「ぎょうざ」…:みよしの さっぽろ:旭川大雪通店(2024.06.08)

旭川四条駅から列車に乗ろうとしていたが、列車が現れるまでに少し間が在った。辺りを何となく歩き廻っていた。 ↓こういう看板を見掛けた。 08-06-2024 X100F (50) ↑看板に「さっぽろ」と在るが、札幌ではよく知られているチェーン店だ。 ↓「ぎょうざ」という幟が掲出されている。餃子が殊に知られているチェーン店だ。 08-06-2024 X100F (51) ↓不意に餃子を摘まみたくなった。 08-06-2024 X100F (52) ↓昼食のピーク時間帯は過ぎていて、店内は少し静かだった。他の人が居なかった側が、何となく画になると思った。 08-06-2024 X100F (53) ↓シンプルに「ぎょうざ」のみで御願いした。 08-06-2024 X100F (56) ↓「1人前」の「6個」ではやや足りない気がして、「2人前」にしてしまった。 08-06-2024 X100F (57) ↑札幌では知られている「あの<みよしの>」の看板である「ぎょうざ」はバランスが好い味だと思う。実を言えば、かなり以前から凄く気に入っているモノなのだ。 一応昼食は摂った少し後であったが、それはそれだ。やや暑かった中、エネルギーを欲していたという訳だ。 後から振り返ると、昼に確りエネルギーを補給し、暑い中で<上野ファーム>を歩き廻り、引揚げて早目の夕食を軽く済ませて早くから休んだ。そういうことで好かったのだと思っている。

<サキソフォン吹きと猫>…(2024.06.10)

今般、札幌へ出た中、往路では<上野ファーム>を訪ねたということに半ば終始し、やや暑かった中で少し長く歩き廻って消耗感を否めなかったことから、宿に極近かった辺りで早目な夕食を愉しみ、直ぐに休んだので余り街を歩かなかった。 そういうことも在って、復路では少し歩き廻って、馴染んだ御店で夕食を愉しもうと考えていた。そう思っていた矢先に雨が交じっていた。が、雨は直ぐに上がった。そこで濡れている足元を眺めながら街を歩いた。 ↓雨を厭わずに「彼」は何時もの場所で過ごしていたということになる。雨上がりの街で、「何時ものセッション」は継続中だった。 10-06-2024 X100F (52) ↓「こんばんは!また来ました!」と御挨拶というような感じだ。 10-06-2024 X100F (53) ↓なかなか暗くならない夕刻の街に、夕刻らしい賑わいがもたらされた感じだ。 10-06-2024 X100F (50) こういう「何時もの場所に、何時ものように」というモノに出くわすのが、何やら嬉しい。

扉…:<上野ファーム>:旭川(2024.06.08)

<上野ファーム>を訪ね、射的山に上って一息入れ、園内の散策を愉しんだ。 ↓その途次にこういうモノに出くわした。 08-06-2024 Ueno-Farm, Asahikawa X-Pro2 (8) 戸外で何かに使う粗末な小屋の一部というようにも見える。が、有名な漫画の『ドラえもん』に出て来る「どこでもドア」のようでもある。 ↓逆側へ廻り込んだ。本当に「扉一枚」が漠然と置かれていた。 08-06-2024 Ueno-Farm, Asahikawa X-Pro2 (9) これは多分、園内で過ごした素敵な時間の記憶への扉なのであろう。何となくそんなことを思った。

射的山へ…:<上野ファーム>:旭川(2024.06.08)

「射的山」(しゃてきやま)という小さな丘を囲むように<上野ファーム>は拡がっていて、射的山に上ることも出来る。 辺りは「永山」と呼ばれる地域である。永山もなかなかに広い。明治20年代に屯田兵が入って農地が拓かれた経過が在るのだが、辺りに山は無い。例外が射的山だ。屯田兵が射撃演習をしていたという辺りで、それに因んで「射的」という名が付けられたそうだ。古く、アイヌ語では「キピリ ヌプリ」、「水際からそそり立つ崖」というように呼ばれていたのだという。辺りに川が流れていて、そこに在る小高い場所が目立ったからであろう。高さは171m程度であるという。 ↓麓に少し大きな木が在る。 08-06-2024 Ueno-Farm, Asahikawa X-Pro2 (1) ↓枝ぶりが好く、大きな存在感を放つ木だった。この辺りで活動したという屯田兵達も見ていた木だろうかと考えながら歩を進めた。 08-06-2024 Ueno-Farm, Asahikawa X-Pro2 (2) ↓坂道はややキツい。ゆっくり上って頂上部に至った。 08-06-2024 Ueno-Farm, Asahikawa X-Pro2 (3) ↓蒼い天の下に椅子が並ぶ様が、何か凄く好い感じで、暫し見入った。 08-06-2024 Ueno-Farm, Asahikawa X-Pro2 (5) こういう感じが凄く気に入った。

園内散策…:<上野ファーム>:旭川(2024.06.08)

