵も午後9時になれば、他の通行人には殆ど出くわさない…他地域から稚内を訪ねた友人の一人が「あそこは午後9時頃になると人が“消える”感じかもしれないというのが記憶に残る…」と“ネタ”にしていたのを思い出す。

こんな中を歩き廻るのも悪くない…

波止場横丁の夕べ…(2023.11.12)

休業日に恒例化した「道草」をしてみる。

↓午後4時頃の様子だ。既に少し薄暗いことに加えて雪が積もっている。
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↑電灯の傘、電信柱の表面、建物の壁の一部に雪が吹き付いている。

↓馴染んでいる暖簾を潜る。
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↓着席してハイボールを頂きながら寛ぐ。
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↓御通しの小皿のスパゲッティが凄く好かった。
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↓ジンギスカンを御願いした。大きな鉄板で焼き上げるのが好い。
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↓「味付き」と呼ばれる、肉をタレに漬けたモノを焼くジンギスカンは、家庭で「肉野菜炒め」の感覚で頂く場合も在ると思う。そういう雰囲気が愉しめるのが気に入っている。
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↓そして明太子のおにぎりも頂いた。
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↓午後5時台に「3歩」の梯子をしようという頃には暗くなるのがこの時季だ。
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↓ハイボール、ドテ煮、キムチという「3点セット」が休日の道草では外せないような感じだ。
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↓タコ…
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↓豚ロース…
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↓エビ…
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↓鶏モモ…
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↓紅ショウガ…
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各種串カツも愉しんだ。

↓グレープフルーツサワーも頂いた。
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↓引揚げようかと思ったが…奥の「もう一軒」に立寄ってしまった。
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↓現金、またはこういうようなチケットで「立呑み」という御店だ。
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↓飲物を御願いする都度、こうやってチケットを差し出す。
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↓甲類焼酎の烏龍茶割りを愉しんだ。
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↓<さくら白波>のペット容器!「12度」に調整されたモノ!これは御近所で余り見掛けないので嬉しい。
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↓そのまま氷の入ったグラスに注ぐと「美味い水割り」という感じである。
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↓続いて<黒白波>も頂いた。
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↓更にジンソーダも頂いた。
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↓「立寄り所」が増えてしまった…
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↓程々に冷えた夜、何となく思い描いた以上にゆっくりとしていた。
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こういうゆっくりした休業日も悪くはない。

夕べに…(2023.11.11)

↓雪が降り積もり始めた日にも、夕べの一時は間違いなく訪れるというものだ。
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↑夕食を愉しもうと、御近所の御店に立寄った。

↓シーザーサラダを頂く。
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↓カレイを焼魚で頂く。
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↓タコめしは外せない。
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↓鰊切込も添えて頂いた。
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↓デザート感覚に冷奴を所望した。
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こういう御近所の御店は有難い存在だ…

夕べに…(2023.11.10)

↓一寸気に入っている豚串…
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↓トンハツという辺りを摘まむ。
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御近所の御店で寛ぎながらの夕食の時間であった。

↓しめ鯖が凄く美味い。
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↓鳥皮串焼きも凄く気に入っている。
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↓そして焼き飯を頂いた。
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↓夕べの一時を愉しく過ごせる場所の一つである。
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休業日の朝に…(2023.11.13)

休業日の朝、何やら雪も少しばかり深くなって、やや遅めに少しばかり戸外へ出た。稚内駅前に至った。

↓一部を除いて、雪を除けたという感じだった。
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↓降水の場合には雪になるという気温で、少し冷たい風が吹き込む。
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↓「きっぱりと」という感じで冬がやって来たような気がするが、そのうちに気温上昇等で積雪が融ける場面も在って、また雪がやって来て、何時の間にかシーズンを通じて積雪が残るのであろう。
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数日で「季節が大きく動いた」という気がする。

郵便ポスト…(2023.11.12)

↓ポストの上に雪だ…
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↓雪が降り積もり始めたが、唐突になかなかの量感の雪だ。
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↓こういう、さり気なく街角に佇むモノというのは愛おしい…
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雪交りの休業日に、辺りを歩いて出くわした光景だ。

こんにちは…(2023.11.12)

↓何となく眼に留まった…
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↑「ノシ!ノシ!ノシ!」という感じで、かなり大柄に見えるエゾシカが進んでいる。停まっている軽自動車と大きさが対比出来るような感じでもあるが、こんなに大きなエゾシカだ。道路で車輛と衝突した場合のダメージも想像に難くない…

↓雪の道路を横断して何処へ向かうのか?
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特段にエゾシカは珍しいのでもないが、何か時々妙に目立ち、何となくカメラを向けたくなる…

早朝に…(2023.11.12)

↓早朝の様子だ…
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↑夜間から早朝に雪が断続したのだと見受けられる。何か酷く雪深い感じになった。

この雪は、或いは融けてしまう、または嵩が少なくなってしまうとも推測し得る。が、それはそれとして、少し深い感じの雪で手も悴む…「冬」だ…

押しボタン…:雪の朝の横断歩道にて(2023.11.11)

↓道路を横断しようと横断歩道辺りに佇んで戸惑った。
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↑押しボタンが雪に埋まっている…

この状態でも、押しボタンが在る位置に手を近付けると機器は反応し、「ピピピピ…」と小さく音がして、横断歩道の信号が変わって横断出来るようになった。何か…不思議な様子だ。

看板…標識…:雪の朝に(2023.11.11)

↓湿った雪が付着し、何の看板か判らない程度に、白い雪で塗潰したかのようになっている。
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↓こちらの標識も、白い雪で塗潰したかのようになっている。更に、信号機も雪を被っていた。
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こんな様子が見受けられる時季がやって来てしまった…

駅前のバス停…(2023.11.11)

路線バスに乗車して移動しようとした。

↓佇んで眺めれば、奥の12階建ての建物が降雪で霞んで見えなかった。「冬らしい」という感だ。そしてバスが入って来た。
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↓車体に雪が付着する様子ながら、ゆっくりと停留所で停車しようとしている。
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早足に近付いてバスに乗車した。多少の雪でもバスは動く。逆に歩き悪い時季に入った…

少し久し振りだった「雪の朝」…(2023.11.11)

朝の未だ暗い時間を過ぎ、少し明るくなった辺りで窓から戸外を伺い、「うゎ?!」と驚いた。毎年見ている雪景色だが、突然そういう様子が現れる「シーズン最初」という様相、「久し振り」というのは毎度驚かされる。

↓朝、動き始めようと戸外へ出てみた。
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↑窓から見て、何となく思った以上に強いような降り方の雪だった。

↓やや湿った雪が、風に流れて「吹付塗装?」というような様子になっている箇所も見受けられた。
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↓消火栓が雪に塗れてしまっていた。
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こういう時季だ…

旭川駅到着…(2023.11.04)

早朝の5時台に旭川駅から列車で出発し、美瑛で1日過ごし、旭川駅に引揚げてみると午後7時台だった。

↓下車して、無事に着いたと、乗って着いた車輌を眺めながら身体を伸ばす。
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↓改札口へ通じる通路へゆっくり進んだ。
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↑それにしても、この新しいH100形を見る頻度が高くなったと思う。

↓駅のような建物に関しては、「夜には夜の風情」というようなモノが在ると思う。
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↓この広場のようになっている場所は、何度見ても何となく壮大だ。
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現在の旭川駅の駅舎については、登場した頃から何となく親しんで、順次整備が進んだ様を見て少しずつ馴染んで来た。今後も利用する機会は生じ続けるのであろう。

見上げる…(2023.11.04)

朝5時台に出て、列車で美瑛に出た。路線バスで<青い池>を訪ね、白金温泉の辺りの<白髭の滝>迄道草しながら歩き、路線バスで美瑛駅辺りに引揚げた。美瑛の街で過ごし、午後4時台から午後6時台は観光協会のバスに乗り、<青い池>のライトアップ等を観に行った。そして列車で旭川へ引揚げた時には午後7時台になっていた。その足で夕食としてラーメンを頂き、宿へ向かってゆったりと歩いた。

↓宿の居室で飲むモノ等を求め、「かなり長く動き廻った感じだ…」とぼんやり佇んでしまった。そして眺めた様子だ。
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↑正面のホテルだが、早朝には電飾看板は消灯となっていた。夕刻から夜に点けるようだ。