<上野ファーム>は「射的山」(しゃてきやま)という小さな丘を囲むように、麓の敷地に拡がっている。 様々に趣向を凝らした庭が設えられ、様々な花が植えられていて、時季毎に様々な花を愉しむようになっている。園内は部分毎に名を冠したゾーンに分けられてはいるようだが、厳格に区切られているのでもなく、自然な感じで連続している。「〇〇というゾーンだ」というようなことを気にせず、気が向くままに歩き廻って寛げば好い。 全般を通じて「ガーデン・ノーム」という、庭を護る夭逝が住む世界というようなことが想定されている様子だった。 ↓6月前半にして「夏」を思わせる日差しが降り注ぐ中で園内を散策した。 08-06-2024 X100F (96) ↓古い煉瓦の壁というような設えも随所に見受けられた。 08-06-2024 X100F (97) ↓強い陽射しと木陰との対比が面白かった。 08-06-2024 X100F (100) ↓「ガーデン・ノーム」のフィギュアが随所に配置されていた。 08-06-2024 X100F (99) ↓「ガーデン・ノーム」の家を思わせるようなオブジェが配されていた。 08-06-2024 X100F (102) ↓ファンタジーな世界だと思った。 08-06-2024 X100F (104) ↓花が少し元気になる季節が始まっているような感じだった。 08-06-2024 X100F (103) ↓花火を連想するような花だった。 08-06-2024 X100F (107) ↓様々な種類の花が自然に混在しているような感じに設えられていると思った。 08-06-2024 X100F (106) ↓こういうような感じも好い。 08-06-2024 Ueno-Farm, Asahikawa X-Pro2 (16) ↓何か古い城址か何かのようなムードも醸し出されていたかもしれない。 08-06-2024 Ueno-Farm, Asahikawa X-Pro2 (19) ↓空間そのものを演出してしまうという、独特なアートを思わせる。 08-06-2024 Ueno-Farm, Asahikawa X-Pro2 (21) ↓陽射しと陰とで全体を彩るかのような空間が面白かった。 08-06-2024 Ueno-Farm, Asahikawa X-Pro2 (22) もう少しゆっくりしようと思っていたのだが、陽射しで少しだけ消耗した感が否めず、やや予定を早めて引揚げた。今年のシーズン(10月迄)の間に何度でも入場出来る券を入手した。きっとまた寄りたい。

プランター…:<上野ファーム>:旭川(2024.06.08)

↓<上野ファーム>の園内だ。広い園内の随所に座って一息入れられる場所が在る。そして辺りにプランターが配されている。 08-06-2024 X100F (108) ↓作り込んでいるようでいて、自然な感じという花の植え方が少し面白い。 08-06-2024 X100F (111) ↓時には花を愛でるのも好い。 08-06-2024 X100F (112)

Welcome…:<上野ファーム>:旭川(2024.06.08)

↓入口に近い辺りの設えだ。 08-06-2024 X100F (113) ↑雑然としているように見えなくもないが、何か心弾むような感じに色々なモノが配されている。 こういうガーデニングというようなことに強い関心を寄せたことは無いが、こういうのを観るのも少し面白い。

入口…:<上野ファーム>:旭川(2024.06.08)

出くわした道標に従って歩を進めた。 ↓こういう看板に出くわす。「着いた!」とい入口を探す。 08-06-2024 X100F (92) ↓着いた場所は「東口」だった。「西口」から入場という案内が出ていた。 08-06-2024 X100F (93) ↓広い敷地の外周を廻り込むような具合で「西口」に至った。 08-06-2024 X100F (94) こうして<上野ファーム>に辿り着いた。

桜岡駅を発つ…(2024.06.08)

<上野ファーム>を訪ねて過ごした。もう少し居たかったが、25℃を超えていた思っていた以上に暑い状況下、多少の消耗感を禁じ得なかった。列車本数も限られているので、旭川駅の側へ引揚げることにした。 ↓桜岡駅で時刻表を見て乗場を確かめて列車を待った。H100形が現れた。 08-06-2024 X100F (116) ↓こういう静かな駅に列車が、それも1輛運行の列車が現れると、何か気分が高まる。 08-06-2024 X100F (119) ↓減速して停車した。 08-06-2024 X100F (121) ↓乗車の際は、運転台の後ろ辺り、車輛の先頭側の扉を使い、そこに据えられた機器から整理券を取る。 08-06-2024 X100F (122) ↑桜岡駅に券売機は設置されていない。そこでこの整理券が「桜岡駅から乗車」を明らかにすることになる。旭川駅に到着してから、改札口で運賃を支払うことになる。 こういう「出先での一寸した列車の移動」というのも好い感じだと思う。

道標…:<上野ファーム>:旭川(2024.06.08)

桜岡駅で列車を下り、駅前の路を少し進めば広い道路と交差している。橋が架かっている方へ進み、橋を渡ると水田が広がる様子が見える。 ↓そういう辺りにこんな道標が見受けられる。 08-06-2024 X100F (91) ↑「1906年」とは「明治39年」だ。明治時代後期から代々続く農家の水田であるようだ。が、<NAYA cafe>という御店と思われる文字ロゴも見える。 ↓米農家で米の個人販売を始めた頃に花を植え始め、やがて庭が形成され、そこにカフェも設けているという<上野ファーム>がこの先に在るのだ。 08-06-2024 X100F (90) 実はこの<上野ファーム>を訪ねてみようと、桜岡駅迄、列車で訪ねてみたのだ。