朝5時台から夜8時近くまで「出たまま…」というのは、近年の自身の傾向の中では少し珍しいかもしれない。周辺の建物等に「無事に戻った。善かった」と労って頂いているかのような、何か妙な気分で少しぼんやりとした。

時には時間を設けて、そういう程度のことに興じてみるのも好いのかもしれない。

僅かに1日の差異…:朝に…(2023.11.10&11)

↓10日の朝だ。
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↓多少湿っていたが、気温は二桁だった。
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↓11日の朝だ。
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↓僅かに1日で様子が変わった。
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↓「シーズンで初めて本格的な感じの雪模様?」という日は毎年やって来る。そして毎年のように「うゎ…」と驚く。
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「10日→11日」の変化が判り易い画が在ったので記録としてこの記事を起す…

第一副港辺りの眺め…:稚内港(2023.11.09)

稚内港の繋留濠である第一副港辺りに歩を進めた。

↓滑らかな感じの海水面が微風に揺らぐような感だ。
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↓天の様子が海水面に映り込む感じが面白い。
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↓手が込んだ画のようにも見える眺めだ。
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↓濠の奥側は一際静かで海水面が滑らかだ。
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雨交りな感じも目立ち、または少し朝にモタモタとした感じで、この辺りを歩き廻ることについて間隔が開いた。少し御無沙汰していて、また歩いたが、悪くないと思う。

夕べに…(2023.11.09)

御近所の御店にふらりと立ち寄り、夕食を摂った。

↓唐揚を一寸摘まんだ。
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↓独特なアレンジのペペロンチーノを久し振りに頂いた。
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↓半ばデザート感覚で、薬味を色々と載せた冷奴を頂く。
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↓こういう灯りに惹かれて立寄る訳である。
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気軽に立寄ることの出来る御近所というのは好い感じだ。

第二副港辺りの眺め…:稚内港(2023.11.09)

「中央」という住所と「開運」という住所が交差するような辺りの海側が、繋留濠となっている第二副港だ。

↓雲がやや広く拡がっている感ではあるが、陽射しが少し強めな朝だった。特徴的な外観のイカ漁船が繋留中だった。
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↓多数の集魚灯が吊られている。最近は、この集魚灯もLEDランプが殆どという感じになっているように見える。
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↓少し歩を進めた。海水面や光、雲の感じが面白い。
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↓時にはこの第二副港の側を歩き廻るのも好い感じだ。
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<修行大師像 美瑛水子地蔵尊>…(2023.11.04)

<白金不動の滝>を眺めて「道道966号 十勝岳温泉美瑛線」に戻り、白金温泉の方角を目指して更に歩を進めた。

↓「何だ?これは?」という路肩の看板に出くわした。
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↑「修行大師」と言えば、弘法大師が各地を歩く修行の旅の途上というイメージの画や像だと思った。各地を巡って色々な事をしたという伝説が在る弘法大師ではあるが、流石にこの白金温泉の辺りには足跡は無いと思う。それでも、ここで弘法大師に会えるというのも面白い。

↓「敢えて敷き詰めた?」とでも思う程、溢れる程の落葉が通路に落ちていた。
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↓「これか?<修行大師像 美瑛水子地蔵尊>なるモノは??」と立ち尽くした。
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↓「修行大師」である。間違い無いのだが、シートにグルグル巻きにされてしまっている。
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四国の88寺に見立てた仏像が据えられて、そこを巡るという「新四国八十八ヶ所」が辺りに設定されている。が、10月後半に少しだけ雪が降り、更にこれからは厳しい積雪期が始まる。「修行大師」のようなやや大き目な像が雪で傷んでしまわないように保護すべくシートを巻いたのであろう。

北海道では屋外に置かれているモノ等に関して、冬季には雪から守るために色々なことをする。この「修行大師」もそういうことである。

↓歩いた箇所を振り返った。
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「修行大師」には、視易い状態になっている時季に再訪して対面したいというようなことも思ったのだった。

<白金不動の滝>…(2023.11.04)

何か「キタキツネに導かれるかのように」というような感じで、やや前方を進むキタキツネを見ながら、森の中に築かれた一本道のような感も抱く「道道966号 十勝岳温泉美瑛線」で歩を進めた。

↓少し前方のキタキツネが道路を渡るようにして姿を消した。その辺りにこういう看板が現れた。
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辺りを伺うと、キタキツネが姿を消した方角に、道路脇の少し奥へ踏み入ることが出来そうな場所が在った。

↓石碑が立って、奥に何か在るのが判った。
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↓少し年季が入った感じで、少し優しい表情に見える仏像が刻まれている。「不動尊」というのだから、不動明王であろうか?
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↓「丗」というのは「三十」のことだ。「昭和35年」で「1960年」ということが判る。
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↑「新四国八十八ヶ所」というのは、四国の88寺に見立てた仏像が据えられて、そこを巡るという場所が在るということだ。敢えてこちらは歩いてみなかった。

↓奥へ進むと「瀧不動明王」という像が祀られていた。こちらは「不動明王」とでも聞けば直ぐに思い浮かぶような容貌の像だ。
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↓滝が信仰の対象のような扱いにもなっているようだ。
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↓滝である。
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↓噴き出した伏流水が、川の水で削られた火砕流堆積物が造り出した段差の上を流れ、滝になっているということであるのだという。
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↓意外に水量は豊かだ。
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↓足元は濡れた落葉が多く滑り易い感じだったので慎重に動いた。
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意外に眺める機会は少ないかもしれない<白金不動の滝>を眺める機会が設けられたことは好かった。

「道道966号 十勝岳温泉美瑛線」の一部を歩く…(2023.11.04)

↓<青い池>を眺めた後、少し歩こうと道路に出た。美瑛町の「白金」という地区の道路は「道道966号 十勝岳温泉美瑛線」だ。
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↑「道道」というのは「北海道が管理する道路」だ。他地域の「県道」に相当する。(「都道」や「府道」も在ると思うが。)

↓ぼんやり佇んで眺めると、随分以前に某テレビドラマに在った「宇宙船が現れ、宇宙船に吸い込まれるように人間が誘拐される」という妙な場面でも観られそうな場所と、勝手に思ってしまう。時期や時間帯によって車輌の通行が目立つ場合も在るようだが、11月初めの土曜日の朝というような時間帯の様子は静かなものだ。
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↓<白髭の滝>が観られる白金温泉の辺りへゆったりと歩こうとしていた。車道の脇に遊歩道のようなモノが在ったので、そこが歩き易いと考えて歩いていた。
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↑「道道966号 十勝岳温泉美瑛線」は30㎞余りの道路で、1979(昭和54)年に道道に制定されたそうだ。

↓「何か動くモノ!?」と思ったのだが、キタキツネが遊歩道に現れて歩き、不意に停まって少しだけ息を入れるようにして、また歩くということをしていた。
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↓スタスタと少し先を歩き続けている。「追っていた」ということでもないが、結果的に「キタキツネに導かれるかのように」という調子で歩いた。
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「道道966号 十勝岳温泉美瑛線」の30㎞余りの中、4㎞にまで届かない、3㎞余りを歩いてみたのだった。美瑛駅前から白金地区へ早朝の路線バスで入り、路線バスで引揚げる場合、バスの運行間隔がやや長く概ね3時間なので歩いてみるということを試行した訳だ。今般は「時季としてはやや温い空気」で特段にキツくはなかった。が、白金温泉周辺で標高が上っていて気温が相対的に低いと見受けられるようになれば、何か手が冷たくなった。

朝に…(2023.11.09)

↓晴れた…が、気温は然程上がっていない。
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↓少し変わり易い天候になっているように思う。
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↓移ろう季節の狭間というように感じる。
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朝、こうして様子を眺めるというのがスッカリと恒例になっている。

夕刻の<白髭の滝>…(2023.11.04)

今季は11月1日に始め、年を跨いで4月30日迄続ける予定ということだが、美瑛では夕刻から夜間に<青い池>をライトアップし、<白髭の滝>にも照明を灯す。それを眺めに行くという、観光協会によるバスが、主に休日に運行される。それを知り「乗せて頂こう!」というようなことを思い立ち、11月4日の夕刻を目掛けて美瑛へ向かおうとした。が、前夜迄に旭川入りし、宿で酷く早起きになっていた。そこで「早朝から美瑛に行って歩き廻り、日中にゆっくりし、夕刻は予定どおりにバスに乗車」ということにしてしまった。

↓その観光協会のバスで<白髭の滝>に至った。何か感嘆の声が漏れてしまった。
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↑「湯気?」というようなモノが立ち込めている感じだった。何やら凄い。

辺りは温泉も湧き、温泉浴場を備えた宿泊施設も立地している。温泉は湯気が立つ場合も在るようなやや高温の部類になるモノとは聞く。そういう温泉関係の水が交り込んだにしても、辺りがぼやけて見える感じになるであろうか?

↓何やら不思議な光景だ。
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美瑛の市街、美瑛駅が在るような辺りは標高250m程度であるのに対し、<白髭の滝>の辺り、白金温泉の地区は標高640m位であるという。市街辺りより標高が高く、山間でもあるので気温は低くなる。そして寒暖差の幅がやや大きい。日中は10℃を少し超えたが、この日が落ちた後には一桁の半ば、または前半という程度の低温へ急速に下がった。そうなると、滝の地下水は「相対的に気温より高い」という感じになる。「俄かな温度差」ということで、霧状のモノが生じてしまう。それが「湯気?」と見えるのである。

↓冬季に朝から夕方までずうっと寒い中では、滝の地下水と気温との差での「湯気?」という状態のモノは視えなかったと思う。この時季の「俄かな寒暖差で存外に低い気温」という中でこそ観られるのであろう。
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何処でも「時季ならでは」、「時間帯ならでは」という現象が見受けられるのだとは思う。そんな様子に触れられたということになる。好かった。

こういうようなことが在って、益々「様々な時季の美瑛を…」というように考えるようになったかもしれない。

朝の<白髭の滝>…(2023.11.04)

美瑛の<青い池>と<白髭の滝>との間を、何度もバスで移動している。両者の間は概ね5分程度だ。バスが平均して時速45㎞程度で走るとすれば、1分間で0.75km程度動く訳で、そうすれば両者の間の距離は3.75km程ということになる。

そんなことを思いながら、ネット上の地図のようなモノで両者の道筋や距離を調べてみたが、概ね3㎞台であって、4㎞には届いていないようだ。経路と言っても、あの辺りは「道なりに進んでください」という以上でも以下でもないような雰囲気が色濃い。迷子にはなり悪いと思う。そして4㎞に届かない距離なら、歩いて移動可能な範囲だと思った。

↓そういうことで歩いてしまった。<白髭の滝>が見える辺りに辿り着いたのだ。
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美瑛駅前停留所から路線バスに乗って<青い池>に至った。以降、<白髭の滝>迄歩くことを基礎に、辺りで時間を過ごし、暫し待てば美瑛駅前側へ向かうバスも現れるというものだ。<青い池>の辺りには7時15分頃に着く。<白髭の滝>に近い白金温泉の停留所から美瑛駅方向へ向かうバスは10時20分頃で、概ね3時間で動くということになる。

↓約30mの高さが在り、約40mの幅の滝となっている。
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↑地下を流れている伏流水が、岩盤の間から噴き出し、高い箇所から低い箇所を落下している滝だ。こういう様子を「潜流瀑」(せんりゅうばく)と言うそうだ。「伏流水が岩壁の割れ目などから出て流れ落ちる」という情況で、余り例が多くないようだ。

この滝は橋から見下ろす様になっているのだが、橋そのものは、十勝岳の噴火に備えた防災施設整備の一環で登場した場所だ。近隣に居合わせた人達が、噴火災害で警戒が必要な場合、ヘリコプター等による支援も受け易い高台へ逃れる経路として整備されたそうだ。

↓<青い池>はこの<白髭の滝>の3㎞余り下流ということになり、滝の水が川に流れて池へ入り込んでいるということになる。
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↓岩盤に水が滲み出て落下という様子は少し面白い。
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この<白髭の滝>も何度も観ているが、何度観ても見応えは在る。